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中高生の頃、死ぬほど聴いていたアルバムを聴き直してみました
最近(注:2018年)はヒップホップばかり聴いている。そして反動なのか、10代の頃に聴いていたアルバムを引っ張り出している。懐かしかったり、あまりの音の古さに驚愕したり、よくこんな文学的とはほど遠い、幼稚な歌詞の歌を聴いていたなとしみじみしたり。中島みゆきや泉谷しげるも入れようかと思ったのですが、このふたりに限って30年間ご無沙汰ということはありえませんでした。というわけで、我ながら恥ずかしい企画だなと思いますが、いってみますか。
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源氏山はなぜ「源氏」と名付けられたのか?頼朝ゆかりのパワースポットとは?~鎌倉幕府の黎明期が見えてくる!扇ガ谷まるごと散策コース~
治承4年(1180)8月17日、頼朝はまず伊豆で挙兵する。だが8月23日には石橋山での戦いに敗れ安房国に逃走。そこで再起を図り、源氏の嫡流という権威を武器にして多くの東国武士団から支持を獲得する。そして自らの拠点を先祖伝来の地・鎌倉と定め、10月6日には鎌倉入りを果たしたのである。その源氏ゆかりの地一帯が、今の扇ガ谷だ。11月には和田義盛を、御家人の統率と軍事指揮を職務とする侍所別当に任命。さらに八幡宮の東側に位置する大倉の地に、政治の中枢となる御所(政庁)を置いた。こうして内乱中にもかかわらず、頼朝は新たな支配体制の足場を、着実に固めていった。
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看板は消え去り、フレームは語り出す
文字の書かれた板がなくなって枠と支柱だけになってしまったものを〈エア看板〉と称してこれまで紹介しましたが、今回はその発展形として、残されたフレームが本来の用途とは別の何かを主張している事例です。額縁が中身の代わりに何かを語り出すとはいったいどういうことなのか、さっそく見てまいりましょう。
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大師前駅からはじめる西新井・草加さんぽ〜日光街道沿いの名刹と宿場町をめぐる〜
関東厄除け三大師の一つである西新井大師や小林一茶ゆかりの炎天寺など、寺社が数多く点在する。毛長川を渡って埼玉県草加市に入れば、草加宿の風情が色濃く残る。草加宿の偉人が眠る東福寺や松尾芭蕉も歩いたとされる草加松原など、江戸の昔を感じられる。
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町屋文化センター、リニューアル。誰でも気軽に使える施設へ!
京成町屋駅前にある町屋文化センターがリニューアルしました。
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日本橋・人形町でまったり宅建デート ~この世には「再建築不可」って物件があるから気をつけようね~
このあいだのデートでオレは「無し」じゃないってことが判明した。それから最後の一言も気になった。……が、焦りは禁物だ。だいたいオレは焦りで失敗している。丸の内での焦りも危ないところだった。 焦っちゃダメ。 あー季節も気分も完全に春だ。春。はじまりの季節。なんかウキウキするな。なんて言いながらオレの相棒「東京散歩地図」を開く。お、次は日本橋・人形町じゃないか。
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銅像定点観測のススメ~着衣銅像のバリエーションを追っていきたい~
人物や動物をモチーフとした銅像は、今や多くの街に設置され、風景の一部として馴染んでいる。こうした各街の銅像めぐりを趣味としている人もいるのではないだろうか。当然のことだが、銅像は動かない。一度見てしまえば再度確認しに行く必要はないだろう。ところが銅像の中には、日々変化をし続けるものたちが少なからずいるのである。設置者や有志などにより、銅像に服が着せられるケースがそれだ。今回はこうした「変化する着衣銅像たち」を定点観測して、その奥深さに迫っていきたい。
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「ぽかぽか」と「ほかほか」は違います! ことばの意外な成り立ちをビジュアルで解説
やわらかい日差しがふりそそぐ春の一日にぴったりのオノマトペが「ぽかぽか」。でも、そもそもは直接暖かさを表現することばではありませんでした。国語学者の小野正弘先生に解説してもらいました。
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昭和以来輝き続けて来た“歓楽ビル”のネオンと、盛り場に必要な役割「客引き」
「歓楽ビル」と、私が勝手に呼んでいる建物群があります。まさに歓楽街のド真ん中に立ち、目の奥が痛むほどの尖った色彩のネオン看板を煌めかせ、下から上までフロア全てに飲み屋さんが詰まったビルのことです。陽が落ちれば否が応でも目立つこのビル、ああいいよねと感じる人もいるでしょう。
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愛鷹山塊越前岳で、富士山に接近【東京発日帰り山さんぽ】
『散歩の達人 日帰り山さんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。富士山の南側の裾野に広がる愛鷹山塊には、いくつもの山々がある。中でも越前岳は、富士山が大きく迫る絶好の展望台となっている。<静岡県 裾野市・富士市>
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日本橋×食がつなぐ 新たなお花見体験 SAKURA FES NIHONBASHI 2022
日本橋室町エリアを中心に、「食」をキーワードにしたイベント「SAKURA FES NIHONBASHI 2022」が2022年4月10日まで開催中。9回目の開催となる今年のテーマは「もう一度、美味しいでつながろう。」。コロナ禍で人々のライフスタイルが大きく変化した今だからこそ、誰かと会うことや、ともに時間を過ごす機会の大切さを見つめ直すことに主眼を置いた。あらゆる老舗や気鋭のオーナーが集う美食の街・日本橋において、「食べることの幸せ」を守るため、これまでさまざまな工夫を凝らしてきた飲食店。本イベントでは、日本橋が誇る食を通じて、店で食べる喜びや、店とつながるうれしさを五感で味わえる仕掛けが盛りだくさん。老舗と若手がコラボした新しい「食みやげ」をはじめ、エリアの各飲食店では限定メニューも目白押し。中央通りの重要文化財や江戸桜通りなどでは、この時期限定の美しい桜ライトアップも楽しめる。心浮きたつこの春、日本橋の豊かな食文化を今一度体感しに行こう。
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月島駅からはじめる佃島・清澄・深川さんぽ〜水の街・東京の川、運河、池、掘割を巡る〜
木造家屋の向こうにそびえる高層ビル群。新旧の街が対比する佃島から、ギャラリーの街・コーヒーの街として注目される清澄白河へ。ここでも新旧の店が点在する。最後に訪れる門前仲町は、富岡八幡宮と深川不動尊の門前町。参道は縁日のようなにぎわいがある。
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「いつもの駅」の新たな街の魅力を見つけに行こう!「駅からハイキング」で気軽に街歩き
寒さも一段落し、街歩きには絶好の季節となったいま、健康を兼ねて少し長めの距離を歩きたい。しかし、どこへ行こうか、どんなルートでめぐろうか、調べてみるのも一苦労…。そんなあなたにおすすめなのが、JR東日本が開催するウォーキングイベント「駅からハイキング」。参加費無料・予約不要(一部コースを除く)で駅をスタートとするので気軽に参加することができ、また見どころが書かれたルートマップも手に入るので、迷うこともなければ、巡るスポットを下調べする必要もない。今回紹介するのは2022年5~6月に開催される「北千住駅」「池袋駅」「恵比寿駅」「御徒町駅」からスタートする4コースだ。何度も訪れたことがある方でも、コースに沿って歩いてみることで、知っているようで意外と知らない、そのエリアの歴史や四季折々の自然を楽しむことができる。今回は4コースそれぞれコースポイントの中から特におすすめのスポットを抜粋して紹介したい。
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「風邪」は「かかる」でなく「ひく」のはなぜ? ことばの成り立ちと、こめられた「やさしさ」をわかりやすく解説
コロナ禍が長引く中、旅や散歩、飲食と、かつてのような日常を取り戻すのが待ち遠しい毎日です。いつの日か、新型コロナウイルスは風邪と同じような扱いになるのか? そもそも風邪の扱いってなんだ? 国語学者の小野正弘先生と一緒に、ことばの面から考えてみました。
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尾崎豊が死んだ日~永遠に歳を取ることをやめてしまったロックスター~
※おことわり。尾崎豊の歌詞から引用は一切ありません。「盗んだバイク」も「夜の校舎窓ガラス壊してまわった」もなし。「尾崎豊からの卒業」といったありがちな結論にも導かれません。あしからず。 僕は決して尾崎豊の良い聴き手ではなかった。だから彼のライブを一回も観たことがないし、26歳で急逝する前から彼のアルバムも聴かなくなっていた。校内暴力が吹き荒れていた時代の終わりに尾崎はデビューした。いつのまにか現れて、あっという間に売れた。僕が中学生だった頃だったか、ユーミンのラジオ番組だったと思うけど(違っていたらごめんなさい)、「卒業ソングといえば?」のリスナーによるランキングで、尾崎豊の「卒業」が2位だったときは、「え、もうそんなに有名なの⁉」とびっくりしたことを覚えている。いい曲はいっぱいあるけど、ずいぶんと甘えた歌詞だなと感じていた。これは僕の周りに限った話だが、同じ意見の人がわりと多かった。『J.BOY』をリリースして何度目かのブレイクを果たしていた、尾崎よりひと回り上の浜田省吾のほうを信頼していた。反抗の象徴である尾崎に反抗していたのかもしれない。あのルックス、青山学院高等部中退、反逆のカリスマというわかりやすさにちょっと醒めていたのだ。高校1年生のとき、学校の体育教師が尾崎の旧友で、尾崎のことを「豊」と呼んでいた。今では有名な話だが、尾崎のお父さんが自衛官であることを教えてくれた。覚醒剤で逮捕されて釈放された後、週プレとロッキングオンジャパンのインタビューを読んだものの、よくわからなかった。だってタイトルキャッチが「ディスコミュニケーションの中でコミュニケーションが何なのか考えました」ですよ? これに関わらず、尾崎の話は抽象的なものが多かった。「夜のヒットスタジオ」の生放送で復帰して、「太陽の破片」を歌ったのをオンタイムで観た。尾崎がゴールデンタイムの歌番組に出たのはこれが最初で最後になった。
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1985~86年、私が子供だった頃。家業に明け暮れた年末年始。
阪神タイガースが日本一になった年の12月、父が倒れた。ある朝、布団から出られず、「水が飲みたい」と言うので、14歳の樋口毅宏くんがコップを持って行ったところ、父親の顔半分が曲がっていた。口に含んだはずの水が歪んだ唇の端から零れた。毅宏の中で父親の威厳が崩壊した瞬間だった。父親は関係各所の忘年会に漏れなく出席して朝まで痛飲し、ほとんど寝ないで自らが経営する肉屋「肉のひぐち」で働き続けたため、体がギブアップしてしまった。セブンスターの量も多かった。44歳の体を過信したツケが来たのだ。近所に住む父方の祖母が自宅に駆けつけ、「病院で診てくれ」と懇願した。医者嫌いの父親は「たいひたことないから」と返すのだが、涙ながらの説得に根負けして病院に行ったところ、脳梗塞の診断が下った。即日入院となった。樋口家は大騒ぎになった。師走といえば商人にとって書き入れ時である。雑司谷中学校2年生の毅宏は学期末テストを目前に控えていたが、それどころではなくなった。毅宏は隣に住む母方の祖父母に、当分の間夕食はともにできないと話した。都電雑司ヶ谷停留場から歩いて数分、あずま通り商店街の端に、肉のひぐちはあった。それまでも時給100 円で、ハンバーグをこねるといった惣菜の下ごしらえを手伝ったり、お客の注文を受けて量り売りをする接客をやってきたりしてきた。しかし連日、学校が終わるとその足で肉屋に直行するのは初めてだった。駄菓子屋の遠藤やしらかたの前を素通りする。中学生になると自然と足は遠のいていた。遠藤は最近、店の引き戸が閉まったままだった。「肉のひぐち」は父親、母親、社員の石垣さん、昼はパートのおばさんで回していた。2歳上の兄は早稲田にある支店へ。商業高校に通う兄もまたテストどころではなくなったが、もともと勉強は大の苦手だった。妹もいたが、5歳ではまだ手伝いはできなかった。
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源頼朝が鎌倉に作った御所。その大きさはどれくらいだったのか? 大倉幕府跡と若宮大路幕府跡を巡り、鎌倉の歴史に触れる
源頼朝により日本史上初の武家政権が樹立され、鎌倉がその中枢の地として選ばれた。なぜ鎌倉が選ばれたかについては、この散歩シリーズの第1回目で触れているので、ぜひ参照してほしい。現在も鎌倉に足を運べば、過去の歴史を伝える遺構や遺物とともに、人々が暮らしている光景と触れ合える。それだけに、街中のいたる所で当時の姿を思い起こさせてくれるのだ。同じように市中に多くの史跡が点在する京都と比べると、鎌倉は見どころが集約されているのもうれしい。今回は、そんな鎌倉らしいコンパクトな史跡巡りを、堪能してみることにしよう。
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『ドライブ・マイ・カー』に描かれた東京・竹橋、銀座さんぽ【村上春樹の東京を歩く】
「自分以外のものになれると嬉しいですか」「また元に戻れるとわかっていればね」「元に戻りたくないと思ったことってないですか?」家福はそれについて考えた。そんな質問をされたのは初めてだ。道路は渋滞していた。彼らは首都高速道路で竹橋の出口に向かっているところだった。「だって他に戻るところもないだろう」と家福は言った。みさきはそれについて意見を述べなかった。(村上春樹『ドライブ・マイ・カー』より)この原稿を書いているのは2022年3月半ばのため、映画『ドライブ・マイ・カー』が米アカデミー賞でどのように評価されるかはまだ分からない。ただ、この作品がこれまでカンヌ映画祭のほか多くの映画賞を獲得した、実に優れた作品であることは間違いない。そうして、もうひとつ紛れもない事実がある。この映画の原作『ドライブ・マイ・カー』もまた、文句なしの傑作ということ。以前は『ノルウェイの森』などの長編で村上春樹さんぽをしてきたが、今回は短編集『男のいない女たち』の冒頭を飾った、この傑作短編の道程を散歩してみたい。
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早稲田〜面影橋にはどんなマンションがある? アートの香り漂う桜と都電の名所をぶらり散策してみた
「東京さくらトラム」こと都電荒川線の終点早稲田駅から、ひとつ手前の面影橋エリアのマンションめぐり。新目白通りを挟んで南は早稲田大学のキャンパスが並ぶ文教地区、北側は神田川が流れる閑静な住宅地だ。チンチン電車をはじめ、古き良き風情を残す新宿区の一角を、住んだ人の気持ちになって歩いてみた。キーワードは「アート」だ。
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「ソフトクリームのあの子」に会いに行こう~日本全国の行楽地でがんばるニックン&セイチャン~
子どもの頃、夏になるとアイスクリームの移動販売車が家の近所に来ていた。母はそこでバニラアイスとコーンを買い求め、しばらくはそれがおやつになるというのが我が家の定番だった。そのコーンの箱には、巨大なソフトクリームを舐める金髪の男の子の絵が描かれていたことを覚えている。
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「桜」は「咲く」ものの代表選手!? 潔く散るさまも人の心をつかむ日本の花、その名前の秘密
「桜」はもう咲いたか? 見ごろはいつか? 本格的な春とともに、ウキウキそわそわする日々がやってきた。なぜ、「桜」はこれほど私たちの心を動かすのか? ことばの成り立ちから、国語学者の小野正弘先生が解説してくれた。
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あらかわ満点メニューを食べてあら坊あらみぃトートバッグをもらってきた!
2022年3月5日より開催中の「あらかわ満点メニュー及びおうちde満点開発記念キャンペーン」であら坊あらみぃのトートバッグをもらってきました!
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上を向いてまちを歩こう、〈高所無言板〉と空を見上げて
建物の屋上などに掲げられた大型広告看板のことをビルボードと言いますが、これビルの上にあるからじゃないんです。Billboardのbillは公に示された正式な文書のことで、何かを公衆の面前に掲示するからビルボード。もともとは建物外壁に取り付けられたポスター掲示板だったのが、19世紀に印刷技術の進歩とともに自立式の広告看板に進化して現在に至ったというわけです。ただ、そんなビルボードもここのところあまり元気がありません。それは広告不況というより広告媒体のデジタル化の波の影響です。スマートフォンが普及した今、まちなかにどんなに大きく派手な広告を掲げても人びとが手元のスマホばかり覗き込んでいては意味がありません。広告クライアントもデジタル媒体にどんどん乗り換えていきます。ビルの屋上の広告看板に空きが目立ち始めたのも当然のなりゆきなのかもしれません。昭和のアド・バルーンのようにビルボードもいずれなくなってしまうのでしょうか。遠くからも目立つ高い場所にあった看板がどんどん白くなっていく。天空に近い場所から地上を見守るこうした「無」の看板を〈高所無言板〉と名付けて探してみましょう。そのためにまず必要なのはスマホから目を上げて、上を向いて歩くこと。無言のビルボードはどうやらその存在に気付いた人たちをポジティブな気持ちにさせてくれる存在のようです。
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大山詣と富士山目当てに、ヤビツ峠から大山へ【東京発日帰り山さんぽ】
『散歩の達人 日帰り山さんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。 江戸時代には庶民の間で大山詣が人気を呼んだ。今も麓には宿坊が残る。その大山に手軽に登れるのが、このヤビツ峠までバスで上がる現代版大山詣。<神奈川県 秦野市・伊勢原市>
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余白が街並みを引き立てる。残余氏さんに聞く「残余地」鑑賞の楽しみ方
隅々まで区画整理されているように見える街なかでも、土地開発のはざまで余白が発生してしまうことがある。それが「残余地」だ。20年以上に渡り、街の残余地を観察・記録し続けている残余氏(ざんよし)さんに、残余地の見どころを伺った。
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デジタル化が進む イマドキ商店街さんぽ~都内5つの商店街と1エリアを紹介!
地元で愛される老舗から新しいコンセプトが話題のショップまで、いろんなお店が集まって、その街の個性をあらわすストリート。歴史ある商店街が、今、デジタルの力で進化している……。買い物や散歩の楽しみ方がバージョンアップ中なのです!
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【2022年4月】編集部おすすめ祭り&イベントinformation!
春本番を迎え、気持ちも新たにスタートする4月。そんな季節にぴったりのエネルギッシュな太鼓の祭典をはじめ、お釈迦様の誕生を祝うはなまつりや地元の歴史を題材にした祭りをご紹介。春風に誘われるがままに出掛けて、現地で祭りを体感しよう。
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大人こそ楽しい!造幣局さいたま支局の『造幣さいたま博物館』を見学してみた
日本の貨幣や勲章などの製造を行う造幣局。さいたま市にはその支局が2016年に開局。施設内の工場や併設の博物館は見学が可能で、大人でも驚きと発見が満載の場所だった!
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武蔵野を舞台に、読書体験を映像化。映画『たまらん坂』小谷忠典監督インタビュー
3月19日から新宿K’s cinemaほか全国で順次公開される映画『たまらん坂』は、フィクションやドキュメンタリーの境界にとらわれない意欲的な作品を製作している小谷忠典監督の最新作。⿊井千次さんの小説をもとに4年の撮影期間を費やして制作されたもので、監督が客員教授を務める武蔵野大学の実習の一環として撮影が始まったという、ちょっと変わった経緯をもつ。作品の制作過程や背景、そして舞台となる武蔵野エリアについて、小谷監督に話を聞いた。
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旅先で出会った友人が営む赤坂のモンゴル料理店。そこで過ごす夜は平和で、軽蔑や侮辱とは無縁の世界だった
私にとって、赤坂はモンゴルだ。何を言ってるんだと思われただろうが、なんてことはない。赤坂にあるモンゴル料理店によく行っていたのだ。そこは知り合いのスーホさんとタカシさんがやっていたお店で、こってりした羊料理をたんと振る舞ってくれる。宴が盛り上がってくるとスーホさんが音頭を取り、お客さん全員で歌いながら馬乳酒を回し飲みしたり、指名された客同士がモンゴル相撲をとったりもする。赤坂駅に降り立つときはいつもワクワクしていて、赤坂駅から帰りの電車に乗るときはいつもフワフワしていた。お腹いっぱいで、少しさみしい。いつだって、私にとって赤坂は異国の旅先だった。
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