御徒町のランドマーク!『吉池本店』[御徒町]

2023年で、東京開店103年の食料品店。鮮魚を中心に肉、野菜、総菜も揃う。

住所:東京都台東区上野3-27-12/営業時間:9:30~20:00/定休日:無/アクセス:JR山手線・京浜東北線御徒町駅から徒歩すぐ
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いざ、お買い物タイム

予算は一人3000円、制限時間は30分!

「どてらいさん、審査員お願いします」(ガチャッ)。担当編集・ヨシオカからの電話に戸惑いつつ『吉池』に着くと、編集部の面々がズラリ。「新人も入ってきたし、ここらで誰が最強のホームパーティー王か決めねばね」と、ヨシオカ。なんでそうなる、と喉元まで出かかるが、慰労会もネタにする編集者魂にあっぱれと言うべきか。

先陣を切ったのは我らが全力編集長・クボ。「刺し身買えば、勝ち確」と、早々にガード下の立ち飲み屋へ消えていく。
総菜売場で遭遇したコンドウは「自分、ここから動かないっす!」と、謎の宣言。まさか、つまみだけで勝つつもりか?
一方、果物売場のナカシマは「後半、甘さが必要になるはず!」と、思慮深い一面を見せる。それを横目にパン売場のヨシオカは「ふふふ……みんな企画力が足りないわ」と、余裕の表情。アキラは酒売場でブツブツ。長くなりそうだから、ほっとこう。

早くも混戦模様。盛り付け後もカオスな展開が目に浮かぶが、ホームパーティー王の称号は果たして誰の手に……?

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1F 鮮魚フロア

クボ「鮮度の良さハンパない!決まり!」 どてらい「あんた、さっさと飲みに行きたいんでしょ!」
クボ「鮮度の良さハンパない!決まり!」 どてらい「あんた、さっさと飲みに行きたいんでしょ!」

刺し身盛り合わせ3000円を一点買い。ものの3分足らずでクボは戦線を離脱。この判断は吉と出るか?

B1F 総合食料品フロア

コンドウ「生たらこか……辛子明太子か……ほかの魚卵か……」 どてらい「そのセレクト、おっちゃんは痛風が怖いよ」
コンドウ「生たらこか……辛子明太子か……ほかの魚卵か……」 どてらい「そのセレクト、おっちゃんは痛風が怖いよ」

新人・コンドウは、ズラリ並ぶ明太子の前で品定め。パワーでゴリ押しのスタイルと見た!

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ナカシマ「甘いもの好きな自分を信じていきます!」 どてらい「あえて吉池でその姿勢!嫌いじゃない!」
ナカシマ「甘いもの好きな自分を信じていきます!」 どてらい「あえて吉池でその姿勢!嫌いじゃない!」
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ヨシオカ「ツウな吉池ファンはパンを買うのだよ、パンを!」
ヨシオカ「ツウな吉池ファンはパンを買うのだよ、パンを!」

パン以外にも色々な食材をカゴへ入れる策士ヨシオカ。「パン×何か」の合わせ技作戦か?

B2F 酒類・日用雑貨フロア

アキラ「日本酒の神髄は本醸造にこそあるんですよ」 どてらい「なるほど、分からん。早よ、選んでや」
アキラ「日本酒の神髄は本醸造にこそあるんですよ」 どてらい「なるほど、分からん。早よ、選んでや」

アキラは長いウンチクで制限時間ギリギリに! 君、勝負する気ある?

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編集部が買ったものは……?

これが散歩の達人流パーティーメニューだ!!

(右上)
右・金鶴 本醸造生酒……季節限定の生酒は、爽やかで軽い飲み口でグイグイいける。
左・鶴の友 別撰……アキラ絶賛。こっくり深い甘みが、刺し身とピッタリな一本。

(中央右)
影の実力派・パン売場「オンディーヌ」
ヨシオカが「この世で一番おいしいパン」と熱弁するのはクリームパン。ミルク感たっぷりで、うまし。

(右下)
吉池といえば鮮魚でしょ!
しっとり脂がのった天然マグロをはじめとした刺し身は王道にして最強!編集長クボ、やや守りに入ったか?

(左上)
右・ミカンがまるっと2つ入っているゼリー・みかんの里。/アメリカンチェリーは、口直しするのにピッタリな甘酸っぱさ。
中央・北の焼き菓子たち……魚沼産コシヒカリの発芽玄米粉入りパイ焼きドーナツなど、日本海テイストを感じられて、ポイント高い!
左・山形の方言「おらが」が由来のパリパリ塩味せんべい。/笹の葉の芳香がついた草餅と、粒あんの甘みがたまらん。

(左下)
わんぱくオードブル
盛り付けに約2時間かけた全身全霊の力作。左サイドはコンドウエリア。並ぶ魚卵の主張がエグイ。右サイドはアキラエリア。山形のだしのせ新潟川上とうふとおにぎりのギャップがなんとも。中心部&下部はヨシオカエリア。サーモンをバラ状に並べたり、柿とクリームチーズをパンにのせたりと、技巧派。

各自が買ったものは……

今日は省力編集長・クボ

・刺身盛り合わせ
総額¥3000

「策などいらぬ!男は黙って一品勝負だ!」

 

甘党スナイパー・ザ・クレバー・ナカシマ

・笹だんご
・新潟ケーキ焼ドーナツ
・パイ焼ドーナツ
・丸屋本店 黒糖饅頭
・丸屋本店 みなと浪漫
・果実の里 みかんゼリー
・アメリカンチェリー
総額¥2168

「塩っ辛さに飽きたころ、甘みで逆転を狙い打つ!」

 

爆裂魚卵グラディエイター・コンドウ

・山武 玉子焼
・しそ巻
・鮭明太
・たこ明太
・しそ白魚
・おさしみたらこ
・焼たらこ
・湯葢 きゃらぶき佃煮
総額¥2973

「魚卵の中毒性に抗える人なんているんですか?」

 

策に溺れがちな策士・ヨシオカ

・サーモンプロバンサルマリネ
・佐渡産あんぽスライス柿 愁秋の和
・ディル
・クリームチーズ
・オンディーヌあんぱん
・クリームパン
・バタール ハーフ
・レーズンフランス
総額¥2435

「パンの意外性!盛り付けの美しさ!カ・ン・ペ・キ!」

 

唯我独尊日本酒王子・アキラ

・オランダせんべい
・山形のだし
・新潟川上とうふ
・マイクロトマト
・とんかつ
・稚鮎の天ぷら
・自家製時鮭焼漬けおにぎり
・自家製焼豚(越後もちぶた)
・新潟産黄金米使用筍おこわ
総額¥2535 ※予算外 日本酒四合瓶2種

「さあ、僕と日本酒の世界へ飛び出そう♡」

さて、王者はいったい……⁉

魚卵の弾幕が強すぎた!コンドウ選手、押し切りの優勝です!また、敢闘賞にはナカシマ選手。笹団子や果物など要所を狙いすましたアピールがGOOD! 新人ふたりのポテンシャル、あっぱれなり !

撮影=井上洋平
『散歩の達人』2023年7月号より

年越しのメインイベント、それは紅白歌合戦でも笑ってはいけないバラエティでも除夜の鐘でもない。そう「年越しそば」。これ一択に尽きる。エビ天やかき揚げなど、スタンダードなトッピングとともにそば楽しむ方が多数派だろう。しかしイレギュラーだらけの今年、年越しそばにだって何か新しい発見があってもいいはずだ。そこで我々は考えた。年越しそばをさんたつ編集部でプロデュースできないか?立ち食いそばでおなじみのコロッケそばやフライドポテトそばなど、はじめは「え!?」と思われたであろうトッピングでもいつの間にか市民権を得ているものは多い。我々も今までの常識を破るような新たな出合い(=トッピング)を見つけようではないか。せっかくならば『散歩の達人』らしく商店街で探してみよう。ほら、こういう企画もやってたし。 というわけで編集部が各商店街の看板を(勝手に)背負い、「年越しそばプロデュース大会 feat.商店街」を開催することになった。
地元商店街の魅力を、1つのお弁当に詰め込んだなら?ホームタウンの魅力をぎっしりと詰め込むランチボックス作りに挑んだ、東西南北の『散歩の達人』スタッフたち。各4店から最大2品ずつを条件に、個性あふれるオリジナルランチボックスが生まれました。もしも『散歩の達人』のキッチンカーがあったなら、お届けしたい力作ぞろい!
『散歩の達人』本誌で2022年3月号まで、6年以上にわたり連載してきた「おやつマニア」。そのスタッフ陣が、思い思いのおやつを携え集合!手みやげにしたいおやつをアツくゆるく語ります。