【京都散歩コース】相国寺・下鴨神社で歴史にふれるひととき~京都五山第二位の古刹と神代の時代に創建された古社へ
京都五山第二位の相国寺(しょうこくじ)と、世界文化遺産登録の下鴨神社(賀茂御祖<かもみおや>神社)を中心にめぐる。相国寺は臨済宗相国寺派大本山。現存する最古で最大級の法堂建築の法堂は豊臣秀頼の寄進。春秋には鳴き龍としても知られる『蟠龍図(ばんりゅうず)』も見られる。ほかにも、応仁の乱勃発のきっかけとなった戦が行われた上御霊(かみごりょう)神社や後水尾(ごみずのお)法皇が命名したという閑臥庵(かんがあん)といった寺社をはじめ、明治時代のレンガ建物群がある同志社大学今出川キャンパスなどで、古今の歴史にふれるのもおもしろい。京都屈指の古社である下鴨神社。境内には国宝の本殿2棟や53棟の国の重要文化財の社殿が並ぶ。