千絵ノムラ(達人)の記事一覧

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裏浅草の『三玄路 (micro)』。杉玉がミラーボール!レコード、骨董、立ち呑み、3つの“玄人”が混じり合う
浅草寺を抜けると、浅草観音裏と呼ばれるエリアがある。いわゆる裏浅草だ。老舗の名店から、個性的な新店が揃う、隠れたグルメスポットである。今回ご紹介する『三玄路 (micro)』も、2022年12月に3周年を迎える裏浅草のニューフェイスだ。microのコンセプトは3つ。レコード、骨董、立ち呑み。軒先にある杉玉代わりのミラーボールが目印で、中を少し覗いただけでも、DJブースに骨董品、コの字型の立ち呑みカウンターと、3本柱のワクワクが伝わってくる。和テイストの店内が、伝統ある浅草に通じるところもあり、どこか懐かしく、居心地がいい。3つの“玄人”であり、浅草“3”丁目で、浅草寺北側の“路地”にあることから“北”を表す“玄”を用い、『三玄路』と漢字が当てられている。その粋な字面と、ニュー・ウェーブ感ある響きの『micro』に迫ってみたい。
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ただのコンビニじゃない!音楽で人と街を盛り上げる中古レコード店&コンビニ「レコードコンビニ」
中央区日本橋の浜町公園と、隅田川にかかる新大橋の近くにある『ヤマザキショップ上総屋(かずさや)店』。一見、普通のコンビニに見えるが、中に入ると棚にはレコードがずらり。音楽好きな店長がレコードショップを兼ねているのかなと思いきや、奥にはDJブースまで併設されている。実はここ、知る人ぞ知る中古レコード店&コンビニで、その名も「レコードコンビニ」。コンビニなのにレコード? DJブースがあるのにコンビニ? いろんな疑問がふつふつと湧き立つのだが、イートインコーナーではお酒も飲めるとのことで、とりあえず楽しそうなこと間違いなし。店長は、以前はバーテンダーだった進藤康隆(しんどう やすたか)さん。レコードを集めたり、バンドをするなど音楽にも携わっていた。DJイベントをきっかけに、町おこしをも担うことになり、現在のレコードコンビニが出来上がったのだ。
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カラフルなブロックが組み合わさったような、住めるアート『三鷹天命反転住宅』でテレワークしてみた
東京・三鷹市の東八道路沿いに忽然と現れる、おもちゃのブロックを組み合わせたようなカラフルな建築物。その印象的な外観に、一度はテレビや雑誌などで見かけた人もいるのではないだろうか。「三鷹天命反転住宅 In Memory of Helen Keller」。ポップな見た目とギャップを感じる、なんとも哲学的な名前である。個性的な佇まいに、アトリエや美術館かと思われがちだが、名前の通り住宅で、実際に住んでいる方もいる。国内外のアートや建築好きに人気があり、見た目だけでなく中も実にユニーク。「一度は入ってみたい!」と切望していた筆者が、この度テレワークプランなるもので利用したので、気になる実態を紹介したい。
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日吉の夜に異彩を放つアジアンテイストな『BARペンタゴンカフェ』
「王城のような入りにくさ。ほのかに瘴気を放つ3階への階段。覚悟を決めて登ってみると……そこは異次元空間。今夜も会話の曼荼羅が咲き狂う日吉のほがらか社交ラウンジ」横浜市港北区に位置し、学生街として知られる日吉。渋谷駅から東急東横線の急行で約20分。駅に降り立つと東口には慶應義塾大学の日吉キャンパス、西口には5つの商店街が扇状に広がっている。商店街で一番北に伸びている浜銀通りを歩き、すぐ右に曲がると心惹かれる看板が目に入る。こここそが日吉で異彩を放つ『BARペンタゴンカフェ』。冒頭の紹介文を考えてくれた癖の強いマスターが、毎晩ゆらぎを発生させている隠れ家的バーである。
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隅田川沿いにある昭和の流行歌手の屋敷を改装した骨董店・ギャラリー『ルーサイトギャラリー(lucite gallery)』
街に歴史があれば、建物にも歴史があり物語がある。ひとつの役割を終え、新たな形となって生まれ変わった建物たちの輪廻転生建築物語。隅田川沿いに立つその風流なお屋敷は、時には骨董店として、時にはギャラリーとして、令和になった今も息づいている。元は、昭和初期に一世風靡した江戸小唄の市丸姐さんの邸宅。市丸姐さん亡き後も、江戸時代から続く格式高い花街であった柳橋に、その記憶を紡いでいるのだ。
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戦後闇市だった場所にできた市場にある着物屋『キモノ葉月』~輪廻転生建築物語
街に歴史があれば、建物にも歴史があり物語がある。ひとつの役割を終え、新たな形となって生まれ変わった建物たちの輪廻転生建築物語。今回ご紹介するのは、リサイクル・アンティークの着物屋『キモノ葉月』。着物好きの中で知らない者はいないであろう、「オシャレ着物の聖地」という異名を持つ『キモノ葉月』。かくいう私もSNSで知り、聖地巡礼ではないけれど洗礼を受けるため、着物を購入しに訪れたことがある。圧倒的な品ぞろえにも目を見張るが、お店が入っている建物もこれまた圧巻。実はここ、戦後に建てられた元は闇市だった市場なのだ。
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田端にある元・漢方薬局のポップでレトロな古着屋『FunnyFace』~輪廻転生建築物語
JR田端駅から徒歩10分、荒川区おぐぎんざ商店街の端っこにある『古着屋FunnyFace』。レトロな外観とショーケースに飾られたカラフルな洋服に加え、目力の強いマネキンたちに目を奪われる人も多く、閑静な建物が並ぶ中、ひときわその存在感を放っている。こちらの建物、実は元・漢方薬局屋さん。白と緑のしましまの軒先テントやショーケースなどの趣きに、懐かしさを感じる人も多いはず。店内にも名残が至るところにあり、漢方薬局時代に思いを馳せてしまう。さて、気になるこちらの建物と『古着屋FunnyFace』の出会いは一体? 輪廻転生建築物語のはじまりはじまり〜。
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新宿ゴールデン街のエロ酒場『Sea&Sun』の名物キャプテン、ドルショック竹下に迫る
店の数だけママがいる。ママの数だけ人生がある。そこは小さな飲み屋がひしめく新宿ゴールデン街。それぞれの個性が色濃くでた飲み屋が乱立するカオス地帯だが、その中でもひときわぶっとんだ店がある。その名は『Sea&Sun』。店名と店構えはぱっと見普通なのだが、中に入りメニューを見るとその方向性が一気にわかる。「プレミアムイチモツ」「モエ・ションベン」「スパンキングワイン」など下ネタを絡めたメニュー。カウンターに並ぶ男性器をモチーフにした雑貨。そしてカウンター内で圧倒的な存在感を放っている人物、彼女こそがこの店のキャプテン、ドルショック竹下さんだ。
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