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笑う顔には福来る──街角の〈顔パレイドリア〉現象
少しばかり更新が早いですが、新年最初にふさわしいお題は福笑い。どういうわけか「顔」に見えてしまう街角の楽しい仲間たちをご紹介します。おっとその前に。一応学術的な講釈もしておきましょう。視覚的な刺激や聴覚的な刺激を自分のよく知っているパターンで認識しようとする現象を心理学用語で「パレイドリア現象」と言います(世間ではこれを「シミュラクラ現象」と呼ぶ人も多いのですがこれは日本だけの俗称なので今日からは正しく「パレイドリア現象」と覚えてください)。三つの点が逆三角形に並んでいるとなぜか目と口に見えてしまうのは「顔パレイドリア」。今回取り上げるのはまさにその現象です。
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目黒でカトマンズのお母さんの味に触れてほっこり『ネパール料理 バルピパルkitchen』
目黒駅から歩いてすぐ、飲食店が多く入る雑居ビル2階にある『ネパール料理 バルピパルkitchen』。ネパール人シェフが作る本格的ながら、どこかやさしい味のネパール料理が堪能できる。テーブルや装飾品など、ほとんどをネパールから取り寄せたという店内は、さながらカトマンズの街のレストランにトリップした気分にさせる。インド・ネパール料理店が多い目黒にあって、ハズせない注目店だ。
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浅草橋『WESTSIDE COFFEE』は、味だけでなく接客にもこだわるカフェ
ポップカルチャーの聖地である秋葉原と、下町情緒あふれる浅草の中間地点に位置する浅草橋に、2020年5月彗星のごとくオープンした『WESTSIDE COFFEE(ウエストサイド コーヒー)』。すぐ隣ではカフェ激戦区の蔵前がしのぎを削る中、他店には珍しい心掛けで、一躍多くのお客さんから愛される店に。その秘密を店主の西方優さんに伺った。
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浅草橋を盛り上げる期待の新星。カフェ『Pretty Good – coffee & donut』
浅草橋で長年カバンの製作や修理に携わってきた企業が業態変更し、2019年にホテルをオープン。その一部として、翌年新たにオープンしたのが今回紹介する『Pretty Good – coffee & donut(プリティグッド コーヒーアンドドーナツ)』だ。自家製食パンで作るサンドイッチや全国各地のクラフトビールなど、多様なメニューを提供する同店だが、今回は看板メニューであるドーナツとコーヒーに焦点を当てて紹介する。
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【移転】カレーとおかずがワンプレートに乗ったお母さんの味。目黒『ラクシュミー』でいただくネパール・タカリ族のダルバート
目黒駅西口からほど近い雑居ビルの中にあるインド・ネパール料理店『ラクシュミー』。オープンから2021年で17年、地元で長く愛される人気店だ。料理上手として知られるネパールの少数民族・タカリ族出身の店長に、インド料理とネパール料理の違いやそれぞれへのこだわりを聞いた。
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『はやとちり』は高円寺が世界に誇る異世界ブティック。不思議な作家ものの服や古着、将棋グッズはいかが?
高円寺駅北口の端から北西に伸びる商店街をしばらく歩くとインパクトあるテント屋根の古着屋が目に入る。ウインドウには大きな将棋の駒が並べられている。どう見ても古着屋なのに、将棋の駒はなぜ?意外な組み合わせに大きなクエスチョンマークが浮かぶ。この店が『はやとちり』だ。
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鳥取県は砂丘だけなのか?アンテナショップ『とっとり・おかやま新橋館』鳥取編
鳥取県といえば砂丘だ。2020年度におこなわれた県の調査では、「鳥取県で連想されるもの」のアンケートに79.7%の人が「砂丘」と答えたという。しかも「砂丘以外で連想されるもの」については「特にない・わからない」と答えた人が約4分の1(24.8%)にのぼった。そんな自分を追い詰める質問をしなくても……と思う反面、このアンケートは今回で10回目の調査になるらしい。もはや開き直ってネタにしているのか?と思う節さえある。本当に砂丘だけなのか、アンテナショップを訪ねた。なお、今回は前後編に分け、前編で鳥取県、後編で岡山県のレポートをお届けする。
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地元のおじいちゃんおばあちゃんもリピーター! 目黒・権之助坂にあるカレー専門店『TADA CURRY』の滋味豊かなキーマカレー
目黒駅から歩いて5分ほど、権之助坂を下った雑居ビル1階にあるカレー専門店『TADA CURRY』。ランチタイムのみオープンのご夫婦で営む小さなお店ながら、知る人ぞ知る目黒のカレーの名店だ。メニューは、チキンカレー、キーマカレー、タイ風海老のグリーンカレーの3種だけ。時間もメニューもギュッと凝縮したサッとランチを済ませるタイプのお店なのに、入った瞬間からゆったりのんびりとした気持ちになる。そんな雰囲気を醸す不思議なお店だ。
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浅草ホッピー通り『鈴芳』の名物・韓国風牛すじ煮&樽生ホッピーは身も心も幸せなサイコーの組み合わせ。
浅草のホッピー通りでも屈指の歴史を誇る『鈴芳』。このお店でしか飲めないという樽生ホッピーやピリ辛テイストの韓国風牛すじ煮が人気を博しているが、やってくる常連客の表情を見ると、単に料理以上のものをこのお店で得ているような気もしてくる。果たして『鈴芳』に集まるお客さんたちが感じるこのお店の魅力とは?
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吉祥寺『リールオパン』はフランス育ちの店主が手掛ける小さなお店。フランスの風を感じるシンプルなパンに異国の暮らしを思う
吉祥寺にある『リールオパン』はフランス育ちの店主が切り盛りする小さなパンのお店。バターがたっぷりと織り込まれたパン ヴィエノワや、2種のドライフルーツが楽しめるレーズン&アプリコット デニッシュは、ほどよい甘さで親しみやすく、大人も子どももうれしくなるような味わい。気さくな店主の自由な人柄が見え隠れする、ブリオッシュ みかんも美味。気取ったところのない、等身大のパンたちは暮らしの中のささやかな喜びになってくれるはず。
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池袋・サンシャインの麓で露天風呂!『タイムズ スパ・レスタ』はサウナ+外気浴もばっちりの都心のオアシス
サンシャイン60の目の前で露天風呂が楽しめるスパ施設『タイムズ スパ・レスタ』。露天風呂、サウナ、リラックスできるラウンジ、こだわりのボディケアやトリートメントなど、まるで高級リゾートにいるのかと思うほどの充実ぶりだ。利用できるのは18歳以上のみという大人の寛ぎ空間で、五感すべてが解き放たれる、ラグジュアリーなリラックス感を味わおう。
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浅草ホッピー通りの居酒屋『ととや』は豊洲市場水産仲卸直営店。超新鮮かつ確かな目利きの海鮮メニューはまさに絶品!
“煮込み通り”という別称があることでも知られる浅草ホッピー通り。当然どのお店も煮込み料理がメインになるが……ホッピー通りでも新しいお店である『ととや』の最大のウリは煮込みではなく鮮魚。自信の仕入れから生まれる新鮮な料理にお箸もお酒も止まらない!?
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目黒の『カレバカ世紀』は、心優しきカレーバカが作る男前がっつり絶品スパイスカレー
目黒駅西口を出て権之助坂を下った雑居ビル4階にある『カレバカ世紀』。子供の頃からカレー好きという店主がここに店をオープンしたのは2010年、30歳になる年のこと。以来、定番のチキンカレーやキーマカレー、当時としては珍しいポークビンダルーのほか、季節の食材を取り入れた限定カレーや多分ここでしか食べられないであろうオリジナル週替わりカレーを提供し続けている。
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下北沢の住宅街に佇む『YOUNG』でフレンチをベースにした本格欧風カレーと出合う
下北沢駅と世田谷代田駅の中間に位置する閑静な住宅街に、ひっそりと店を構える『YOUNG(ヤング)』。2015年に創業して以来、一貫して欧風カレーを追求し続ける、知る人ぞ知るカレー店だ。そんな同店の手間暇かけて作られた本格欧風カレーと、名物デザートのプリンを味わってきた。
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名物の出来立て“玉子サンド”と“手作りプリン”の美味しさに悶絶『天のや』~黒猫スイーツ散歩 麻布十番編④~
カフェ・スイーツ・パンケーキのお店を年間約1000店ぶーらぶらしているミスター黒猫です。特にパンケーキは日本一実食していると自負している黒猫が、気になる街や好きな街を散歩しておすすめのお店を紹介していきます。今回は、そんな黒猫スイーツ散歩の麻布十番編の第四弾です。
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東京都国立市『国立温泉 湯楽の里』。多摩川沿いの天然温泉露天風呂で極楽のひとときを。
目の前は多摩川河川敷という開放的な景色の露天風呂が魅力の天然温泉。高い保温効果、保湿効果のある温泉を、露天風呂「上の湯」ではたっぷりかけ流しで楽しめる。荷物を預けて走りに行ける「ランナーズスパ」のサービスを利用して、ランニングの後のひとっ風呂も最高だ。
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北参道は落ち着いた暮らしとトレンドの先端! 二兎を追える“ダガヤサンドウ”ライフ
西は明治神宮、北は新宿御苑、東は国立競技場と、緑に囲まれた北参道エリア。2008年の地下鉄副都心線開通以降、北参道~千駄ケ谷のあたりは「ダガヤサンドウ」と呼ばれ、おしゃれなアパレル店やカフェもじわりと増加中だ。個性的なヴィンテージマンションや落ち着いた住環境をもつファミリー向けマンションなどが点在するこのエリアの暮らしを、想像しながら散策した。
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目黒で24年目を迎えた『こだわりのインド・ネパール食堂 マーダル』で日本人シェフが奏でるやさしい味を堪能
新たなカレー激戦区として注目される目黒。カレー専門店のみならず、インド・ネパール料理店も多く軒を連ねる。そんな目黒の地で1998年9月にオープンし、創業24年目を迎えた『こだわりのインド・ネパール食堂 マーダル』は、近隣オフィスで働く人々に愛される老舗だ。
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ビートたけし『浅草キッド』を聴きながら六区とフランス座周辺の路地を歩いてみた。【街の歌が聴こえる・浅草編】
映画『浅草キッド』が話題である。その舞台は浅草、中でも浅草エンターテインメントの中心地「六区」である。曲がりくねった路地に吹く「六区の風」を感じながら、歌とともに浅草の栄枯盛衰を辿ってみたい。
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製麺所直営『めん処おばた』。浅草の喧騒から離れた職人の町で作りたてのうまいそばをたっぷり食べる
和・洋・中と、さまざまな食の名店がそろっている浅草駅の周辺。そこから歩くこと20分ほど、皮革製品を扱う会社や工房が並ぶ一角に、近隣住民に人気のそば店がある。
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目黒の路地裏『薬膳スープカレー・シャナイア』のカレーは冷え性の悩みも解決。スパイスや生薬が体にしみわたる
目黒駅と恵比寿駅のちょうど中間あたり、住宅街の入り組んだ路地のどん突きにある『薬膳スープカレー・シャナイア』。キッチンカーから始まり、2013年にお店をオープンして以来、今では行列の絶えない人気店に。たくさんの猫たちに囲まれた個性的なお店で、薬膳スープカレーへの思いを聞いた。
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ふんわりモチモチのベーグルが魅力的な、三鷹『ちいさいパンカフェよつば舎』は憩いを求める女性の隠れ家だ
カフェが点在する三鷹には、意外とベーカリーカフェが少なかったりする。そんなこの街では『ちいさいパンカフェよつば舎』がおすすめだ。店主が一人で全て作り上げるパンと焼菓子は、一見客からリピート客まで多くの人を魅了する。
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カレーのうまさは煩悩を超越する? 目黒のカレー店『KERAKU』で心も体も温まるスパイスカレーを楽しむ
2020年6月にオープンしたスパイスカレー店『KERAKU』。代々木上原で行列必至の超人気店『ハルダモンカレー』がプロデュースしていることでも注目され、遠くから足を運ぶ人も多いという。国際色豊かなスタッフが明るく出迎えてくれる店内で、カレーへのこだわりを聞いた。
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高円寺のカフェ『エセルの中庭』で、『アール座読書館』のオーナー渡邊さんが創ったもう一つの物語と紅茶を味わう。
カフェや喫茶店は、店主の好みが表れるのも魅力のひとつ。その中でも高円寺の『エセルの中庭』は、オーナーが作り上げた世界観に浸ることを目的に訪れたい場所だ。古いビルの3階にある店に足を踏み入れてみた。
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アンテナショップ『香川・愛媛せとうち旬彩館』でおつまみセット対決!
2県が手を組んでいるアンテナショップがあるのはご存知だろうか。都内に何店かあるのだが、新橋駅からすぐの場所にある『香川・愛媛せとうち旬彩館』もそのひとつ。愛媛県と香川県がタッグを組んでいて、私は銀座と新橋の間に住んでいた時期に一番通っていた店でもある。今回は各県の広報さんと『せとうち旬彩館』の店長さんのお三方にオススメを聞き、それぞれのお土産セットを作る。
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木・金だけ!力強くも繊細な皮むきこし餡入りの豆大福。新橋『文銭堂本舗』
豆大福は餅菓子店のものだけにあらず。上生菓子が主力でも豆大福も作るという和菓子店は少なくない。新橋の『文銭堂本舗』もそんな和菓子店のひとつだ。上生菓子や最中がメインの同店で豆大福を作る理由は、地域で愛される「街の和菓子店」としての矜持。曜日限定の豆大福を求めて、いざ新橋へ!
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東京都昭島市『昭島温泉 湯楽の里』の、多摩の自然に囲まれた贅沢な天然露天風呂で美肌の湯を楽しむ!
木々に囲まれ自然豊かな露天の岩風呂は、美肌効果が高く、柔らかな肌ざわりで湯上りはすべすべ。屋内では、高濃度炭酸泉、ジェットバス、サウナなど、多彩な湯巡りが堪能できる。岩盤浴はフリータイム制なので、ゆったり楽しめる癒やし空間だ。
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高円寺のコーヒースタンド『RAD BROS CAFE』。高円寺らしさはスタイリッシュな店構えの中に。
高円寺駅から中野に向かう線路沿いを進み、環七を渡ってすぐのところに『RAD BROS CAFE(ラッドブロスカフェ)』がオープンしたのは2021年8月のこと。店のデザインは高円寺らしからぬスタイリッシュさがある。その背景を聞いてみた。
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空っぽのガラスケース、〈水槽型〉無言板のある風景
町内会の掲示板といえばたいてい屋根付きのむき出し看板ですが、公民館や信用金庫の前でよく見かけるガラス張りのポスターケースは最強の屋外用掲示板といえるでしょう。雨風からポスターを守る防水性能はもちろん、錆びないステンレスのフレームに強化ガラス、夜間に内部を照らすLEDライトを内蔵するなど贅を尽くしたハイエンドな仕様はクルマにたとえるならスーパーカー。値段も桁が違うはずです。通常何かポスターが掲示されているときにはその造作に気を留めることもないのですが、写真のように掲示物がないと急にその存在感が際立って見えてくるから不思議です。
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ただようケムリは昭和の日常、令和の嫌われ者。
今日はタバコの話を書きます。ちょっと待った、早まってページを閉じないで。「昭和ホメ→タバコの話→タバコ礼賛」だろう、って読む前に判断しないしない。公共空間での禁煙や分煙の流れは私もおおむね同意していますし、よいことでもあると思っています。今回は単に、それが生活の中に深く根付いた時代を、知識としても、体感としても分かっていたほうが、街の過去を知るには良い場合があるよ、という話をしたいだけです。
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