『佃宝』の甘栗煮
佃煮屋ならではの和スイーツ
無添加にこだわる老舗佃煮屋で、“佃煮屋さんの和スイーツ”と親しまれる品。良質ながら欠けてしまい洋菓子店では使われない栗を活用しているので、ホロホロと細かく、子供でも年配者でも食べやすい。砂糖やみりん、酒、醤油などで丁寧に煮た、マロングラッセとは違う穏やかな甘さだ。2パックから箱詰め可。
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『銀座千疋屋』のデラックスグレープフルーツゼリー
風味そのまま手軽にフルーツ!
普通のグレープフルーツかと思いきや、蓋のように切り取られた上部をつまめば、中にはキラキラ輝くゼリー! 厳選した果物を丸ごとくり抜き、搾りたての果汁を注いで固めた口当たりのよい一品だ。果物は食べるのに一手間かかるが、これなら風味はそのままに手軽に味わえると年齢問わず愛される。オレンジのゼリーもあり。
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『銀座ウエスト』のリーフパイ
バターの香り芳しき、木の葉形
昭和22年創業の洋菓子店で看板のドライケーキ(パイとクッキー)。なかでも、木の葉をモチーフにしたこのパイは、知らぬ人はいないであろう代表作。東北地方の原乳を使ったフレッシュバターと小麦粉生地を256層も折りたたみ焼き上げる。バターの香りが芳しく、さっくりした生地と白ザラメの口触りが特徴的だ。
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『豆源』の出世豆など
縁起担ぎを豆菓子に託し
慶応元年(1865)創業の豆菓子専門店には50種以上の豆菓子が!黒砂糖をからめた落花生の出世豆、醤油味の衣に海苔が付いたおのろけ豆、梅しそ風味の梅落花など、ラインナップは実に多彩。それぞれに縁起や思いが込められているのだそう。進物用に好みの豆を詰め合わせにもしてくれる。
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『wagashi asobi』のドライフルーツの羊羹
“洋”にも合う不思議な和菓子
「地元の自慢の名物になりたい」と2人の和菓子職人が腕を振るう街角の小さな和菓子店で、2015年、経済産業省の「The Wonder500」に認定されたのがこの羊羹。北海道産小豆の餡と西表島の糖、ラム酒を材料に練り上げ、中にはイチジクとイチゴのドライフルーツにくるみが丸ごと入る。ワインやパンとも相性抜群。
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『ヨハン』のチーズケーキ
4つの違いが楽しめる伝統の味
1978年に創業し伝統を守り続けるチーズケーキの老舗には、異なる味が4種類。チーズ本来の味を生かしたナチュラル、甘みとコクのメロー、爽やかな酸味のサワーソフト、目の疲れも和らげるブルーベリーとあるので食べ比べてもらうのもいいだろう。無水、無着色、無香料というこだわりもポイント高し。
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『Fermier 愛宕店』のチーズのプレゼントセット
ワインで乾杯したい個性派チーズ
ナチュラルチーズ専門店で、チーズはヨーロッパから空輸され、常時100種ほど並ぶ。柑橘系の香りのブリ・オ・グラン・マルニエ、ビールが入ったアイリッシュ・ポーター、塩気の効いたフルム・ダンベールなど、どれも個性的。スタッフに予算や好みを伝えればギフトも見繕ってくれる。
『Fermier 愛宕店』店舗詳細
構成=フラップネクスト 取材・文=下里康子 撮影=オカダタカオ