『散歩の達人 東京名酒場』の発売を記念し、神保町屈指の名店『ランチョン』『兵六』『ミロンガ』の店主と、『孤独のグルメ』『古本屋台』などで知られる久住昌之さんを迎え、TOKYO BOOK NIGHT×散歩の達人連動トークショーを開催!散歩の達人MOOK編集長・武田憲人がファシリテーターを務め、神保町という街の奥深い魅力に迫ります。
*TOKYO BOOK NIGHTはBOOK MEETS NEXTの連携企画として開催されます。
※11/8時点で定員に達しました。ご応募くださったみなさま、ありがとうございます。
神保町屈指の名店たち。店主の生の言葉に耳を傾けよう!
創刊から30年、東京の街を取材してきた『散歩の達人』が一番取材した街が「神保町」です。
書店、喫茶店、居酒屋というのは我々にとって三種の神器のようなものですが、その三種がここまで高いレベルで揃った街は他にないからです。
でも名店は一日にしてならず。また、名店であることを受け継ぎ、維持するには並々ならぬ努力があるに違いありません。
それはどんなことでしょう? 店主たちの生の言葉に耳を傾けてみようではありませんか。
開催概要
【開催日時】
2024年11月17日(日)15:00~17:00
【会場】
廣瀬與兵衛商店
https://www.hiroseyoheishouten.com/
所在地:東京都千代田区神田錦町3-17-1 廣瀬ビル1F
【登壇者】※敬称略
鈴木 寛(『ランチョン』4代目マスター)
柴山雅都(『兵六』3代目店主)
浅見加代子(『ミロンガ』店長)
久住昌之(マンガ家・ミュージシャン)
ファシリテーター:武田憲人(散歩の達人MOOK編集長)
【定員】
50名(先着順)
【参加費】
①2,500円(フィンガーフード+ワンドリンク付き)
②3,500円(『散歩の達人 東京名酒場』 +フィンガーフード+ワンドリンク付き)
※お申し込み時の事前決済
【申込締切】
2024年11月16日(土)23:59
※お客様都合によるお申し込み後のキャンセルおよび返金はお受けしておりません。予めご了承ください。
登壇者紹介
『ランチョン』4代目マスター・鈴木 寛氏
明治42年(1909)創業のビアホール&洋食の老舗『ランチョン』の4代目当主が鈴木寛氏。この店ではビールの注ぎ手は、当主一家だけに許される。グラスやサーバーの洗浄から温度管理、ビールを注ぐ直前にグラス内に水の膜を張るなど、唯一無二の一杯にかける労力は相当なもの。お陰で今日も至福の一杯が楽しめる。
『兵六』3代目店主・柴山雅都氏
終戦間もない頃、初代店主・平山一郎氏が開いた酒場『兵六』。頑固な薩摩隼人が店主の硬派な店として名を馳せ、文豪たちにも愛されてきた。その3代目店主を1994年から務めているのが柴山雅都氏。店の世界観を守りながら穏やかな物腰でカウンターの中央に立つ。
『ミロンガ』店長・浅見加代子氏
1953年創業の路地裏の名喫茶『ミロンガ』。アルゼンチンタンゴと炭火焙煎のコーヒーが名物だが、世界各国のビール30種も楽しめる。そのミロンガを2002年ごろから受け継いでいるのが現店長・浅見加代子氏。2022年には40m先に移転。調度品などはそのままに、以前より明るく、入りやすい名喫茶として再生させた。
特別ゲスト/久住昌之(マンガ家・ミュージシャン)
1958年、東京・三鷹生まれ。1981年、泉昌之名義「かっこいいスキヤキ」で漫画家デビュー。谷口ジローと組んだ『孤独のグルメ』は2012年にTVドラマ化され話題に。実弟・久住卓也とのユニットQ.B.B名義での『古本屋台』は、古本を売る屋台が舞台。焼酎のお湯割りを100円で一杯だけ提供する、ちょっと気難しい老主人と客たちの短編集。渋く、余韻を残す作風にコアなファンが多い。
ファシリテーター/武田憲人(散歩の達人MOOK編集長)
1964年、大阪生まれ。10歳から品川区、戸越銀座の近くで育つ。広告代理店、扶桑社『週刊SPA!』編集部を経て、1996年、弘済出版社入社、『散歩の達人』編集部所属となり2000年より編集長。その後Web『さんたつ』編集長などを経て、現在は散歩の達人MOOK編集長。最新刊は『散歩の達人 東京名酒場』。
会場:廣瀬與兵衛商店(ひろせよへいしょうてん)
明治13年(1880)、神田錦町で炭の問屋として創業。2023年6月に炭をコンセプトとしたカフェダイニング・ワーキングスペースを創業者「廣瀬與兵衛」の名を継承した『廣瀬與兵衛商店』として開業。炭のオブジェなどを配したスタイリッシュな空間で、食を通して“炭”を体感することができる。