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都営浅草線戸越駅から徒歩4分のところにある『イタリア厨房 若王子』は、2009年「誰でも気軽に入れるカジュアルイタリアン」というコンセプトでオープンした。元ホテルシェフが作るランチが人気で、オムライスのモッツァレラチーズとバジルのトマトソースのほかパスタ、ピザがある。

ワインは、有名でなくとも造り手の哲学に共感した日本とフランスのワイナリーをチョイス。料理は栃木県ワタナベファームの有精卵を使うウフマヨなど夫婦のほれ込んだ食材を使う。

府中本町駅と、府中駅のちょうど真ん中に位置する場所に2012年に開店した１軒家の珈琲店。兄と弟でタッグを組み営んでいる。ランチのメニューやスイーツメニューも力を入れる。精鋭のスタッフが作るキッチンメニューは日替わりメニューとリゾットメニューを揃える。季節感と少しのアクセントを加えたメニューは、訪れるものの目を奪う華やかさだ。弟の高橋健二さんが専門とする珈琲は、仕入れ、焙煎ともに全てを担う。ネルドリップで入れるコクのあるまろやかな味わいが特徴的だ。店内は、「開かれた場所でありたい」と兄の大介さんの想いを反映した理想のスタイルで、訪れる人がいつでも誰でも寛げる。

戸越銀座商店街の東の端にある『蕎麦切り 翁』は、創業1950年。ゆっくりくつろげる居心地のよいそばの名店だ。細打ちと太打ち田舎そばの2種類のそばが選べて、天ぷら・茶わん蒸し・タコ飯・小鉢などがセットのそば膳がおすすめ。

東急池上線の戸越銀座駅から戸越銀座商店街を中原街道方向に歩いて4分ほどのところにある『洋食工房 陶花』。TVや雑誌などの各種メディアでも紹介されるオムライスのおいしいお店。3種のオムライスのほか、日替わりを含め豊富なランチメニューも人気。戸越銀座商店街で20年、明るい笑顔で迎えてくれるご夫婦が営む。

「刺し身で食べておいしい魚は焼いても旨いんです」と、熟練の焼き技で魚の持ち味を増幅。焼き上がりを待つ間、燻製ポテトサラダをつまみながら日本酒をちびちびやるのが定番だ。

日本酒の銘柄はスッキリ系からお燗で旨い濃醇タイプまで約40種類。店主が築地で目利きし、食べごろを見極めて出す鮮魚のいい刺し身や炭火でじっくり焼く天然穴子の一夜干しなど、日本酒のためにあるような肴が豊富だ。

厳選した材料のみで作る、体にやさしくおいしいドーナツの店。外はサクッと軽く、中はふんわりととてもやわらかい。極力作り置きをしないため、作りたてのおいしさが魅力だ。定番の商品のほか、日替わりや一つ一つに顔を描いたどうぶつドーナツなど種類もいっぱい。庚申通り商店街の中にあり、買い物やさんぽの休憩スポットとして最適だ。

マネージャー青野修平さんのおすすめは、ニュージーランドのソーヴィニヨンブランとオーストラリアのシラーズ。地道に開拓してきた小規模ワイナリーや試験的に提供しているものなど手に入りにくい銘柄が出ることも。

4000円台で2人がおいしいと満足できるワインをベストテンで紹介。「ワインがいっぱいある居酒屋」として気ままに利用できる。手描きメニューが壁一面に貼られ、思いつかないような食材の組み合わせに圧倒される。

海鮮丼や焼き魚、天ぷらなど、さまざまなメニューが品書きに並ぶ市場食堂。看板は八戸ラーメンで、八戸の商工会議所から認定を受け、麺とスープを現地から取り寄せている。

一番手が込んでるというのがサービス定食。サバの味噌煮もカレイの煮付けも一切れが大ぶりで豪快だ。身はふっくらと、繊細な味付けで仕上げられる。刺し身も絶品。

2001年の開店当初から、地産地消を信条に営むフランス料理店。父・村田建三さんの思いを受け継ぎ、息子の大樹さんが2代目シェフとして腕を振るう。メインの皿は、魚or肉、野菜の量は半々を目指している。

ガラス越しに太平洋を一望できるダイニングで、風呂上がりのビールを味わえる宿。金目鯛はヤマサの醤油を使い、銚子っ子好みの甘辛味に仕上げている。地酒「寒菊」の蔵元が仕込むビールが華を添える。

豊富なメニューが、まんま定食居酒屋のような浴場。食券はお風呂と同じカウンターで買い、厨房の窓口に出す、珍しいシステムだ。食事処のみの利用も可。

桜新町の住宅街にある西海岸風のダイナー。パンケーキやサンドイッチなど、おしゃれなモーニングを楽しめる一方、朝8時からステーキが食べられる、知られざるガッツリ朝ビースポットでもある。

1964年創業、ミシュランビブグルマン認定店という名店。2代目である店主は、不可能といわれていた全粒粉のみのうどんを作り上げ、その製法で特許を取得した。四季折々の和食と日本酒、そして締めにうどん、といううどん懐石のコースがメインなので、席の予約は必須。ふらりと行くのは難しい店だが、テイクアウトなら予約なしでOKだ。「革新の味」を気軽に味わおう。

竹ノ塚「リトル・マニラ」の台所的存在のフィリピン料理店。フィリピン食材の販売も行っており、テイクアウトのお弁当も人気。決まったメニューはなく、日替わりで数々の料理がどれも1品1000円（2人分）でいただける（電話でリクエストすればできる範囲で応じてくれる）。土日は1300円でビュッフェ形式となっており、あれこれ食べたいならこちらがおすすめだ。

ほとんどの料理が1人前450円。料亭などを渡り歩いた腕と目利きで、築地仕入れの旬魚、肉塊、目玉の牛タンを安く仕入れ、旬味、創作と、味な料理を幅広く揃える。

先代の母上自慢の名物料理が皿うどん。その味を引き継ぎ、長崎県から仕入れる揚げ麺を、具材満載の餡で覆い尽くす。餡が染みると麺はパリパリから柔らかに変化し、つまみにもってこい。食べきれない場合は、持ち帰りも可。

寡黙な店主が生み出す多彩な魚料理が魅力の店。食材のよさを引き出すことが第一義のため、刺し身、焼き、鍋など演出法は多岐に渡る。

目利きのプロが選りすぐった魚介は、ポテンシャルがハンパじゃない。その底力を存分に味わうには、タカマル定食がおすすめだ。刺し身、柵、弁当などすべて持ち帰り可。

朝6時半から開店。マヨネーズなど、一から手作りするサンドイッチは店頭テイクアウト用だけでも約20種！　タマゴ230円、イチゴ250円など、それぞれにファンが付き、売り切れ御免。喫茶メニューもある。

南国好きの文ちゃんの店は、タイのラム・メコンやジャマイカのジャークチキンなど、酒もフードも音楽も南国テイスト。常連の輪には75歳の先達もいる。