俺の洋食 ビストロボナペティ

噛むほどに「肉を食べている」と実感

ビストロハンバーグ1100円。ランチはライスまたはパン、スープ付き。ソースはデミグラス(写真)、ガーリック、和風鬼おろしからチョイス。

2011年、本格フレンチの店からカジュアルな洋食屋にリニューアル。その際に、店主の鹿野英彦さんが、小さい頃から大好きだったというハンバーグがメニュー入り。今では、昼のオーダー率8割と不動の人気モノだ。肉は一度挽きの、牛100%。粗挽きに加え、つなぎが少ないゆえ、弾力にあふれ肉々しい。「1個につき150回ほど叩いて、しっかり空気を抜いているからね」。ぎゅっぎゅっと噛みしめるたびに、肉の食感と旨味を満喫できる。

オーナーの鹿野さん(右)はじめ、気取らない雰囲気の接客も魅力。
BGMはボサノヴァ。

『俺の洋食 ビストロボナペティ』店舗詳細

住所:埼玉県さいたま市大宮区宮町1-82 2F/営業時間:11:30~15:00・15:30~22:00/定休日:火/アクセス:JR・私鉄大宮駅から徒歩2分

欧風カレー gii

インドmeetsフランスのハイブリッドカレー

チキンカレー1350円。どのカレーにもホクホクのジャガバター付き。プラス300円でスープとサラダ、ドリンクが付く。テイクアウト有り。

果物と野菜の甘みの中に、香辛料の辛さも引き立つこの店のカレー。タマネギなどの野菜に加え、バナナとリンゴのほか、季節によって桃などの果物も追加し、5日間煮込む。さらにフランス料理の基本となる、牛肉からとった出汁のフォンドヴォーなどを入れ、濃厚な味付けに。スパイスを混ぜて炊いたご飯にかければ、より香りとコクが際立つ。人気No.1のチキンカレーはカリカリの皮と、中がふっくら柔らかい鶏モモ肉が魅力。

アンティークな小物がそろう、レトロモダンな店内。
チキンには焼き色を付けて、より香ばしく仕上げる。

『欧風カレー gii』店舗詳細

住所:埼玉県さいたま市見沼区大和田町1-1527-1/営業時間:11:15~21:30/定休日:無/アクセス:東武アーバンパークライン大和田駅から徒歩8分

玄海寿司

目利きが選び抜いた旬がつまった宝石箱

海鮮丼ランチ1320円。味噌汁、おしんこ、小鉢2品、茶碗蒸し付き。他、ランチは10種類以上を用意。

「福島の実家を飛び出して、16歳から寿司屋で働いてるよ。もう45年になるなぁ」と柔和な笑顔で話す店主の鈴木光明さん。毎日、鈴木さん自ら大宮市場に出向き、極上のネタを仕入れている。昼のおすすめは海鮮丼だ。シャリの上には脂ののったマグロをはじめエビ、カンパチ、コハダ、シラウオ……と、旬の魚介を中心に約12種がてんこ盛り。+110円で大盛りに、+220円のメガ盛りは総重量2kgと驚愕(きょうがく)のボリューム!魚好きにはたまらない。

「今はカンパチやサヨリが、んまいよ!」。
2階には座敷席も。酒は焼酎や日本酒、ワイン、ドンペリまでそろう。

『玄海寿司』店舗詳細

住所:埼玉県さいたま市見沼区東大宮2-51-2/営業時間:11:00~22:00(ランチは〜14:00)/定休日:水(祝の場合は営業、振替休あり)/アクセス:JR宇都宮線東大宮駅から徒歩7分

Primavera Classic

これぞ本場ブラジル流ワイルドな肉のカーニバル

見よ、この肉塊を! メニューは串12種類~が楽しめるブッフェコース90分4378円と、串12種類~120分5038円。いずれもデザート、一品料理3種、サラダバー付き。ランチもあり。

肉塊を鉄串に刺して焼き上げるブラジルの定番料理・シュラスコ。ここではフィレやサーロイン、豚バラなど12種以上の肉が楽しめ、1種類ずつ順繰りにテーブルまで来てサーブしてくれる愉快なシステムも魅力。ブラジル出身のルシン・ハイムンドさんは、この道30年以上のベテラン。仕込みから切り分けまで、主に1人で行う。岩塩のみで焼き上げるイチボは、とろけるような旨味が特徴。好みで、ビネガーがきいたビナグレッチソースをつけてさっぱりと。

野菜もりもりのサラダバー。

『Primavera Classic』店舗詳細

住所:埼玉県さいたま市北区東大成町1-489-1 B1 /営業時間:17:00~23:00LO(日は21:00LO)、ランチは土・日・祝のみ11:00~14:00LO/定休日:月(祝の場合は翌日)/アクセス:東武アーバンパークライン北大宮駅から徒歩6分

味市場

白ゴマの芳しい香りに吸い寄せられて

担々麺980円。辛さはラー油の量で調整し、20辛まで選べる。

扉を開ければ、住宅地とは思えぬリゾート空間。800坪の敷地内には、春はチューリップ、夏はヒマワリなど季節の花が咲きそろい、冬には人工雪の演出も!白ゴマの香りに導かれて、多くの客が注文するのは担々麺。鶏ガラを4時間以上煮込んでつくる醤油ベースのスープに、濃厚な白ゴマの香りと甘みがにじむ。マイルドな印象の中で、ピリッとしたラー油の辛味がアクセント。八丁味噌が効いた国産豚ひき肉の肉味噌をまぜて、最後の一滴まで味わいたい。

四川風ゴマソース水餃子4個入り600円(写真は2個)。蒸しパン2個入り(写真は1個) 300円は、水餃子のソースにつけて食べるのが乙。
人気のテラス席。

『味市場』店舗詳細

住所:埼玉県さいたま市見沼区大和田1-192/営業時間:11:00~22:00/定休日:無/アクセス:東武アーバンパークライン大和田駅から車で8分

おでんと魚菜 基

おでんを肴に全国のレアな日本酒を

丸ごとトマト630円など。フレッシュで華やかな味の米沢『新藤酒造』の九郎左衛門・裏雅山流など、銘酒とともに。

埼玉県産野菜をはじめ、この店のおでん種は個性豊か。利尻昆布、トビウオ、魚のアラでとる出汁は、京風の上品で控えめな味付け。約20銘柄がそろう日本酒は、全国各地から厳選。随時入れ替わるので、訪れるごとにおすすめを聞いてみたい。おでんと並んで店の二枚看板が刺し身。大間のマグロ、高知のシマアジなど、各地の旬が並ぶ。冬場には、高知や九州産のクエのしゃぶしゃぶも登場する。

店長の妹尾和明さん。
カウンター席もあるので、1人飲みにも使える。

『おでんと魚菜 基』店舗詳細

住所:埼玉県大宮区桜木町2-158-2 スプリングアートビルディングB1F /営業時間:17:00~23:00/定休日:無(臨時休業あり)/アクセス:JR・私鉄大宮駅から徒歩3分

手打ちうどん さわいち

還暦超えてなお力強きツインうどん

普段は飄々としているご主人だが打ちだすと真剣な表情に。店主 小澤和廣さん。

うどん好きが高じ、勢い余って小澤さんがうどん店を創り上げたのは1994年。「だけど、当時は公務員で『うどん屋じゃ食ってけない』と妻に反対されて(笑)」。そこで、小澤さん抜きで奥様とその友人が店を切り盛りし、2011年に晴れて定年退職したご主人が麺を打つように。低温熟成後、足踏みしたうどんは啜(すす)るというより噛んで味わう“ごっつい”麺。つゆはかえしに黒糖とたまり醤油を加えてコクを出し、力強い麺をがっしり受け止める。

同価格でゴボウをすって入れたゴボウうどんと合い盛りに変更OK。限定約20食。人気は、埼玉の香り豚と素揚げしたナスが入る肉なす汁並830円。
仲のいい女性スタッフ。

『手打ちうどん さわいち』店舗詳細

住所:埼玉県さいたま市見沼区大和田町2-1009-1/営業時間:11:00〜15:00(金・土・日は18:00~21:00も営業)/定休日:無/アクセス:東武アーバンパークライン大和田駅から徒歩10分

武蔵野うどん藤原 北与野本店

あの人気店で研鑽(けんさん)を積んだ主人の新境地

旨辛肉汁うどん中盛り1000円。

大宮の名店『藤店(ふじだな)』で7年間店長を務めていた藤原さんが平成20年に独立。名物は真っ赤なつゆの旨辛肉汁うどんだ。辛さは7段階で、レベル1でも十分に辛い。が、ヒーヒー食べ進むうちに小麦の甘み広がる細麺とつゆの辛みが絶妙に合い、箸が止まらなくなる。「香味野菜の香りを移した自家製和風ラー油と3種のかつお節を大量に使った琥珀(こはく)色の出汁で、辛さと旨さを両立させてます」。皆さん、Yシャツべとべとで完食するのも納得!

「水回しや丸め作業は手作業で、機械では出せない喉越しと食感を出しています。毎朝5時から仕込んでますよ」と店主 藤原幸喜さん。
当日、お店で2番目に辛いジョロキア地獄920円を完食した猛者も!

『武蔵野うどん藤原 北与野本店』店舗詳細

住所:埼玉県さいたま市中央区上落合3-12-36/営業時間:11:00~15:00(14:50LO、つゆが無くなり次第終了)/定休日:日・第3月(祝日の場合第2月曜)/アクセス:JR埼京線北与野駅から徒歩6分

構成=フラップネクスト 取材・文=稲葉美映子・今田 壮・佐久間春奈(風来堂)、鈴木健太、本田直子 撮影=井上洋平、井原淳一、加藤昌人、金井塚太郎