「懐かしい!」連発でつい大人買い『ants coffee』[茅ケ崎]

アイスキャンデー(左からマンゴー、あまおう、ソーダ)各180円、ラムネ120円。
アイスキャンデー(左からマンゴー、あまおう、ソーダ)各180円、ラムネ120円。

店主・山口咲久矢さんが「(当時)小学生の息子に買い物の練習をさせたくて」、2014年に駄菓子と文房具の店をオープン。夏によく出るのは福岡・柳川のカバ印アイスキャンデー。子供たちに人気のミルクやソーダの定番もいいけれど、果実をそのまま凍らせたようなフルーツ系も捨てがたい。2020年からは奥の間でカフェもスタート。今日はゆっくり読書の気分、と思ったらこちらでコーヒーでも。

「店には小上がりを作りたかった」と山口さん。
「店には小上がりを作りたかった」と山口さん。
カウンター左下の小窓は、お店屋さんごっこをしたがる小さなお客さんのために製作。
カウンター左下の小窓は、お店屋さんごっこをしたがる小さなお客さんのために製作。
本棚の本は自由に閲覧OK。
本棚の本は自由に閲覧OK。

『ants coffee』店舗詳細

住所:神奈川県茅ケ崎市東海岸南1-21-3/営業時間:13:30~17:30(土は11:00~)/定休日:月~水・日(不定あり)/アクセス:JR東海道線・相模線茅ケ崎駅から徒歩15分

中庭の緑と爽やかな風が心を潤す『濱時間』[茅ケ崎]

抹茶クリームあんみつ750円、寒天とぶどうが入った濱時間クリームソーダ690円。こちらも時季によってシロップをチェンジ。
抹茶クリームあんみつ750円、寒天とぶどうが入った濱時間クリームソーダ690円。こちらも時季によってシロップをチェンジ。

地元設計士と工務店の協力のもと、仕出し弁当店の調理場であった古民家を改修してできた長期滞在向けの貸別荘。併設されたカフェは、季節を通して中庭からの風が心地よい。代表・岩澤さんのおすすめは、色とりどりの寒天で四季を感じられるようにアレンジしたあんみつ。自家製白玉と北海道産小豆のこしあんのやさしい味わいと相まって、食べておいしい、眺めてうれしい一品に。

中庭に面した大きな窓と高い天井のおかげで開放的な空間に。
中庭に面した大きな窓と高い天井のおかげで開放的な空間に。
スタッフのおふたりと岩澤さんは親戚。
スタッフのおふたりと岩澤さんは親戚。

『濱時間』店舗詳細

住所:神奈川県茅ケ崎市南湖2-5-5/営業時間:10:30~17:30/定休日:月・火・水/アクセス:JR東海道線・相模線茅ケ崎駅から神奈中バス「浜見平循環」行き約8分の「仲町」下車3分

サザンビーチ至近のオトナの社交場『Gitan』[茅ケ崎]

ワッフル・ベリーベリー、アイスカフェオレセット1430円。
ワッフル・ベリーベリー、アイスカフェオレセット1430円。

テラス席から烏帽子岩や江の島を望める絶好のロケーションは、地元住民にとっても特別。だから「近所に住む常連さんも多いですね」とスタッフの後藤ふみのさん。ちょっと一息のお供にはぜひワッフルを。外側がカリッ、中はふんわりの生地はオープン当初からの秘伝のレシピで焼き上げる。甘~い香りに誘われて、散歩中のワンちゃんが「行こうよ!」と店に誘うエピソードに頬がゆるむ。

後藤さん(左)と、休日に愛犬連れで来店中だったスタッフのお二方。
後藤さん(左)と、休日に愛犬連れで来店中だったスタッフのお二方。
店内には高価なソファやキャビネットなど、オーナーの趣味で買い揃えたアンティーク家具が並ぶ。
店内には高価なソファやキャビネットなど、オーナーの趣味で買い揃えたアンティーク家具が並ぶ。

『Gitan』店舗詳細

住所:神奈川県茅ケ崎市中海岸4-12986-52/営業時間:10:00~18:30(11~3月は~18:00)/定休日:無(荒天時)/アクセス:JR東海道線・相模線茅ケ崎駅から神奈中バス「浜見平団地」行き約6分の「海水浴場前」下車1分

取材・文=林加奈子 撮影=井原淳一、丸毛透