真摯な生地作りが小麦の風味を引き立てる『BOULANGERIE E.S.』[逗子]
2022年で開店15周年。逗子ではここでしかパンを買わないという人も多い。バターのコクが際立つが、あっさりとした食べ心地のクロワッサン。食パンはサクッとした歯切れのあと、軽やかな小麦の香りが広がる。「小麦の特徴を引き出すべく、生地に寄り添って時間をかけて仕上げています」とは、店主の島田英治さん。食感や風味に細やかな配慮が感じられ、どれを食べてもじんわりおいしい。
おやつもおすすめ!
『BOULANGERIE E.S.』店舗詳細
こだわりの食材で作る納得の味『HAYAMA BREAD Club』[葉山]

ベーグル セサミ259円。シナモンドーナツ302円。クロワッサン400円。ローズマリーフォカッチャミニ216円。ドーナツはふわふわモチモチ。無農薬小麦にグラスフェッドバターを使ったクロワッサンの豊潤なバターの香りに驚く。
逗子で大人気だった「わかなぱん」の店主・中本わかなさんが、しばしの充電期間を経てオープンさせたベーカリーカフェ。基本の天然酵母と国産小麦に加え、無農薬小麦も使うように。農家から玄麦で仕入れ、自家製粉した全粒粉で作るもっちりとしたベーグルは、噛むほどに旨味が広がって幸せな気分に。店内に期間限定ストアがあったり、イベントが開催されたりと、訪れる楽しみも満載。
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『HAYAMA BREAD Club』店舗詳細
取材・文=井島加恵 撮影=小澤義人