裏浅草の『三玄路 (micro)』。杉玉がミラーボール!レコード、骨董、立ち呑み、3つの“玄人”が混じり合う
浅草寺を抜けると、浅草観音裏と呼ばれるエリアがある。いわゆる裏浅草だ。老舗の名店から、個性的な新店が揃う、隠れたグルメスポットである。今回ご紹介する『三玄路 (micro)』も、2022年12月に3周年を迎える裏浅草のニューフェイスだ。microのコンセプトは3つ。レコード、骨董、立ち呑み。軒先にある杉玉代わりのミラーボールが目印で、中を少し覗いただけでも、DJブースに骨董品、コの字型の立ち呑みカウンターと、3本柱のワクワクが伝わってくる。和テイストの店内が、伝統ある浅草に通じるところもあり、どこか懐かしく、居心地がいい。3つの“玄人”であり、浅草“3”丁目で、浅草寺北側の“路地”にあることから“北”を表す“玄”を用い、『三玄路』と漢字が当てられている。その粋な字面と、ニュー・ウェーブ感ある響きの『micro』に迫ってみたい。