開店直後から行列必至の人気ベーカリー『ベッカライ・ブロートツァイト』
ドイツで学んだハードパンのほか、季節の素材を使用したパンも好評。人気のサンドイッチ・ツナチャバタ680円は、シャキシャキのレタスに、塩漬けコショウとドライトマトがアクセントになり、食べ応えも満点。ブレッツェル180円やチョコチップとオレンジピール200円もおすすめ。
『ベッカライ・ブロートツァイト』店舗詳細
「食」を見つめ直すきっかけになる場所『だだ商店 だだ食堂』
イタリアナチュラルワインのインポーターが母体。地下には巨大なワインセラーがあり、小売りも行う。食堂では、自社農園や全国の生産者から届く野菜をふんだんに使う日替わり定食2400円前後を提供。イタリアや日本各地のこだわりぬいた調味料や食品も揃う。
『だだ商店 だだ食堂』店舗詳細
ゆったりした店内でコーヒーブレイクを『千年一日珈琲焙煎所 Cafe』
コーヒー豆の焙煎所が経営するカフェ。ドリップコーヒー 450円はゆっくりと抽出し、豊かな香りと風味が広がる一杯だ。サンドイッチやクッキーなど軽食もある。「お客さんの要望を聞きながらスキルアップを目指します」と店長の土田元気さん。店内ではたびたび個展なども開催している。
『千年一日珈琲焙煎所 Cafe』店舗詳細
チーズに合うワインやサラミも販売『ラ・マリニエール』
チーズの輸入・販売を行う専門商社ヴィアザビオが運営する。イタリアとフランスを中心に、ハード系や白カビ、青カビ、牛や水牛、ヒツジ、ヤギなど生産者の顏が見えるナチュラルチーズを揃える。好みの味や合わせたいワインを伝えてチョイスしてもらおう。
『ラ・マリニエール』店舗詳細
日常をちょっぴり豊かに彩る『ろばの家』
店名の由来は、イタリア語でモノやグッズを「Roba」ということから。全国各地の作家ものの器や生活雑貨、食材など日常で使えるちょっといいものを取り揃える。また、若手作家による個展のほか、食器に合う食べ物を紹介するイベントも随時開催。実際に手に取ってお気に入りを見つけよう。
『ろばの家』店舗詳細
風味豊かなスープまで飲み干せる一杯『中華そば Jun-chan』
店長の増渕潤さんは日本料理出身。地元産のつくば鶏のガラから取るスープをすすれば、芳醇な香りと上品な旨味が広がる。特製塩ラーメンには、つくば鶏の胸肉のチャーシューや脂溶けがよくジューシーなローストした秀麗豚のチャーシュー、ショウガが効いた餡たっぷりのワンタンなどが入る。岩のりがスープになじむと風味が増し、思わず飲み干してしまう。旬の素材を使う限定ラーメンも要チェック。
『中華そば Jun-chan』店舗詳細
バターを溶かせばいっそう後引く味わいに『七福軒』
つくばの名店『はりけん』出身の店主・青木良夫さんが腕を振るう。鶏蕎麦は、フレッシュな那須鶏のガラとモミジと野菜から出汁を取り、4種の醤油をブレンドしたタレを合わせる。ややとろみがあるスープは鶏の旨味とコクがたっぷりで、歯切れのいいストレート麺とよく絡む。中央にのるエスカルゴバターを溶かせばさらにコクが出て、やみつきになる味わいに変化する。真鯛出汁純鯛蕎麦850円も人気。
『七福軒』店舗詳細
取材・文=速志淳(アド・グリーン) 撮影=井上洋平