近所にあったらうれしい心憎いラインナップ『COMME DʼHAB』[飯田橋]
ひと際目を引くモノトーンのスタイリッシュな店構え。ずらりと並ぶパンもひとひねり利いてしゃれているが、食べてみると気取り過ぎないバランスがちょうどいい。例えば、ハード系の本格的なリュスティックは、かつてないほどみずみずしくてつるっと食べられる。酸味も控えめで子供のファンも多いそう。カフェスペースも広くて甘いデニッシュ系も多いので、散策途中の休憩にもおすすめ。

料理に合わせるならこれ!
『COMME DʼHAB』店舗詳細
街の人たちにとって使い勝手のいい店に『Lumeto』[江戸川橋]
パン職人とパティシエの経験があるため、バゲットやデニッシュから、マフィン、生ケーキと品揃えが幅広い。「パンやケーキ店のない地域だったので地元の方が歓迎してくれました」とうれしそうな店主の野々田良子さん。開店以来、手みやげのクッキー、ランチのサンドイッチ、おやつのパンなど需要はさまざまなので「どんな方向に進むかは街の人々次第」だとか。今後にも期待!
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『Lumeto』店舗詳細
レストランが仕掛ける新しいパンの世界『COGS DINING KAGURAZAKA』[飯田橋]
自家製パン付きランチが大人気のレストラン。注文後にリベイクされるふわふわのパンが絶品で、お客さんからの要望に応えて約1年前からパンだけの販売も開始。食パンやクロワッサン、ベーグルなど、レストランのレベルを超えた約15種類ものパンが毎日揃うのは、店主の小暮健太さんが元パン職人だから。パン好きなら、料理とワインとパンの三位一体で楽しむディナーも見逃せない。(季節商品のため取り扱いのない場合もあり)
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『COGS DINING KAGURAZAKA』店舗詳細
カリッとした耳はイタリア直伝!『Focacceria ALTAMURA』[神楽坂]
フォカッチェリアとはフォカッチャの専門店。店主の山本誠さんがイタリアで学んだ味は小麦粉のパンチが強くて表面が香ばしい。「日本はふわふわが多いけど、これが本場の味なんです」。生地に前日の種を少し加えることで自然発酵による熟成が進み、小麦の香りが際立つという。ほのかな塩味と生地に染み込んだトマトなど具の旨味も広がって、コーヒーはもちろんビールも進む!
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『Focacceria ALTAMURA』店舗詳細
取材・文=井島加恵 撮影=加藤熊三、鈴木奈保子