北口から左に折れて、モノレールをくぐったあたりです。
昼間だと、突き当りに昭和記念公園の森が見えます。

立川は道幅が広くてまっすぐで、山も公園も近い。
そこにデッキがダダーンと通っていて、ここまで来ると人通りもちょっと落ち着ついて。
なんというか、都市と森の境目みたいな所です。

今度は北口のメインのデッキを、北の方に進みます。
リニューアル中の高島屋、パレスホテルなどが並ぶあたりから、駅の方を振り向いたのが上の写真。

LみたいなCみたいなサインがビルにくっついている。
これ、「ファーレ立川アート」の一つなのです!

ここは、戦前は日本軍の飛行場があり、そのあとは米軍の基地があったところ。
日本に返還されるときに、昭和記念公園や、「ファーレ立川」という新しいまちが計画されました。

その時に「町中を世界のアーティストの美術館にしよう」となったので、デッキのあたりはすっかり美術館。
写真のサイン以外にも、巨大植木鉢や、民族衣装の強そうな人たちや、いろいろ出会います。

アートには説明が書かれていないので、「これは何だろう」と思ったら「タチカワ アート コレクション」のHPを。
https://www.tachikawa-artcollection.jp/

LみたいなCみたいな文字には、こんな説明がありました。そうだったんだ・・
「アントナコスはネオンという線と色をもつ素材を使って都市のなかに朝、昼、夕、夜と違った表情をつくります。2才の時にギリシャからアメリカに渡った彼のネオンの作品からはどこかカタコンベ(地下墓地)にかすかに光る灯のようなつつましくもやわらかな表情が伝わってきます。彼のネオンは都会の夜に咲くやさしい花となりました。」

メインのゲートを突き当りで右に曲がり、図書館の前を通ると、前方はこんなです。
赤い門の先に吸い込まれるデッキ。道は細く先は見えない。

このあたりは、結構高めのビルにオフィスや、公共施設が入っているエリア。
ゲートの先はそんなビルを曲がりながら抜けて、階段を降りると、コンビニなどが並ぶ地上に続きます。

はじめて通った時はどこに連れていかれるのかとちょっとワクワクしました。

最後の1枚は、メインのゲートを地上から撮ったところ。

デッキの上は、デパートとかオフィスが見えてスマートな感じですが、地上を歩くと結構わちゃわちゃしています。
このギャップが何だかいい立川ペデストリアンデッキです。