一般社団法人うめきたMMO
「グラングリーン大阪・うめきた公園」の芝生や水盤といったランドスケープを舞台に、音楽・ダンス・演劇・落語ほか伝統芸能などジャンルを横断したパフォーマンスを楽しめるショーケースシリーズ「YOSETE UMEKITA」が、このたび、2025年3月23日(日)、27日(木)に再始動いたします。
■「YOSETE UMEKITA」について
上方文化を代表する芸能形式「寄席(よせ)」をヒントに、音楽・ダンス・演劇・落語ほか伝統芸能などジャンルを横断したパフォーマンスを展開するショーケースシリーズです。伝統と現代のカルチャーが交わりアップデートされる瞬間が、公園の中の日常的な風景のひとつとして生み出されます。
2024年には計4回(9/23、10/5、10/19<夜開催>、11/4)を開催。上方落語家や、インディペンデントに活躍するミュージシャンやパフォーマーたちが中心に出演しました。広大な芝生広場ならではの多彩で自由なパフォーマンスや、夜の回では昼ののどかな雰囲気とひと味異なるスタイリッシュな時間をつくりあげました。大阪の街角で、誰もが自由に体験するコンテンツを展開することへの歓迎の声も多くいただきました。
■「YOSETE UMEKITA」VOL.5&6 開催情報
日程:
VOL.5 3月23日(日) 13:15-DJ TIME 14:00-PERFORMANCE
VOL.6 3月27日(木) 18:15-DJ TIME 19:00-PERFORMANCE
※雨天の場合は会場変更して実施、荒天は中止。
出演:
VOL.5 春の訪れ
笑福亭たま(落語)、moskitoo(音楽)、渡邉尚(パフォーマンス)、Kazumichi Komatsu(DJ)、小花桃(MC)
VOL.6 夜の煌めき
桂二葉(落語)、Wound and Ground 振付:児玉北斗(ダンス)、Le Makeup(音楽)、Vis(DJ)、桂源太(MC)
クレジット:
主催 一般社団法人うめきたMMO
共催・企画制作 一般社団法人ベンチ
プロデュース 松本花音(bench)
技術統括 大鹿展明
音響 上月亮・田中日菜(株式会社artical)
照明 岩元さやか(campana) ※3/27
ブッキング 植松幸太、桂弥太郎、前田瑠佳
ロゴ&フライヤーデザイン 三重野龍
会場:
グラングリーン大阪 うめきた公園 (大阪駅直結)
VOL.5 ノースパーク 芝生
VOL.6 サウスパーク 芝生広場
料金:
無料・予約不要
アクセスマップ
※上記内容は予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。
■アーティストプロフィール(出演順)
笑福亭たま(ショウフクテイ タマ)1975年1月6日、大阪府貝塚市生まれ。1998年に笑福亭福笑に入門。
古典落語や新作落語だけでなく独自の視点を活かしたショート落語も手がける。
東京・大阪・名古屋・松山で独演会を開催し、天満天神繁昌亭で毎月「月刊笑福亭たま」を上演。
国立演芸場花形演芸会大賞など数々の受賞歴を持ち、2023年には貝塚市観光大使に就任。
Moskitoo(モスキート)東京生まれ、札幌育ち。東京を拠点に活動するサウンドアーティスト、シンガー。2007年、テイラー・デュプリーが主宰するNYのレーベル12kより『DRAPE』でソロとしてデビュー。以後、FilFla、Sontag Shogunなど多くのミュージシャンと制作、コラボレーションを行っている。
Moskitooの音楽は、音、音楽、声が織りなす新たな関係性を探求することを意図して展開されている。その音楽は自身の歌声を起点に、ギターやトイグロッケンシュピールといった楽器に加え、日常の物音や非楽器の音、即興的なアイデアや意図しない音を織り込みながら、音と沈黙のあわいを辿り、まだ見ぬ世界の輪郭を描いている。音のテクスチャーと空間性が生み出す微か
な現象に耳を澄ませながら、デザインを含むすべての制作プロセスを自ら手がけ独自の世界を紡いている。
これまでにヨーロッパ、北米、カナダ、オーストラリアでツアーを実施。さらに、デンマークや韓国など国内外の多彩なイベントでパフォーマンスを行うほか、映像作品、短編映画のサウンドデザインや、テレビCM、企業サウンドロゴの歌唱やナレーションも多く手がけている。
2024年10月、最新作『Unspoken Poetry』を日本のHEADZ/WEATHERレーベルよりリリース。
https://www.moskitoo.com Instagram @moskitoo_
渡邉尚(ワタナベ ヒサシ)身体研究家/サーカスアーティスト。
20歳から独学でジャグリング、ムーブメント、軟体を研究し独自の技術や表現を習得。ダンスやサーカスの枠を超えて活動し、これまでに25カ国以上で出演や指導を行う。
2023年からは日本初の倒立の祭典「ハルキゲニア倒立フェス」を主催し2年連続で100人超の参加者を集める。
Instagram @hisashi_moves 写真:Shirley Dorino
Kazumichi Komatsu(カズミチ コマツ)1992年高知県生まれ。2022年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士(後期)課程美術専攻構メディア・アート領域修了。音楽家、美術家、DJ。
これまでに様々なレーベルやパブリッシャーより複数の名義で膨大な数の音源をリリースしている。ある情報の伝達や保存における根源的な諸技術のあり方を光や音をもちいて研究・作品制作を行なっている。
https://kazumichikomatsu.com/
Instagram @last_online_4519days_ago
桂二葉(カツラ ニヨウ)1986年8月2日、大阪府大阪市生まれ。2011年に桂米二に入門。
正統派の古典落語を守りながらも、新たな視点を取り入れた高座に定評がある。2021年「NHK新人落語大賞」の大賞受賞をはじめ、数々の受賞歴を誇る。全国各地で独演会を開催し、落語の新たな可能性を広げている。メディア出演も多数。
朝日放送テレビ「探偵!ナイトスクープ」探偵として出演。
今年2月にはMBS/TBS系列「情熱大陸」にも登場。
毎日新聞の夕刊コラム「やいやい言わせて~桂二葉のけったいな日常~」や「Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2023」個人部門賞の受賞など、多方面で活躍中。
好きなものは酒場、くだものシール、じゃりン子チエ。
Instagram @niyo_katsura
Le Makeup(ル メイクアップ)シンガー/プロデューサー。
大学在学時に作曲へと本格的に取り組みはじめ、以降国内外の様々なレーベルから作品を発表する。
2020年にアルバム「微熱」、2023年に「Odorata」、2024年に「予感」をリリース。
Instagram @le_makeup___
Wound and Ground 振付:児玉北斗児玉北斗(コダマ ホクト)
2001年よりダンサーとして国際的に活動、ヨーテボリオペラ・ダンスカンパニーなどに所属しマッツ・エックらの作品にて主要なパートを務めた。振付家としても『Trace(s)』(2017)、『Pure Core』(2020)、『Wound and Ground (βver.)』(2022)などを発表。現在は芸術文化観光専門職大学(兵庫県豊岡市)の専任講師としてダンスや振付をめぐる研究・実践・教育に取り組んでいる。
www.hokutokodama.com Instagram @hokutokodama
Wound and Ground 振付:児玉北斗
Vis(ビス)2000年生まれ京都出身。2021年にスタートした京都発レーベル<PAL.Sounds>を主宰。E.O.U、Hue Rayと共に〈vivo〉を不定期に開催。
Instagram @440vis
■YOSETE UMEKITA 企画コンセプト
概要
関西随一の都市・大阪梅田の広大な公共空間に、関西=上方の文化的コンテンツがかわるがわる集まり、誰もが自由に楽しむことのできる場が日常的に登場します。公園を通りがかる人、近隣のオフィスエリアで働く人、近くに住まう人、観光客、それぞれの滞在において快適さやリフレッシュ、新しい発見ができる雰囲気を、明るく賑やかに、そしてオリジナリティ豊かに醸成します。
企画趣旨
上方文化を代表する芸能形式「寄席(よせ)」をヒントにした本企画では、現代的な表現と古典的な表現が交わり、なおかつジャンルを横断したプログラミングをおこないます。落語を中心とした話芸に加え、ダンスや演劇の小作品、楽器演奏や小規模なバンドによるライブなどを展開します。「YOSETE UMEKITA」というタイトルは、関西弁の子ども言葉の"よせて”(=仲間に入れて)をもじっています。
元来「寄席」とは講談・落語・浪曲・漫才・奇術などの技芸(演芸)を観客に見せる大衆的で小規模な常設演芸場を指します。「よせ」とは「寄せ場」の略語で「人を寄せる場所」という意味であり、河原や大きな寺社に人が集まり大道芸や見世物が演じられ、民謡などの芸能を諸国に伝え広める場として機能していました。特に大坂、京都では江戸と比して長く屋外で演じられていたという歴史があり、道行く客の気を引き、足を止めさせるための"賑やかな”上方芸能という、今日にも影響の残る特色を形作ったと言われています。「YOSETE UMEKITA」ではこうした関西ならではの芸能の歴史をふまえながら、それらと現代的な表現や上演空間のあり方のアップデートをはかります。
音楽
開演や登壇を盛り上げる音楽「寄席囃子」は、関西のオリジナリティあふれるトリオ音楽グループ「NEW MANUKE」がYOSETE UMEKITAのために新たに作曲。公演前後には関西のコアなDJ陣によるDJプレイも設けます。
舞台美術
公園の日常的な風景に調和しながら、機動的に「舞台空間」を生み出すことができる美術装置は、関西の建築シーンを独自の姿勢でリードするdot architectsが設計・制作。公園の景色に混ざりながら落語をはじめとした様々なパフォーマンスに寄り添う、唯一無二なパブリックスペースをデザインします。
大阪・うめきたという多様なライフスタイルのひとびとが昼夜問わず行き交う要所でひらかれる、あらたなパブリック/パフォーマンス空間のかたちにご期待ください。
■ご参考 2024年イベントの様子
撮影 : VOL.1(上段左)倉科直弘 / VOL.2.3(上段右・下段3点)中尾微々 /VOL.4(中段2点) 井上嘉和
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