【あ行】御茶ノ水だけに「お」は大混雑。1つに選べない……!

白瀧(以下、S) : 「あ」は『阿久悠(あくゆう)記念館』どうでしょうか。明治大学の。

渡邉(以下、W) : 学校といえば、『アテネ・フランセ』もありますね。あと、ビリヤードの『淡路(あわじ)亭』に「淡路坂」も。もっといろいろある気もするけど……。

S : 「朝ラーメンの店」とかどうですか? 神保町といえばラーメンのイメージが強いので。…………ちょっと“アド街”風のまとめ方ですかね(笑)。

阿部(以下、A ): 朝ラーのお店があるんですね! 知りませんでした。 「い」は、「池田坂」という坂があります。

W : 日本大学の歯学部や理工学部がある南北の通りですね。「い」といえば、天ぷらの『いもや』が浮かびます。

S : いつも行列してますよね。

W : 『いもや』は、閉店してしまいましたがとんかつのお店と天丼のお店もファンが多かったですね。

A : 「う」は『鉄腕アトム』の「ウラン」のデザインマンホールがあります。

W : 千代田区のデザインマンホールですね。「お茶の水博士」と「アトム」のバージョンもありましたが。

A : うーん、他にも種類があるからいまいちでしょうか。

千代田区のデザインマンホール。
千代田区のデザインマンホール。

W : あ、神保町に皇居ランナーにも人気の銭湯『梅の湯』があります!

A : 「え」は、お店ならカレーの『エチオピア』。

S : 『エチオピア』も昼は行列してるのをよく見ます。

いつもにぎわっている『エチオピア』本店。近隣には御茶ノ水ソラシティ店もある。
いつもにぎわっている『エチオピア』本店。近隣には御茶ノ水ソラシティ店もある。

W : 「お」は御茶ノ水だけにはたくさんありそう。まず「お茶の水」があります……!

御茶ノ水駅前にある、その名も「お茶の水」。
御茶ノ水駅前にある、その名も「お茶の水」。

S : 御茶ノ水駅前の交番横にひっそりとあるやつ……!

W : そうです。信号待ちしているときになんとなく見つめてしまいます(笑)。

S : わかります(笑)。

A : そしてやっぱり「男坂」。

W : 「女坂」もセットにしたいですね。男坂・女坂は、神田明神の横に「明神男坂」「明神女坂」もあります。

神田駿河台と神田猿楽町の間にある「男坂」は、大正13年(1924)に関東大震災の震災復興事業の一環で造られた。
神田駿河台と神田猿楽町の間にある「男坂」は、大正13年(1924)に関東大震災の震災復興事業の一環で造られた。

W : あとは『近江屋(おうみや)洋菓子店』も必須です! フルーツポンチとソフトクリームが大好きです。

S : それぞれ1つに絞るのはもはや難しそうですね。

【か行】閉館する学士会館に、リニューアルした錦華公園に……

A : 神田エリアだけに「神田川」「神田古書店街」「神田神社」「神田すずらん通り」などなど、「か」もたくさんあります。

W : 『神田志乃多寿司』『かんだやぶそば』など、「神田」を冠したお店もたくさんあるし……。老舗和菓子店『亀澤堂』の豆大福と、季節のどら焼きも好きです。

A : おやつばかりですね(笑)。

W : おやつが充実している街はいい街です!

S : 『学士会館』は2024年12月29日で閉館(一次休館)です。

A : 残念です……。「き」はやっぱり「錦華(きんか)公園」を挙げたいです。

S : 今年(2024年)リニューアルしましたしね。

リニューアルした錦華公園。千代田区立お茶の水小学校(1993年に3校が統合し、旧錦華小学校の場所に創立)に隣接。
リニューアルした錦華公園。千代田区立お茶の水小学校(1993年に3校が統合し、旧錦華小学校の場所に創立)に隣接。

A : 僕、錦華公園の隣のお茶の水小学校出身なんです。

S : なんと!夏目漱石と母校が一緒という。

W :  錦華公園は関東大震災後に小学校に隣接して整備された震災復興公園(復興小公園)のひとつですが、リニューアル後も少し面影が残っていてよかったです。

A : 「き」はほかにも『キッチンカロリー』『キッチングラン』『キッチン南海』、あと『ギャラリー古瀬戸』なども。

W : ボリューム満点食堂シリーズですね……!

S : 「く」は、駿河台下交差点のところに『軍学堂』という古書店があります。

W : 『くだん書房』というマンガや同人誌などが専門の古書店も。

『軍学堂』が入るビルは、2024年現在すぐ後ろにあった『三省堂書店 神保町本店』が建て替え中なので存在感を増している。
『軍学堂』が入るビルは、2024年現在すぐ後ろにあった『三省堂書店 神保町本店』が建て替え中なので存在感を増している。

A : 「け」は『けやき書店』という古書店が。

W : 古書店の名前にいろいろな文字がひそんでますね。「く」や「け」はお店以外にもありそうですが、ぱっと思いつかない……。「こ」は『古瀬戸珈琲店』さん。シュークリームがおいしいです!

A : お昼によく「光華(こうか)飯店」という町中華に行ってたのですが、つい先日閉店してしまって。

W : えっ、そうなんですか! 知りませんでした。

【さ行】名店ぞろいのホームタウンを再確認

W : 中華といえば、「さ」は2017年に閉店した「さぶちゃん」も思い出します。そして昼も夜もお世話になっている『三幸園』。『さぼうる』『笹巻けぬきすし』もありますし、和菓子の『さゝま』も大好きです。

『さぼうる』は3人で街を歩いてみた日はお休みだったが、『さぼうる2』にはいつものとおり行列ができていた。
『さぼうる』は3人で街を歩いてみた日はお休みだったが、『さぼうる2』にはいつものとおり行列ができていた。

S : 食べ物ばっかりになってきましたね(笑)。編集部のある神田駿河台から水道橋方面に下る「皀角(さいかち)坂」も。

A : 本店が建て替え中ですが、神保町といえば『三省堂書店 神保町本店』。「し」には『書泉グランデ』があります。

おなじみの風景。
おなじみの風景。

W : 「昌平橋」に「昌平坂」もありますね。「す」はやはり『スマトラカレー共栄堂』! かつては「スヰートポーヅ」もありました。

毎年「焼きりんご始めました」の案内に秋の到来を知る『スマトラカレー共栄堂』。
毎年「焼きりんご始めました」の案内に秋の到来を知る『スマトラカレー共栄堂』。

A : 「せ」は……「専修大学」がありますが、散歩的には「専大通り」とするのもいいかもしれませんね。

専大通り。
専大通り。

S : 「そ」は地名だと「外神田」とか。あとは「総武線」ですね。

【た行】『虎に翼』で話題のスポット、グリーン車連結開始で注目の路線も

神田須田町にある『竹むら』の周辺は空襲を免れ、街並みに戦前の面影が残る。
神田須田町にある『竹むら』の周辺は空襲を免れ、街並みに戦前の面影が残る。

A : 「た」は『竹むら』があります。2024年は朝ドラ『虎に翼』のロケ地となって話題になりました。

W : 「ち」は総武線があがったので「中央線」も。2024年から一部でグリーン車の連結が始まりましたが、ホームで電車を待っていて目の前にグリーン車が止まるといまだに驚きます。

A : 「つ」は「妻恋坂」があります。先ほど「外神田」が出てきましたが、ちょうど千代田区外神田と、文京区湯島の境にある坂です。

W : 近くの交差点名も「妻恋坂」ですね。

妻恋坂の交差点。坂はこの交差点の1本北側の東西の道にあり、案内板も設置されている。
妻恋坂の交差点。坂はこの交差点の1本北側の東西の道にあり、案内板も設置されている。

A : 「と」は『東京堂書店』に『東方書店』も。

ショーウィンドウを見るのも楽しい『東京堂書店』。
ショーウィンドウを見るのも楽しい『東京堂書店』。

W : 編集部が通っていた「徳兵衛」という酒場が駅近くの路地のビル3階にありましたが、2021年にビルの取り壊しで閉店してしまいました。御茶ノ水駅周辺も今後どんどん変わっていきそうです。

S : その近くのビル2階の「とちぎや」はランチでも飲みにもよく行ってたのですが、こちらも閉店してしまいました。当社の時刻表編集部の上司がよく通っていました(笑)。

【な行】有名なランドマークがありつつも、大苦戦……?

S : 「な」は、“夏目漱石の石碑”が先ほど話題になったお茶の水小学校のところにありませんでしたか?

A : 調べてみたら、あれは「『吾輩は猫である』の碑」ともありました。

S : 「わ」でしたか。地図に「仲坂」という坂があります。

W : あれ、「仲坂」の場所が「い」で出ていた「池田坂」と同じ場所ですね。どちらかが通称なのかな。

「池田坂」の説明書きがあるのはお茶の水仲通り。坂の上に池田市之丞の屋敷があり、その屋敷で唐犬(闘犬)が行われていたことから「唐犬坂」の別名もあったという。
「池田坂」の説明書きがあるのはお茶の水仲通り。坂の上に池田市之丞の屋敷があり、その屋敷で唐犬(闘犬)が行われていたことから「唐犬坂」の別名もあったという。

A : 「に」は『ニコライ堂』ですね。正式名称は『東京復活大聖堂』ですが。

街の象徴ともいえる「ニコライ堂」。
街の象徴ともいえる「ニコライ堂」。

W : 「ぬ」はどうでしょうか。

S : 「ぬ」。

A : 「ぬ」……。

W : 「ヌオーバ」。『ミロンガ・ヌオーバ』がどうしても浮かんでしまう……。

S : 頭文字じゃないですね(笑)。

W : でも特別によしとしては…… ダメですか。

S : 「ね」も難しいです。『散歩の達人』2024年12月号は「猫」の特集でしたが。

A : 『猫本専門 神保町にゃんこ堂』がありますよね。看板は『姉川書店』さんという名前になっているのですが。

S :  そうでした、学生時代に通ってました!猫好きなので。

A : 「の」は。

S : 「の」。

W : 「の」……「飲み歩いてる編集部員」しか思いつきません。

飲み歩いている編集部員。
飲み歩いている編集部員。

【は行】千代田区の鳥って? あの名店、名橋、区堺も?

A : 「は」ですが、「はくちょう」が千代田区の鳥です。「自分の住む市区町村の花・木・鳥を知っていますか?」という記事をオギリマサホさんが連載「さんぽの壺」で書いていたので、調べてみました。

W :  白鳥なんですね!  でも、千代田区では白鳥モチーフの看板やマンホールは見かけませんね。

S : マンホール、『鉄腕アトム』ですしね。「は」は天丼屋『はちまき』や、「半蔵門線」もあります。

W : 「ひ」は『兵六(ひょうろく)』に、「聖橋(ひじりばし)」も。

聖橋から見る景色もいいが、実はJRの駅のホームから見る聖橋もいいのでぜひご注目ください!
聖橋から見る景色もいいが、実はJRの駅のホームから見る聖橋もいいのでぜひご注目ください!

A : 「ふ」は『ブックハウスカフェ』があります。

W : 『文房(ぶんぽう)堂』も!

『文房堂』は明治20年(1887)創業の老舗画材店。
『文房堂』は明治20年(1887)創業の老舗画材店。

S : 「文京区との区境」とかも(笑)。

W : 確かに。 神田明神(神田神社)は千代田区外神田ですが、御茶ノ水駅から歩いて向かうとその手前にある湯島聖堂は文京区湯島ですしね。

S : 入り組んでますよね。

散歩していると文京区との区境にたびたび出くわす。
散歩していると文京区との区境にたびたび出くわす。

W : 「へ」は『北京亭』が真っ先に浮かびます……! 裏メニューだったカレーライスがいまや人気メニューになっていますが、やっぱりおいしいです。

A : 「ほ」は『ボンディ』に『穂高』も。

S : 日ごろみんなが通っているようなお店が並びますね。

【ま行】かつての交通の要衝や、武蔵野台地に思いをはせる

S : 「ま」は「万世橋駅跡」とか。今は「マーチエキュート神田万世橋」になっていますが、当時の遺構が残っていて見られます。

W : 万世橋駅があった当時は市電(路面電車)との乗り換えターミナルでにぎわっていたとよく聞きますが、どんな景色だったんだろう……。

A : ちなみに、千代田区の木は「まつ」でした。

W : 「まつ」といえば御茶ノ水駅と秋葉原駅の間に架かっている「松住(まつずみ)町架道橋」が好きです。

S : 「み」は、神保町というより神田のほうですが、明治38年(1905)創業の酒場『みますや』。あと「三田線」もあります。

W : すでに「ぬ」で話題にしてしまいましたが、『ミロンガ・ヌオーバ』も……!  水道橋のほうですが、「三崎稲荷神社」もありますね。

A : 「む」は?

S : 「む」……。

W : 難しい……「武蔵野台地の端っこ」とか。御茶ノ水駅周辺の神田川が台地を切り崩して生まれたことも、思い返すたびにすごいことだなと思うので。

武蔵野台地の端っこは崖。「男坂」はこの崖を上る階段だ。
武蔵野台地の端っこは崖。「男坂」はこの崖を上る階段だ。

A : 「め」は「明治大学」がありますが、「明大通り」でも。

S : 「も」って、ありますかね……?

A : 湯島聖堂のなかに「もっこく」「もちのき」という木がありましたが……。

「も」を探し歩いていたときに出合った「もっこく」「もちのき」。
「も」を探し歩いていたときに出合った「もっこく」「もちのき」。

W : あっ、太田姫稲荷神社の「元宮」がJRの線路の沿いにありました!

「元宮」。太田姫稲荷神社は総武線の開通工事で現在の場所に移転したため、線路ぎわにもともとあった場所が示されている。
「元宮」。太田姫稲荷神社は総武線の開通工事で現在の場所に移転したため、線路ぎわにもともとあった場所が示されている。

【や行】意外な発祥の地に、今後が気になる山の上ホテルも

A : 「や」は「野球発祥の地碑」など?

W : 碑には「日本野球発祥の地」とあったから残念ながら「に」かもしれない……。これも『学士会館』ところにあります。

「日本野球発祥の地」碑と『学士会館』。
「日本野球発祥の地」碑と『学士会館』。

S : あとは『山の上ホテル』!2024年2月に休館となりましたが、11月には明治大学が土地と建物を取得したというニュースがありました。

明治大学が建物を継承することが発表された『山の上ホテル』。
明治大学が建物を継承することが発表された『山の上ホテル』。

A : こう考えると、今年は歴史的な建物にいろいろなニュースがありましたね。

S : 本当に……『山の上ホテル』も『学士会館』も今後が気になります。

W : 「ゆ」は「湯島聖堂」や、「幽霊坂」もあります。

A : 「よ」は『揚子江(ようすこう)菜館』も。

W : 冷やし中華発祥のお店と言われていますが、私はまだ食べたことがないんです……!

冷やし中華を食べに来ることを誓いつつ『揚子江菜館』の建物を見上げてみたら……上に何かいる!
冷やし中華を食べに来ることを誓いつつ『揚子江菜館』の建物を見上げてみたら……上に何かいる!

【ら行】明治創業の老舗ビアホールに、路地の喫茶店

A : 「ら」はやはり『ランチョン』でしょうか。

W : 『ラドリオ』もあります。どちらも神保町には欠かせないお店です。

明治42年(1909)創業のビヤホール『ランチョン』。
明治42年(1909)創業のビヤホール『ランチョン』。
喫茶店『ラドリオ』のある路地。かつて『ミロンガ・ヌオーバ』もこの道にあった。奥は『三省堂書店 神保町本店』が建設中。
喫茶店『ラドリオ』のある路地。かつて『ミロンガ・ヌオーバ』もこの道にあった。奥は『三省堂書店 神保町本店』が建設中。

S : 「り」ってありますか?

W : 神田駅のほうですが、埋め立てられた竜閑(りゅうかん)川の「龍閑橋」が残されていたり、交差点の名前にも「竜閑橋」が残ってます。

A : そんな川があったんですね。では、「る」は。

S : 「る」。

W : 「る」……。宿題にしましょうか…………。「れ」は画材店の『レモン画翠』があります。

A : 「ろ」は豆本専門店の『呂古(ろこ)書房』が。『軍学堂』と同じ建物に入っています。

【わ行】「を」「ん」は、何か見つけられるのか!?

S : 「わ」は、さっきの「『吾輩は猫である』碑が」があります。

お茶の水小学校卒業生の編集部員Aと「吾輩は猫である」の碑。
お茶の水小学校卒業生の編集部員Aと「吾輩は猫である」の碑。

A : 「を」は難しいです。

W : そうですね。でも「ん」のほうが難しいのでは。

S : 阿吽の「吽形」とか、ダメですかね……?

W : 「ん」っぽいけど「うん」ですよね!?

「ん」……!?
「ん」……!?

【終わりに】宿題が多数……まだまだ散歩して探してみよう

A : 「る」みたいに見つからなかったもの以外にも、もう少し何かあるんじゃないか、というものがあった気がします。

S : 結構難しかったですね……。

W : 見つけられなかったものは、引き続き散歩して探してみましょう! 御茶ノ水、神保町周辺の50音を探してみてどうでしたか?

A : 小学生時代から親しんできた街ですが、50音で探してみると、いつもお世話になっているお店を再認識できたり、「ここはこういう名称だったのか」という発見もあったり、街を見つめ直すいい機会でした。探している50音を見つけたときの高揚感がクセになりそう……(笑)。

S : 普段、このエリアは通勤かお昼休みにしか使わないので基本は目的地へまっしぐらなんですよ。「なにかを探す」という目的をもって歩くのは新鮮で、足だけではなく頭と目も使って程よい疲労感。新しい発見もありました。皆さんもどこか好きなエリアで「50音探し」ぜひやってみてください!いい運動になりますよ!

W : みんなが“名所”だと認識している場所やそれぞれに思い入れのある風景があって、編集部員も『さんたつ』も、この街でちゃんと時間を過ごしてきたんだなと実感できました。そして振り返ってみると、たった1年の間にものすごく街の変化があったんだなと再確認することに。毎年同じ時期にやってみるのも楽しそうです。

誰かと集まる機会の多い年末年始、ぜひ身近な街で“あいうえお表”を作ってみてください!

『さんたつ』5周年記念!読者アンケート実施中

Web『さんたつby散歩の達人』は、おかげさまで2024年10月に5周年を迎えました。今後ますます充実した企画を展開していくため、読者アンケートを実施中です!

コロナ禍で開催が難しい時期もありましたが、今後はさまざまなイベントも実施していく予定です。ぜひ皆様の声をお聞かせください!

【回答時間の目安:約10分】

回答期間:2025年1月10日(金)まで

★アンケートにお答えいただいた方から抽選で10名様に『散歩の達人 東京名酒場』『散歩の達人 スペシャルティ珈琲時間』MOOK新刊2冊セットをプレゼント!
*厳正なる抽選の上、当選者の方には記載いただいたメールアドレスにご連絡させていただきます。

取材・文・撮影=さんたつ編集部

東京23区のど真ん中に位置し、靖国通りと白山通りが交わる神保町交差点を中心に広がる街、千代田区神田神保町。  この街の特徴をひと言でいうと、なんといっても「本の街」ということになる。  古書店や新刊書店が多くあつまり、その規模は世界一とも言われている。だがそれだけではない。純喫茶、カレー、学生街、スポーツ用品街、中華街などなど、歩くほどに様々な顔が垣間見えるのが面白い。ある意味、東京で一番散歩が楽しい街ではないかと思うほどだ。  
運動不足を感じたら仕事帰りに数駅歩くことにしている編集部員です。突然ですが、銀河鉄道を見たことがありますか。私はあります。今回は、都会の真ん中で銀河鉄道に出合えるとっておきの散歩コースをご紹介。さんたつ編集部がある御茶ノ水駅からさっそくスタート!