ジョイン・クリエイティブマネジメント株式会社
障がいのある作家が活躍する嬉々!!CREATIVEのギャラリー&カフェがリニューアルオープン。外部作家も加わり150点が並ぶ『巨匠たちのあの名画を僕が描いたらこうなった!』展を1月31日まで開催。
障害のある方が活躍するアトリエ/福祉施設「嬉々!!CREATIVE」(平塚市)はこの12月にギャラリー&カフェをリニュ―アルオープンしました。ギャラリーを併設するカフェではお揃いのユニフォームを身に着けたメンバーが活躍中です!
リニューアルオープンを飾るのは、障がいのあるアトリエメンバーと一般公募で募った、パブリックドメイン名画にインスピレーションを受けた作品約150点を展示した「巨匠たちのあの名画を僕が描いたらこうなった!」展です。
カフェの入口から続く個性的な数々の作品。元になった名画が何か考えながら眺めるのも楽しい
嬉々!!CREATIVEのカフェでは接客から調理、コーヒーの抽出まで障がいのあるメンバーが担当します。皆さんは出来ることも得意なことも千差万別で、カフェでの仕事は業務を細分化することによりメンバーによる運営を可能にしています。
人と接するのが得意な人は接客を、数字は読めなくても印をつけた目盛りで材料を計る人、パンケーキの焼き色を見極めて上手に焼ける人、コーヒー豆を挽いたり淹れる流れの手順を追ってするのが得意な人など、それぞれがやりたいことと出来ることを細かく分けて担当しています。自家製パンケーキや丁寧にハンドドリップしたコーヒーにはお客様から定評があります。
お揃いのユニフォームを着用し一層集中して仕事に取り組むカフェメンバーたち
展示作品が多数飾られているカフェでアートを眺めながらゆったりとした時間を過ごせる空間になっている
また同じスペースにあるギャラリーで「巨匠たちのあの名画を僕が描いたらこうなった!」展を開催しています。没後70年が経過した有名な名画が題材となっており、多数ある作品はどれも描いた人の個性が溢れる見ごたえある内容となっています。
こちらはフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を描いたもの。どれひとつとして同じタッチのものがない
所属アーティストの作品に加え、障がいの有無を超え一般公募で集まった約30点も同時展示し、アーティストや特別支援学校の生徒、絵が好きでテーマに興味を持った方など様々な人が参加。街中のカフェとしても、アートギャラリーとしても、誰もがワクワクできるスペースにしていきたいと思います。
嬉々!! CREATIVE GALLERY & CAFE
住所:神奈川県平塚市明石町14-8(平塚駅西口徒歩7分)
営業日:火曜~金曜 10:30~15:30(第一・第三土曜日は営業)
https://www.kikicreative.jp/
これまでの作品を商品化した物販コーナーも充実しています。
≪『巨匠たちのあの名画を僕が描いたらこうなった』展≫
■2024.12.3(火)-2025.1.31(金)
■月・日・祝CLOSE/土曜日は第1・第3土曜日のみOPEN
■最終日1/31(金)は15時まで
【嬉々!!CREATIVE(キキ!!クリエイティブ)について】
2022年4月に設立された嬉々!!CREATIVEは、障がいのあるアーティストが活躍するクリエイティブ活動を行うアトリエです。現在、約100名のアーティストが登録し、制作活動を行っています。
アトリエの活動は、プロダクトデザインやパッケージデザインとしてアートを使用したい企業へのイラストライセンス許諾事業も行っており、そのライセンス使用料は、工賃や画材費等としてアーティストに還元されます。
嬉々!!CREATIVEは、誰もが創造的に暮らせる社会を目指し、その活動はアトリエだけにとどまらず、作品を展示するギャラリーやメンバーが働くカフェの運営も行っており、ジョイン・クリエイティブマネジメント株式会社によって運営されています。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
おすすめするスポットやお店のメニューなど、みんなの「こりゃいいぜ!」を絶賛募集中です!!
さんたつ公式サポーター登録はこちら
新着記事
多国籍化する団地から見えてくるあるべき共生の形とは。横浜市霧が丘のインド料理店『スパイス・ゲート』
青葉台駅から横浜市営バスに乗り込むと、車内にはインド人だろう南アジア系のファミリーの姿。環状4号線を20分ほど走り、やがて霧が丘団地に入ると、インド濃度はさらに増す。ベランダで布団を干しているおばちゃんもインド人、すれ違う車の運転席にもインド人、散歩しているおじさんふたりもインド人……一見すると日本のどこにでもあるような団地なのだが、インド人の住民がとっても多いことで知られているのだ。
春の七草といえばお粥。三重県鳥羽市の国崎では“海の七草”をたたいて食べる!?
毎年1月7日が近づくと、スーパーに並ぶ“春の七草粥セット”。セリ、ナズナ、ゴキョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七つ。けれど、それとはまったく違う七草を用意する地域があります。古来、伊勢神宮へ献上する熨斗(のし)アワビ(*)を作っている三重県鳥羽市の国崎(くざき)では、なんと! “海の七草”を用意するんです。イラストを拡大してどうぞ~。*アワビを薄くはいで引き延ばして干したもの
『更級日記』の作者・菅原孝標女が憧れた夕顔と浮舟。現代の私たちも感情移入できる『源氏物語』のヒロインたち
一年にわたる大河ドラマ『光る君へ』も最終回を迎え、そして一年にわたる本連載もとうとう最終回となった。これまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました……! さて連載の締めくくりでは、ある日記を紹介したい。平安時代に『源氏物語』を愛読していた女性の日記だ。おそらく『光る君へ』最終回にも登場する書き手なのではないだろうか。