境内に着くと目の前に広がるのは大きなクスノキ。
大きな枝が四方に伸びて境内一帯を屋根の様に枝が広がっていました。

また、御神木は境内の奥にもう1つあり、巨大な杉の木がぐぐーっとまっすぐ天に伸びて迫力ある姿。

境内の中は巨木に守られ他の植物たちも元気に育っているように感じて、明るい植物のパワーが流れているような・・・。
訪れたのは年末でしたが、鮮やかなモミジの紅葉も残っていて鮮やかな朱色の葉が華やかさを添えていました。

さて、大きなクスノキは触ることができるので、そっと近づいて両手を幹にしっかりとあててみます。

古代からずっとこの地を守ってきた巨木の幹はとても大きく、参拝客がたくさん触ってきたのかなと思うくらい、表面はつるつる。

幹はとても温かく触れているととても穏やかな気持ちに。

ふと上を見上げると大きく広がった枝には緑の葉がたくさん。
風に揺られてサラサラと音をたてて、まるで小さな葉たちが笑っているみたい。

一年の疲れや煩わしいことがクスノキを通してサーっと流れ去って心が温かくなるようでした。

お参りを済ませて鳥居から眺めた景色は、冬の晴れ間のススキ並木。
おだやかな冬の景色が心に沁みていきました。

1年の疲れや重みを浄化したあとは、近くにある「掛川道の駅」でお土産探しへ。

心が軽くなったせいか足取りも軽く、ご当地物のお茶やお菓子を求めてパワー全開で道の駅へと向かっていきました。