COLLECTOR'S COLLECTION

路上園芸鑑賞家・ライターの村田あやこが、路上のさまざまな対象物を愛でる方をゲストにお話を伺う連載です。

最新記事

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「三角コーン」はこんなに奥深い!三土たつおさんに伺う、街角のものを知って広がる世界
三角コーンやマンホール蓋、ガードレール。街なかで身近に見かけるものの名前や種類を調べて、著書『街角図鑑』としてまとめた三土たつおさんに、街角の風景をどう深堀りして楽しんでいるのか、お話を伺った。

この連載の記事一覧

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通り過ぎてしまうものこそ面白い。齋藤洋平さんに伺う「ポスター跡」の味わい方
ポスターが剥がされた後に残る「ポスター跡」を観察してみると、意外な美しさや貼り主の無意識の性格が浮かび上がってくる。「ポスター跡」の観賞を続ける齋藤洋平さんに、その魅力を伺った。
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カラーコーンから街や人とつながった。おかだゆかさんに伺う「カラーコーン」の楽しみ方
どんな街でも必ずと言っていいほど見かける「カラーコーン」。観察し続けてみると意外にも地域性がにじみ出て見えてくる。また、どこにでもあるからこそ、人それぞれの見方が楽しい。長年「カラーコーン」の楽しみ方を発信し続けるおかだゆかさんに、お話を伺った。
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小屋は、風土や人の営みを物語る。遠藤宏さんに伺う小屋の魅力
田畑や漁港、住宅地などの傍らにひっそりと佇む「小屋」。暮らしを支えるバックヤードである小屋は、風土やそこで営まれる暮らしを物語る存在だ。小屋を記録し続けるカメラマン・遠藤宏さんに、小屋の魅力を伺った。
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台湾のかわいい窓辺。tamazoさんに伺う「鉄窓花」の魅力
台湾の民家や集合住宅の窓辺に防犯目的で取り付けられた、鉄製の飾り格子「鉄窓花」。鉄窓花に魅せられ、鉄窓花鑑賞を目的に何度も台湾へ渡航しているtamazoさんに、その魅力を伺った。
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「お友達」を見つけたら、いつもの道が楽しくなる。お友達コレクションさんに伺う、引込計器盤キャビネットの楽しみ方。
電力量計などを格納するための「引込計器盤キャビネット」。無機物でありながら、どこかロボットのような見た目がかわいらしい。街の引込計器盤キャビネットを「お友達」と呼んで愛でている「お友達コレクション」ことchachakiさんに、お話を伺った。
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ミクロな手仕事が街を作る。内海皓平​​さんに伺う「ゴミネット」の味わい方
ゴミ置き場に設置されているゴミネット。街を歩きながら気になるゴミネットを見かける度に写真に撮っているという内海皓平​​さんに、お話を伺った。わざわざ目に止める人は少ないかもしれない、ゴミネット。いま目にしている姿かたちにどうやってたどり着いたのか想像してみると、そこで暮らしを営む人の姿が垣間見えてくる。
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自らネオンを背負い、サイバー風景を発信する。サイバーおかんさんに伺う「サイバーな風景」の魅力
都心の高層ビルや、繁華街を照らすギラギラした電飾。そのすぐそばにひしめく赤提灯の明かり。対比的な光景を「サイバーな風景」として愛で、さらに自らネオンを背負い、サイバーの魅力を日々発信する「サイバーおかん」ことタナゴさんに、お話を伺った。「サイバーな風景」とは、失われゆくものをただ悲しんだり懐かしむだけでなく、それらが新しいものと混在しながらうごめく様子をも愛でる視点なのだ。
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駅の手作り案内表示から中の「人」が見えてくる! ちかくさんに聞く「野良サイン」の魅力
駅構内などで、オフィシャルな案内表示でまかないきれない場所に掲示される、手作りの案内表示「野良サイン」。2009年から各地で野良サインを鑑賞しつづけるちかくさんに、その見どころを伺った。
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装テン職人の創意工夫を味わう。内海慶一さんに伺う「装飾テント」の世界
「見たことあるのに、見えてなかった」をテーマに、街の様々な対象物を鑑賞し続ける都市鑑賞者・内海慶一さん。観察対象の一つである装飾テント(装テン)について、お話を伺った。ありふれているものに思えても、「見る」「見続ける」ことで、実は街の貴重な財産ともなりうる見どころが浮かび上がってくるのだ。
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シンプルなフレームワークで表現された多種多様なデザイン。岡元大さんに伺う「ガードパイプ」の魅力
国道や県道、市道といった道路沿いに設置されたガードパイプを10年以上鑑賞し、これまで3000点以上も写真に収めてきた岡元大さん。限られたフレームワークの中で表現された、地域の名産品や動植物、文字といったバリエーション豊かなデザインが魅力だ。ガードパイプの見どころや、2023年12月に上梓した著書『まちかどガードパイプ図鑑』(創元社)について、お話を伺った。
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【ビル毛ってなんだ?】視線をずらすと見えてくる。小堺丸子さんに伺う「ビル毛」の楽しみ方
建物の屋上に髪の毛のように木が生えている状態を「ビル毛(ビルゲ)」と呼んで観察・収集している、ライターの小堺丸子さん。葉の密度や植物の種類による“ヘアスタイル”の違いを味わったり、ビルを大きな器に見立てて生け花のように鑑賞するのが楽しい。ビル毛の様々な味わい方について、小堺さんにお話を伺った。
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心地いい構図との出合い。小里誠さんに伺う「抜け感のある風景」の世界
小道や水路、線路、遊歩道。ふと目を向けると、様々な条件が重なって、向こう側一点に向って、すうーっと抜けているように見えることがある。ミュージシャンの小里誠さんは、そんな「抜け感のある風景」を見かけると、写真を撮り、「この抜け感の心地よさを共感してくれる人は果たしているのでしょうか?」というコメントを添え、SNSに投稿している。「抜け感のある風景」の魅力について、小里さんにお話を伺った。
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空き地は別世界に通ずる窓。小澤啓さんに伺う「空き地」の魅力
幼少期に空き地にどこか神秘性を覚えたことをきっかけに、長年空き地を研究している小澤啓さん。街なかで「ない」ものとされがちな空き地だが、よくよく観察してみると、植物の遷移や過去の土地利用の記憶が浮かび上がる。別世界へ通じる窓のような存在なのだ。小澤さんに、空き地の魅力について、お話を伺った。
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「ドジっ子看板」の味わい方。赤沼俊幸さんに伺う、社会を反映する看板の魅力
ドジをする子供たちのイラストと共に注意喚起を促す看板を「ドジっ子看板」と命名し、鑑賞する赤沼俊幸さん。これまで収集した2500人以上のドジっ子看板のデータベースをもとに、「どじた」というオリジナルキャラクターを生み出し、日々魅力を発信している。赤沼さんに、ドジっ子看板の味わい方について、お話を伺った。
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「ラジオ塔」との運命の出合い。一幡公平さんに伺う、何気ない風景に存在する「 宝物」の魅力
戦前から戦時中にかけて日本各地に設置された「ラジオ塔」。現存するラジオ塔を訪ね、『ラヂオ塔大百科』『ラヂオ塔大百科2017』という2冊の同人誌にまとめたラジオ塔研究家​・一幡(いちまん)公平さんに、ラジオ塔の魅力を伺った。
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「スプリング遊具」から広がる物語。タカハシワカナさんに伺う、公園のキャラたちの悲喜こもごも
公園でよく見かけるバネ式の遊具・スプリング遊具。多種多様なキャラクターが目に楽しい。よくよく見てみると、遊具同士の配置や周囲の状況、塗装の風合いなどによって、唯一無二の味わいを楽しめる。スプリング遊具を鑑賞するタカハシワカナさんに、その魅力を伺った。
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「旧町名」で昔の街並みにタイムトリップ。102soさんに伺う、今はなき町名を探し歩く楽しみ
十二社、淀橋、柏木、三年町。かつてその地に存在し、何らかの事情で消滅したものの、その形跡が現存している町名=旧町名。行政上は消滅したものの、街角に残る旧町名の名残を探し歩く102soさんに、その魅力を伺った。
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「信号機」鑑賞は宝探し。丹羽拳士朗さんに伺う、1500種以上ものバリエーションがある信号機の奥深き世界
4歳から信号機に魅了された、信号機マニア・丹羽拳士朗さん。これまで日本各地へ足を運び、さまざまなタイプの信号機を撮影し続けている。ひとくちに信号機といっても設置場所によって種類豊富で、時代ごとの変遷もある。著書『ヘンな信号機』、『信号機の世界』(イカロス出版)では、バリエーション豊富な信号機が数多く紹介されている。丹羽さんに、信号機の魅力についてお話を伺った。
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こんなにも見どころだらけ!路上の収集家たちの武蔵小杉〜新丸子まち歩き
路上のさまざまな対象物を愛でる方をゲストにお話を伺う『散歩の達人』の連載「COLLECTOR’S COLLECTION」。今回はそのスピンオフで、川崎市の100周年を記念した街フェスとのコラボ企画として、街角、電線、文字、路上園芸を鑑賞する4人の“散歩の達人”が武蔵小杉〜新丸子周辺を歩いた。
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「三角コーン」はこんなに奥深い!三土たつおさんに伺う、街角のものを知って広がる世界
三角コーンやマンホール蓋、ガードレール。街なかで身近に見かけるものの名前や種類を調べて、著書『街角図鑑』としてまとめた三土たつおさんに、街角の風景をどう深堀りして楽しんでいるのか、お話を伺った。
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