施設の記事一覧

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栃木県栃木市 ~栄華の名残り色濃い北関東の商都~
京から日光東照宮へ参向する勅使(例幣使=れいへいし)の宿場町として開かれ、巴波(うずま)川の舟運による江戸との交易で栄えた商都・栃木。戦禍を免れたことから、往時の栄華を偲(しの)ぶ蔵や街並みが今も残り、北関東随一の「蔵の街」として人気を集めている。代々家業を継いできた旧家だけでなく、新たな担い手たちが食や風土などを通じ、この地の魅力を積極的に発信する様子も頼もしい限りだ。近隣町村との編入合併を繰り返し、面積が広がった現栃木市だけに、地域ごとの魅力も多彩だが、今回は市街中心部プラスαに的を絞り、気になる地や人を訪ねてみるとしよう。
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【板橋で工場見学】熟練の技術が見学できる工場5選。ものづくりへの思いがアツすぎます!
電車の発車ベルの押しボタンや、観光バスのドアの戸閉装置。普段何気なく見ていたものの製造現場が、ここ板橋にある! 躍動する機械や初めて見る工具、熟練の技術を目の当たりにして現場の熱を体感できる5つの工場をご案内します。
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桜田門外への道程と水戸藩士たち ~渋沢栄一と仲間たちの足跡をたどる③
「これで打合せはすべて終った。明朝、六ツ半までに愛宕山上に勢揃いする」<吉村昭『桜田門外ノ変 下』(新潮文庫)より>「桜田十八士」のリーダー、関鉄之介のこの言葉を合図に、作戦会議は終わり、酒が運び込まれた。成功しても失敗しても死は免れない今生との別れの宴だ。決行前夜、やがて夜半には雪がちらつきはじめる──。日本史上、最も著名な暗殺事件といっていい、桜田門外の変。実行犯は水戸藩を脱藩した浪士17名と、薩摩藩を脱藩した浪士1名。彼らの大半は東海道の一つ目の宿場町、品川宿で前夜を過ごしている。その品川宿を起点に、彼らが実際に歩いたルートをたどってみたい。『青天を衝け』では第9回で桜田門外の変が描かれている。暗殺された井伊直弼のライバルが水戸藩主・徳川斉昭。栄一の飛躍のきっかけを作った慶喜や昭武の父だ。直弼との政争に敗れ、蟄居を命じられた斉昭の無念を晴らすべく、水戸藩士達が立ち上がったのが桜田門外の変だ。20代前半だった栄一は、地元・血洗島で江戸への思いを募らせていた頃だ。
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『おかえりモネ』の下宿先にもなった名銭湯〜時代を超えて風情と人情が生き続ける町のお風呂屋さん『明神湯』
大田区南雪谷の一画に、昭和32年から続く銭湯がある。創業当時から変わらない、歴史ある建築様式とともに、昔ながらの番台や浴室の風景が残るこの銭湯は、これまで数々の映画やドラマ、CMの舞台としても重宝されている。2021年8月現在放送中の朝ドラ『おかえりモネ』では、ヒロインの下宿先として度々登場。今回は、そんな『明神湯』について紹介する。
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「湘南サウンド」とは何なのか。裕次郎? TUBE? サザン? バブル前夜の音楽は「湘南」っぽかった?
『散歩の達人』2021年8月号では茅ケ崎のミュージシャンの話を音楽評論家・宮治さんに伺ったが、「湘南サウンド」と呼ばれる音楽は範囲が曖昧(そもそも湘南の範囲自体が曖昧)。そこには茅ケ崎以外のミュージシャンが含まれることも当然多い。
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音楽評論家・宮治淳一にきく、加山雄三とサザンを生んだ音楽の街・茅ケ崎と「湘南サウンド」の深い関係
今やサザンオールスターズが街の象徴の茅ケ崎。サザン以外にも加山雄三からSuchmosまで街に関わりの深いミュージシャンは非常に多い。茅ケ崎在住の音楽評論家にそのワケを聞いた。
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寺島ナス、向島百花園、白髭神社……江戸庶民の植物を愛でる文化が息づく街【村田あやこの路上園芸探訪・向島編】
季節は少しさかのぼり6月半ば。アジサイが満開の時期に、東京・向島を訪れた。向島百花園や隅田川沿いの桜並木など、江戸時代から花の名所として親しまれてきたこのエリアを「路上園芸」目線で探索してみた。
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レトロ銭湯から最新施設のスーパー銭湯まで、千葉・船橋・津田沼の銭湯9選。
漁師町として栄えた船橋には、歴史のある銭湯が点在する。一方、新たに開発されたJR京葉線沿線や湾岸エリアには、岩盤浴やロウリュウサウナなど最新鋭の入浴施設を備えるスーパー銭湯が勢揃い。気軽に汗を流せる銭湯、レジャー気分で訪ねるスーパー銭湯。その日の気分で使い分けしたい。
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【散達的自由研究】『湘南』とはどこからどこまでか? 長年の論争に終止符を打てるか
神奈川県の公式見解は「湯河原から三浦までの相模湾沿岸が『湘南』と呼ぶ」というもの。「じゃあ、三浦半島の先っぽも真鶴岬の向こう側も『湘南』なの?」というモヤモヤを解消するために色々と調べると、「湘南」の境界を検証できそうなテーマが続々と出てきた。結果はどうなる!?
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山まじりの茅ケ崎(北)~『香来閣』『カンノ』『冨士美』『サバーバン・グリル』。潮風の届かない彼の地には何がある?
なぜ君は南へ行きたがる。海が見たいのとほざく。海・サーフィン・おしゃれなカフェ・サザン。おいおい、そんな特集いつまでやっている。散歩の、しかも“達人”を掲げるのであれば、目指すは北だ。海のない茅ケ崎。潮風の届かない彼の地には何がある。
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茅ケ崎で15年暮らした作家・開高健は、この街でどんな時間を過ごしたのか。その散歩道をたどる
没後30年、生誕90年と、2年続けて特別な年が続いた作家・開高健。亡くなるまでの15年間を茅ケ崎で過ごし、海近い邸宅は記念館になっている。この街でどんな時間を過ごしたのか。縁ある人を訪ねて想像してみた。
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静岡県小山町 ~富士が見守る金太郎ゆかりの地~
おみやげの小物や菓子に始まり、各所に立つ看板に石像、ゆるキャラから道路名、郵便局名に至るまで、静岡県北東端の小山(おやま)町を訪ね歩くと、行く先々で足柄山の金太郎に出くわす。金太郎生誕の地とされ、のちに坂田金時(きんとき)の名で京に上り、武勇伝を残した金太郎は、さしずめ郷土の英雄といったところかもしれない。その金太郎と並び立つのが、圧倒的な存在感を誇る富士山だ。かつての官道を行き交う人々も足を止め、見入ったであろう日本一の山・富士を、金太郎も熊にまたがりながら眺めたのだろうか。そんなことを想像しただけで思わず楽しい気分になる。
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鉄道大好き伊藤壮吾さんと一緒にリニューアルしたての『西武園ゆうえんち』を遊び倒してみた!【ユータアニキの鉄道散歩】
大手私鉄というと、その会社を代表するようなカッコいい看板特急に、その特急で行く観光地に宿、プロ野球球団、そして遊園地と、自社の鉄道を利用しておでかけのあらゆるニーズに応えてくれる、そんなイメージが勝手に僕・ムラカミの中にある。でも、最近ではそうした私鉄も少なくなってきたのが、ちょっと残念だ。でも! 今でもその全てが揃っている生粋の大手私鉄が関東にある! しかも、遊園地に関しては、ついこの前「リニューアル」したばかりだ。
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江戸巡礼古道を辿り、長尾根丘陵と札所を巡る【東京発日帰り旅】埼玉県・秩父市
『散歩の達人 首都圏日帰りさんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。 秩父市を流れる荒川の西側に長く大きな丘陵がある。そこは長尾根丘陵、または尾田蒔丘陵と呼ばれる。この丘陵の上を江戸時代から参拝者が絶えない札所巡りの道が通っている。
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レトロな銭湯からオートロウリュウの楽しめるスーパー銭湯まで。幅広く楽しめる浦和エリアで3つの銭湯をピックアップ!
見どころやカフェが多く、食べ歩きさんぽに◎の浦和地区は、古い町並みや、緑豊かな公園があり、ランニングするのも楽しいエリアだ。走って汗をたくさんかいた後は、なんといっても銭湯! 薪で沸かす昔ながらの銭湯か、はたまたオートロウリュウが楽しめるヘビーサウナ―が作ったスーパー銭湯か。迷うことも楽しみのひとつ。週末は浦和に行ってみよう。
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地域と客のために全力を尽くす、浦和『鹿島湯』は楽しみ方いろいろの老舗銭湯
サッカー王国として名高い浦和は、言わずとしれた浦和レッズのお膝元。ところが、この地にありながら「鹿島」の名の付く銭湯がある。「名前のせいで経営難」「ホームなのにアウェイ」など、数々の自虐コピーで有名になった鹿島湯だ。瓦屋根に高い天井、富士山のペンキ絵など、昔ながらの銭湯のよさを保ちながら、数多くのイベントを手掛け、新しい風を起こし続ける3代目店主。銭湯に対する熱い想いを語ってもらった。
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夏いちごが濃厚。生苺ミルクの生熟かき氷。錦糸町『北斎茶房』
錦糸町の甘味処『北斎茶房』に通い始めて10年くらいになる。天井が高く開放感のある店内は、静かで穏やかな時間が流れている。ここへ来るときはたいてい一人だ。一人分のスペースが広く居心地のよいカウンター席に座り、お昼ご飯を堪能して食後に甘味を頼むこともあれば、仕事の後に気分をリセットするために甘味だけ食べに寄ることもある。お店の方の適度な距離感も心地よい。夏は素材を贅沢に使うかき氷を目当てに多くの客が訪れる。私もかき氷を楽しみにしている一人。今年も早速食べに行ってきた。
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生誕の地から乗っ取りを企てた城まで。渋沢栄一の足跡をたどる~高崎線を巡る小さな旅④
明治維新後、約500の企業の設立・育成に尽力した渋沢栄一。その功績から“近代日本経済の父”とも評されています。栄一の活躍を描いた大河ドラマ『青天を衝(つ)け』や、新一万円札の“顔”に選ばれたことでも、いま注目の的に。JR高崎線沿線には、栄一ゆかりの地が点在。生誕の地に立つ帰郷の際に過ごした邸宅や、青年期に乗っ取りを企てた城址などを巡ると、激動の時代を駆け抜けた栄一の人物像が見えてくるようです。
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深川の街角からいつでも行ける地獄のテーマパーク。「深川ゑんま堂」で日帰り地獄見物!【エンマの休日】
地獄は1月16日と7月16日が休みの年休2日制。この日は地獄の釜の蓋が開き、閻魔堂を開扉して地獄絵を公開したりする。でも、深川ゑんま堂は月2回ご開帳で地獄絵は毎日見放題。休日だらけの夢のような地獄だ!
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深川は“紙モノ”が集う街! 紙に興味が湧く印刷工場&個性派書店を紹介します
印刷業やその関連会社が多い江東区・墨田区エリア。一説によると戦後、工場が集中していた中央区の地価が上がり、こちらに流れてきたとか。近頃は製造工程をオープンにするところも。街を歩けば歩くほど、紙に興味が湧く。
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