NPO法人Teamプレイズ
ユニフォームを着て、プレーする喜びと感動をすべての人へ
クラウドファンディング掲載ページ【 https://for-good.net/project/1002188 】


2025年4月より会員登録をスタートすると3ヶ月で70名以上が登録をしてくれています。そんな会員の方々から「試合をしたい!」「もっとうまくなりたい!」というたくさんの声をいただき、技術向上や試合出場をめざす本格的なサッカーチームを10月からスタートさせることが今回のプロジェクトになります。

日本サッカー協会ホームページよりhttps://www.jfa.jp/grass_roots/disability/
現在、日本障がい者サッカー連盟には、7つの障がい者サッカー団体が存在します。大阪府では、7つの団体に加盟するすべての社会人チームが活動をしています。7団体すべてののチームにお話を聞かせていただきましたが、子どもが活動できるチームは存在しませんでした。存在しないなら、どんな障がいのある子どもでも参加できるサッカーチームを自分で作ろうと立ち上げたのがTeamプレイズです。
ーTeamプレイズが解決したい社会課題
子どもたちには、サッカー・水泳・バスケットボール・野球などいろいろなスポーツが選択でき、チャレンジできる環境が準備されています。しかし、そんな中で特性や障がいのある子どもたちが参加できるスポーツチームはほとんどありません。「集団での活動が苦手でみんなと同じようにできない」「耳が聞こえない、体に麻痺がある」だから、スポーツが、サッカーができない。そんな状況の中で、サッカーというスポーツは、そもそも特性や障がいのある子どもたちの選択肢に入っていません。選ばない子どもたちがいる現状は、選ぶことができない、あきらめるしかない環境を作ってしまっている私たち大人の責任だと感じています。特性や障がいがあっても他の子どもたちと同じように、スポーツを楽しみ、スポーツで成功や失敗を経験し、スポーツで夢を描く、そんなスポーツの魅力を最大限に生かして、すべての子どもたちの可能性を広げることが必要だと考えています。

(図)文部科学省ホームページよりhttps://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/053/siryo/__icsFiles/afieldfile/2015/05/25/1358061_03_03.pdf
少子化が進んでいる中で、支援学校や支援学級に在籍する子どもの数は増加しています。私が支援学校に勤務しているこの7年間でも、入学してくる子どもの数は、グラフが示す通り右肩上がりに増加しています。教室が足らず、一つの教室を二つに区切ったり、特別教室を日常使用する教室へ変更したりとあの手この手で受け入れている状態です。そんな支援学校の子どもたちも休憩時間にはみんなでサッカーやバスケットボールを楽しんでいます。ボールが大好き、みんなと一緒に遊ぶのが大好き、支援学校の休憩時間は、そんな子どもたちの笑顔で溢れています。
スタッフの多くは、教員として支援学校や中学校などの教育現場で日頃から子どもたちと過ごしています。代表である私も、中学校で14年、支援学校で7年と20年以上子どもたちと学校生活を過ごしています。しかし、障がいのある子どもたちのおかれている環境は、この20年間でほとんど進展がありません。文部科学省からは「インクルーシブ教育の推進」が掲げられていますが、実際には、「地域の学校と支援学校」「通常学級と支援学級」と日常生活の中では別々に過ごすことが多く、放課後や休日になるとそれはさらに顕著になります。そんな環境の中で特性や障がいを知ることのできない子どもたちが成長したときに、お互いに理解しあえる社会になっているのでしょうか?

関西医療大学の学生スタッフも協力し、一人ひとりに寄り添えるサポート体制を整えています。

大阪府大阪市 舞洲障がい者スポーツセンター
そんな課題に対して、Teamプレイズは、「特性や障がいのある子どもたちの可能性を広げて、共生社会の発展に貢献する」という理念のもと、サッカーを通じて特性や障がいのある子どもたちがよりポジティブに活動できる環境を作り、その活動の中で様々な人たちと関わることができる機会を創出していきます。Teamプレイズでの活動が子どもたちの夢となり、その夢の先には、すべての子どもがキラキラ輝く未来が待っていると確信しています。障がいがあるとかないとかではなく、すべての子どもの個性が認められ、必要なサポートを受けながら、安心して、自分らしく、自由に、楽しむことのできる未来が1日でも早く訪れるように歩み続けたいと思います。

7月から9月にかけて4回の体験会開催を予定していますが、すでに40名以上の申し込みをいただいています。
「このプロジェクトで実現したいこと」
~ユニフォームを着て、プレーする喜びと感動をすべての人へ~
このサッカーチーム設立のプロジェクトを通して、本団体の理念である「特性や障がいある子どもたちの可能性を広げて、共生社会の発展に貢献する」ことに少しずつでも近づいていきたいと思っています。特性や障がいがあることで、サッカーはもとよりスポーツを諦めていた子どもたちがユニフォームを着て、ピッチに立ち、スポーツを楽しみ、スポーツで夢を描ける日常を作ります。

まさか、自分の子どもがユニフォームを着て、サッカーをするなんて想像もしていなかった保護者にとっては、ユニフォームを洗濯したり、お弁当や水筒の準備をしたり、今までにはなかった仕事が増えるかもしれません。でも、そんながんばっている子どもを全力で応援できる喜びと感動は、子育てを振り返ったときに何にも変え難い思い出になっているはずです。子どもたちがサッカーを一生懸命取り組める時間はそう多くはありません。だから、保護者として子どもを応援できる時間も限られています。そんな限られた時間で喜びや感動を親子で分かち合える貴重な時間をTeamプレイズがサッカーを通じて提供していきたいと考えています。

ユニフォームコンセプトは、色々なインクの色=個性が混ざり合い、ひとつの美しいチームになる
Teamプレイズがめざす理想は、特性や障がいのある子どもが当たり前にスポーツに取り組む環境が整っているヨーロッパのクラブチームです。ヨーロッパでは、学校でも日常生活の中でもフルインクルーシブが当たり前になっています。フルインクルーシブが当たり前の社会の中で、スポーツに取り組む環境も当然どんな子どもでも参加できるようなクラブ運営がなされています。日本でフルインクルーシブな共生社会が実現されるには、まだまだ時間がかかります。だからこそ、スポーツの力でフルインクルーシブな日常を作り上げるための第一歩としてこのサッカーチーム設立のプロジェクトを進めていきたいと考えています。

大阪府堺市 JGREEN堺
ヨーロッパのクラブチームのように、障がいのある人たちがいつでもスポーツを楽しみ、たくさんの人たちと交流ができるサッカー施設を作り、その施設でTeamプレイズで活躍した選手たちがコーチとなり、次の子どもたちにサッカーを教えてくれる、そんな未来を夢見ています。

クラウドファンディング掲載ページ【 https://for-good.net/project/1002188 】
NPO法人Teamプレイズ
代表 河原畑康高
https://teamppw2019.org
[email protected]
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