【池袋西口の人気居酒屋】

ユニークで、オリジナリティあふれる焼鳥フォンデュが名物の『焼鳥MOZU』【西口】

数種類のチーズをミックスしたチーズフォンデュは180g入る。
数種類のチーズをミックスしたチーズフォンデュは180g入る。

海をテーマにした焼き鳥屋だけあって、店内にはサーフミュージックがBGMに流れ、ヤシの木やサーフボードが置かれリゾート感満載だ。看板メニューの焼鳥フォンデュは、炭火でじっくりと焼き上げた焼き鳥や野菜を熱々で濃厚なチーズに絡めて味わうもの。バケット、ベーコン、つくね、もも、ぼんじり、砂肝が付く「焼鳥セット」、バケット、ベーコン、ミニトマト、アスパラ、ピーマン、シイタケが付く「ベジセット」、バケット、ベーコン、ぼんじり、つくね、ミニトマト、アスパラが付く「よくばりセット」の3種類あり、各1650円。ほか、焼き鳥は1本154円~、串盛り5本715円などお得なメニューも用意する。

ハチミツとレモンを使ったMOZUサワー、隠し味にハチミツを使ったMOZUボール、かすかに香りとうもろこしの香りがクセになるコーン茶ハイなど、ドリンクメニューも多彩。
ハチミツとレモンを使ったMOZUサワー、隠し味にハチミツを使ったMOZUボール、かすかに香りとうもろこしの香りがクセになるコーン茶ハイなど、ドリンクメニューも多彩。
オーナーの地元・三浦海岸の砂をあしらったカウンター席や廃材を利用した手作りのテーブルなどが配された店内。
オーナーの地元・三浦海岸の砂をあしらったカウンター席や廃材を利用した手作りのテーブルなどが配された店内。

『焼鳥MOZU』店舗詳細

住所:東京都豊島区西池袋3-20-2 フェリース西池袋2F/営業時間:17:00~24:00LO(ドリンクは0:30LO)/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩5分

熊本から直接仕入れた旨さお墨付きの馬肉専門店『東京馬焼肉 三馬力』【西口】

馬焼肉は、濃いめとさっぱりの自家製タレと雪塩の3種類で味わえる。
馬焼肉は、濃いめとさっぱりの自家製タレと雪塩の3種類で味わえる。

トキワ通り沿いにある2013年オープンの馬肉専門の焼肉店。馬肉は、高品質な食品であることを認定したSQF取得の熊本県にある創業200年の老舗馬肉メーカーを中心に仕入れている。馬焼肉5点盛り合わせ(1人前)1900円や、馬焼肉5点盛り合わせ(1人前)1900円などは、異なる部位が盛られ、脂身を楽しむものや赤身の部位など肉質や味の違いを楽しめる。馬肉焼の各部位には焼き加減を示す短冊もおいてあるが、最初はスタッフが焼いて説明してくれる。このほか、入手困難な数量限定のレバー刺し1420円が味わえるのも自慢だ。

レモン、グレープフルーツ、オレンジの3種類ある三馬力サワー各550円。サワー元から自家製で作る。
レモン、グレープフルーツ、オレンジの3種類ある三馬力サワー各550円。サワー元から自家製で作る。
4人掛けのテーブル席のほかに、奥には半個室も備える。
4人掛けのテーブル席のほかに、奥には半個室も備える。

『東京馬焼肉 三馬力』店舗詳細

住所:東京都豊島区池袋2-35-2 第三工藤ビル1F/営業時間:16:00〜23:00(土・日・祝は12:00〜)/定休日:不定/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩5分

【池袋東口でイチオシの居酒屋】

国内外の自慢のクラフトビールを堪能できる『vivo!』【東口】

VIVOハウスエール42 (S)950円、(M)1100円、(L)1250円とフィッシュ&チップス。
VIVOハウスエール42 (S)950円、(M)1100円、(L)1250円とフィッシュ&チップス。

池袋サンシャイン通り沿いにあるビルの地下1階にある樽生クラフトビール専門店。3坪ほどの広さがある冷蔵庫には常時30樽が用意され、店内につながるタップでは最大22種類の樽生ビールを注ぐことができる。国内はもとよりアメリカ、ベルギーなど海外からも幅広く取り寄せ、ビールのサイズは(S)280ml、(M)350ml、(L)470mlの3種類を用意。数ある中でもこの店のハウスビールになっているのがvivoハウスエール42。アメリカンホップを100%使用し、柑橘系の香りがする飲みやすいビールで、定番つまみともいえるフィッシュ&チッブス1200円との相性も抜群だ。このほか季節限定品のビールや、イタリアンをベースとした創作料理なども幅広く用意する。

北海道のブルワリー『忽布古丹(ほっぷこたん)醸造』の三面六臂(S)1050円、(M)1200円、(L)1350円。セロリのレモン醤油漬け600円、長ねぎのマリネ700円。
北海道のブルワリー『忽布古丹(ほっぷこたん)醸造』の三面六臂(S)1050円、(M)1200円、(L)1350円。セロリのレモン醤油漬け600円、長ねぎのマリネ700円。
ギネスのサーバーも見えるカウンター席。
ギネスのサーバーも見えるカウンター席。

『vivo!』店舗詳細

住所:東京都豊島区東池袋1-20-5 七富久ビルB1/営業時間:16:00~23:00(土・日・祝は15:00~)/定休日:無/アクセス:JR・地下鉄・私鉄池袋駅から徒歩5分

鮮度の良さと低価格のやきとんが魅力の『みつぼ池袋店』【東口】

串5本セット450円は、さまざまな部位を盛り合わせてくれる
串5本セット450円は、さまざまな部位を盛り合わせてくれる

1989年創業で、高田馬場駅に近い神田川の近くに3坪、5席の店を開いたのが始まり。現在は高田馬場店と江戸川橋店、そしてこの池袋店の3店舗を出店している。看板メニューのやきとんは「つぶしたて」が売りで、種類は16種類。フワ(肺)、トロカシラ(頭部)、チレ(膵臓)、キク(腸周り)、ピートロ(ネック)など、あまり聞いたことがないような部位もあり、さすが市場直送の店だけある。種類だけでなく、1本90円ほどという安さも魅力だ。また、軽く茹でてレア状態のものを刺し身のように食べる「生ゆで刺」料理も自慢。鮮度に自信があるからこそ提供できるメューだ。

レバー、ハツ、タン、ガツ、コブクロの5種を盛り合わせた「ゆで盛」810円。。
レバー、ハツ、タン、ガツ、コブクロの5種を盛り合わせた「ゆで盛」810円。。

『みつぼ池袋店』店舗詳細

住所:東京都豊島区南池袋2-16-1 長岡ビル1F/営業時間:15:30~23:30/定休日:日・祝/アクセス:JR・地下鉄・私鉄池袋駅から徒歩5分

四季でおいしい全国各地の日本酒を味わえる『pon屋』【東口】

生ガキ600円前後も、ほぼ通年食べられるようになっている。
生ガキ600円前後も、ほぼ通年食べられるようになっている。

日本全国、季節ごとに厳選した日本酒が自慢の居酒屋。あえて定番をつくらず、日本酒ができ上がる冬はスッキリとした新酒、春は華やかに、夏は飲みやすく、秋は味わいたっぷりと、季節に合わせた日本酒を取り揃えている。常時15種前後あり、値段は750~950円。日本酒と一緒に味わうのは、市場で仕入れた新鮮な魚介類。日替わり鮮魚三種盛り880円~や本日のカルパッチョ880円などのほか、生の本マグロが好評だ。

低温調理で1時間30分ほどかけてじっくりと火を入れる豚ローストのカツレツ780円~もおすすめ。
低温調理で1時間30分ほどかけてじっくりと火を入れる豚ローストのカツレツ780円~もおすすめ。
カウンター席のほか、個室もあるのでいろいろなシチュエーションで利用できる。
カウンター席のほか、個室もあるのでいろいろなシチュエーションで利用できる。

『pon屋』店舗詳細

住所:東京都豊島区南池袋2-23-4 富沢ビル2F/営業時間:11:30~14:30・17:00~23:00(ランチ営業は平日のみ)/定休日:日/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩1分

和の食材も組み合わせたベトナム料理店『Raindrop』【東口】

牛タン薬膳鍋(写真は2人前)。薬膳鍋は牛タンのほか豚バラ肉1人前2000円もある。
牛タン薬膳鍋(写真は2人前)。薬膳鍋は牛タンのほか豚バラ肉1人前2000円もある。

東(あずま)通り沿いにあり、全国各地から取り寄せた旬の野菜やハーブなどをふんだんに使ったヘルシーなベトナム料理店。中でも1番人気は、牛タン薬膳鍋1人前2400円(注文は2人前~)。ベトナムでは通年食卓に並ぶ伝統的な料理で、この店ではアサリの出汁をベースにし、薬膳特有のクセを感じることない仕上がりとなっている。これ以外にも、生春巻きや海鮮たっぷりのバインセオなど、定番のベトナム料理を味わうことができる。

エビとお野菜・しば漬けの生春巻き450円。
エビとお野菜・しば漬けの生春巻き450円。
ステンレス製のテーブル席が置かれ、壁棚にはボトルワインが並び、異国情緒あふれた店内。
ステンレス製のテーブル席が置かれ、壁棚にはボトルワインが並び、異国情緒あふれた店内。

『Raindrop』店舗詳細

住所:東京都豊島区南池袋2-10-1 2F/営業時間:11:30~14:30LO・17:00~21:00LO(金・土の夜は22:00LO)/定休日:月(祝の場合は翌)/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩5分

変わり種串揚げと自然派ワインのマリアージュを楽しむ『源MOTO』【東口】

串揚げ1本290円均一。常時約20種の食材を味わえる。
串揚げ1本290円均一。常時約20種の食材を味わえる。

串揚げと自然派ワインが堪能できる。串揚げは食べたい量に合わせて楽しめる「おすすめスタイル」なので、満足したら「ストップ」と伝えよう。エビや和牛などの定番から、アスパラ、ネギなど旬のもの、生麩やフォアグラなど変わり種まで種類もさまざまで、日により出合える串揚げは変化する。串揚げ以外なら、五島列島から取り寄せた新鮮な魚介も評判。魚の種類によるが、下処理を施し、店内で2〜3日熟成させてから提供するというこだわりようだ。ワインはソムリエに相談しなら、料理とのマッチングを楽しもう。

鮮魚の盛合せ2480円。左上から時計回りにメジマグロ、シマアジ、ヒラスズキ、クロムツ。
鮮魚の盛合せ2480円。左上から時計回りにメジマグロ、シマアジ、ヒラスズキ、クロムツ。
黒が効果的に使われたシックな装いの店内。
黒が効果的に使われたシックな装いの店内。

『源MOTO(もと)』店舗詳細

住所:東京都豊島区南池袋2-11-5/営業時間:17:00~23:00(22:00LO、ドリンクは22:30LO)/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩7分

ピリ辛な牛すじ煮込みがイチオシの『居酒屋 暁』【東口】

牛すじ煮込み560円や青唐の醬油漬け330円は、3種類あるホッピーセット462円と味わおう。
牛すじ煮込み560円や青唐の醬油漬け330円は、3種類あるホッピーセット462円と味わおう。

東栄会本町通り沿いにある大衆居酒屋。ランチ定食はもちろん、一品料理で昼飲みする人にも人気。一品料理は、和洋中豊富なラインナップで、中でも牛すじ煮込みや牛ステーキなどの肉料理が自慢だ。牛すじ煮込みは約5時間煮込んだもので、醬油やコチュジャンなどを加えて少しピリ辛に仕上げている。ご飯との相性も良く、ランチメニューには牛すじ煮込み630円のセットもある。

ビルの2階にありながら全35席もあり、グループ利用にも最適だ。
ビルの2階にありながら全35席もあり、グループ利用にも最適だ。

『居酒屋 暁』店舗詳細

住所:東京都豊島区南池袋1-20-11 植原ビル2F/営業時間:11:30~23:00LO(金・土は24:00LO、日・祝は22:00LO)/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から2分

新鮮な魚介類と地酒を楽しんだ後は、手打ち蕎麦で終える『〆蕎麦 フクロウ』【東口】

「刺身盛り合わせ」1人前1500円(写真は3人前)。
「刺身盛り合わせ」1人前1500円(写真は3人前)。

大きなフクロウが描かれた暖簾が目印。全国の酒蔵から厳選した日本酒や焼酎、旬の鮮魚の肴などが自慢。契約漁港から届く「刺身盛り合わせ」は、その時期にもっともおいしい魚介類を食べられるとあって人気だ。おいしく食べる順番をスタッフが教えてくれるので、塩や醬油などで堪能しよう。最後は、店名にもあるように、店内で毎日手打ちする蕎麦を味わおう。北海道産のそば粉を使っており、季節によって蕎麦の太さを変えることで、その時のいい状態で提供している。喉ごしも良く、香りも楽しめる。

もり蕎麦850円。
もり蕎麦850円。
オープンキッチンのカウンター席は、調理のライブ感も楽しい。
オープンキッチンのカウンター席は、調理のライブ感も楽しい。

『〆蕎麦 フクロウ』店舗詳細

住所:東京都豊島区南池袋2-10-1 1F/営業時間:11:30~14:00LO・17:00~21:00LO(金土の夜は22:00LO)/定休日:無/アクセス: JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩5分

取材・⽂・撮影=塙 広明、千葉香苗、速志 淳、ミヤウチマサコ 構成=アド・グリーン

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池袋は良くも悪くもわかりづらい。東口、西口側で流れる空気が異なるが、初めて訪れた人を困惑させるのが、東口に『西武池袋本店』があり、西口に『東武百貨店池袋店』があること。慣れてしまえばなんてことないのだが、『ビックカメラの歌』にもある通り「不思議な不思議な池袋」だ。そのカオスっぷりこそ街の真骨頂といえるのだが、近年は“安心して住める街”にも変わろうとしているのだとか。