株式会社アンデルセン・パン生活文化研究所
3月2日(日)に、「樽たたき」と「お絵描きファステラウンボーラ」を楽しむ企画が実施され、46名が参加しました。
広島アンデルセン(広島県広島市中区本通7-1)は3月2日、デンマークの伝統的なお祭り「ファステラウン」を開催しました。ファステラウンはイースターの7週間前の日曜日に行われる行事で、厄を払い春を迎えるための特別な日です。デンマークの子どもたちにとってクリスマスに次ぐ楽しみであり、冬が長い北欧では、待ち望む春の訪れを祝う大切な行事です。
▼芽吹いた花を模した装飾で鮮やかに彩られ、春の訪れを感じさせる店内
クラフトやアイロンビーズで作った飾り
ウインドウディスプレイ
ヒュッゲパーク(屋外)でのイベント
樽たたき
木製の樽にはファステラウンのモチーフである黒猫が描かれ、集まったお子さまたちは順番に樽たたきを行いました。ようやく樽が割れると、中からカラフルな飾りやボールがこぼれ出てきます。そのボールと引き換えに、子どもたちは広島アンデルセンのソフトクリームやキッズバスケットのチケットを受け取りました。
順番に並びます
樽が割れた瞬間!
再利用できる木製樽
お絵描きファステラウンボーラ
ファステラウンに欠かせないパン「ファステラウンボーラ」に、アイシングで思い思いの絵を描きました。ベーカー長から、デンマークでのファステラウンの様子を聞きながら、その場でクリームたっぷりのパンを味わいました。
所要時間30分で、計3回実施
参加者が描いたファステラウンボーラ
お客様からの反響
イベント終了後、参加者の皆様からはこのような声が寄せられました。
さらに、SNSではファステラウンに関する投稿が相次ぎ、盛り上がりをみせました。
・「ファステラウンというお祭りを初めて知りました。」
・「樽たたきで、人見知りのわが子が輪に入って楽しんでいる姿に成長を感じました。」
・「お絵描きファステラウンボーラで、ベーカー長に直接教えてもらえたことやファステラウンの話もよかったです。」
今後の展開
今回のファステラウンイベントを通じて、お客様とのつながりをさらに深めることができました。
今後も広島アンデルセンでは、体験を通してデンマーク文化を広め、記憶に残る楽しさをお届けしてまいります。なお、来年も2月15日にファステラウンを実施する予定です。
◆デンマークのファステラウンとは
ファステラウンは16世紀ごろから始まり、イースターの7週間前の日曜日に行われるデンマークの伝統的なお祭りです。厄を払い、春を呼ぶ行事として親しまれてきました。
長い冬の中、春の訪れを心待ちにする子どもたちは、仮装して学校や教会に集まり、用意された木樽を順番に叩く「樽たたき」を楽しみます。もともとは不吉の象徴とされた黒猫を樽に入れてたたき、厄を追い払ったのが由来ですが、現在ではお菓子を入れており、樽をたたき割った子どもには王冠が授けられます。
◆ファステラウンボーラとは
ファステラウンボーラはファステラウンに欠かせない食べもので、デンマークではこの時期に街中のベーカリーで販売されます。もともとはキリスト教の断食に備えて食べられていたもので、現在は春を待ち望むパンとして楽しまれています。
◆アンデルセン・デンマーク店のファステラウンボーラ
これまでファステラウンボーラといえば、クリームやマジパンを包んで焼いた「ガメルタイプ」が主流でした。しかし、2020年にアンデルセン・デンマーク店がスタイリッシュにアレンジした「モダンタイプ」を発売すると、その新しいスタイルが人気を呼び、ファステラウンの時期には行列ができるほどに。さらに2023年には、デンマークの新聞「Politiken」で「最もおいしいファステラウンボーラ」に選ばれ、今年は6万個を売り上げました。
伝統的なガメルタイプ
スタイリッシュなモダンタイプ
ファステラウンボーラを求めるお客様(ファステラウン前日の様子)
ファステラウン当日は、Konditor(菓子職人)総出で製造
◆デンマークとアンデルセングループのつながり
デンマークとのつながりは、1959年、創業者高木俊介がデンマークのデニッシュペストリーと出会ったことに始まります。そのあまりのおいしさに感動した高木は、1962年に日本で初めてデニッシュペストリーを商品化。以降、パン作りの技術を学ぶだけでなく、デンマークの精神や感性、そこで暮らす人々の心の豊かさに感銘を受け、企業の手本にしたいという想いから、交流を続けてまいりました。
2008年には、これまでの感謝を伝えたいとデンマークにベーカリーを出店(現在「アンデルセン イスランズブリュッゲ店」と「アンデルセン オーステッド店』の2店舗)。オーガニック商品への挑戦など、伝統と新しさをあわせ持つベーカリーとして、現地の方々に親しまれています。
※過去に配信したファステラウンに関するプレスリリース
広島アンデルセンの「ファステラウンイベント」告知時の情報はこちらから
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000009964.html
アンデルセングループの「ファステラウンボーラ」商品情報はこちらから
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000009964.html
広島アンデルセンについて
【住所】〒730-0035 広島市中区本通7-1
【電話】082-247-2403
【営業時間】
・1F ベーカリーマーケット 10:00-19:30
[サンドイッチスタンド] 7:30-17:00(オーダーサンドイッチ ラストオーダー 15:00)
・2F レストラン 平日 11:00-21:00/土日祝 7:30-21:00(ラストオーダー 20:30)
※年末年始や店休日、臨時休業など詳細は、広島アンデルセンのホームページ、またはSNSにてご案内いたします。
【アクセス】
・JR広島駅よりタクシーで10分
・広島電鉄【広島港(宇品)行】「本通」下車徒歩2分
・広電バス[広島電鉄1号線 広島港(宇品)行]「本通」下車徒歩2分
【公式HP】https://www.andersen.co.jp/hiroshima/
【公式SNS】https://www.instagram.com/hiroshima_andersen_official/
株式会社アンデルセン
1967年開店の広島アンデルセンを旗艦店に、全国に直営ベーカリー「アンデルセン」を展開。
デンマークに学んだデニッシュペストリーや、アンデルセンファームのりんごを使った発酵種で作るパンのシリーズ「ファーマーズブレッド」など、ヨーロッパを源流とするバラエティ豊かなパンをお届けし、日々の暮らしの中のヒュッゲなひとときのお手伝いをしたいと願っています。
※ヒュッゲとは「人と人とのふれあいから生まれる、温かな居心地のよい雰囲気」を意味するデンマ-ク語。
■本社所在地
広島市中区鶴見町2-19 ルーテル平和大通りビル10F
■資本金
5,000万円
■展開ブランド
カッコ内は店舗数 ※2025年3月現在
広島アンデルセン(1)
アンデルセン(47)
アンデルセンカフェ(2)
デニッシュハート(22)
ブレッドストーリー(1)
■子会社
(株)JEAN-PAUL HEVIN JAPON
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
おすすめするスポットやお店のメニューなど、みんなの「こりゃいいぜ!」を絶賛募集中です!!
さんたつ公式サポーター登録はこちら
新着記事

【ピエール瀧が行く ファンキー!公園】調布市・狛江市「多摩川住宅」敷地内にあるバラエティーに富んだ公園群〈前編〉
ピエール瀧さんと一緒に公園の魅力を探求していく「ファンキー!公園」!今回は、東京都調布市/狛江市の「多摩川住宅」敷地内からお届けします。

“甲賀忍者の里”で食べられている「ふじの葉ずし」は、たった2軒にだけ受け継がれる貴重な押しずし
“甲賀忍者の里”として知られる滋賀県甲賀(こうか)市甲賀町。町内にある大鳥神社では、毎年7月23~24日に大原祇園が行われます。その日に作られるのが「ふじの葉ずし」。しかもこれ、参道沿いの集落でしか作られておらず、現在、たった2軒にしか受け継がれていない(*)貴重な押しずしなのです。*一般販売はされていません。イラストを拡大して見てね~。

1泊2日で京王線を遊び尽くす!テーマパーク&運転シミュレータ付きの「KEIOトレインルーム」を大満喫【ユータアニキの鉄道散歩】
みなさん、こんにちは。鉄道写真家の村上悠太です! 突然ですが、私、京王電鉄が好きでして。中学、高校と電車通学をしていたのですが、通学定期券の区間外にも関わらず、時々あえて京王線経由で帰り、当時は宅地開発前だった若葉台駅周辺で風を感じたり、地下化前の調布駅を愛でたりしておりました。若葉台駅で風を感じていた村上少年も気がつけば30代後半。上の息子は誰に似たのか鉄道が大好き、下の娘は鉃道も好きだけどどちらかと言えば体を動かしたり、動物が好きだったりと兄妹で好みもバラバラ。そんな時に味方になってくれるのが、京王線なんです!