フリート横田(達人)の記事一覧

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火保図を手に、昭和を知る旅へ。その旅において忘れてはならない前提とは
まぁ最近はやめたんですけど、いっときハマっていた奇癖といいますか、ひとときの楽しみがありまして。それは、トイレで、高校の社会科の授業で使う地図帳をパラパラやること。高校生が効率的に勉強できるよう専門家たちの英知を集めたものですから、地形はもとより、大河がどこをどううねって海に注いでいるか、ある国の平均気温はどのくらい?とか、あの大都市にはどんな産業が興っているか、なんていう情報がコンパクトに書きこまれていて面白いですし、ふつうに各国の形を眺めるだけでもぜんぜん飽きません。バルカン半島とか西アフリカあたりの国境線なんて全然覚えられなくて、見るたびに新鮮味を感じてしまいます。
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とあるSNS投稿の炎上から喚起させられた、“昭和レトロなムーブ”への思い
この連載の名前は「街の昭和を旅する」。ふだんは、私が昭和の街を歩いたり、見聞きしたことをぼつぼつと記しております。ですが今日は突然ですが、別の方の話をさせてください。SNSを使って、昭和レトロな発信をし、人気を博している方について、ちょっとふれたいのです。 ※写真はイメージです。
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なぜみんな同じメニューなのか? かつて“朝鮮料理”と呼ばれた「焼き肉」がたどった長く深い歴史
繁華街に繰り出すことの多い身ですが、いろいろな飲み屋さんに混じって、ふと気付くと焼き肉屋さんがかたまっている地区に行きあたることがあります。地区、というより一角と言ったほうがいい小さな範囲の場合もありますが、いずれにしても焼き肉屋さん集積地というのは日本の各地にあります。
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解体が決まった大久保「軍艦マンション」に惹かれるが、“狂気”の建築家・渡邊洋治にはもっと惹かれる!
さびしいニュースがまたひとつ飛び込んできました。来年、2024年に「軍艦マンション」が解体予定だというのです。
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「お祭り」の夜、提灯の明かりが浮かび上がらせた“赤”の思い出
数日前、トントコトントコ太鼓の音が響いてきたので、散歩がてら音のほうへ行ってみたら、お祭りでした。朝ごはん直後でしたが、ふらふら焼きそばの露店へ近寄って、結局買ってしまいます。お祭り、好きなんですよね。お祭りというと、子どもの頃、昭和の終わり頃のある場面を思い出さずにいられません。 ※写真はイメージです。
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壊れているほうに惹かれる。日本の伝統技法「金継ぎ」がもたらす美しさ
このまえ、骨董屋というか古道具屋というか、古茶碗や皿が雑然と積まれた店に通りがかりました。昔は商店街を歩くと、こういうお店、ずいぶんありましたよね。店の奥で親父さんがひとり座っていたりして。古本屋さんと雰囲気が似ています。どちらもすっかり数は減り、大手チェーンの古書店や、古道具というよりブランド品を売るフランチャイズ質屋を多く見かけるようになりました。 ※写真はイメージです。
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あの頃、肉屋さんのアジフライに「自由」を感じていた
マックへ行くと、中高生がたくさんいますね。部活やったりして、やたらとおなかが空くんでしょう。ほほえましい、当たり前の光景ですが、いまだに私は「都会の子たちだなぁ~」と思って見てしまいます。私がハンバーガーを買えるようになったのは、結構な大人になってからです。なぜって、北関東の農村にそんなものはなかったからです(いまはあります)。 ※写真はイメージです。
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昭和情緒好きと、昭和そのものを生きた人々で捉え方が分かれるウイスキー「オールド」
最初に断っておきますよ。以下のことは、どこかの酒造メーカーから指図があったわけではなく、なにかマーケティングデータ等の根拠があるわけでもなく、単に一人の飲み歩き好き中年男性の観測範囲の話だとご了解の上、お読みください。 ※写真はイメージです。
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街の昭和を如実に物語る「古老の記憶地図」
最近のコラム、思い出話ばかり綴ってしまっていたので、今日は地図のお話でも。
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「駅弁」という二文字の響きが思い起こさせる、幼い日の情景
純愛、円熟、謙虚……あなたが心惹かれる二字熟語はなんでしょうか。私はもちろんこれです。
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