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異世界トリップ喫茶や銀座の大衆酒場から、道端の小さなカエル像まで! 街で見つけた「こりゃいいぜ!」紹介します【投稿ピックアップ】
今月前半もたくさん集まりましたよ。何がって? さんサポ投稿記事「こりゃいいぜ!」に決まってるぜ! 公園、酒場、喫茶などなど、続々と集まっております! 素敵な投稿をいくつか紹介しまっせ。引き続き、「こりゃいいぜ!」を投稿するとAmazonギフト券ほか豪華プレゼントがあたるキャンペーンも実施中。期間は9月30日まで。もちろん、ここでご紹介した投稿もキャンペーンの対象になっております。お散歩記事を書いてプレゼントゲットしたいぜ!という方、ぜひぜひご参加を。
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さよなら『徳兵衛』! 散歩の達人編集部員がさんざん通った酒場・御茶ノ水『徳兵衛』を紹介します。
とうとうこの日が来てしまった。2021年8月25日、『徳兵衛』がついに閉店してしまったのだ。30年の歴史に幕を閉じた……そんな大仰な言い方は似合わない。単に閉めた、閉店した。それぐらいで十分な店だと思う。しかし喪失感を感じている。時間とともに、この喪失感はじわじわ大きくなる、いわゆる名酒場ではないが、『徳兵衛』のなくなった穴は僕らにはあまりにも大きいのである。
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【番外編・飛びこめ“ご近所”名酒場】~幻のグルメ!? コロナ禍の居酒屋ランチ~
新型コロナウイルスの影響による度重なる緊急事態宣言の延長で、飲食店関係者が日に日に疲弊してゆく昨今。僕がSNSでつながっている酒場の店主たちも、さすがに最近は口を揃えて「もう疲れました」という由の発言をしており、本当に本当に心が痛い。また、当然「酒場ライター」である僕の仕事にも影響は出ていて、こういうご時世だからあちこち出向くのではなく、家から歩いていける範囲の、地元の名酒場をあらためて巡ってみようということで始まった、「飛びこめ名酒場」の番外編、「飛びこめ“ご近所”名酒場」。ところがもはやご近所の名酒場にすらも飛びこめなくなり、取材どころではないのが昨今の現状だ。ただ、それでもやっぱり飲食店の方々は強い! 現状においてもなにかできることはないかと、一時的に営業形態を「酒場」から「定食屋」などに変え、ランチの提供をする店も増えた。当連載でこれまでに取りあげた『とおるちゃん』や『加賀山』などのお店も、もちろん状況に応じて営業時間や形態を変化させつつだけど、ランチの提供を始めた。最近はそんな情報を見つけると、応援の意味も含め、なるべく行ってみるようにしている。そこで気がついたことがある。お酒なしに、つまみとしてでなく食事として純粋に味わう大好きな店の料理たちが、驚くほどに美味しい! ということだ。ふだんは飲みながらなので、思った以上に何気なく食べてしまっていたんだなと反省しつつ、考えた。もしかして「コロナ禍の居酒屋ランチ」って、皮肉にも、こんな時代だからこそ食べられる“幻のグルメ”と言えるんじゃないか? と。だって、『加賀山』のご主人はこう言っていた。「早く本来の営業を再開して、ランチをやめたいんですよ」※ご注意以上のような経緯なので、この記事は、「お店に行けば必ず食べられるメニュー」を紹介する内容ではありません。あくまで、コロナ禍の酒場のチャレンジをレポート、応援するものです。各店の営業状況は刻々と変わっており、紹介したメニューの提供がすでに終了している場合もあります。ご了承ください。
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【投稿ピックアップ】とっておきの店、笑える看板……すてきな「こりゃいいぜ!」を紹介します
7月末から始まった、さんサポ(さんたつ公式サポーター)の投稿記事「こりゃいいぜ!」。居酒屋や公園、看板などさまざまなお題で募集中で、すでにたくさんの投稿をいただきました! ここでいくつかご紹介します。
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東十条駅からはじめる十条・赤羽散歩~買い物や居酒屋も楽しみな2つの街歩きコース
激安ショップが連なる十条銀座商店街、飲んべえたち御用達の赤羽一番街やOK横丁。2つの個性的な街を結ぶ散策路には自然公園や古刹が点在し、バリエーションに富む散歩が楽しめる。東京の大衆酒場を代表する店もあるので、どこで飲むかも迷いそう。
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有楽町ガード下の老舗ビアホール『バーデンバーデン』で、本場ドイツにも負けない絶品料理とビールに出合う。
透き通ったスープに浮かぶ、とろける塊肉。この店のアイスバインが限りなくシンプルなのは、本場以上に手間暇をかけて生み出した味への自信の表れだった。伝統を重んじながらも美味しさを追求し続ける、2代目店主と若手料理長の奮闘とは。
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北千住の個性派ママの店へようこそ!「北千住は住みやすいから30年以上居座ってるわよ」
北千住は言わずと知れた酒飲み天国。千鳥足の男女が明るいうちから街を徘徊(はいかい)する。そんな酔客たちに寄り添うのが飲み屋のママだ。今回は銀座のクラブ出身のママと、男性客をピシャリと叱るママ、2人のママにご登場いただこう。
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赤羽の酔客たちに寄り添う個性派ママの店。クセは強いけど、なんか落ち着くんです
赤羽は言わずと知れた酒飲み天国。千鳥足の男女が明るいうちから街を徘徊(はいかい)する。そんな酔客たちに寄り添うのが飲み屋のママだ。アルバイトの懐事情を気にかけるママ、津軽弁が抜けない麻雀好きのママ……個性豊かな2人のママをご紹介。
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アジ専門店の赤羽『鰺家』の絶品ランチ! 産地に調理法にこだわり抜いたアジを愛する男たちの思い。なめろう定食に舌鼓。
リーズナブルな飲み屋が多く軒を並べる赤羽。駅から程近くにある赤羽すずらん通りのアーケードを抜けたところには「アジ専門店」という珍しいお店『鰺家』がある。専門店らしく、メニューは全てアジオンリー! アジの産地、調理法にこだわった料理の数々はどれもが絶品。その味の決め手について話を伺った。
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不純が最高! クリームソーダと固めのプリンが人気『不純喫茶ドープ』~黒猫スイーツ散歩 秋葉原編⑤~
カフェ・スイーツ・パンケーキのお店を年間約1000店ぶーらぶらしているミスター黒猫です。特にパンケーキは日本一実食していると自負している黒猫が、気になる街や好きな街を散歩しておすすめのお店を紹介していきます。今回は、そんな“黒猫スイーツ散歩”秋葉原編の第五弾です。
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子供も一緒に楽しめる!『赤羽スペインバルCirco』の本格パエリアで充実ランチを。
赤羽の街には珍しいスペイン料理専門店の『赤羽スペインバルCirco』。駅前のメインストリートから少し離れ、総席数は20にも満たない小さなお店だが、地元のお客さんたちから根強い支持を受けている。子連れのファミリーでもゆったりくつろげるお店で楽しめるスペイン料理のランチとは果たして……?
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自慢はもっちりつるつるの刀削麺! 赤羽『中華タンタンメン』でパンチ力のある本格四川料理を堪能する
日本で出会った3人の中国人が営む、本格派の四川料理店。赤羽の飲み屋街にあり、朝5時まで営業なので、シメの一軒としても楽しめる。「なんでタンタンメン?」の謎を解き明かしつつ、人気のメニューを紹介しよう。
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【吉田類が語る、酒と酒場とわが半生】暖簾をくぐれば、そこにふるさと
全国の酒蔵を訪ね、東京では下町酒場をクローリングし続けるジェントルマン。流離いながらも故郷を忘れない酒場詩人の、大衆酒場を愛する理由と「モンゴリアン?」からの半生。
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石神井公園『兄兄酒場 BELL』~石神井の“酒場磁力”に導かれた店~【番外編・飛びこめ“ご近所”名酒場】
再び感染者数を増やしつつある新型コロナウイルスの影響で、夜の街で自由に酔っぱらうことができなくなり、そんな生活はもはや新しいスタンダードとなってしまった。そこで、せめて「家の近所で軽く一杯」くらいの喜びは日々のなかに残っていてほしい。そんな想いから続けてきた本連載の“ご近所”番外編シリーズ。今までに何軒かの酒場を取材させてもらい、以前からぼんやりと感じていたことがもはや確信に変わった。それは、僕の地元である「石神井公園」という街には、言葉では説明できない不思議な“酒場磁力”のようなものが宿っているということ。いや、きっとどんな街にも、興味と愛情を持ってその懐に入ってみれば、そういう何かはあるのだろう。しかしながら今回の取材中、店主たちの作りだすあまりにも心地よい空気のなかに浸って酒を飲んでいたら、自分の住む街に対するそんな想いがより強くなっていくのを感じざるをえなかったのだ。
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苔の絨毯を広げた天空の大広間! 飯能の秘境ウノタワへ
空気が濃密な入間川から、歴史・伝説をたどりながら登れば、思った以上に多彩な山の表情に興奮。そして最後に待ち受けていたのは、秘境と呼ぶにふさわしい別天地だった。
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山梨県笛吹市 ~市内を鮮やかに彩る桃の花に春の訪れをしみじみ実感~
東京方面から長いトンネルで笹子峠を越え、ほどなくすると甲府盆地と雄大な南アルプスが視界に飛び込んでくる。山梨の懐に入り込んだことを実感する瞬間だ。その甲府盆地のやや東寄りに、石和町など近隣町村が合併して2000年代に誕生した笛吹市がある。市名の由来でもある笛吹川と支流が生み出した複合扇状地は、肥沃で水はけのよい土壌に加え、日照時間の長さや昼夜の寒暖差も相まって果樹郷として大きく花開いた。なかでもモモ・ブドウは栽培面積・収穫量・出荷量とも全国一であることから「日本一の郷」を宣言。桃の花が市中至るところで咲く春の光景は“桃源郷”と称されるほどだ。市のもう一つの目玉である石和温泉は、1961年に高温の湯が豊富に湧出し、瞬く間に一大温泉街を形成したが、現在コロナ禍の煽(あお)りを受け、多くの宿や店が厳しい経営を強いられていると聞く。今春、取り巻く事情がいきなり好転する可能性は低いが、それでも桃の花は例年どおり咲き誇り、心華やぐ“桃源郷”を見事に演出してくれることだろう。
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実は穴場エリア!? 巣鴨の街を練り歩いて、この街の暮らしに思いを馳せる【ぶらりマンション巡り】
JR巣鴨駅を出ると、春の爽やかな青空が迎えてくれた。都会を走る山手線の一角にあって、巣鴨はどこかのんびりと、広々とした空気が感じられる街だ。8車線の中山道が中央を貫いていること、昔ながらの商店街に大きな建物が少ないことことなどが、そう感じさせるのだろう。いつものとおり、この街の住人になった気持ちで、巣鴨~西巣鴨を歩いてみた。
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十条『斎藤酒場』に大衆酒場の真骨頂をみる! 「せんべろ」を世に広めた中島らもも通った名店
十条から徒歩1分の老舗酒場。引き戸の磨りガラス越しに見える賑わい、年季の入った暖簾(のれん)には、書き文字で「大衆酒場」の間に「斎藤」とある。瓦葺の軒の他は、余計な装飾のない無骨な店構え。でも、筆者の友人も女性ひとりで飲みに行くこともあるという。絶対いい店に違いない! 期待感を高まらせ暖簾をくぐってみた。
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三ノ輪駅からはじめる町屋・王子さんぽ〜都電荒川線沿線の昭和レトロさんぽコース〜
都電荒川線に沿って歩く沿線さんぽ。再現された都電の停留場、昔ながらの商店街、懐かしいぬり絵、広大な原っぱ……。次々と現れるノスタルジックな下町風景は、昭和の時代に時間旅行をしている気分。仕上げはセンベロ酒場ののれんをくぐり、ホッピーで乾杯!
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【番外編・飛びこめ“ご近所”名酒場 テイクアウト編】石神井公園『とおるちゃん』~「ぎゅうぎゅう弁当」に込められた想い~
各地にある「名酒場」と呼ばれる店を取材し、その奥深い魅力を伝えるべく始まった当連載「飛びこめ名酒場」。コロナウイルスの影響で、あまりあちこちに出歩くのもどうだろうと、僕が自宅から徒歩で行ける範囲、つまり、西武池袋線石神井公園駅付近にある、地元ならではの名酒場を取材する番外編「飛びこめ“ご近所”名酒場」が始まったのが昨年の8月。そして今、東京はまたしても緊急事態宣言のまっただ中。そこで苦肉の策として今回からスタートするのが、テイクアウトを主軸にした、「飛びこめ“ご近所”名酒場 テイクアウト編」というややこしい構造の新シリーズだ。とはいえ、今回の取材を行い、その内容は今だからこそ世に発信するべき情報だと確信した。お話を聞いたのは、世が世なら通常どおり店内飲食についての取材をしたかった大好きな店『とおるちゃん』。どこの街にでもありそうな小さな店の、誰もが同じように抱えているかもしれない苦悩。そんな状況を持ち前の明るさで吹き飛ばし、前を向いて歩んでいく。その姿に勇気をもらえるような話が次々と飛びだした。
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月島・佃を歩いたら、快適で風情ある素敵な暮らしが見えてきた【ぶらりマンション巡り】
都心にアクセスしやすく、水辺と緑に囲まれた快適な暮らしを叶えてくれる月島・佃。2021年には分譲マンションと商業施設を併設するミッドタワーグランドが完成するなど、再開発による魅力的な住まいも急増中だ。一方で、鉢植えが並ぶ路地や味のある長屋など下町風景も健在。「懐かしい」と「新しい」が絶妙に混ざり合う、月島・佃エリアを練り歩いた。
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早稲田駅からはじめる神楽坂・九段さんぽ〜芸術と文化の薫りが漂う路地と坂道の街〜
夏目漱石ゆかりの早稲田から神楽坂へ。三味線の音が聞こえてきそうな小粋な路地裏にもおしゃれな店が立ち並ぶ。外濠を渡れば、縁結びに御利益ありと評判の東京大神宮。最後に靖国神社に参拝したら、お濠を眺めながら外濠公園をのんびり散策。
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「砂おち」「ちょうちん」など希少な部位も。船橋『炭焼kitchen ばんから』の焼き鳥を味わう
船橋はJRと京成と東武野田線の3線が乗り入れている千葉の一大繁華街。その駅前にデートでも家族でも気軽に楽しめる焼き鳥店がある。様々なイベントが行われる船橋市民文化ホールのすぐ近くなので、観劇やコンサート帰りにも便利な立地だ。
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クリエイターの遊び心が楽しい焼き鳥バル! 船橋の秘密基地『YAKITORIバル OTTO』
京成船橋駅の線路沿い、マンションの2階にある焼き鳥バル『YAKITORIバル OTTO』。繁華街とは逆方面にあり、ちょっとした隠れ家のよう。オーナーの鈴木孝宏さんはフレンチ出身。その後、焼き鳥の名店で修業を積み2019年に開業した。店名どおり、店内はおしゃれなバル風の内装だ。
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阿佐ケ谷・南阿佐ケ谷エリアに住むと、どんな暮らしが待っている?【ぶらりマンション巡り】
新宿まで乗換なしで約10分と、都心へのアクセスは良好。それでいて、駅近に閑静な住宅街が広がる阿佐ケ谷・南阿佐ケ谷エリアは、杉並区のなかでも住みやすいと人気の街だ。では、本当に住んだらどんな暮らしが待っているか? 不動産鑑定士の石川勝さんおすすめのマンションをめぐりつつ、イメージをふくらませてみた。
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強火で焼き上げた地鳥は風味も抜群! 宮崎名物を堪能できる『骨付地鳥炭焼 日向 船橋店』
東国原元宮崎県知事の紹介で一気に全国区になった宮崎名物の地鳥の炭焼き。その郷土料理をいち早く県外に持ち出したのが、この店だ。神戸に一号店ができたのは1989年。その後、1998年に東京進出一号店として新橋店をオープン。そして2019年7月にこの船橋店がオープンした。
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旨い焼き鳥とビールがあればいい。メニューも値段も昔のスタイルを貫く船橋の焼き鳥屋『鳥一』
京成船橋駅前に赤提灯をひとつ掲げる昔ながらの焼き鳥店『鳥一』。仕事帰りちょっと一杯、暖簾(のれん)をくぐり、引き戸を開けると威勢の良い「いらっしゃいませ!」の声に迎えられる。メニューは木札のお品書きのみ。余計な物は一切ない王道居酒屋だ。
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【さんたつサポーターイチオシ】私のとっておきの居酒屋教えます
新年会の季節ですが、気軽に飲みに行けないという方がほとんどではないでしょうか。でも、そんな時だからこそ、さんたつサポーターのみなさんに、好きな居酒屋やおすすめの居酒屋を教えてもらいました。いい店だから、「落ち着いたら必ず行きたい」、また「皆さんにも是非行ってほしい」という願いを込めて……さんサポのみなさんからお店へのエールでもあるのです。
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【番外編・飛びこめ“ご近所”名酒場】石神井公園『みさき』~石神井にあってここだけに流れる、本物の「島時間」~
石神井公園の街に引っ越してきて、日々気になる個人経営の酒場に飛びこんでは、その奥深さ、おもしろさにのめりこんでいった10数年前。今回紹介する『みさき』は、今でこそ僕がもっとも心の底からリラックスして過ごせるといっても過言ではない店だ。けれども当時、興味を抱きつつも、いちばん入りにくさのハードルが高かったのが、実はこの店だった。
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群馬県藤岡市 ~良質の土が文化を育んだ群馬県南部のゲートウェイ~
神流(かんな)川を挟んで埼玉県と接する群馬県南部の藤岡市。車に乗る県外の人にとって「藤岡」と聞いて最初に思い浮かべるのは「ジャンクション」らしい。交通の要衝としてその名が広く知られているが、必ずしも土地柄についてまで十分に認知されているわけではない。聞けば市内では1511基もの古墳が見つかっており、遺跡から出土した埴輪や土器も数限りないとか。古墳や遺跡が多い理由は定かではないが、埴輪を生産した窯址(かまあと)も残っており、この地から良質の粘土が産出したことは間違いないよう。時代は下り、地元で採れる粘土は藤岡を瓦の一大産地へと押し上げたが、時代の趨勢(すうせい)もあり往時の活気はない。そんななか、しぶとく生き延びているのが鬼瓦だ。鬼には疫病退散や魔除けの願いが込められているが、奇(く)しくも冬桜で知られる桜山公園や三波石峡などの景勝地を擁するのが旧鬼石町地区(2006年編入)。鬼瓦と鬼石に直接のつながりはないものの、こんな時代だからこそ、世にはびこる現代のもののけどもを、「鬼」の念力で一掃してもらいたいものである。
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