一號島廚房
グッドセンスの台湾フュージョン料理
客席とキッチンとの境のないオープンな雰囲気の中、台湾の地物食材とイタリアンが皿の上で融合する。台湾名産の魚・サバヒーをのせたリゾット350 元は、サバヒーの脂を受け止めた米が美味。店内にはバースペースがあり、ドリンクのみの利用もおすすめ。
『一號島廚房』店舗詳細
香米
高級エスニックも侮れぬ
東南アジアからの出稼ぎが多い台湾では、エスニック料理も豊作。香米はタイ政府認定の希少な「タイ・セレクト・プレミアム」を受けた本格店。椰汁咖哩海鮮=ココナツの実に詰めたシーフードカレー520 元なんて凝った美味も。
『香米』店舗詳細
翠薪越南餐廳
本国でも通りそうなノリと味
学生街のノリも楽しい公館駅前の多彩なグルメスポットに構える老舗ベトナム料理店。同じ南方ということもありハーブ系の素材が生き生きしている。平均一皿150 元とお手頃。店内は広くて明るく、不慣れな旅行客でもなじみやすい。
『翠薪越南餐廳』店舗詳細
圍爐
納得せざるを得ない人気
超有名店。中国東北地方の家庭料理、酸菜白肉火鍋=白菜の酢漬けの鍋をグレードアップ。背の高い筒形の鍋で、酸菜ほか羊肉などバリエーション豊かな具材を投入。つゆの酸味の効いた独特の味が癖になる、650 元〜。
『圍爐』店舗詳細
霸味薑母鴨 全台總店
台湾冬の定番鍋の牙城
台湾の冬の定番鍋、薑母鴨の名店。薑母鴨とは米酒とぶつぎりのカモ、古ショウガをベースに、好みの具材を投じた鍋のこと。滋味に富むさっぱり鍋で、温みが体に染みてホコホコとなる。ここは全国展開する店の総本店。炭火を使うのがミソ。シーズン時は夕方5時には満席に。280 元+具材。
『霸味薑母鴨 全台總店』店舗詳細
取材・撮影・文=奥谷道草/撮影(『一號島廚房』)=Unya Chang
MOOK『散歩の達人 台湾』より