パキスタンパビリオン
テーマ音楽「一粒の塩の中に広がる宇宙」も初披露
2025 年 4 月 2 日神戸発 - 2025 年大阪・関西万博に出展するパキスタン館のソフトローンチイベ ントが、神戸ファッションマートにて開催されました。イード・ミランの祝賀も兼ねた本イベントには、在日パキスタン人コミュニティや文化関係者、各国の要人が多数出席し、パビリオンの先進的なデザインと豊かな文化的コンセプトを初めて体感しました。また、同館の世界観を象徴する公式テーマ音楽もこの場で発表されました。
イベントでは、パキスタン館プロジェクトディレクターのムハンマド・ナシールがプレゼンテーションを行い、パビリオンのテーマと構想について紹介。「一粒の塩の中に広がる宇宙(The Universe in a Grain of Salt)」というテーマのもと、パキスタンの岩塩鉱山が持つ荘厳な景観からインスピレーションを得て、来場者を文化と感性の旅へと誘う内容となっています。
ナシールは「伝統と現代性を融合したパキスタン館では、ケウラ岩塩鉱山から採取したピンク岩塩を使い、塩の柱が立ち並ぶ“塩の庭”を構築しました。来場者は、静けさと没入感のある空間でパキスタンの精神性を体験できます」と語りました。
キュレーター主任のヌールジャハン・ビルグラーミは、パビリオンが文化・革新・伝統を包括的に表現するものであると説明。「多様な視点からパキスタンの魅力を発信することで、国際的な対話と協働を生み出したい」と述べました。
同イベントでは、パビリオンの世界観を音楽で表現した公式テーマ音楽「一粒の塩の中に広がる宇宙」も初披露。ピンク岩塩に刻まれた歴史や精神を音楽に昇華させたこの楽曲は、パビリオンの核となるメッセージを力強く伝えます。
締めくくりには、駐日パキスタン大使ラザ・バシール・タラール閣下が登壇し、出席者への謝辞と共に、パビリオンへの期待を述べました。「私たちの参加は、文化的交流とグローバルな連携へのパキスタンの強い意志を表すものです。パキスタン館は、シンプルで力強い象徴を通して、国と国とをつなぐ架け橋となるでしょう」とコメントしました。
2025 年大阪・関西万博について
2025 年大阪万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、国や組織、個人が地球規模の課題に取り組み、革新的な解決策を展示する世界博覧会です。サブテーマとして「いのちを守る」「いのちを支える」「いのちをつなぐ」が設定されています。パキスタンパビリオンは、「一粒の塩の中の宇宙」というテーマの下、パキスタンの豊かな文化的遺産、革新的な精神、哲学的な深さを称えます。没入型の展示やインタラクティブな体験を通じて、パビリオンは世界中の観客にインスピレーションを与え、国際的な協力を促進することを目指しています。
パキスタン貿易開発庁(TDAP)について
パキスタン貿易開発庁(TDAP)は、パキスタンの国際貿易を促進し、強化するための主要な政府機関です。TDAP は、パキスタンの輸出を促進し、パキスタンの企業を世界市場につなげることを使命としており、貿易開発において重要な役割を果たしています。私たちの包括的なサービスには、市場調査、貿易促進、能力構築、ビジネス協力の促進が含まれます。TDAP は、ビジネスが繁栄し、経済成長を促進し、パキスタンの持続可能な開発に貢献するための環境を整えることに尽力しています。国際貿易機会へのゲートウェイとして、TDAP はパキスタンの企業をエンパワーし、革新を奨励し、国際舞台で永続的なパートナーシップを築くことを目指しています。私たちは、ビジネス、投資家、ステークホルダーの皆様と協力し、パキスタンの貿易セクターの活気ある競争力のある未来を共に形作ることをお待ちしています。
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