神社の記事一覧

261〜280件(全300件)
noimage
戦国の城を攻める ~明智光秀ゆかりの城編⑤ 金ヶ崎(かねがさき)城・天筒山(てづつやま)城~
織田信長の生涯最大のピンチ、金ヶ崎の退(の)き口。1570(元亀元)年、朝倉攻めの遠征中に、義弟・浅井長政(大河ドラマでは金井浩人が好演)がまさかの同盟破棄。越前国・敦賀まで侵攻していた信長率いる織田軍は、突然退路を断たれてしまう。行く手に朝倉軍、背後に浅井軍。ほぼ完全に「詰んだ」状況の中で、絶体絶命の撤退戦の防波堤となった城が、今回紹介する金ヶ崎城、そして天筒山城だ。織田軍の殿(しんがり)部隊はこれらの城に籠もり、主君を逃がすための盾となる。両城はわずか数日前に、織田軍が朝倉軍から奪い取ったばかり。防備が万全でなかっただろうことは、容易に推測できる。ただし、信長を逃がすためには他に選択肢はない──。そんな殿部隊に、羽柴秀吉、池田勝正らとともに、光秀もいた。
noimage
100年の森、明治神宮を歩く~永遠に更新される”人工”の森~
東京都心、原宿駅からすぐという立地に鬱蒼(うっそう)とした森がある。誰しもその名は知っているが、そもそもどんな成り立ちなのか。明治神宮には、ひとつの時代そのものの歴史が刻まれている。広大な境内を散策するための見どころを紹介しよう。
noimage
“下町の逸品と御利益”の一挙両得、隅田川みやげ七福神さんぽ!
最古の七福神めぐりの一つとも言われる隅田川七福神は、江戸時代に風流な見立てから始まった。小粋な遊び心にならって、界隈のみやげ店に立ち寄りながら歩いてみよう。北からめぐるなら、多聞寺・毘沙門天を起点に。トリを飾るのは大国神と恵比寿神が仲良く鎮座する三囲神社。たくさんのめでたさ・おいしさをおみやげに、こいつは縁起がいいわえ。
noimage
【東京発日帰り旅】神奈川県南足柄市・静岡県小山町~足柄城と富士の絶景~
『散歩の達人 首都圏日帰りさんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。関東と西国を結んだ古代足柄道が通る要衝の地に、足柄峠がある。そこに残る巨大山城の遺構を巡り、富士山を堪能してから矢倉岳へと向かう。
noimage
【東京発日帰り旅】茨城県つくば市~筑波山神社と参詣道~
『散歩の達人 首都圏日帰りさんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。信仰の名山、筑波山の山麓に江戸時代に整備された道が残っている。神社を建てるための資材運搬用の道はその後、参詣道となった。筑波山に向かってその道を辿る。
noimage
【東京発日帰り旅】神奈川県横須賀市~遺構の宝庫 三浦半島突端、観音崎から久里浜を巡る~
『散歩の達人 首都圏日帰りさんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。三浦半島の観音崎周辺には古代から近代までの遺構が残っている。日本武尊(やまとたけるのみこと)が上総(かずさ)国へ渡ったといわれる渡海地(とかいち)や中世の山城、そして近代の軍事遺構。そんな“歴史の舞台”に何度もなった、三浦半島の東突端部へ。
noimage
埼玉県 毛呂山(もろやま)町 ~モロモロぶったまげ! な歴史の里~
毛呂山は奥武蔵の山々の麓に広がる、人口3万人強の静かな町。西は外秩父山地、東はなだらかな平地、JR八高線と東武越生線が走り、都心から50㎞とベッドタウンとしても注目だ。果樹栽培が盛んで、とくにユズは江戸時代(伝承では奈良時代とも)から栽培され、日本でもっとも古い産地といわれている。地区名が付けられたブランド「桂木ゆず」は全国的に有名だ。旬を迎える11月からは、ユズが香る低山ハイキングが楽しい。毛呂駅と向かい合ってそびえる大病院をはじめ、医療関係の施設もたくさんある。そのうちの一つの病院が1965年にチベット難民を受け入れたことをきっかけに、チベットとの交流が盛んなのは意外な事実。その縁でチベット仏教の活仏(最高指導者)ダライ・ラマ猊下(げいか)がよく訪れている。猊下に拝謁するため、はるばるインドまで出かける私のようなチベットフリークにとっては、なんともありがたく羨ましい町なのである。さて何があるのだろう。大特集の川越界隈へお出かけついでに足を延ばして新しい発見を。
noimage
足を伸ばして立ち寄りたい。地域との結び付きが強い赤羽の神社・寺院。
赤羽北部の岩淵地区は、日光御成街道の宿場町・岩淵宿として発展する。歴史をたどると、岩淵宿に関連する寺社も多い。月替わりの御朱印や関ジャニ∞にちなむ絵馬が人気の赤羽八幡神社、昔ながらの祭りが伝わる志茂熊野神社や岩淵八雲神社、地元民が建てた大観音がシンボルの正光寺など、ちょっと足を伸ばして立ち寄りたい寺社が点在する。
noimage
新潟県 小千谷市 ~継之助、錦鯉、ウシ。みんなヨシター!な街~
毎年、秋に行きたくなるのが新潟。新米には少し早いが、緑から黄金色に変わり頭(こうべ)を垂れていく稲穂に心が和む。新潟県のほぼ中央、米どころの越後平野南端にある小千谷(おぢや)市は、信濃川の河岸段丘上に市街地が発達した人口約3万5000人の商人町。牛の角突き、錦鯉、小千谷縮が名物だ。とりわけ錦鯉は本場中の本場。世界中からたくさんの愛好家が訪れる。また、歴史好きにとっては北越戦争の激戦の舞台、鉄道ファンには首都圏のJR電車を走らせる水力発電所が気になるだろう。見どころの多い小千谷だが、現地ではいまだ中越地震の記憶が新しい。当時受けた恩に報いようと、東日本大震災では被災者を民泊で迎え入れた。昔から人々と支えあって生きてきた、心優しい小千谷人気質に脱帽だ。ちなみに「牛の角突き」で勢子(せこ)たちが口々に叫ぶ「ヨシター!」は「よくやった」の意。角突き牛たちや河井継之助、小千谷の人たちを「ヨシター!」と褒めてあげたい。なお、お出かけ前にネット検索する場合、「おじや」では永遠に変換できない。注意されたし。
noimage
いつまでも残り続けてほしい、観光地の土産手ぬぐいの魅力
20代の頃、しばしばバイクで一人旅をしていた。その時に購入した自分用の土産物は、大抵手ぬぐいであった。リュックの中でかさばらず、雨に降られた時にも便利で、しかもすぐに乾く。家に帰ってからも、その土地ならではの絵柄や言葉が染め抜かれた手ぬぐいを見て、楽しかった旅の思い出を蘇らせることができる。かくして、タンスの中の手ぬぐいは次第に増えていった。
noimage
岩淵八雲神社は、日光御成道の宿場として栄えた赤羽岩淵の鎮守
荒川の南岸に位置する岩淵八雲神社。舟運の無事を祈る水神社が祀られ、荒川の氾濫で足止めされた勝海舟がお礼に書いた大幟旗が残るなど、荒川との縁が深い。2年に一度の例大祭本祭りでは、勇壮な神輿渡御も行われる。
noimage
600年の歴史をもつ奇祭が伝わる、赤羽志茂の鎮守・志茂熊野神社
鎌倉時代末期に創建された志茂熊野神社。今なお大山や富士山を信仰する講が受け継がれ、600年の歴史をもつ白酒祭も伝承されている。住宅地の中にひっそり立つ神社だが、さまざまな歴史が息づいていることに感動する。
noimage
赤羽の高台に鎮座する赤羽八幡神社は、月替わりの御朱印が人気
赤羽台の高台に位置する1200余年の歴史をもつ古社。大黒様の縁結びの御利益をはじめ、風水から生まれた∞マーク、月替わりのご朱印、関ジャニ∞ファンの聖地、神域の下を通過する新幹線など話題満載。
noimage
栃木県 塩谷町 ~水あり、山あり、心あり。自然と人情豊かなアクアの里~
栃木県には、日光をはじめ、鬼怒川温泉、塩原温泉、那須高原といったメジャーな観光地が目白押しだ。それらに囲まれ、しかも県都・宇都宮のすぐそばに、ツウ好みの静かな町、塩谷がある。人口1万あまり、栃木県最少という密でない小さな町のいちばんのウリは、なんといっても自然。とくに「日本名水百選」のなかでも、屈指のおいしさと軟らかさを誇る「尚仁沢湧水」は見逃せない。一般観光客の多くは通り過ぎてしまうそうだが、じつにもったいないことだ。高原山の麓に開け、豊かで良質な水と土に恵まれた塩谷は、農作物もおいしい。「たかはら山麓水街道」という、このエリアの食のキャッチフレーズが言い得て妙だ。穏やかで親切な住民と触れあいながらのウォーキングも楽しい。私事だが、昭和時代によく通った人間としては、令和になっても昔とあまり変わらない雰囲気にひと安心だった。いつもと違う今年の夏は「ウィズ・アクア」。鬼怒川と、尚仁沢湧水が注ぐ荒川が町をとうとうと流れる名水の里で、密にならない涼しげな散歩を。
noimage
新大久保駅からはじめる新大久保・早稲田・護国寺散歩~コリアンタウンから文教地区まで街の表情も多彩なコース
名物グルメの食べ歩きも楽しみな大久保コリアンタウンに始まり、戸山公園の豊かな自然を楽しみ、伝統建築にふれる木組み博物館や名門・早稲田大学、文教地区の歴史を今に伝える永青文庫や鳩山会館など、明治から現在までの文化の変遷を楽しむ散歩コース。
noimage
千葉県 富里市 ~駿馬とスイカのサラブレッドタウン~
成田は日本の空の玄関口とあって身近だが、そのすぐ隣なのに、あまり足を向ける機会のない富里。行ってみると、台地とそこに入り込んだ谷津田からなる地形が興味深い。かつて耕作に不向きだった台地は、大部分が長い間無住の原野で平安時代ごろから馬が放牧されていた。江戸時代には幕府直轄の牧となって牧士という特殊な身分も生まれた。その後は近代牧畜の先駆けとなり、競走馬育成が盛んになった。そんな歴史ある馬産地とあって、今も牧場や乗馬クラブが多い。また、食感がよくて甘いスイカ、収穫量日本一のニンジンなど「富里ブランド」と呼びたい特産も有名だ。とくにスイカは、皇室へ献上したこともあって「富里スイカ」の名が昭和初期から全国に知られていた。内陸性気候のために昼夜の気温差が大きく糖度が高い「富里スイカ」。出荷は6月中旬が最盛期。市内に鉄道はなくバス移動がメインになるが、JR成田駅の東側はもう富里。都内からのアクセスには、もちろんスイカ払いでOK牧場!
noimage
鎌倉アジサイの新名所を巡る。地元民おすすめスポットを紹介。
鎌倉散策と言えばアジサイ巡りは忘れがたい。長谷寺、明月院など有名な名所が数々あるが、実はガイドブックが教えてくれないスポットがまだまだたくさんある。地元カメラマンが教えてくれた、お寺、神社、公園、くらしの道を彩る7カ所を特別にご紹介!
noimage
静岡県 森町 旅行けば〜遠江の国に 小京都とコーンの香り
静岡県西部にあって 「遠州の小京都」 として知られる風情豊かな森町。江戸時代には、お伊勢参りの途中に立ち寄るのが当たり前だった火伏せの神 「秋葉山(あきはさん)」 に通じる秋葉街道の宿場町だった。いまも当時の街道脇には、格子戸の町家や土蔵があちこちに残り当時をしのばせる。お茶の出荷や古着の商いでも大いににぎわった。そんな経済環境は高い文化も育んだ。京都から伝わった伝統芸能や祭り、旬の花々、陶芸など上質な観光資源がたくさんある。小京都の常で和菓子の名店も多い。豊かな自然と温暖な気候の森町は、おいしい食材の宝庫でもある。高級茶などのブランド農産物が数多く、とくにトウモロコシは有名。6月ごろには、毎朝直売所に長蛇の列ができるほどで、なかには東京から駆けつけるグルメな人も。秋には町原産の甘柿 「治郎柿」 が 味わえる。新東名高速道路のおかげで、アクセスも俄然(がぜん)よくなった。歩くほどに味が出てくる自然や歴史、食、そして人。あまり俗化していないツウ好みの小京都へ。
noimage
貴重資料で歴史を深堀り! 国立国会図書館のデジタル資料で東京さんぽ
外出自粛要請の続く今は、街歩きが好きな人には寂しい時期。そんなときは、ウェブ上のコンテンツやツールを駆使して散歩気分を味わうのも一興です。そこで今回は、国立国会図書館で自由に閲覧ができるデジタル資料を使って、街歩き気分を味わう方法を今回はご紹介します!
noimage
和歌山県 南紀白浜&田辺 ~東京から南紀へたった70分!! ジャイアントずくめの熊野詣でへ~
パンダ好きの聖地「アドベンチャーワールド」や世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」など魅力あるスポット盛りだくさんの南紀白浜と田辺。陸路だとやや遠く感じるが、1日3便もある飛行機を使えば、羽田空港から最短で70分ほど。こんなに便利な南紀白浜への空路を関東人の8割が知らないとか……もったいないことである。ともあれ空路なら国内屈指のリゾート・白浜温泉はあっという間だ。またお隣の田辺は、古くからにぎわってきた熊野詣での中心地。平安時代の旅人を思って古道を歩き、厳かに霊地を訪ねたい。ほんの少し歩いただけで「中辺路(なかへち)フェチ」になれるはずだ。紀伊田辺駅でレンタサイクルを借り、南方熊楠(みなかたくまぐす)ゆかりの市街をじっくり巡るのもよい。ジャイアントパンダ、白浜のレンタサイクル、熊野本宮大社の大鳥居。熊楠、武蔵坊弁慶、植芝盛平(もりへい)の田辺三偉人、さらに那須与一と「ジャイアントずくめ」な南紀へのツウ旅。まずは東京は有楽町の『わかやま紀州館』(電話:03-3216-8000)を訪れるのもおすすめだ。
PAGE TOP トップへ PAGE TOP 目次へ