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本来の用途が終わり“第二の人生”を送る廃なるもの
「この橋は古いですよ。昭和……もっと古かったですよ〜」東十条駅前の道路跨線橋を撮影していると、通りすがりの老婦人が声をかけてきました。「もっと古かった」…… そう、駅前に架かる「十条跨線橋」は昭和よりももっと前、明治28(1895)年製の複線橋梁なのです。この橋は明治時代からこの地に架かってきたのではなく、東北本線(宇都宮線)赤羽〜川口間の荒川橋梁から転用されたものです。廃なるものでは遺構などを紹介し、今回は転用されて現役のために主旨が違うかもしれません。が、本来の用途ではなくなった点で、廃なるものでも良いのではないかと考え(拡大解釈)、また十条跨線橋は東京都北区の計画段階であるものの架け替え予定となっており、いずれ消滅してしまうかもという思いから紹介することにしました。
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史上最大級のふわふわ! 奇跡のパンケーキがウマすぎた 『FLIPPER’S』 ~黒猫スイーツ散歩 下北沢編⑥~
カフェ・スイーツ・パンケーキのお店を年間約1000店ぶーらぶらしているミスター黒猫です。特にパンケーキは日本一実食していると自負している黒猫が、気になる街や好きな街を散歩しておすすめのお店を紹介していきます。今回は、そんな“黒猫スイーツ散歩”下北沢編の第6弾です。
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『むぎとオリーブ 銀座本店』のまぜそばは、コク旨卵とオリーブオイルで和えた濃厚な1杯!
GINZA SIXの裏手にある、ビブグルマンを獲得したラーメン店『むぎとオリーブ 銀座本店』の名物は、蛤(はまぐり)のラーメン。な・の・だ・が、実は人気トップを争う隠れメニューがある。それがオリーブオイルで和えた洋風のまぜそば。ミシュラン星付きレストランや高級旅館に選ばれているブランド卵を使用しており、その濃厚な味わいはやみつきになるらしい。
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恵比寿のランチ新名所『海老山』。海老好きにはたまらないボリュームたっぷり海老かつ丼
恵比寿のランチの新名所『海老山』。ほかではなかなか食べられないサクサク海老が山盛りに乗っかった超人気の海老かつ丼を求めて、今日もおいしいもの好きな人々が行列をつくる。サービス価格の追いかつ、追い卵でおいしさもボリュームもさらに倍増中。
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平たい麺ワールドカップ開催!~すすれない戦いが、そこにある~
世界にはいろいろな麺があるけれど、平打ち麺もバラエティ豊か。そこで、マイナーだったり個性派だったりの名選手にクローズアップ。サッカー界はカタール大会(2022 FIFAワールドカップ)で熱いけど、こちらの競演もアツアツで目が離せない!?
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月島駅からはじまる「ローカル民イチオシ!ちょっとニッチな中央区」さんぽ~さんサポの散歩コース実踏②~
さんたつ公式サポーターのみなさんから募集した「散歩コース」の実踏企画、第2弾!とっておきの散歩コースをお寄せくださったさんサポのみなさん、ありがとうございました!今回は、サポーターネーム・柳谷ナオさん考案の「ローカル民イチオシ!ちょっとニッチな中央区」実踏の模様をお届けします。文=阿部修作(さんたつ編集部) 
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台地の安全性は? 都会の土砂災害警戒区域にも要注意!
原宿のデートで一緒に住まないかという流れになってからずいぶん時間が経ってしまった。というのも、エルボーがなぜか忙しそう。だけど今日は時間を作ってくれた。今回はパワースポット日枝神社に行ってみよう。
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とろとろ玉子のオムライスにコトコト煮込んだハヤシをた〜っぷり!中野『ハヤシ屋中野荘』は何度でも食べたい飽きのこない味
オムライスにナポリタン、カレーと、みんなの大好きが勢揃いする中野の人気店。懐かしい銀色の皿が昭和感を醸し出す。一番人気はとろとろ玉子のオムライスに、コトコト煮込んだハヤシソースがたっぷりかかったオムハヤシだ。焼きチーズやハムカツなどトッピングの種類も豊富なので、自分好みにカスタマイズするのもオススメ。
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三浦半島の最高峰、湘南国際村から大楠山へ【東京発日帰り低山さんぽ】
『散歩の達人 日帰り低山さんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。三浦半島最高峰の大楠山は、標高242ⅿの低山だが、山頂からは東京湾や房総半島、それに富士山までも見渡せる。大楠山にはたくさんのコースがあるが、今回は地元民がよく登るという、最短かつ楽チンで、なおかつ展望のいい湘南国際村からのコースを歩いた。帰りは川を下り、海へと出る。山と海が近い、三浦半島ならではの山さんぽだ。<神奈川県 横須賀市・葉山町>
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谷中での「いいお散歩」は、ハッピーエンドの先にある宝物だった
「いつまでも幸せに暮らしました」で終わる童話の、ハッピーエンドのその先にある日常を想像する子供だった。だって、夢は叶えたら終わりではない。叶えたあとはひたすら現実が続く。場合によっては叶えてからの人生のほうが長いわけで、ときには苦しいこともあるだろう。……と、そこまで想定した上で夢だったライターに転職したわけだが、案の定、夢を叶えてからもいろいろなことがあった。燃え尽きたり、不安になったり、「それも悪くない」と思えたり。今回はわりと最近のこと、私にとって2つめの連載の話をしようと思う。
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予約の取れない人気パンケーキ店のテイクアウト限定スコーンが絶品!「茶香」~黒猫スイーツ散歩 手土産編①~
カフェ・スイーツ・パンケーキのお店を年間約1,000店ぶーらぶらしているミスター黒猫です。特にパンケーキは日本一実食していると自負している黒猫が、気になる街や好きな街を散歩している時に発見した手土産スイーツをご紹介します。ひとへの手土産はもちろんですが、自分へのごほうび手土産としても楽しんでくださいね。
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裏浅草の『三玄路 (micro)』。杉玉がミラーボール!レコード、骨董、立ち呑み、3つの“玄人”が混じり合う
浅草寺を抜けると、浅草観音裏と呼ばれるエリアがある。いわゆる裏浅草だ。老舗の名店から、個性的な新店が揃う、隠れたグルメスポットである。今回ご紹介する『三玄路 (micro)』も、2022年12月に3周年を迎える裏浅草のニューフェイスだ。microのコンセプトは3つ。レコード、骨董、立ち呑み。軒先にある杉玉代わりのミラーボールが目印で、中を少し覗いただけでも、DJブースに骨董品、コの字型の立ち呑みカウンターと、3本柱のワクワクが伝わってくる。和テイストの店内が、伝統ある浅草に通じるところもあり、どこか懐かしく、居心地がいい。3つの“玄人”であり、浅草“3”丁目で、浅草寺北側の“路地”にあることから“北”を表す“玄”を用い、『三玄路』と漢字が当てられている。その粋な字面と、ニュー・ウェーブ感ある響きの『micro』に迫ってみたい。
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名入りのすすめ。昔も今も多くの作家が愛用する日本文学の影の立役者・浅草『満寿屋』の原稿用紙
鉄道開業150年の節目に実施された「鉄文(てつぶん)」文学賞。12月3日に大宮の『鉄道博物館』にて開催された授賞式にて、受賞者3名に記念品として贈られたのが、『満寿屋』(舛屋)の名入り原稿用紙だった。舛屋は、創業140年を迎えた老舗の紙屋。歴史と文学に関連する品にこの上なくふさわしい品と言えよう。今回、代表取締役社長の川口昌洋さんに、この原稿用紙が生まれた経緯や歴史、なぜゆえ作家たちに愛されてきたか、さらに新商品や注文方法についてうかがった。
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恵比寿『ライオンのいるサーカス』でランチ。トマトと牛すじの濃厚ソースで食べるつけナポリタン
恵比寿駅西口から徒歩5分。一度聞いたら忘れられない店名かも。屋根裏をイメージしたという店内は、アンティークで揃えられどこかノスタルジックな雰囲気だ。名物のつけナポリタンは、オーナーの地元・静岡県富士市のご当地グルメで、濃厚なトマトと牛すじのソースをたっぷり中太の中華麺に絡ませていただく。トマトの酸味と甘み、芳醇なビーフの旨味と香りがギュッと濃縮されていて食べごたえ充分だ。
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卵と砂糖にこだわるプリンが自慢の池袋『SUNNY DAYS Pudding Café』。ぷるんとした口当たりでしっとり濃厚
『SUNNY DAYS Pudding Café』という名の通り、プリンが自慢。店内では定番2種と期間限定1種、そして持ち帰りのみ3種の合計6種が提供される。プリンによって卵や砂糖の種類を変えるなど、工夫を凝らした繊細な味わいが魅力だ。ドライフラワーをあしらったインテリアは落ち着いた雰囲気。池袋駅から徒歩8分、気分に合わせた使い方でくつろげる穴場のカフェだ。
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それじゃ、ゾウ以外のすべり台ってどうなのさ(陸の生き物編)
先日、当コラムでゾウのすべり台について取り上げた。以来、公園のすべり台が気になって仕方がない。恐らく日本各地、いや世界各地には、ありとあらゆる造形のすべり台があるのではなかろうか。そのように思った私は、各地の公園に行ってはすべり台を観察する機会が増えていった。このようにして人間は、趣味の沼に落ちていくわけである。今回は観察したすべり台のうち、陸の生き物について見てみたい。
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イタリアのマンマに招待されたみたい! ひとりでもグループでも大満足。イタリアを感じたいなら池袋『GHIOTTONE』でランチを。
イタリア通も足繁く通う、イタリア料理専門店『GHIOTTONE(ギオットーネ)』。パスタ、ピッツァはシングルサイズのほかに2~3人前も。グループで来店して食べ比べもおすすめ。イタリアをよく知るスタッフに今日の一杯のワインを選んでもらうこともできる。
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高円寺の古着店『WHISTLER』は、圧巻の品数とディスプレイが魅力でヴィンテージにハマりたくなる!
高円寺駅南口ロータリーを抜けて中野方面に進むと、ずらりと革靴が並ぶお店『WHISTLER(ウィスラー)』の存在がどうしても気になる。靴をメインに扱っているだろうかと店内に入ると、すごい種類と数のヴィンテージアイテムが並んでいる。
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辛いだけじゃない!旨味たっぷりのスープが中毒性アリ。なのに健康志向な中野『担々麺ほおずき』は本場の味わい
客足が途絶えることのない人気店。3種の唐辛子で作る自家製ラー油、京鴨でとったスープ、ライ麦の全粒粉で作った麺……と食材の細部にまでこだわり、毎日でも食べられる健康的な味だ。担々麺はわずかな辛味から特辛までの4種類から辛さを選べ、ライス1杯が無料なのもうれしい。本場感たっぷりのスープは、豚ひき肉、唐辛子、芝麻醤、干し海老の風味が絶品なので、ご飯に浸して食べるのがおすすめだ。
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「山手七福神」の目黒・蟠龍寺で極楽浄土の優しさに包まれる〜お寺でひとやすみ!
今回伺った浄土宗のお寺、目黒・蟠龍寺(ばんりゅうじ)さんは、伎藝の神様である辯才天を祀っているということで、ミュージシャンなどの表現者との親和性の高いお寺です。お話をお聞きした副住職の吉田龍雄さんご自身も学生時代バンド活動をされ、ベーシストとして音楽の道を考えていたこともあったとか。取材のお約束をライター病欠のため2回も延期していただいたにも関わらず、温かく迎えていただき、思わず落涙するところからインタビューがスタート。そんな優しさあふれる吉田さんに、たくさんの見どころと、浄土宗の教えについてたっぷりお聞かせいただきました!
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『銀座熊本館』。お正月に飲む赤酒って?ホカホカのいきなり団子が買えるアンテナショップへ
今年も一瞬で時がすぎた。年末年始が近づくと、気になるのは全国のお正月の風習だ。おせちにお雑煮、親族の集まりで食べるおもてなし料理など、SNSの投稿や友人の話にワクワクする。「次のアンテナショップではお正月のことを聞こう!」と『銀座熊本館』を尋ねたら、「熊本県はお屠蘇に“赤酒”を飲む」というではないか。さて、赤酒とはなんだ?
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恵比寿の『CHIBIKURO-SAMBO』。からだにやさしいせいろ蒸しランチで野菜のおいしさに感動する
JR恵比寿駅から徒歩5分、静かな町並みの中にある『CHIBIKURO-SAMBO』は、オーナーこだわりの有機栽培野菜を使ったメニューをいただける、からだにやさしい自然食キッチンだ。岩塩、合わせ味噌、ナンプラーでいただくせいろ蒸しランチは、野菜そのもののおいしさを味わえる。平飼卵を使ったオムライスも注目だ。
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神楽坂『シマダカフェ』は脇道にあるビルの3階。看板メニューはカリトロ食感の神楽坂フレンチトースト
神楽坂は脇道を歩くのも楽しい場所だが、お店に入るには、少しハードルを感じることもある。『シマダカフェ』は「いつでも、誰とでも」をコンセプトとしてオープンし、2022年に10年目を迎えている。
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新橋つけ麵専門店『麺屋 周郷(すごう)』。特製の〆でスープを一滴も残さずに飲み干す
JR新橋駅烏森口から徒歩3分ほど、新橋西口通りを抜けてすぐのところにある『麺屋 周郷』。メニューはつけ麺のみとシンプルながら、連日行列の絶えない人気店だ。日々おいしさの追求を怠らない店主が手がけるつけ麺は、スープ、麺はもちろん具材のひとつひとつまで手間ひまをかけて作り上げる逸品。しかもその味は日々進化しているという。
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鎌倉幕府の礎を築いた真の実力者。三浦義村を輩出した三浦一族の足跡を辿る
前々から鎌倉時代に興味を持っていた人でなければ、今回の大河ドラマ登場人物はほとんど知らなかった、という人は少なくないだろう。今や物語には欠かせない存在と言える、三浦義村もそのひとり。騒乱や陰謀の影に義村あり、といっても過言ではないくせ者に描かれている。今回はそんな義村と、三浦一族の足跡を訪ねてみたい。
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東京駅からはじまる「江戸へタイムスリップ!江戸ツアー」~さんサポの散歩コース実踏①~
「さんサポから散歩コースを募集して、編集部が実際に歩いてみるのはどうでしょう?」すべての始まりは、さんたつ編集部のブレーン・シラタキのこのひと言だった。さんたつ3周年という節目のタイミングで、さんたつ公式サポーターと何かできないだろうか……。そんな話し合いをしている中で、「散歩コース実踏」企画は生まれた。とっておきの散歩コースをお寄せくださったさんサポのみなさん、ありがとうございました!今回は、サポーターネーム・えりさままさん考案の「江戸へタイムスリップ!江戸ツアー」実踏の模様をお届けします。文=阿部修作(さんたつ編集部) 
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堀切『会津』好きだからこそ到達した「普通の立ち食いそば」のしみるうまさ
特に変わったところのない普通の味。だからこそ、しみるようなおいしさが立ち上がってくる。立ち食いそばには、そんな魅力がある。堀切の『会津』にも、そんなおいしさがあった。
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【週末民話研究】神田川・面影橋に伝わる悲話と山吹の里の碑
都営荒川線・面影橋停留場のそばを流れる神田川には、「面影橋(おもかげばし)」という停留場名と同じ名前の橋があります。面影橋は承応年間(1652〜1655年)の神田上水工事の際にかけられたといわれ、ここから下流の江戸川橋までの一帯は「山吹の里」と言い、江戸時代には蛍の名所として知られていたそうです。名前からどこか儚い印象を受けるこの面影橋には、この地に住まう武士の娘・於戸姫(おとひめ)の悲しい言い伝えが残っています。
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中野『やまねこ亭』の名物は、鳥取県のブランド鶏を使用したチキン南蛮
中野駅南口から徒歩5分、中野五叉路の交差点を右に曲がると、焼き肉店やハンバーガー店など、個性的な店舗がそろったシャンボール中野の一角に『やまねこ亭』がある。店主の奥さんの出身地である鳥取県のブランド鶏を使った料理が好評で、毎日通う人もいるという。そんな自慢の鶏料理の定食、さてどんな味だろう……。
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群馬県昭和村~名だたる山々が見守る“やさい王国”の恵みに敬服~
上毛(じょうもう)三山の1つ赤城山。その西北麓に扇状に広がるのが昭和村だ。片品(かたしな)川や利根川が生んだ河岸段丘界隈に行政機能や寺社などが集まる一方、高原地帯の傾斜地ではどこまでも畑が広がる。“やさい王国”“首都圏の台所”といったキャッチフレーズがよく似合う光景といえるだろう。反面、現地で目に留まったのが灌漑(かんがい)用水の完成を祝う記念碑の多さだ。第二次大戦後に開拓が始まった地域の大半では水不足に悩まされ、苦難の末、“やさい王国”の基盤を固めた。自然と人の力が育んだ「日本で最も美しい村」に身を置くと、先人の労苦に頭が下がる思いである。
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