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上を向いてまちを歩こう、〈高所無言板〉と空を見上げて
建物の屋上などに掲げられた大型広告看板のことをビルボードと言いますが、これビルの上にあるからじゃないんです。Billboardのbillは公に示された正式な文書のことで、何かを公衆の面前に掲示するからビルボード。もともとは建物外壁に取り付けられたポスター掲示板だったのが、19世紀に印刷技術の進歩とともに自立式の広告看板に進化して現在に至ったというわけです。ただ、そんなビルボードもここのところあまり元気がありません。それは広告不況というより広告媒体のデジタル化の波の影響です。スマートフォンが普及した今、まちなかにどんなに大きく派手な広告を掲げても人びとが手元のスマホばかり覗き込んでいては意味がありません。広告クライアントもデジタル媒体にどんどん乗り換えていきます。ビルの屋上の広告看板に空きが目立ち始めたのも当然のなりゆきなのかもしれません。昭和のアド・バルーンのようにビルボードもいずれなくなってしまうのでしょうか。遠くからも目立つ高い場所にあった看板がどんどん白くなっていく。天空に近い場所から地上を見守るこうした「無」の看板を〈高所無言板〉と名付けて探してみましょう。そのためにまず必要なのはスマホから目を上げて、上を向いて歩くこと。無言のビルボードはどうやらその存在に気付いた人たちをポジティブな気持ちにさせてくれる存在のようです。
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「みそ」と「沖縄」をつなぐ北千住『麺屋てぃーち』。毎日でも食べたい庶民派ラーメン
北千住駅西口から徒歩8分。3種の味噌をブレンドし、鶏ガラ、とんこつ、昆布のあっさり系スープでいただけるみそらーめんが看板の『麺屋てぃーち』。ラーメン店や居酒屋などで働いた店長の経験を生かした、老若男女に愛されるラーメン×沖縄料理のハイブリッド店である。
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店主のこだわりが生んだ、最高鮮度のもつ焼きが味わえる目黒『スタミナ串焼き 仲垣』。
日本が誇る、大衆食文化の1つでもある「もつ焼き」。実は、鮮度によってかなり味が左右される食材なのだ。今回ご紹介するのは、目黒駅から東口に出て、居酒屋が密集している地帯にあるビルの2階にある『スタミナ串焼き 仲垣』。目黒でもつ焼きと言えば名の知れたお店であり、モツの鮮度にも店主が人一倍こだわりを持っているお店である。
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吉祥寺第一ホテルよ、永遠に~34年間の夢の足跡をたどる~
披露宴や忘年会、バイキングにボウリング。34年間、人々の思い出を紡いできた『吉祥寺第一ホテル』が2022年3月31日に営業終了する。開業当時をよく知る従業員の方々に話を聞いた。
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お芋好きにはたまらない。『ふなわかふぇ浅草店』の芋ようかんソフトパフェを楽しんで
「舟和」ときけば、芋ようかんを思い浮かべる人も多いだろう。それでは、芋ようかんをさらにおいしく食べられるお店はご存知だろうか。舟和の芋ようかんをよりおいしく楽しめるのが、『ふなわかふぇ浅草店』。お芋をふんだんに使用した芋ようかんソフトパフェは、お芋好きの人にぜひ食べてほしい一品だ。
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【閉店】創業から約50年の老舗、北千住『りんりん』。昭和の趣ある店のラーメン餃子は千円でおつりがくる安さ!
1975年創業の『りんりん』。北千住駅西口から400メートルのアーケード街を進み、日光街道を渡って左に曲がると見えてくる。三角地に立つ昭和レトロな店構えに歴史を感じる。テレビや雑誌に何度も取り上げられ、地元では年季の入った人気店だ。地元民はもちろん足繁く通うラーメンファンも多い。
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チャーハンはソースっす!八重洲地下街『七彩飯店』が古き町中華の食文化復活に挑む
どうも〜!ライターの猫田しげるです。数年前まで散達編集部におりましたが現在は大阪でぶらぶらしています。ちなみに「しげる」というペンネームは散達時代のあだ名で、びっくりするほど単純な理由からそう呼ばれておりました(笑)。ところで皆さん、ソースについて真面目に考えたことがありますか?と突然言われても「はあ?」かもしれませんが、実はソースとは日本の食文化なのです。ウスターソースはイギリス発祥ですが、どろっとした「中濃ソース」は日本独自のもの。しかもそれは関東近辺で古くから根付いており、かつて東京の町中華でも「中濃ソースブーム」があったとか。今回はその中濃ソースについて考察するとともに、消えゆく中濃ソース文化を復活させようと奮闘するラーメン店『麺や 七彩』の攻めた取り組みについて迫ってみました。
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大山詣と富士山目当てに、ヤビツ峠から大山へ【東京発日帰り山さんぽ】
『散歩の達人 日帰り山さんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。 江戸時代には庶民の間で大山詣が人気を呼んだ。今も麓には宿坊が残る。その大山に手軽に登れるのが、このヤビツ峠までバスで上がる現代版大山詣。<神奈川県 秦野市・伊勢原市>
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余白が街並みを引き立てる。残余氏さんに聞く「残余地」鑑賞の楽しみ方
隅々まで区画整理されているように見える街なかでも、土地開発のはざまで余白が発生してしまうことがある。それが「残余地」だ。20年以上に渡り、街の残余地を観察・記録し続けている残余氏(ざんよし)さんに、残余地の見どころを伺った。
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デジタル化が進む イマドキ商店街さんぽ~都内5つの商店街と1エリアを紹介!
地元で愛される老舗から新しいコンセプトが話題のショップまで、いろんなお店が集まって、その街の個性をあらわすストリート。歴史ある商店街が、今、デジタルの力で進化している……。買い物や散歩の楽しみ方がバージョンアップ中なのです!
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【2022年4月】編集部おすすめ祭り&イベントinformation!
春本番を迎え、気持ちも新たにスタートする4月。そんな季節にぴったりのエネルギッシュな太鼓の祭典をはじめ、お釈迦様の誕生を祝うはなまつりや地元の歴史を題材にした祭りをご紹介。春風に誘われるがままに出掛けて、現地で祭りを体感しよう。
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大人こそ楽しい!造幣局さいたま支局の『造幣さいたま博物館』を見学してみた
日本の貨幣や勲章などの製造を行う造幣局。さいたま市にはその支局が2016年に開局。施設内の工場や併設の博物館は見学が可能で、大人でも驚きと発見が満載の場所だった!
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日本橋の滋賀県アンテナショップ『ここ滋賀』。湖魚のほろ苦さを酒に泳がせたい
アンテナショップ『ここ滋賀』の食事会に参加した。滋賀県きっての腕利きシェフによる名産を使った料理と、自慢のワインがいただけると聞いてノコノコお邪魔したのだ。うまかった。関西出身者としては、この記事は2割増しで書かねばなるまい。なぜなら滋賀県民は、なにかにつけ京都や大阪の水源である琵琶湖の水を止めると脅してくるのだ。恐ろしい。今回は、前半で食事会の様子、後半でアンテナショップのおすすめの品を紹介する。
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武蔵野を舞台に、読書体験を映像化。映画『たまらん坂』小谷忠典監督インタビュー
3月19日から新宿K’s cinemaほか全国で順次公開される映画『たまらん坂』は、フィクションやドキュメンタリーの境界にとらわれない意欲的な作品を製作している小谷忠典監督の最新作。⿊井千次さんの小説をもとに4年の撮影期間を費やして制作されたもので、監督が客員教授を務める武蔵野大学の実習の一環として撮影が始まったという、ちょっと変わった経緯をもつ。作品の制作過程や背景、そして舞台となる武蔵野エリアについて、小谷監督に話を聞いた。
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埼玉県内有数の規模を誇る『竜泉寺の湯 草加谷塚店』。温泉・炭酸泉・岩盤浴で明日への活力を取り戻そう!
埼玉県最大級のスーパー銭湯だという『竜泉寺の湯 草加谷塚店』。天然温泉をはじめ、『竜泉寺の湯』ならではの高濃度炭酸泉、さらにはアロマ岩盤浴などを備えている。テーマパークのように一日中楽しめて、しかもリーズナブルとなれば、連日多くの入浴客でにぎわうのもうなずける。
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浅草のレトロ喫茶店『純喫茶マウンテン』は創業50年。多くの人に愛される理由は、「真心」にあり
銀座線浅草駅からおよそ徒歩5分。にぎわいを見せる雷門通りを歩いていると、レトロな雰囲気がただよう『純喫茶マウンテン』が見えてきた。店前のショーケースには、ノスタルジックな食品サンプルがひときわ目を惹く。さっそく、中へ入ってみよう。
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水元公園『メリーゴーランド』。住宅街にポツンな小さいベーカリーにぎっしり詰め込まれたパンと愛
JR・京成金町駅からバスで約10分、水元公園にほど近い静かな住宅街に『メリーゴーランド』はある。ポツンとたたずむ小さなお店に入ると、そのサイズからは想像もできないほどのたくさんのパンが出迎えてくれた。
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深夜に働く人に野菜を。20年以上高円寺の胃袋と健康を気遣ってきた『らーめん一蔵』
『らーめん一蔵(らーめんいちぞう)』は2001年12月にオープンし、すでに20年以上営業を続けている。深夜遅くまで営業していて、一杯にボリュームのあるラーメンは、近隣住民はもちろん、遅い時間まで働く人に長く支持されてきた。
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神社の息子パワーは、小泉進次郎似の若者の前に全く無力であった
実家が神社をやっている影響で、子供の頃の私は近所の人たちから割と丁寧に扱ってもらっていた。道を歩いて老人とすれ違うと「あんた神社のとこの子やんな。はよお父さんやおじいちゃんみたいに立派な神主にならんといかんで」と声をかけてもらうことが多々あった。親の命令により毎日学校に行く前に神社の階段を掃除させられていたことも近所で知られており、「あんたは偉いなあ」とよく知らない人から褒められたりもした。半面、私は古典的なマンガに出てくる悪ガキ的ないたずらをして、近所の雷親父から「コラー!!」と追いかけまわされるようなキャラクターにちょっと憧れていた。しかし、もしいたずらをした相手が私を神社の息子だと認識していたら、過去に「立派な息子さんやなあ」と神主の父にお世辞を言ったことなどを思い出し、𠮟りつけるのを躊躇して気まずい空気になるのではないか。そんな心配のせいであまり大胆にピンポンダッシュもできず、サザエさんのカツオのような天真爛漫なやんちゃ坊主とはかけ離れた自分のキャラ設定を歯がゆく思った。年に一度、神社が主催する恒例のバスツアーがあった。30人程度でバスを貸し切り、ほかの地方の有名な神社を回る。神主である父親はそのバスツアーの先導役であった。私はあまり神社を巡りたくはなかったが、毎年3日ほどは小学校を休み、バスツアーに参加させられた。神社の跡継ぎとして期待され、高齢者ばかりの旅に参加する唯一の子供であった私は、みんなに可愛いがられた。人見知りで無口な子供だったため小学生としてはあまり可愛げがなかったように思うが、他に比較対象がいないおかげでツアーのマスコットキャラクター的な注目を一身に集め、ことあるごとに「これ食べな」とおやつを貰ったり、「学校は楽しいか」と話しかけられた。私はイメージを壊さないようできるだけ努力して振る舞いながらも、学校でのキャラクターとは違う丁寧な扱われ方を息苦しく思った。大学2年の時、上京していた私のもとに父親から電話がかかってきた。昔私が参加していたバスツアーで、新橋のちょっといいホテルに来ているらしい。「美味いもん食わせてやるから仲がええ友達何人でも連れてこい」と父親は言った。今や典型的ダメ大学生と化した自分が、信心深い氏子さんたちの集まる場に顔を出すのは多少抵抗もあったが、その頃金欠であまりいいものを食べていなかったせいもあり、「美味いもん食わせてやる」という父親の誘いは魅力的だった。サークルのたまり場で友人たちに話してみるとみんな「面白そうじゃん、行ってみようぜ」と乗り気な様子だったので、そのまま友人たち3人を引き連れ新橋へ向かったのである。
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旅先で出会った友人が営む赤坂のモンゴル料理店。そこで過ごす夜は平和で、軽蔑や侮辱とは無縁の世界だった
私にとって、赤坂はモンゴルだ。何を言ってるんだと思われただろうが、なんてことはない。赤坂にあるモンゴル料理店によく行っていたのだ。そこは知り合いのスーホさんとタカシさんがやっていたお店で、こってりした羊料理をたんと振る舞ってくれる。宴が盛り上がってくるとスーホさんが音頭を取り、お客さん全員で歌いながら馬乳酒を回し飲みしたり、指名された客同士がモンゴル相撲をとったりもする。赤坂駅に降り立つときはいつもワクワクしていて、赤坂駅から帰りの電車に乗るときはいつもフワフワしていた。お腹いっぱいで、少しさみしい。いつだって、私にとって赤坂は異国の旅先だった。
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『フロレスタ高円寺店』のネイチャードーナツは全粒粉と豆乳使用で、ふ〜んわりやさしい軽さが自慢!作りたてがうれしい
厳選した材料のみで作る、体にやさしくおいしいドーナツの店。外はサクッと軽く、中はふんわりととてもやわらかい。極力作り置きをしないため、作りたてのおいしさが魅力だ。定番の商品のほか、日替わりや一つ一つに顔を描いたどうぶつドーナツなど種類もいっぱい。庚申通り商店街の中にあり、買い物やさんぽの休憩スポットとして最適だ。
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千葉県流山市の国道6号沿いに立つ『南柏天然温泉 すみれ』は、新しい試みの温浴施設が話題!
『南柏天然温泉 すみれ』は、国道6号沿いにあり、JR常磐線南柏駅からも近い交通至便なス-パー銭湯。自家源泉をもち、源泉100%かけ流し風呂をはじめ、趣の異なる4つの浴槽で温泉を楽しめる。熱風オートロウリュサウナ、よもぎ泥塩サウナ、ファイテン炭酸泉、ミュージックロウリュなど、ユニークな温浴施設にも注目したい。
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コース予約必須のうどんの名店・高円寺の『さぬきや』。全粒粉だけで打つ「革新のうどん」もテイクアウトなら気軽に味わえる
1964年創業、ミシュランビブグルマン認定店という名店。2代目である店主は、不可能といわれていた全粒粉のみのうどんを作り上げ、その製法で特許を取得した。四季折々の和食と日本酒、そして締めにうどん、といううどん懐石のコースがメインなので、席の予約は必須。ふらりと行くのは難しい店だが、テイクアウトなら予約なしでOKだ。「革新の味」を気軽に味わおう。
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1980年、私が子供だった頃。池袋駅から歩いて5分の、精肉店の家に生まれた子供の一日
郵便番号171、東京都豊島区南池袋2-9-4にお住まいのひぐちたけひろくん(9)はお寝坊さんだ。雑司谷小学校は家から歩いて約10分、墓場を抜けて緩やかな坂道の先にある。登校時間は朝の8時半までだが、たいてい8時過ぎまで寝ている。早起きが大の苦手だ。「たけひろー8時20分だよー!」1階から母親・都志子が叫ぶ。先ほどから何度も呼んでいるが、聞こえないふりをしている。しかしいよいよ待ったなしの気配を感じ取り、布団から跳び起きた。後の行動は速い。黒のランドセルを手に1階へと駆け下りると、テーブルには新聞を読みながら、タバコとコーヒーを嗜む父親・正憲が座っていた。「おはよう」たけひろは返す。「ございます」正憲がズッコケる。ここまででワンセット。9坪しかない一戸建てのため、階段が居住スペースだ。たけひろは階段に座りパジャマから服に着替え、顔も洗わず歯も磨かずに家を出る。朝ごはんはめったに食べない。眠くて食欲がないからだ。のちに「勉強ができる子は朝食をきちんと摂る」というデータを知り、「無理をしてでも朝食を食べていたら、勉強ができたのかな」とちょっぴり後悔するが、ずっと先の話だ。「行ってきます!」家を出て、となりに住む母方の祖父・鈴木文次郎と祖母・フサにも声をかける。「行ってきます!」「行っといで」フサは満足そうな笑みを浮かべる。小学2年生までクラスのリレー選手に選ばれるほど足が速かったたけひろだが、3年生ともなると他の男の子たちも成長するし、何よりたけひろは肥満児になりかけていたので、以前よりスピードが落ちた。それでもたけひろは全速力で学校を目指した。通学路には緑のおばさんが旗を持って児童の安全を見守っているが、たけひろは遅刻しそうな日は近道を選んだ。道の向こうで緑のおばさんが怒っているが知ったことではない。たけひろはなんとかその日も遅刻から免れた。授業中はいつもボケっとしていた。休み時間に遊ぶほうが大事だった。担任の田子弘子先生は明るく、話が面白い女性だったが、勉強となるとたけひろの埒外だ。給食はパンばかりで、ごはんの日はおかわり争奪戦が繰り広げられる。カレーライスの日はそれこそ仁義なき戦いだ。けれども一度だけ、ワインごはんが出た日は、みんな残した。献立を考える栄養士の先生が張り切りすぎたのか、オトナの味は早かったようだ。5限の授業を終えて、そのままホームルームの時間に入る。あした必要なものを忘れずにと田子先生は注意を呼びかけるが、たけひろの耳には入らない。これからが一日でいちばん楽しい時間、友達と遊ぶことにすでに心を奪われている。「先生さようなら」の声を合図に、生徒たちは一目散に各々の家に帰る。
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汁ごとつまみになるしっとり茹で鶏の梅醬に「神雷 純米三温至福」 〜宇宙的スケールの日本酒は複雑でごにょごにょした味が魅力です〜
どんなつまみにもなんとなく合ってしまうのが、日本酒の魅力です。水と油のように、まったく交わらないという組み合わせは他の酒に比べてかなり少ないのではないでしょうか。日本酒とは例えば、山田錦を使ったどこそこの土地の酒はこんな味です、あるいは、辛口の酒はこうです、と言い切れる単純な味ではないからだと思う。複雑だからこそ、何を合わせても酒質のどこかの味に寄り添う力が、日本酒にはあるのです。
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街の片隅でハイホー、ハイホー~こびと達はなぜ花壇に置かれるのか~
以前、当コラムで動物の置物を取り上げた。庭や玄関先に置かれる動物の置物は、よりリアルな造形を目指して作られているように見える。一方、現実には存在しなさそうなモチーフの置物というのもある。その代表格が「こびと」ではないだろうか。ブカッとした帽子をかぶり、ヒゲをたくわえたこびと達。妖精の一種で、山や森に暮らすと言われている。確かに、草花の間から顔を覗かせるこびとの存在は、庭を一気に童話の世界に変えてくれる。置物のモチーフにこびとが多用されるのもわからない話ではない。
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小学校の裏門に立つ大人たちと、街の映画館で見たドラえもん
寝不足で疲れの抜けない重い脚をあげて事務所階段を上り、ドアをあけてすぐにラジオのスイッチを入れる。突如流れる歌声。ああ僕はーどうして大人になるんだろうああ僕はーいつごろ大人になるんだろう瞬間、肩こりの治らない中年男は昭和末期のハナたれ小学生に巻き戻る――。いやあ武田鉄矢さんの歌声が若い。ドラえもん映画の主題歌、「少年期」でした。私がたった今思い出したのは、真っ暗闇の、ほこりっぽい静かな空間で、食い入るようにスクリーンを見上げながらこの歌を聞いた日のこと。※写真はイメージです
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散歩中にこそ挑戦したい「俳句的なものの見方」とは? 俳人・堀本裕樹さんといく大磯「しみじみ」散歩【後編】
自分の想像力を頼りに、日常のなかで感動を掘り起こす「しみじみ」散歩。前回に引き続き、俳人で『散歩が楽しくなる 俳句手帳』(東京書籍)著者の堀本裕樹さんと、大磯の街を歩いた。堀本さんが提唱する「俳句的なものの見方」「しみじみばえ」とは?
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本屋を「街のメディア」と「表現の場」に! 北浦和『CHICACU Design Office & Bookstore』がおもしろい
北浦和に2020年に竣工したマンション「コミューンときわ」。その一室に生まれた小さな書店と店主の活動が非常に面白い。街へとにじみ出て、人と触れ合う本屋の由来と狙いを聞いた。
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【長野】コンデジ「FUJIFILM X100v」と防水カメラ「Nikon coolpix w300」で撮る、『野尻湖』と周辺散策
野沢温泉でキャンプをした時(記事はこちら)に、野尻湖へも足を運びました。野尻湖は、長野県の北部、新潟県境に近い場所に位置する天然の湖で、湖底からナウマンゾウの化石が発掘されたことでも有名です。野尻湖の他に、徒歩5分以内のスナップが楽しい写真映えスポットも散策しました。今回は、人気の高級コンパクトデジタルカメラ「FUJIFILM X100v」と防水コンデジ「Nikon coolpix w300」で水中撮影にも挑戦してきましたよ。
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