肩肘張らずに頬張れる旬ネタの赤シャリ鮨『鮨まるひろ』【東林間】
魚屋だった父の仕事を手伝いながら育ったという店主・遠藤さん。毎朝、川崎北部市場から仕入れる魚介は、マグロやノドグロ、カンパチなど日によってさまざま。赤酢を使った、ほんのり茶色の甘すぎず酸っぱすぎない赤シャリが、新鮮なネタの味を引き立てる。「鮨屋って敷居が高いと思われがちだから、若い人にも来てほしくて」と、ランチの握りは10貫で1500円。カジュアルな一品料理も充実。
『鮨まるひろ』店舗詳細
できたてワンタンは本場の味わい!『ワンタン屋キョウ』【小田急相模原】
2019年12月に開店したワンタン専門店。店主のキョウさんは、居酒屋などでの経験と持ち前の料理の才能を活かしてさまざまなメニューを考案。ワンタンは八角の風味と共に想像以上にボリューミーな肉が、シンプルな鶏ガラのスープと合う。「蒸し餃子もおすすめです」とキョウさん。隠し味にエビの頭の味噌やホタテの貝柱などを使用した、餃子や肉団子などのメニューも豊富。
『ワンタン屋キョウ』店舗詳細
国産牛パテとバンズの黄金コンビ『Demode Heaven 相模原店』【相模原】
1950~70年代のUSミュージックがかかるダイナーで、かぶりつくハンバーガーは格別。国産牛100%の分厚いパテは、肉汁たっぷりで旨味が口いっぱいに広がる。外はパリッ、中はふんわりのバンズは町田のパン屋『ル・シーニ』に特注。「近くの米軍施設からのお客様もいらっしゃいます」と店主の片山さん。実際に渡米し、現地の料理を店のメニューに生かすなど、研究にも熱心だ。
『Demode Heaven 相模原店』店舗詳細
食材選びにもこだわった本格タイ料理『ソイガパオ』【相模大野】
タイ出身の料理人が作るタイ政府公認店。日本ではあまり手に入らない本場のハーブや野菜、スパイスを仕入れるなど、素材選びも手を抜かない。特に女性に人気のお店で、ランチタイムはほぼ満席だ。ガパオライスのひき肉は完璧な火通しで、噛むたび閉じ込められた旨味があふれる。2020年2月、タイ東北地方のイサーン料理とお酒を楽しめる姉妹店を、新たに町田駅南口にオープン。
『ソイガパオ』店舗詳細
取材・文=神谷 郁、南雲恵里香(風来堂) 撮影=山出高士、高野尚人