公益財団法人平山郁夫シルクロード美術館
2025年3月22日(土)~ 9月8日(月)【会期中無休】
展覧会概要
展覧会名:「平山郁夫 シルクロード変幻」
会 期:2025年3月22日(土)-9月8日(月)会期中無休
会 場::平山郁夫シルクロード美術館 (1 階:第 2・3・5 展示室、2 階:第 6 展示室)
山梨県北杜市長坂町小荒間 2000-6 TEL.0551-32-0225
開館時間:10:00-17:00(入館は16:30まで)
入 館 料:一般1200円 高大生800円 小中学生無料
*障がい者手帳をお持ちの方無料、介護者の方1名まで600円 *70歳以上の方、20名様以上の団体 各100円
主 催:平山郁夫シルクロード美術館
後 援:山梨県、山梨県教育委員会、北杜市、北杜市教育委員会、朝日新聞甲府総局、
山梨日日新聞社・山梨放送、読売新聞甲府支局、信濃毎日新聞社、
八ヶ岳ジャーナル、テレビ山梨、エフエム富士、エフエム八ヶ岳
公式HP:https://www.silkroad-museum.jp/ 公式FB、X(旧Twitter)もご参照下さい
本展の見どころ
平山郁夫が生涯をかけて旅し、描き続けたシルクロードの風景や遺跡、旅先で出会った人々、砂漠を旅する隊商の行列… そこに込められた平和への願い、その壮大な絵画世界を平山夫妻が収集したシルクロードの美術品を交えてご紹介します。
このたび、本展では初めての試みとして、平山郁夫の没後、画室に残されていた未完のシルクロード絵画、ローマから奈良までの7つの町を描いた作品を一挙公開いたします。亡くなる直前まで手がけていたシルクロード各地の街や、異国の風景を描いた作品は、制作途中とはいえ、シルクロードへの尽きることのない夢、そして民族や文化の垣根を越えた世界平和への願いを映し出しています。未完の筆跡から伝わる後世に託したかった平山の想いを、ぜひご鑑賞ください。
展覧会の構成
第1章 仏の道を求めて(展示室1・2A)
平山郁夫がシルクロードへと旅立つきっかけとなった「仏教伝来の道」。平山夫妻が収集したコレクションの中核をなすガンダーラ仏をはじめとした仏教彫刻の優品とともに、平山の画壇デビューのきっかけとなった仏伝シリーズを紹介します。
「シルクロードの仏たち」コーナーをリニューアル これまで以上に充実した展示空間のなかで、当館の至宝、ガンダーラ仏をはじめシルクロード各地で制作された美仏たちを御鑑賞ください。
展示室2Aでは、ガンダーラの仏伝浮彫(釈迦の前世や生涯を表したレリーフ)を平山郁夫による仏伝図とともに展示します。あわせてガンダーラの寺院に奉納された小仏塔や舎利容器、そして舎利に見立てた金箔や玉などを展示します。
第2章 シルクロード変幻 ―旅の軌跡(展示室2B・3・4)
長年にわたりシルクロードを旅し、スケッチを重ねながら描き続けた作品の数々を展示。
あわせて、平山夫妻が収集したシルクロードコレクションの中から、ギリシア、ローマ、西アジア、中央アジア、中国西域の美術品を中心にご紹介します。平山郁夫が描き出す絵画と、シルクロード沿道の美術品が交錯する幻想的な空間をお楽しみ下さい。
第3章 シルクロード変幻 -見果てぬ夢 (展示室5)
画室を再現したコーナーとともに、没後、画室に残されていたシルクロード各地の遺跡や人々を描いた未完の作品群を展示します。亡くなる直前まで手がけていたシルクロード各地の街や、砂漠に生きる人々の営みを描いた作品は、平山郁夫のシルクロードへの憧憬と、民族、文化を超えた世界平和への願いが伝わってきます。
資料紹介コーナーでは、生涯描き続けたラクダのスケッチや構想図、1976年から翌年にかけて実施した中近東での平山郁夫の巡回展のアルバムや資料、動画など未公開資料もご紹介いたします。
第4章 シルクロードを行くキャラバン (2階展示室6)
1月17日から3月10日まで島根県立美術館の「平山郁夫 未来へのキャラバン」展にて、展示されていた《バルミラ遺跡を行く 夜と朝》が、当館に戻ってきました。本作は、通常「大シルクロードシリーズ」の一部として当館で常設展示をしている連作の一部です。このシリーズは当館の完成後、平山郁夫が最晩年の5年間をかけて、この展示室のために制作した連作です。
【貸出用画像】1.~7.の平山郁夫作品の画像のご利用をご希望の方は、8ページのご連絡先まで お問い合わせください。
1. 平山郁夫 画室に残されていた制作中の作品(バグダッド)2009年
平山郁夫シルクロード美術館
2. 平山郁夫 画室に残されていた制作中の作品(エルサレム)2009年
平山郁夫シルクロード美術蔵
3. 平山郁夫 「パミール高原を行く」2001年
平山郁夫美術館
4. 平山郁夫「パミール高原を行くロバに乗る自画像」1991年 平山郁夫シルクロード美術館
5. 平山郁夫 スケッチブック「玄奘三蔵への道」より 1981年 平山郁夫シルクロード美術館
6. 唐三彩 胡人と駱駝 中国 8世紀(唐)平山郁夫シルクロード美術館
7. 2階展示室 6 平山郁夫晩年の傑作、砂漠を行くキャラバンを描いた大シルクロードシリーズ
アクセス
◆電車でお越しの方
・東京方面から 新宿駅よりJR中央本線特急、約120分で小淵沢駅へ
・名古屋方面から 名古屋駅よりJR中央本線特急に乗車、約120 分、塩尻駅を経由してJR中央本線特急(約40分)にて小淵沢駅へ
・小淵沢駅からJR小海線に乗換え。ひとつ目の駅「甲斐小泉」駅 駅前徒歩1分
もしくは小淵沢駅から車で10分、
◆車でお越しの方
・東京方面から 八王子ICより中央自動車道で約80分、小淵沢ICから約10分(長坂ICより約15分)
・名古屋方面から 名古屋ICより中央自動車道で約150分、小淵沢ICから約10分(長坂ICより約15分)
夏のイベント案内
「化石発掘体験2025」-9000万年前の白亜紀地層を北杜市で発掘体験-
早稲田大学が2012年より発掘調査を行っている岩手県久慈市より、約9000万年前(中生代白亜紀)の地層を美術館に特別搬入! 昨年の化石発掘体験では恐竜(竜脚類)やワニ、サメの歯、亀の甲羅など650点を超える「プレミア化石」が見つかりました。
※プレミア化石が見つかった場合は貴重な資料となるため、岩手県久慈市に寄贈していただきます。その代わり、発見者の名前が残り、素敵な化石を進呈します。
発掘体験のほか、関連イベント、ワークショップも開催します。
詳しくは下記をご参照下さい。
https://www.silkroad-museum.jp/_exhibition/img/2025kaseki.pdf
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本リリースに関するお問い合わせ先
※リリース内の画像1.~7.をご利用ご希望の方は必ずご一報ください
平山郁夫シルクロード美術館
info@silkroad-museum.jp (広報担当)
〒408-0031山梨県北杜市長坂町小荒間2000-6
Tel:0551-32-0225 Fax:0551-32-0226
公式HP:https://www.silkroad-museum.jp/
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