神楽坂駅で降りて、気になっていた赤城神社へ。
赤城神社の裏には、西側に向かってこんな素敵な階段が。
降りたところは赤城元町、古くからの牛乳屋さんがあったり、雰囲気のある道です。
途中で南に折れて矢来町、西に折れて榎町。
静かな住宅街の中に、お寺があったり、古い家があったり、きょろきょろ。
新宿区は、昔からの町名が残っているのが、楽しい!
漱石山房通りは、ゆるい坂道。
「こんなとことに住んでたんだ」と登っていきます。
漱石山房は、近代的な建物ですが、中に晩年の家の一部が再現されています。
板の間に絨毯を敷いた重厚な書斎、白い柱が印象的な洋風のテラス。
家自体は戦災で焼けてしまったのですが、写真を頼りに復元されたのだそう。
残念ながらここに公開していい写真は、撮影OKの漱石さんのみ。
しかし、生涯や家族を紹介するパネル、生前に残した原稿や絵や短歌など、盛りだくさんな展示。
この家で、ほとんどの小説が書かれ、後進のサロンにもなり、奥さん(とても個性的な)や子供たちと暮らしたんだなあ、としみじみ。
訳あって、帰りはちょっと遠い曙橋駅まで歩きます。
原町、市ヶ谷薬王寺町。
立派な名前の町で、ネットで褒められていた「薬王子カフェ」へ。
5つの小鉢に、鳥と野菜の蒸したもののランチを食べました。
歩きすぎの体が癒される、美味しくヘルシー。
小さなコーヒーゼリーも嬉しい。
人気店のようで、売り切れメニュー続出でした。
薬王子カフェ:東京都新宿区市谷薬王寺町66 戸塚ビル1 牛込柳町駅から5分
曙橋近くまできて、すごい階段に出会いました。
「念仏坂」って書いてある。もとは坂だったんですね。
「急な坂なので念仏を唱えた」「念仏を唱える僧侶が近くにいた」など、名前の由来は諸説。
坂の下の「あけぼのばし通り商店街」は紅葉川という川の跡だったみたい。
懐かしい感じのにぎやかな商店街です。
長い長いお散歩は曙橋駅でおしまいです。