『ホットケーキパーラー Fru-Full』のフルーツサンドイッチ
眺めながら深呼吸 いざ、プチ贅沢!
うっとり見ほれる美しい断面、はかない口溶け。ああ、憧れのフルーツサンド! 完熟したパパイヤ、キウイ、イチゴ、バナナの4種を、牛乳入りの食パンに絵を描くように並べ、甘さ控えめの生クリームを搾った後、ふんわり挟む。果物のカットがゴロンと大きめなのは、個々の味をしっかり伝えるためだ。一口ごとに果物一片を味わえる構成、その完成度の高さにため息が出る。持ち帰りもお店の手法を真似て、冷蔵庫に少し置いてから、頬張りたい。
『ホットケーキパーラーFru-Full』店舗詳細
『赤トンボ 日本橋髙島屋店』のサンドウヰッチ
伯爵好み。スッとつまめる本格派
サンドイッチパーラーとして創業し、西洋料理で知られた名店。レストランは閉店したが、「サンドウヰッチ」の表記を大切に、イギリス伝統の一口サンドを作り続けている。乾燥を防ぐ独自のパック入りで定番と限定品10数種が並ぶ。海老唐揚げ・エッグサラダ495円、ポークヒレカツ・野菜605円など種類もたくさん。
『赤トンボ 日本橋髙島屋店』店舗詳細
『喫茶 you』のオムレツサンド
主役の卵が胃袋から疲れをほぐす
オムライス人気で行列ができる喫茶店の、秘かにファンが多いサンド。マーガリンを使ってまとめるオムレツは、焼き色皆無のふっわふわで、自家製マヨネーズが卵の甘みを引き立てる。「コーヒーに合うのよ。砂糖と生クリーム入りがワンダフル! 」と、店主の松嶌龍子さん。やってみよう。
『喫茶 you』店舗詳細
構成=フラップネクスト 取材・文=松井一恵(teamまめ) 撮影=木村心保