【吉祥寺駅東口】

黄金比で合わせたトリプルスープが旨い『Tombo』

淡麗でやや透き通ったスープは、3種類の出汁の調和がバランスよい。
淡麗でやや透き通ったスープは、3種類の出汁の調和がバランスよい。

住宅地が続く井の頭通り沿い。基本のスープはトリプルスープ。名古屋コーチンの鶏スープと、国産豚の豚スープ、真昆布やシイタケ、カツオや鯖節などの和風出汁を合わせている。醬油の旨みソバ980円のスープをひと口飲めば、醬油のキレを感じながらも、出汁風味とコクが残る深い味。麺は北海道産小麦100%を使った細ストレート麺で、極上のスープを絡め取ってくれる。豚バラ肉を使用した自家製チャーシューや有明産の香り高い海苔、自家製メンマなど、それぞれの旨さを実感できる。

カウンター9席の小さな店だが、白を基調とした内装でスタイリッシュ。
カウンター9席の小さな店だが、白を基調とした内装でスタイリッシュ。
日々の探究を怠らない、店主の榎本直記さんが作りあげた究極の1杯を楽しめる。
日々の探究を怠らない、店主の榎本直記さんが作りあげた究極の1杯を楽しめる。

『Tombo』店舗詳細

住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町4-16-12 リトハイム 101/営業時間:11:30~14:30・18:00~21:00(スープが無くなり次第終了)/定休日:金/アクセス:JR中央本線・京王電鉄井の頭線吉祥寺駅から徒歩13分、または京王電鉄井の頭線三鷹台駅から徒歩12分

ガッツリと朝ラーでも堪能できる家系ラーメン『ラーメン 洞くつ家』

中太ストレート麺に、肩ロースのチャーシューやほうれん草、大きめの海苔がトッピングされる。
中太ストレート麺に、肩ロースのチャーシューやほうれん草、大きめの海苔がトッピングされる。

横浜家系ラーメンはいくつかの流派に分かれるが、この店は『六角家』の姉妹店。スープは濃厚な豚骨感と適度なとろみがあり、パンチも十分で、うっすら浮いた鶏油の香りもたまらない。麺は家系ファンにはおなじみの酒井製麺の特注麺。適度なウェーブによりスープが抜群によく絡み、噛むごとにもっちりとして反発してくるような強い弾力。ぎゅっと味が染み込んだチャーシューやスープをたっぷりとすった海苔やほうれん草なども旨い。
6時から営業しており、朝ラーを求めて朝から訪れる客も多いのも特徴だ。

雑居ビルの1階。洞窟のように奥まっていることから『洞くつ家』。
雑居ビルの1階。洞窟のように奥まっていることから『洞くつ家』。
ズラリと並んだカウンター席のほか、テーブル席もある。
ズラリと並んだカウンター席のほか、テーブル席もある。

『ラーメン 洞くつ家』店舗詳細

住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町2-2-4/営業時間:6:00~23:00/定休日:月(祝の場合は翌休)/アクセス:JR中央線・京王電鉄井の頭線吉祥寺駅から徒歩2分

マグロの旨みが効いたスパイスカレーラーメン『築地スパイス食堂 かぶと』

マグロマサラカリー1020円。
マグロマサラカリー1020円。

「かぶと」とはマグロの頭の部分のこと。インド料理研究家の渡辺玲さんに師事した店主・吉岡さんが本格的な南インドのカレーとマグロの旨みを融合させた。このカレーの原点は、かつての築地魚市場にある。高級寿司店のマグロを扱う『まぐろ藤田』の店内に、スパイスや鍋を持ち込み、まぐろのカレーを作って市場関係者にふるまったことが始まりだ。そこで好評を得たレシピに、改良を重ねて作り上げたカレーがラーメンでも食べられる。

店主の吉岡さん。
店主の吉岡さん。

『築地スパイス食堂 かぶと』店舗詳細

何度でも食べたくなる煮干しだしのラーメン『三鷹 大勝軒』

中華麺(並盛り)820円。
中華麺(並盛り)820円。

『永福町 大勝軒』の暖簾分け店。本店では、煮干しでダシをとったしょうゆラーメンを、2玉から提供しているが『三鷹 大勝軒』では並盛り(1玉 140g)から提供。小腹が空いた時に、飲んだ帰りに1人でじっくり楽しみめる。厳選したイワシ煮干しや、トンコツ、野菜からダシをとり、季節に合わせて柚子の表皮を加えるなど微妙に調整している。手間暇かけた味が美味しく優しい。飽きのこない、何度でも通いたくなる一軒だ。

雑居ビルの一角にある。
雑居ビルの一角にある。
ぎょうざ6個480円。
ぎょうざ6個480円。

『三鷹 大勝軒』店舗詳細

住所:東京都武蔵野市吉祥寺1-31-3 みそのビル1F/営業時間:11:00〜15:00・17:00〜22:00(日・祝のみ〜21:00)/定休日:月/アクセス:JR・井の頭線吉祥寺駅から徒歩3分

【吉祥寺駅北口】

ハモニカ横丁の老舗・町中華でラーメンと餃子を味わう『珍来亭』

醤油の香りがふわ〜んと漂うラーメン(しょうゆ)。
醤油の香りがふわ〜んと漂うラーメン(しょうゆ)。

ハモニカ横丁の創成期、昭和26年(1951)創業。ラーメン(しょうゆ)650円は、チャーシュー、メンマ、小松菜、海苔、ネギがのった王道のスタイル。薄く脂の浮いた鶏ガラベースのスープはすっきりした旨味で、太縮れ麺のモチッとした食感がよく合う。チャーシューは豚肉の塊で作っているため、そのときによってさまざまな部位がトッピングされ、チャーシューメンと特製ラーメンには、肩ロースの中でも一番やわらかい希少部位が入る。キャベツたっぷりの餃子6個450円とともに味わおう。

弾力のある厚めの皮の中には餡がたっぷり。
弾力のある厚めの皮の中には餡がたっぷり。
ハモニカ横丁内にある人気の町中華。
ハモニカ横丁内にある人気の町中華。

『珍来亭』店舗詳細

住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-9/営業時間:11:30~15:00、17:00~21:00/定休日:水(祝の場合は営業。翌休)/アクセス:JR中央線・京王電鉄井の頭線吉祥寺駅から徒歩2分

濃厚でフレッシュな豚骨スープが自慢の『九州らーめん 祥』

自家製チャーシューと角煮、煮卵など豪華盛り合わせの特金祥らーめん。
自家製チャーシューと角煮、煮卵など豪華盛り合わせの特金祥らーめん。

博多ラーメンや熊本ラーメンなどをアレンジした豚骨ラーメンが味わえる。自慢の豚骨スープは豚の頭、ゲンコツ、背脂を使用し、じっくりと3~4時間かけて煮込む。下処理をしっかりとしているので、独特な臭みや雑味がない。おすすめは特金祥らーめん990円。スープは、濃厚だがやや甘さもあり、弾力があって喉ごしのよい麺がコクのあるスープをまとって旨みが増す。豚バラとロースの2種類のチャーシューや角煮なども絶品だ。紅ショウガをはじめとした味変アイテムも豊富。

麺の硬さは、柔(やわ)めから「こなおとし(極硬め)」までの6段階から選べる。
麺の硬さは、柔(やわ)めから「こなおとし(極硬め)」までの6段階から選べる。
木の温もりに包まれた和の趣ある店内。カウンター15席もあり、一人利用にもうれしい。
木の温もりに包まれた和の趣ある店内。カウンター15席もあり、一人利用にもうれしい。

『九州らーめん 祥』店舗詳細

住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-13-1/営業時間:10:30〜翌4:20LO(金・土・祝前日は~翌6:30LO)/定休日:無/アクセス:JR中央本線・京王井の頭線吉祥寺駅から徒歩2分

オリジナルの二郎系をを目指した『ハナイロモ麺』

山のようなトッピング。平日でも1日、モヤシ約60㎏、キャベツ約10玉分を使用するという。
山のようなトッピング。平日でも1日、モヤシ約60㎏、キャベツ約10玉分を使用するという。

丼からはみ出んばかりのトッピングが特徴的な二郎系ラーメン。スープは、豚骨、ゲンコツ、背ガラを煮込んだもので、継ぎ足しで作っている。麺は普通の小で240g、ミニで150g、大盛りは400g。小ラーメン・豚1枚900円+豚マシ1枚120円、無料のトッピングを全部入れれば、圧巻のボリューム。スープは。クリーミーながらもしつこさを感じさせず、モッチリとした太麺がさらにおいしくなる。ニンニクやトウガラシの刺激が加わったスープとともに麺、チャーシュー、野菜を食べ進めよう。

チャーシュー用のバラ肉はスープを作る際にじっくりと煮込むことでジューシーさが生まれる。
チャーシュー用のバラ肉はスープを作る際にじっくりと煮込むことでジューシーさが生まれる。
昭和レトロな雰囲気のベルロード沿いにある。
昭和レトロな雰囲気のベルロード沿いにある。

『ハナイロモ麺』店舗詳細

住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-31-4 日得ビル1F/営業時間:11:00~15:00LO・17:00~20:00LO/定休日:水/アクセス:JR中央本線・京王電鉄井の頭線吉祥寺駅から徒歩3分

『MONTANA』のまぜそばは、刺激的なドライカレーが味の決め手

麺の量は茹で上げで約350g。太麺なのでガツンとお腹にたまる一皿だ。
麺の量は茹で上げで約350g。太麺なのでガツンとお腹にたまる一皿だ。

オープン当初はカレーのみだったが、2018年からつけ麺や混ぜそばを出すようになった。おすすめはモンタナカリー混ぜそば1000円。丼の中央には店主が研究を重ねたドライカレーがのっている。辛さは7段階あり、レベル7は刺激的な辛さ。卵黄やネギ、パクチーなどのトッピングと、醤油ダレなどで味付けされた太麺とをよく混ぜあわせよう。太麺は硬めながら、噛むとモッチリとおいしく、ドライカレーのスパイシーさと卵黄のまろやかさ、パクチーの独特の風味が広がる。卓上のナンプラーや酢を入れればアジアンテイストになる。

玉ネギや挽き肉をじっくり炒めることで、旨みが凝縮したドライカレーができあがる。
玉ネギや挽き肉をじっくり炒めることで、旨みが凝縮したドライカレーができあがる。
間接照明のやわらかな光りが店内を照らし、ウッディな内装で温かな雰囲気だ。
間接照明のやわらかな光りが店内を照らし、ウッディな内装で温かな雰囲気だ。

『MONTANA』店舗詳細

住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-10-2/営業時間:11:30〜15:00・17:00〜20:00(なくなり次第終了)/定休日:無/アクセス:JR中央線・京王井の頭線吉祥寺駅から徒歩5分

油そばの元祖といわれる名店で野菜たっぷりの一杯を『ぶぶか』

黒玉味玉油そば840円。
黒玉味玉油そば840円。

1995年の創業初期から油そばを提供。『ぶぶか』伝統の昔ながらの濃い味わいを求めるならば黒丸がオススメ。創業以来注ぎ足した醤油ダレとオリジナル配合の油が味の決め手。ひと口すすれば、醤油とゴマの風味が広がり、強い弾力で歯ごたえ満点の太麺がどんどん進む。2日かけて作る豚バラチャーシューは提供時に温めるので、脂の甘みと旨さを感じる。黒丸 草食系油そば910円は、味付きのモヤシやキャベツ、白髪ネギ、ほうれん草がたっぷり。ザクザクとした野菜の歯ごたえとモッチリ太麺、濃いめの味付けなどがマッチする。

ヘルシーで野菜たっぷりの黒丸 草食系油そば。
ヘルシーで野菜たっぷりの黒丸 草食系油そば。
吉祥寺PARCO裏のレンガ通りにある。
吉祥寺PARCO裏のレンガ通りにある。

『ぶぶか』店舗詳細

住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-7-1/営業時間:11:30~22:30LO(土・日・祝は11:00~)/定休日:無/アクセス:JR・私鉄吉祥寺駅から徒歩2分

日替わり卵で味変も楽しめる『成蹊前ラーメン』の二郎インスパイア系

ヤサイ、ニンニク、トウガラシ、アブラをトッピングした中ラーメン。
ヤサイ、ニンニク、トウガラシ、アブラをトッピングした中ラーメン。

成蹊大学正門近くにある『成蹊前ラーメン』。毎日注ぎ足しながら作るスープは豚のエキスが出て旨味がたっぷり。強烈なパンチがあるもののしつこさは感じない。自家製の極太麺はガッシリとした歯ごたえでモッチリ感もあり、スープの旨さをより引き立ててくれる。提供前に炙るチャーシューは、柔らかくて食べごたえ満点だと好評。ヤサイやニンニク、アブラ、トウガラシなどの無料トッピングでカスタマイズしよう。中ラーメン730円。日替わりで登場する本日のspecial卵100円をつけながらたべれば究極の味変を楽しめる。

本日のspecialたまごは「濃厚チリソース卵」「ポン酢卵」「ゴマダレ卵」なども登場する。
本日のspecialたまごは「濃厚チリソース卵」「ポン酢卵」「ゴマダレ卵」なども登場する。
開店時間中は常に行列ができる人気店だ。
開店時間中は常に行列ができる人気店だ。

『成蹊前ラーメン』店舗詳細

住所:東京都武蔵野市吉祥寺北町3-4-3/営業時間:11:15~15:30LO/定休日:水/アクセス:JR中央線・京王電鉄井の頭線吉祥寺駅から徒歩15分

【吉祥寺駅南口】

鴨や大山鶏で作る旨み凝縮のスープに感動!『らぁ麺 さわ田』

和食のようなさらりとした味わいがとても上品で、気がつけばスープを飲み干してしまうほど。
和食のようなさらりとした味わいがとても上品で、気がつけばスープを飲み干してしまうほど。

女性の一人客も多いという行列店。鴨と大山どり炭火焼鴨ロース麺(4枚)1300円は鴨の胴ガラや鳥取県・大山(だいせん)どりの丸鶏の濃厚なスープ。見た目と異なり、濃厚で芳醇。パンチのある鴨出汁と、鶏の旨味を存分に楽しめ、そばの出汁に近い味だ。全粒粉の細ストレート麺はコシが強く、スープがよくしみ込むので、麺と出汁の一体感もいい。噛むほどに旨みを感じる鴨ロースは、炭火の香ばしさと甘い脂が見事に調和している。刻み玉ネギのシャッキリ感もアクセントになっている。

鴨のロース肉。筋などを取って低温調理する。
鴨のロース肉。筋などを取って低温調理する。
店は吉祥寺駅公園口のバス通り沿い。白い看板が目印。
店は吉祥寺駅公園口のバス通り沿い。白い看板が目印。

『らぁ麺さわ田』店舗詳細

住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-1-4 三河屋ビル 1F/営業時間:11:00~23:00(金・土は〜翌1:00)/定休日:無/アクセス:JR中央線・京王電鉄井の頭線吉祥寺駅から徒歩1分

ベジポタスープと極太麺が絡む!軽い食べ応えの『つけ麺 えん寺 吉祥寺総本店』

どろりとした見た目たが、しつこさが一切ない不思議な軽さだ。
どろりとした見た目たが、しつこさが一切ない不思議な軽さだ。

ベジポタスープ発祥の店で、濃厚な豚骨と魚介に野菜が溶け込んだベジポタスープが好評。ベジポタ味玉入りつけ麺950円が人気。つけ汁をひと口すすれば、魚介の香りのその後に濃厚なトロトロ感が口を支配する。豚骨や野菜などが相まって凝縮された深い旨みがあるがさっぱりとしている。特注の胚芽極太麺は小麦の風味が抜群で、つけ麺らしい弾力のあるシコシコ感がある力強い麺だ。濃厚なスープが絡みつくため、お代わり1杯無料だ。

左から、極太胚芽麺、太もちもち麺、太国産小麦麺の3種類から選べる。夏には平打ち麺も登場。
左から、極太胚芽麺、太もちもち麺、太国産小麦麺の3種類から選べる。夏には平打ち麺も登場。
間口は狭いが店内は広め。入り口前には行列ができる。
間口は狭いが店内は広め。入り口前には行列ができる。

『つけ麺 えん寺 吉祥寺総本店』店舗詳細

住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-1-1 南陽ビル1F/営業時間:11:00~16:00・17:30~22:00LO(土・日・祝は、11:00~22:00LO)/定休日:無/アクセス:JR中央線・京王電鉄井の頭線吉祥寺駅から徒歩1分

魚のアラで取った極上の塩スープにハマグリの旨みが加わる『麺屋海神 吉祥寺店』

主に鯛や鮭といった白身魚のアラを使用。その日仕入れた魚によって変化する味も楽しみ。
主に鯛や鮭といった白身魚のアラを使用。その日仕入れた魚によって変化する味も楽しみ。

新鮮な魚のアラで作るので、凝縮された魚介の深い味わいの塩ラーメンが堪能できる。吉祥寺店限定の「あら炊きはまぐりらぁめん」(おにぎり付き)1595円は、鮮度抜群のハマグリを使用。上品な魚介系に、ハマグリの出汁が加わり、洗練された磯の風味が広がる。味だけでなくプリプリとしたハマグリの食感もいい。しっかりとした歯ごたえの麺がスープを受け止めている。締めには刻んだへしこが入った焼きおにぎりで雑炊風に楽しもう。

魚をぬか漬けにしたへしこ入りの焼きおにぎりとスープを合わせよう。
魚をぬか漬けにしたへしこ入りの焼きおにぎりとスープを合わせよう。
店頭の看板には、こだわりが書かれている。
店頭の看板には、こだわりが書かれている。

『麺屋海神 吉祥寺店』店舗詳細

住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-5-9 くまもとビル 2F/営業時間:11:00~23:00LO/定休日:無/アクセス:JR・私鉄吉祥寺駅から徒歩1分

家系激戦区でも随一の超濃厚さを誇る『武道家 吉祥寺店』

トッピングがたっぷりとのった特製らーめん。
トッピングがたっぷりとのった特製らーめん。

人気は特製らーめん1050円。スープは1回に100~120㎏という大量の豚骨を超強火で煮込んでトロッと濃厚な味に仕上げているという。濃厚さはあるが、後口は意外なほどスッキリとしている。家系御用達の酒井製麺の中太麺を合わせる。小麦の風味が伝わる麺と濃厚な醤油トンコツスープが相まって、箸が止まらなくなる。トロリとした半熟味玉や九条ネギのシャキシャキ感と風味がよく、肩ロースチャーシューは食べ応えがあって旨いと特に評判。ライス100円と忘れずに注文しよう。

炭を入れてガス釜で炊いたライスはつやつやと光って甘さがある。
炭を入れてガス釜で炊いたライスはつやつやと光って甘さがある。
カウンター13席のみの店内。
カウンター13席のみの店内。

『武道家 吉祥寺店』店舗詳細

住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-5-11 丸善ビル1F/営業時間:11:00~翌2:00/定休日:無/アクセス:JR中央線・京王電鉄井の頭線吉祥寺駅から徒歩1分

取材・文・撮影=ミヤウチマサコ、千葉香苗、速志 淳、新井鏡子 構成=アド・グリーン速志

住みたい街のランキングで常に上位に入る吉祥寺。ファッションやカルチャーが栄え、商店街や公園などもあり老若男女を問わず住みやすさは抜群。そんな街には、普段使いに適した食の店がずらり。ほかほかごはんにおかずをワンバウンドして頬張るひとときは、昼も夜も私たちを元気にしてくれる。飲食店のひしめく吉祥寺でも、定食のやさしさは変わらない。毎日でも通いたい、定食が食べられる店を紹介しよう。
カフェ激戦区と言えるほど多くのカフェで溢れる吉祥寺では、ビルの階段を上がった先や商店街の地下など、街のあちらこちらで個性豊かなカフェを見つけることができる。コーヒーや紅茶の香りに導かれ、お気に入りの場所を見つけてみよう。
心癒される井の頭公園に活気のある商店街、探究心をくすぐる裏路地……。お散歩好きならワクワク必至の吉祥寺には、パンの名店もたくさんあるのをご存知でしょうか。オーナーのこだわりがつまった個性的なパンとの出合いを求め、もっと歩きたくなること間違いなし。焼きたての香りに誘われて、さっそく行ってみましょう!