和食すずき[流山セントラルパーク]
ドーンとそそり立つ3種の魚介と春菊
海老2本に穴子、白身魚、大きな春菊が立ち上がる! その迫力以上に、具材の香りがはっきり際立つ繊細な揚げ方がこの丼の命だ。梅や胡麻豆腐など季節によって具を変える茶わん蒸しから味噌汁に至るまで、抜かりない丁寧な仕上げに驚くが、銀座の和食店で料理長を務めたという主人の経歴を聞けば納得。安くて旨いのは、新鮮な野菜や米を近所の農家から仕入れているから。開店するや否や、この一膳を求める客で店がいっぱいに。
『和食すずき』店舗詳細
ぎょうざやさん[柏]
普通盛り500円に200円足すとこうなる
餃子とチャーハンの持ち帰り専門店が送る、千葉県3大デカ盛りと名高い一品。子供の頃、飲食店をやっていた叔父から教わった味が原点だという。もはや既製の容器には入り切らず、2パックに分けてもフタが閉まり切らないのでラップで包んでなんとか収まっている。これだけギュウギュウなのに、家でパックを開くとパラパラの炒飯がふんわりほぐれるのが不思議だ。破壊的な量とは裏腹に、ほんのり優しい醤油の風味が広がる。
『ぎょうざやさん』店舗詳細
アメリカの田舎の家 ST[新松戸]
名前の由来にクスッと笑える
「キレイなお客さんが来ると、アルバイトの男の子が好き放題大盛りにしちゃって」。それが「気まぐれ」の由来らしいが、この盛りに落ち着いた今では店のホームページにさりげなく「巨大パフェ」と書かれている。ともあれこの美しいタワー盛り、バニラアイスの上に生クリームがそびえ立つ構造なので、しばらくとける心配はナシ。2色のソースと華やかなフルーツが織りなすノスタルジックな景色を、心ゆくまで眺めてからいただこう。
『アメリカの田舎の家 ST』店舗詳細
取材・文=増山かおり 撮影=オカダタカオ