長野県の記事一覧

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大晦日に食べる「年取り膳」。長野・伊那市のごちそうはイワシ、ブリ、塩ザケ、3種の魚を粕汁に?
現在、大晦日に食べる行事食は全国的に“年越しそば”ですが、その昔、地域によっては“年取り膳”というごちそうを食べ、新しい年を迎えていました。その時に出される魚が年取り魚。長野県伊那市は、今も大晦日に年取り魚を食べる家があります。しかも3種類の魚を使い、さらにそれを粕汁にして食べるという豪華バージョンです。イラストを拡大してどうぞ~。
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初めての母とのふたり旅で長野・浅間温泉へ。一本のエッセイに書ききれない私たちの関係
生まれて初めて、母とふたりで旅行をした。母についてはこの連載で何度か書いたが、母について書ききれたとは言えない。私と母は今でこそ仲のいい親子だが、関係が落ち着いたのはここ10年ほどのことで、幼少期からそれまでは関係が複雑に変化しつづけた。とてもじゃないけれど、一本のエッセイに書ききれるような関係ではないのだ。だから今回も書ききれるとは思えないが、この連載が続いているうちに、母との思い出を綴る回を設けたかった。それで母に「『さんたつ』の連載で書きたいから旅行に行かない?」とLINEをしたところ、快諾してくれた。私がエッセイを発表するようになった5年前から「ママのことはいくらでもネタにしていいから」と言ってくれている。そうして10月のある日、札幌に住む母が東京にやってきた。
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新そばの季節。『小木曽製粉所』へ行けば、男は作務衣を着はじめる
日本シリーズが終わると、新そばの季節だ。なんてことを急に言い出したのも理由がある。どうも、そばに目覚めてしまったようなのだ。夏前だったか。お土産にもらったとある地方の田舎そば。強烈なコシと風味のアレを食べてから、急にそばへの感度が増してしまったようで、何かしらのチャクラが開いたかのように、鼻腔が香りを捕らえ、ノドがそばの肌触りにうっとりとしはじめたのだ。
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【すてきな山小屋】天上の楽園・八ヶ岳山域へ。山泊デビューに最適のアットホームな『オーレン小屋』
日本百名山の一つ、八ヶ岳。3000m級の山のなかでは比較的アクセスしやすいこの山域には、山泊デビューにうってつけの小屋が点在。その代表格・オーレン小屋を訪ねたら、素朴で心温まるおもてなしが待っていた。
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【すてきな山小屋】憧れの上高地へ。2時間歩けば辿り着ける究極にゴージャスな『徳澤園』
穂高岳をバックに、美しい水を湛える梓川(あずさがわ)と河童橋(かっぱばし)。一度は見てみたい風景の上位にあがる、上高地(かみこうち)を代表する景観だ。そんな上高地の中心部から約2時間歩けば、“憧れの山小屋”といわれる『徳澤園』に辿り着く。ここに泊まるための山歩きなら、2時間くらいはへっちゃら。
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物理的にも隠れた名店! 信州上田の地下街酒場『酒蔵 信濃』で“きれい”な酒を味わう
この曲を聴くと当時のことを思い出す……なんて経験はないだろうか。筆者は1997年に発売されたGLAYの『口唇』とT.M.Revolutionの『LEVEL 4』という2曲を聴くと、高校3年生の時に大好きだった同級生の女の子と遊んでいた日々、毎日電話をして猛アタックしたが派手にフラれてしまったことを鮮明に思い出すのだ。これは「メンタルタイムトラベル」という、その音楽を聴くと当時のことを思い出す現象らしい。そう思うと、人間の体というのは実に不思議なもので、他にも本屋にいると便意をもよおす「青木まりこ現象」などというものがある。本屋の静かな空間と紙の匂いなどがリラックス効果をもたらし、それによって下腹部をモジモジとさせるらしいのだが、私は本屋以外でもこれと同じような現象が起こる場所がある──。
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ムッチリと美味の共演! 長野県上田『こはまや』の絶品“美味だれ”焼き鳥
旅先での楽しみといえばやはりグルメ、それも酒場へ行くことが我ら共通の価値観であることは周知のとおりである。初めて行く旅先の観光名所へ行く──いいでしょう。温泉に入ってゆっくりする──大いに結構。どれだけ小さな町にも、必ず歴史博物館みたいなものが存在するので、そこへ行けばさらに町のことが分かるだろう。
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煩悩が108個なのはなぜ? 56億7千万年も修行を積む仏がいる?【数字から見る仏教・後編】
これまで、仏像を中心に神社仏閣にまつわる情報をお届けして来たこの連載。前回は「数字から見る仏教」【前編】と題し、「お釈迦さまは、生まれてすぐ“7”歩あるいた!」など、1~10の数字について解説しました。後編の今回は、10以上の数字にまつわる話。とてつもない大きな数字も出てきますよ!お楽しみに!
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信州上田で聖地巡礼? 別所温泉で見つけた昭和レトロな『日野出食堂』で“味っ子”に思いを馳せる
誰もが夢想することのひとつに、「漫画やアニメの世界に行けるとしたらどこに行きたいか?」がある。最近は、実在する場所を舞台にしたアニメが多いが、やはり私は漫画アニメならではの架空の舞台に行きたい。『ルパン三世』のカリオストロの城、『千と千尋の神隠し』の油屋。怖いけど『ドラゴンボール』のナメック星や『進撃の巨人』のウォール・マリアなんかも行ってみたい。
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南野陽子が語る旅、故郷、アイドル時代のこと。「私、初めて会った人とでも友だちみたいな距離感になっちゃう」
南野陽子さんといえば「おまんら、許さんぜよ!」の決めゼリフ。あのキリリとした美しさからにじみ出る親しみやすい人柄に引き込まれて旅のこと、アイドル時代のこと、聞いちゃいました。
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こんなところに……? ぼくらの天国は千曲川のほとりにありました。長野県上田市『鯉西 つけば小屋』
「すいません、12時から2名でお願いしたいんですが」「はいはい、2名様ですね。えーと……」私が飲食店でまずやらないことのひとつに「待つ」ことがある。どれだけ料理がおいしかろう安かろうと、待ってまで食べたいなんてものはこの世にない(と思っている)。
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長野県上田市名物「美味だれ」とは? 83歳のマスターが営む焼き鳥屋『かわしま』で答え合わせ!
どんな街にも歴史が存在して、時に悲しく、時にドラマチックな出来事を刻んでいる。私のふるさとも大きな港町で、かつては北前船の寄港地であり、それによって花街としても栄えた歴史がある。それなりに自慢できる街なのだが、それでもよその街の歴史をうらやましく思うことがある。それが“歴史上の有名人”がいた街だ。例えば鹿児島の西郷隆盛、高知の坂本龍馬、山梨の武田信玄、仙台の伊達政宗など。なにがうらやましいって、街のほとんどの人が圧倒的なシンボルとして誇りに思っているのだ。これは、たまたまそこで生まれ育った者の特権とも言える。そんな街のひとつで、前から気になっていたのが長野県上田市だ。
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【青春18きっぷおすすめ旅】『JR時刻表』編集部のエキスパートが作成! 5日間、たっぷり日本列島縦断の旅(北海道最北端〈稚内〉~九州最南端〈枕崎〉)
『JR時刻表』編集部のエキスパート3名が作成した、北海道北端から九州南端に至る青春18きっぷ5日間の旅。時刻表のプロがおすすめするコース、気になりますね。フェリーも活用し、新幹線や特急に乗車するワープ技も駆使して、目指せ枕崎~!
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【青春18きっぷおすすめ旅】東京発2泊3日、高~い高~い絶景に会いにゆく旅(御殿場線・身延線・小海線ほか)
今年の夏も暑い! ならばと、JRの最高地点をゆく小海線をはじめ、標高の高い路線と車窓風景に高い山々が現れ、風景からも涼を感じられる猛暑エスケープの旅へ。

長野県のスポット一覧

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万平ホテル(まんぺいホテル)
軽井沢の歴史と共に歩む、明治27年(1894)創業のクラシックホテル。大規模改修・改築工事を経て2024年10月にグランドオープン。国の登録有形文化財に登録された「アルプス館」をはじめ全館をリニューアルし、ホテルの歴史を残しながらより快適な滞在時間を過ごせる空間に。カフェテラスは屋外のテラス席を拡張し、緑を眺めながら伝統のアップルパイやロイヤルミルクティーなどホテルの人気メニューを変わらず堪能できる。
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オーレン小屋
八ヶ岳の中心、標高約2330m地点に位置。桜平登山口から入山し、ここを起点に硫黄岳・横岳・赤岳登山や八ヶ岳の縦走などが楽しめる。小屋の名前は高山植物の「オウレン」に由来。檜展望風呂あり、夕食に桜鍋あり、心温まるおもてなしありと、初めての八ヶ岳&山小屋に最適だ。 
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徳澤園
槍ヶ岳や穂高岳を目指して歩き始めた登山者たちが一服したくなる頃、徳沢にある山小屋。目の前のキャンプ場から望む前穂高岳東壁は、井上靖の小説『氷壁』の舞台として知られ、そこに登場する「徳澤小屋」のモデルがここ。いつか泊まってみたい、そんな憧れの場所だ。
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酒蔵 信濃(さかぐら しなの)
上田駅前の雑居ビルの地下にある酒場。店内は民家の居間のような落ち着く雰囲気で、信州上田ならではのご当地料理などを楽しめる。『岡崎酒造』の「亀齢」など、上田の酒と共に堪能したい。
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日野出食堂(ひのでしょくどう)
「信州の鎌倉」ともいわれる別所温泉にある、昭和の面影を残したような食事処。お通しの山菜漬けや、名物の馬肉料理など、長野県ならではのものと一緒にお酒を一献傾けられる。締めにおすすめはそば。濃いめのつゆと絡ませて喉ごしのいい麺をすすれば、おなかも心も満たされること請け合いだ。
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かわしま
長野県は上田の繁華街にある大衆酒場。こちらでは焼き鳥に上田名物の「美味(おい)だれ」をかけて食べ、その独特な甘じょっぱい風味が病みつきになる。
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松本城
文禄2~3年(1594~1594)築、5重6階の天守としては日本最古で国宝。鉄砲狭間、矢狭間といった戦国時代の実戦用の設備とともに、平和な江戸の時代に造られた戦の備えがほぼない辰巳附櫓、月見櫓などが残っているのも興味深い。
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