子供から大人まで、成長に寄り添う『三省堂書店 経堂店』[経堂]
「地域で生まれ育った子供が大人になっても来てくれる、一生使える書店にしたいです」と話す店長の田口さん。目を輝かせた子供がひっきりなしにやって来る児童書コーナー、そのそばに学習参考書や実用書も揃い、成長に合わせた棚の並び。教育熱心なファミリー層に重宝されているというのも納得だ。
店長・田口やよいさんのおすすめ
『世田谷イチ古い洋館の家主になる』
山下和美 著/集英社
一目ぼれした洋館の取り壊しを止めるべく奔走するノンフィクション。
『三省堂書店 経堂店』店舗詳細
80年近く親しまれてきた老舗書店『千歳書店』[千歳船橋]
「他社の真似ではない、内容がいいものを置いてます」と代表の上地さんが話す当店は、戦後まもなく駅前に開業してから長年地域を支えてきた。若いスタッフに任せているというコミックの棚も充実。未使用の新本を販売するバーゲンブックの棚には、古書店のような思いがけない出合いがあるかも。
代表・上地進二さんのおすすめ
『読書について』
アルトゥール·ショーペンハウアー 著/光文社
哲学者が読書の本質と危険性を指摘する古典。本好きならば必読だ。
『千歳書店』店舗詳細
訪れるたびに更新される売り場『三省堂書店 成城店』[成城学園前]
バランスよく幅広いジャンルが揃う店内には、「成城100年祭」に関わる本も。週間ランキングの棚は毎週チェックしていく人も多いとか。催事スペースでのワークショップや、児童書コーナーでは月に一度「おはなし会」も実施。「どんな本を買えばいいか分からない時は、ぜひ相談してください」と竹村さん。
竹村真志さんのおすすめ
『化学の授業をはじめます。』
ボニー·ガルマス 著/文藝春秋
舞台は1960年代アメリカ、女性科学者が男性社会で奮闘する痛快な物語。
『三省堂書店 成城店』店舗詳細
取材・文・撮影=中村こより
『散歩の達人』2024年9月号より