東急溝の口駅とJR武蔵溝ノ口駅を繋ぐペデストリアンデッキの存在。

ペデストリアンデッキとは、車道と歩道を分離して設置された高架による歩行者専用の歩道のこと。溝の口駅前のペデストリアンデッキは、「キラリデッキ」の名称がついている。

かく言うわたしも、「さんたつ by 散歩の達人」サイトで知った。

参考:「ペデストリアンデッキの魔力~ハマれば底なし沼の空中回廊!~」
  https://san-tatsu.jp/articles/250822/

その溝の口駅前の「キラリデッキ」によって、東急とJRの2つの駅、商業複合施設のNOCTY(ノクティ)1とNOCTY2が繋がり、

NOCTYには、ユニクロ、ジーユー、無印、百均のセリア、ABCマート、ミスドなど、良くいく店が集結していて、車が行き交う地上に接することなく、自由自在に行き来が可能。

いったん地上に降りなくてはならないが、駅から徒歩7分以内に、ドン・キホーテ、イトーヨーカドー、マルエツ、百均のダイソー、コーヒーチェーンのサンマルクカフェ、ドトール、スタバ、タリーズがあり、短時間で、あらゆる場所にスイスイ移動できる。

東急溝の口駅から出てきた人々と、JR武蔵溝ノ口駅から出てきた人々が、駅前で入り混じる

利便性だけを問題にするのだったら、他に似たような街は数多くある。溝の口に惹かれる真の理由は、もっと別のところにある。

夕方の通勤時間帯には、人々が2つの駅改札から溢れ出てきて、駅前広場である「キラリデッキ」を介して入り混じる風景が好きだ。

通勤客、学生、地元住民など、あらゆる年代と様々な国籍のひとたちが、夕飯の買い物やショッピング、食事、待ち合わせ、仕事帰りの一杯、を目指し、「キラリデッキ」上で、いったん入り混じり、そして、思い思いの場所に散らばっていく。街が生きている。

「キラリデッキ」には、季節の花々が植栽されている花壇があちこちにあり、その花壇の縁などで、ドリンクを飲んだり、スマホチェックしたり、買い物カートを抱えた年配者が休憩したりしている。その様子も好きだ。

溝の口駅前は、1997年からはじまった駅前大規模再開発で、以前とは、かなり風景は変わったそうだ。

1997年に旧高津区役所跡へ「マルイファミリー溝口」ができ、複合商業施設「NOCTY(ノクティ)」がオープン、

1999年、JR・東急を結ぶペデストリアンデッキが完成、2017年「溝口駅南口バスターミナル」が完成して、全てのバスが駅前まで乗り入れを開始した。

以前の溝の口は、どんな感じだったのだろう? 利便性が上がっても、溝の口の人々が持たらす街の活気は変わっていない気がする。

最後に、溝の口を好きになるきっかけとなった、毎年11月上旬から1月まで設置される駅前クリスマスイルミネーションをご覧ください。本物は、目を奪われますよ!

関連投稿:「神奈川県川崎市、溝の口のリラックス度」
https://san-tatsu.jp/supporter/reports/1943/

参考:川崎市
https://www.city.kawasaki.jp/miryoku/category/73-7-0-0-0-0-0-0-0-0.html

川崎市年齢別人口 https://www.city.kawasaki.jp/170/cmsfiles/contents/0000136/136635/nennreibetu2022.pdf

マンション図書館
https://mansionlibrary.jp/article/30336/