予想通り、バラはあまり咲いていませんでした。
見ごろは5月中旬とのこと。

気を取り直して、お楽しみの喫茶がある邸宅へ。

邸宅の入場は別料金で、5分位並んで中に入りました。
撮影禁止のため写真はありませんが、白を基調にした可憐な応接室、赤壁のシックな大食堂には天井や暖炉に美しい彫刻が施されています。お城みたいな凝りようです。2階の部屋はほとんど非公開。洋館とつながった蔵では、この館の設計者、ジョサイア・コンドルの展示をしていました。歴史の授業で習った鹿鳴館や三菱一号館美術館の設計をしたのもこの人だそう。いいこと知った。

一通り部屋を見学したあとは、いよいよティータイム。狙っていた応接室の出窓近くの席に案内してもらい、嬉々として着席。ローズティー(700円)は、飲むたびにいい香りがふわっと鼻に抜けて、この空間も含めすごく癒されました。

もうすこし後の時期なら、窓のすぐ外のバラも咲いていたはず。こんなところに住んでみたいな。

喫茶でゆっくりしたあとは、日本庭園へ。

これが個人のものだったなんて信じられないくらいの広さでした。
山あり滝あり、ちょっとドキドキの飛び石あり。楽しいお散歩コースです。

後日、スコーンを焼いて自宅で第2回ティータイム。ダマスクローズジャムをいただきます。甘味は強めで、あとから華やかな香りがやってきます。なんとも優雅な気分に。このジャム、40%が花びらだそう。

今度は紅茶やヨーグルトにいれてみよう。たっぷり入っているので長く楽しめそうです。