素敵な投稿をしてくださった方に「いいぜ賞」と題して毎月3名様にプレゼント(Amazonギフト券5000円分)を贈呈するという企画「今月のいいぜ賞」。本日は、「2024年11月のいいぜ賞」を発表いたします。

たくさんご投稿いただき、ありがとうございました。そして、受賞したみなさま、おめでとうございます! 受賞者のみなさまには、編集部からメールでご連絡いたします。

もふるさん/冬桜と紅葉の共演! 城峯公園の魅力。

城峯公園ならではの景色

神流湖エリア周辺のメイン観光スポットといえば城峯公園。 春のつつじも名物ですが、秋から初冬にかけての冬桜と紅葉の共演で有名! その美しさは『帰れマンデー』で紹介されたほどです。 🌸🍁
もふる

タイトルにあるように、埼玉県神川町の城峯(じょうみね)公園の魅力が伝わってくる投稿でした。猛暑の影響もあり紅葉はこれからという感がありましたが、きれいに咲いている冬桜の写真に、秋の魅力を感じます。加えて、展望台からの景色やニジマス釣りの情報も織り交ぜられ、公園の持ついろいろな顔がうかがえました。それにしても、ニジマスおいしそう……!

カルダモンだもんさん/令和だけど昭和の高田馬場“ときわ座”で、最後の芸術の秋。

幕が下ろされるそのときまで、目に心に焼き付ける

食欲の秋、読書の秋、芸術の秋...と、“秋”は人生のたのしみが凝縮されている。 なかでも“食欲の秋”と言われれば、もう、なんでも許された気分になって、暴飲暴食が止まらない。 このまま冬眠してみても、ひと冬越せる自信すらある。 しかし、そんな冬眠前に触れておかねばならぬのが“芸術の秋” 気になる公演や展示が目白押しだ! そんな芸術の舞台が繰り広げられる“とある館”が、今年いっぱいで幕を下ろそうとしている。 高田馬場にある“ときわ座”という、昭和30年代に建てられた館だ。
カルダモンだもん

タイトルに込められた意味に読みながら気づいていく投稿でした。『ときわ座』としてスタートしたのは令和元年秋ですが、館内は昭和30年代から残されたお茶の間の光景が広がり、まぎれもなく「昭和」。そして、さまざまな演目が披露されてきたこの舞台も、元々5年間限定だったため、2024年いっぱいで幕を下ろします。最後の日に心を寄せるカルダモンだもんさんの思いが響いてきました。

柿生亜実さん/箱根板橋にある『甘柑荘』で、テレビドラマのモデルの人生を追体験する

三淵嘉子の意外な一面を知る

地元の電子図書館で「三淵嘉子 先駆者であり続けた女性法曹の物語」を読み終わったそのままのいきおいで、『甘柑荘』に行ってきました。 三淵嘉子は9月までNHKで放送されていた「虎に翼」の主人公(佐田寅子)のモデルになった女性で、日本初の女性弁護士&裁判所長だった方です。 『甘柑荘』は、三淵嘉子の2番目(最初の方は戦争から戻った後に死亡)の夫のお父さんで、初代最高裁判所長官だった三淵忠彦(役名・星朋彦)の別荘兼家でした。 設計者は、向井潤吉邸(現・向井潤吉アトリエ館)や日光プリンスホテルなどで知られる佐藤秀三です。 『甘柑荘』の最寄り駅は、箱根登山電車の箱根板橋駅。 改札を出る手前に「板橋まち歩きMAP」が置かれていたので、初めて行かれる方は手に取ると良いかもしれません。 わたしは数回目の箱根板橋でしたが、すっかり道は忘れてしまっていました。 駅前の信号が青だったのでダッシュで渡り、たしか直進で良かっただろう、とアバウトに歩くことしばし。 途中、女性の団体さんとすれ違ったので、多分合っているなと確信が持てました。 広い通りに出ると看板が立っていたので、それに従って右折。
柿生亜実

三淵嘉子の再婚相手の父で、初代最高裁判所長官の三淵忠彦の別荘兼家だった『甘柑荘(かんかんそう)』。駅から記憶を頼りに歩きだして、道中、いろいろなものを発見していく過程も、散歩の温度感に触れるようで良かったです。そして、今回のメインの『甘柑荘』については、近代数寄屋風住宅の中の様子や、写真付きで紹介されていた三淵嘉子の生涯など、『虎に翼』の登場人物たちに思いを馳せることができる、素敵な投稿でした!

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秋らしい光景と出合えた11月、さまざまな切り口の投稿があり、うれしい限りです!

12月はどんな「いいぜ」な投稿と出合えるのか、楽しみにしています!

少し早いですが、よいお年をお迎えください!