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「うなぎ」は万葉集にも登場する愛すべきキャラ! 土用丑の日に食べるのはなぜ!?
2022年の土用丑の日は、7月23日(土)と8月4日(木)の2回。誰もが知っている「うなぎを食べる日」です。うなぎは昔から、日本人に馴染みの深い魚であり食品で、文化的にも大切な存在でした。ことばの歴史を、国語学者の小野正弘先生がひもときます。
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新島/式根島行き往復乗船券を3組6名様にプレゼント! 船で行く東京・ 新島村でのんびりまったり旅しよう。『#新島チル旅・東海汽船往復乗船券プレゼントキャンペーン』
東京・浜松町の竹芝客船ターミナルから約160㎞。新島と式根島の2島からなる新島村は、伊豆諸島のなかでも人気のスポットだ。白い砂浜に、透明度の高い美しい海が広がる絶景だらけの島。そこには温泉や美味しい海の幸も待っていてのんびり、まったり、癒やされる「chill(チル)」な旅をしにいくのにうってつけなのだ。そんな新島村への往復乗船券が3組6名様に当たる『#新島チル旅・東海汽船往復乗船券プレゼントキャンペーン』を開催中。2022年8月31日まで応募受付中です。
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源泉かけ流しの展望露天風呂が自慢の町田『天然温泉 ロテン・ガーデン』はまんが1万冊、2種の岩盤浴、ランステなどサービス満点!
『天然温泉 ロテン・ガーデン』の天望掛け流し風呂には琥珀色のお湯の天然温泉を贅沢に源泉かけ流し。美肌の湯として人気のお湯は、つるつるとした感触でさっぱりすると同時に保湿効果も満点。特徴ある岩盤浴は2種類、PCが使用できるまんがマルチルームには1万冊の蔵書、そしてランニングステーションとしての利用もOKとサービス満点。自由な楽しみ方で思い切りリフレッシュしよう。
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賞味期限20分! 元祖くず餅船橋屋の新業態カフェ『BE:SIDE』限定“みずくずもち” ~黒猫スイーツ散歩 原宿表参道編12~
カフェ・スイーツ・パンケーキのお店を年間約1000店ぶーらぶらしているミスター黒猫です。特にパンケーキは日本一実食していると自負している黒猫が、気になる街や好きな街を散歩しておすすめのお店を紹介していきます。今回は、そんな“黒猫スイーツ散歩”原宿表参道編の第12弾です。
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涼を感じるブレンドティーで、夏の日常に“ひと休み”。下北沢「丶-TEN-」
季節の素材と日本茶を合わせたオリジナルブレンドティーで“日常にひと休みできる場を”と、1坪とわずかな敷地に店を構える茶屋「丶-TEN-」。日本料理店出身の店主・青木さんが考える日本茶の魅力や、ブレンドティーを通して伝えようとするメッセージとは。夏におすすめのブレンドティーの作り方も伺いました。
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松島屋と高松屋 ~餅菓子屋の地元話~
大規模な再開発が行われ、今と昔が混じり合う品川・大井町・大崎エリアの街。ここで生まれ育った店主が営む、2軒の餅菓子屋がある。そのつながりと、それぞれの視点から激変する街を眺めた。
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秋葉原『らーめん紬麦』。ラーメンなのにうどんのような喉越しのよさ。最高級小麦で作る唯一無二の自家製麺
秋葉原駅昭和通り口を出て昭和通りを渡り、右折してすぐのビル地下1階に『らーめん紬麦』がある。近年の秋葉原といえば、ラーメンの激戦区としても有名だ。各店がしのぎを削るなか、麺に圧倒的な個性を放つ同店。ラーメン870円はいわゆるオーソドックスな中華そばのようなテイストだ。だが、ほんのり甘みも感じるこの麺がスープに浮かぶと、華やかな香りと弾力、さらに心地よい喉越しでも楽しませてくれる。
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新宿三丁目の老舗『喫茶 楽屋』。新宿末廣亭とともに歴史を刻む、知る人ぞ知る名店
東京で最も古い寄席・新宿末廣亭の裏、背中を合わせるように建つビルの2階にある『楽屋』というちょっとユニークな店名の喫茶店。ここは末廣亭と共に長い歴史を刻んできた、知る人ぞ知る名店だ。多数の落語家さんも来店されるというこの店は、文化と歴史、人が交差する、ここだけにしかない空間だ。
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路線バスで大人の東京観光へ~東京の今昔が映る、車窓の景色を堪能~
乗り込んだのは都営バスの[業10]系統。この路線をたどれば、都心から下町まで表情豊かな東京の景色を味わえる。立ち寄りスポットでの支払いは、交通系ICカードでスマートに。
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意外と知らない「大阪ステーションシティ」を屋上から地下までめぐってみた【いざ! めくるめく大阪ステーションシティの世界へ】
「大阪ステーションシティ」とは、JR大阪駅を中心とした地上28階、地下4階に及ぶメガサイズの商業複合施設です。2011年5月4日に、JR西日本による駅前再開発とともに誕生しました。ホテル、ファッションビル、百貨店、シネマコンプレックスなどなど好奇心をくすぐるスポットが満載!……とはいえ「実はよく知らない」「すみずみまで歩いた経験はないかな」って人もけっこう多いのでは。そんなあなたに、ちょっと穴場な楽しいスポットをご案内します。
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【2022年8月】編集部おすすめ祭り&イベントInfomation!
「踊る阿呆に見る阿呆」とにぎやかな阿波おどりに、都心の夜空を染め上げる花火大会、さらにお江戸を代表する祭りまで、夏真っ盛りの8月にぴったりな熱いイベントをご紹介。感染症対策をしっかり取ってエンジョイサマー!※2022年7月1日時点での情報です。
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給水塔は日常に潜む非日常。UCさんに聞く「団地の給水塔」の魅力
団地の一角に、巨大な塔がそびえているのを目にしたことがあるという方はいるだろうか。建物よりも高い位置にある水槽に水を貯め、重力を利用して一定の区域に安定した水圧で水を送るための「給水塔」だ。巨大な宇宙ステーションのような佇まいをした給水塔は、団地という日常空間の中で独特の存在感を放っている。長年各地の給水塔を記録し続けているUCさんに、団地の給水塔の見どころを伺った。
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モフモフだらけの部屋?『OMO7旭川 by 星野リゾート』で充実のおもてなしと驚きのアクティビティを堪能
雄大な大雪山に抱かれる北海道第2の都市・旭川。行動展示で有名な『旭山動物園』や路地裏グルメなど、街には魅力があふれている。『OMO7(おもせぶん)旭川』には、そんな旭川を堪能する仕掛けが満載。OMOに泊まればホテルも街もまるごと1つのリゾートだ。旭川の街を楽しみ尽くそう!
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河辺駅直結の『河辺温泉 梅の湯』は青梅・御岳・奥多摩観光や登山帰りに便利な日帰り温泉
男女それぞれに8種類の風呂と2種類のサウナを備える。アルカリ性単純温泉の温泉は少しぬるぬるした湯触りが特徴で、露天風呂には適温に加温した源泉をかけ流しで注ぐ。駅から徒歩1分という好立地のため、青梅周辺の登山やハイキングの帰りに利用するのも便利だ。
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「城南信用金庫の縦型看板」の謎
数年前、国道246号をバイクで走っていて、三宿の交差点で信号待ちをしていた時のことだ。ふとした違和感を覚え、一体何だろう、と改めて辺りを見渡してみて、その原因が判明した。「城南信用金庫の縦型看板」である。
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熊谷『おふろcafé ハレニワの湯』は、いつだってアウトドア気分で過ごせるスーパー銭湯
『おふろcafé ハレニワの湯』は入浴施設ではあるが、カフェやリラクゼーションエリアが充実しているのが特徴の“おふろcafé”。埼玉県内を中心に、全国に8店舗あるスーパー銭湯だ。その一つ「おふろcafé ハレニワの湯」は、“カラダと心が晴れる庭”をコンセプトに掲げ、2021年9月にリブランドオープンした。木を基調とした内装の館内には、テントやハンモックを配し、ボタニカルな雰囲気を演出。これまでのスーパー銭湯のイメージを覆すおしゃれ空間は、新たな癒やしを提供してくれる。
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小村井『寅さん』。下町の住人に愛される黒くて甘辛いツユの立ち食いそばと、今はなき名店との意外な関係
東京、特に下町の立ち食いそばのツユは、基本黒くてガツンと甘辛いツユなのだが、最近は好みが多様化したこともあり、その数を減らしている。しかし、つい最近の3年前、そんな甘辛ツユでそばを食べさせる店が、亀戸の近く、小村井でオープンした。
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軍艦島上陸ツアー、島の外観からいよいよ上陸へ【軍艦島観察記その2】
軍艦島観察記その2です。今回は海から眺める島の外観と、上陸地点のお話です。さっそくスタートしましょう。端島(はしま)は1810年頃から佐賀藩による採炭が行われ、1890年(明治23)から三菱合資会社(当時)による本格的な操業が始まり、端島炭鉱となります。島に坑口があって、竪坑(たてこう)で地下を垂直に降下したあと、約1km南西の三ツ瀬という岩礁まで、海底約1000mも坑道が掘り進まれていました。海底の地下は地熱が酷く、気温は30℃、湿度は90%以上。岩盤浴のような蒸し暑い状況下で採掘する過酷な環境でした。その代わり鉱員の給与は破格の高さで、戦後は一般公務員の手取り月収の10倍もあったとのことです。
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埼玉県南羽生『極楽湯 羽生温泉』は熱めの天然温泉!7つの露天風呂が楽しめる屋外エリアが魅力的
『極楽湯 羽生温泉』は東武伊勢崎線南羽生駅から徒歩15分、地下1600mから湧き上がる天然温泉が源泉かけ流しで楽しめる日帰り温泉施設。露天風呂が7つ、内風呂が6つ、サウナが2つあって、平日ならば750円とリーズナブル。体が温まる熱の湯で、すべすべ肌になれる美人の湯としても人気のリフレッシュスポットだ。
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大霧山から浅間山まで望める、大野峠から堂平山へ【東京発日帰り山さんぽ】
『散歩の達人 日帰り山さんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。比企三山のひとつ、堂平山は山頂が広く、視界は完全360度。天体観測所もあった展望山へ向かった。<埼玉県 横瀬町・ときがわ町・東秩父村>
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押上駅からはじめる押上・東京スカイツリー散歩 〜世界一高い自立式電波塔のお膝元で、博物館巡り〜
スタート:地下鉄半蔵門.浅草線・京成押上線・東武スカイツリーライン押上駅ー(12分/0.8㎞)→たばこと塩の博物館ー(4分/0.3㎞)→大横川親水公園ー(11分/0.7㎞)→東京スカイツリーー(すぐ)→すみだ水族館ー(すぐ)→コニカミノルタプラネタリウム”天空“ー(すぐ)→郵政博物館ー(すぐ)→産業観光プラザすみだ まち処ー(2分/0.1㎞)→屏風博物館ー(5分/0.3㎞)→源森橋ー(4分/0.3㎞)→ゴール:地下鉄浅草線本所吾妻橋駅今回のコース◆約2.5㎞/約40分/約3300歩
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ニューヨーク発!『バターミルクチャネル』で バターミルクパンケーキとフライドチキンの美味しさに悶絶 ~黒猫スイーツ散歩 原宿表参道編11~
カフェ・スイーツ・パンケーキのお店を年間約1000店ぶーらぶらしているミスター黒猫です。特にパンケーキは日本一実食していると自負している黒猫が、気になる街や好きな街を散歩しておすすめのお店を紹介していきます。今回は、そんな“黒猫スイーツ散歩”原宿表参道編の第11弾です。
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サンリオピューロランドに隣接する多摩市の『極楽湯 多摩センター店』で、琥珀色の温泉に浸かる
北海道から九州、さらには海外の中国にまで店舗を展開し、日本一の店舗数を誇る『極楽湯』。『極楽湯 多摩センター店』は、京王線・小田急線・多摩モノレール線の3線が乗り継ぐ多摩センター駅から徒歩5分と利用しやすい。天然温泉をはじめ、各種機能浴を満喫でき、平日ならば880円で入浴可能だ。観光や買い物の最後を飾るのにふさわしい入浴施設だ。
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【小説に鉄道を読む】堀井美香「途中下車に心寄せる旅」~鉄文プロジェクト特別寄稿~
鉄道を主題とした小説は数多くありますが、「鉄道の小説」と思われていない作品の中にも、鉄道に注目して読むと新たな発見がある作品がたくさんあります。また、「鉄道の小説」の王道といえる作品も、時を経て読み返すと新鮮な驚きに満ちています。鉄道好きの人、小説好きの人だけでなく、今はまだそのどちらでもない人にも、思いもよらない形で身近な接点や関心の種を見つけられる小説があるかもしれません。本記事は、「鉄道開業150年 交通新聞社 鉄道文芸プロジェクト」の一環としてスタートした「小説に鉄道を読む」特別寄稿シリーズ第3弾。フリーアナウンサーの堀井美香さんに、これまでの読書のなかから鉄道に着目していただき、その作品をご紹介いただきます。
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新宿歌舞伎町の老舗とんかつ店『すずや 新宿本店』。名物は2度おいしいとんかつ茶づけ
歌舞伎町の入り口にあるとんかつの名店『すずや 新宿本店』。版画家の棟方志功や民芸運動で有名な柳宗悦など著名な人たちが常連客として通った、1954年創業の老舗だ。店の名物はとんかつ茶づけ。来店客の7〜8割が注文するという。
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上陸ツアーで巡る軍艦島。外海から島の外観を愛でる【軍艦島観察記その1】
軍艦島。過去には上陸チャンスがあったけれども行くことはなく“憧れの場所”に行きたい行きたいと、ずっと想いを馳せていた島。この度、やっとのことで軍艦島へ上陸しました。廃墟好きではなくとも、その名を聞いたことがある人は多いことでしょう。インパクトある名は通称で、島名は端島(はしま)といいます。南北480m、東西160m、周囲1200mという小さな島は、良質な石炭が採掘される海底炭鉱がありました。
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神楽坂『すし茶屋 吟遊』でランチ。“海の宝石箱”ばらちらしをカウンターでいただく
かつては花街として発展し、今もなおその町並みが残る神楽坂。そんな歴史ある町の寿司屋と聞くと、一般庶民にとっては敷居が高く感じるが、『すし茶屋 吟遊』のお昼の献立には1000円以下のお手頃なメニューがたくさん並ぶ。カウンターのお寿司屋さんを体験してみたい人が足を踏み入れやすいお店だ。
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日吉の夜に異彩を放つアジアンテイストな『BARペンタゴンカフェ』
「王城のような入りにくさ。ほのかに瘴気を放つ3階への階段。覚悟を決めて登ってみると……そこは異次元空間。今夜も会話の曼荼羅が咲き狂う日吉のほがらか社交ラウンジ」横浜市港北区に位置し、学生街として知られる日吉。渋谷駅から東急東横線の急行で約20分。駅に降り立つと東口には慶應義塾大学の日吉キャンパス、西口には5つの商店街が扇状に広がっている。商店街で一番北に伸びている浜銀通りを歩き、すぐ右に曲がると心惹かれる看板が目に入る。こここそが日吉で異彩を放つ『BARペンタゴンカフェ』。冒頭の紹介文を考えてくれた癖の強いマスターが、毎晩ゆらぎを発生させている隠れ家的バーである。
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新宿三丁目の老舗とんかつ店『王ろじ』で大正から愛される名物とん丼をいただく
『王ろじ』は創業大正10年(1921)の老舗とんかつ店。新宿の路地で、先代店主のこだわりを守りながら「昔ながらの新しい味」を出し続けている。多くの客が注文するというとん丼は、ロースを使いながらも脂っぽさをおさえたとんかつと、長年レシピを変えていないというカレーをあわせて味わえる人気メニューだ。
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YouTubeで成功した後輩たちに会って感じた、青春の光と影
私が通っていた早稲田大学には当時数十もの音楽サークルがあったが、私がいたサークルは“オリジナル曲中心”を標榜していた点で他とは少し違った。ヒップホップ、ブラック・ミュージック、レゲエなどジャンルによって区別されているサークルが大半の中、実力はさておき、とにかく自分の音楽を作り、ひいてはその音楽で世に打って出たいという野心を持つ者が数多く属していたように思う。とはいえ、ごく一部の例外を除きその活動が世間に評価されることはない。サークル員たちはバンドを組み下北沢や新宿のライブハウスに毎月出演していたが、全く芽の出る気配のない数年を経た後も音楽を諦めきれず、またはサークル内の退廃的な空気に流され1年か2年留年した後、結局は普通に就職してそのうちバンドをやめてしまうパターンが大半だ。就活に力を入れて来たわけではないため有名な大企業に入社できるような者はほとんどおらず、大体は適当な中小企業に就職する。私も音楽で世に出るという野望を隠し持ってサークルに入ったクチではあるが、やはり1年留年して卒業する時期になっても音楽で食っていく道は全く開けていなかった。才能はなくともバンドを諦めて実家に帰るのはどうしても受け入れがたく、東京に残る口実として仕方なく小さなIT企業に就職したものの、全く適性がなく1年半で離職。その後、バイトを転々としながらのらりくらりとバンド活動を続け、今に至る。あの頃はバンドをやめて就職することが人生の敗北を意味するようにさえ感じていたものだが、30代も半ばになるとそんな熱っぽい考えも消えた。音楽家として生きていくことと、会社に就職して生きていくことの間にそこまで大きな隔たりがあるようにも今は思えない。もっとも、それは私が人一倍長い時間バンドにしがみつき、こうして媒体で時々自分の思うところを書かせてもらったりしているおかげで、表現欲や承認欲求といったものが多少は満たされているせいかもしれない。だが収入面でいえば、あの頃サークルにいた面々の中で現在の私は最下層になるのだろう。私の知る限り最も経済的に成功しているのは、「SUSURU TV.」というYouTubeチャンネルの運営会社の代表をつとめる矢崎という男だ。
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