本格ちゃんこ鍋を一人前から堪能できる『ちゃんこ道場両国駅前店』

1人前のちゃんこ鍋と深川めし、お刺し身もついたちゃんこ御膳1700円。
1人前のちゃんこ鍋と深川めし、お刺し身もついたちゃんこ御膳1700円。

両国駅からすぐの『ちゃんこ道場両国駅前店』は、リーズナブルな価格で本格ちゃんこ鍋を楽しめる下町の名店。 ランチタイム10食限定の1人前のちゃんこ鍋は1000円とお得だ。

1人前のちゃんこ鍋に江戸の郷土料理の深川めしと豊洲から仕入れたお刺身も付いたちゃんこ御膳1700円は、コストパフォーマンスが高くておすすめ。創業以来変わらぬ味の秘伝のスープは、鶏がらを8時間以上煮込んだ醤油ベースで、あっさりながらもコクがあり絶品だ。深川めしは、あさりたっぷりで磯の旨味が広がる一品。店内は相撲グッズが飾られ、相撲の街らしい和の情緒にあふれている。注文用タブレットは多言語対応で外国人観光客にも人気。質と量の両面で評価が高い老舗ちゃんこ店だ。

「鍋を食べる楽しさを若い世代にもっと知ってほしい」と話す店長の廣瀬大葉さん。
「鍋を食べる楽しさを若い世代にもっと知ってほしい」と話す店長の廣瀬大葉さん。

『ちゃんこ道場両国駅前店』店舗詳細

住所:東京都墨田区横網1-3-12/営業時間:11:30~14:00LO・17:00~22:00LO/定休日:無/アクセス:JR総武線両国駅から徒歩1分

艶・コシ・味の三拍子揃った茹で立て手打ちうどん『うどんダイニングYoshi 』

人気のある、とり天&玉子天うどん820円。
人気のある、とり天&玉子天うどん820円。

JR両国駅から徒歩4分の場所に店を構える、絶品手打ちうどんが有名なお店『うどんダイニングYoshi』。

1000円以下でいただけるランチの中でも特に人気なのが、とり天&玉子天うどん820円。コシと艶が特徴的な手打ちうどんは、オーナー自らが3種の小麦を独自にブレンドして完成させたこだわりの一品。さらに旨味際立つ出汁が、うどんの味を引き立てる。揚げたてのサクサク天ぷらも間違いなしの味わいで、1000円以下でいただけるとは思えないほどの満足感だ。ランチ時は満席になることも多いので、並ばずに入りたい人は平日の13時以降、または土曜のランチタイムでの来店がおすすめ。

オーナーこだわりの手打ちうどんを、ご賞味あれ。
オーナーこだわりの手打ちうどんを、ご賞味あれ。

『うどんダイニングYoshi 』店舗詳細

住所:東京都墨田区両国2-4-5 シルバーパレス両国103/営業時間:11:30〜13:50LO・18:00〜21:00LO/定休日:日・祝/アクセス:JR総武線両国駅より徒歩4分

フランス料理の技法でつくる本格スパイスカレー『地球屋』

お肉と魚介の両方が楽しめるあいがけカレー1400円。
お肉と魚介の両方が楽しめるあいがけカレー1400円。

両国駅から徒歩3分。鮮やかなブルーの扉が目を惹く『地球屋』は、ディナーは居酒屋スタイルの創作ビストロ料理、ランチはフランス料理のシェフが作るスパイスカレー&リゾットを楽しめる。

最大限に旨味を引き出すフランス料理の技法を使って作られるスパイスカレーは、他では味わえない唯一無二のおいしさだ。食材には「料理にワインを合わせるようなイメージで」スパイスを配合、フランス料理の煮込み料理をつくるように調理される。使われているひき肉はすべて自家挽き、塊の肉をカットして塩胡椒や酒を使ってマリネしてから挽く。牛肉も赤ワインに2日間漬け込んで焼いてから煮込んでいる。十分に引き出された素材の旨味とスパイスが複雑に絡み合うスパイスカレーは、ディナータイムにも提供されているので締めに食べるのもおすすめだ。

お店の前で、サービスの松尾一輝さん(左)とオーナーシェフの宮脇大雅さん(右)。
お店の前で、サービスの松尾一輝さん(左)とオーナーシェフの宮脇大雅さん(右)。

『地球屋』店舗詳細

住所:東京都墨田区亀沢1-3-8⠀/営業時間:11:30〜14:00 LO・17:30〜21:30LO
/定休日:火(祝日の場合は翌日)/アクセス:JR総武線両国駅から徒歩7分

ラーメンで季節を感じたいなら『汁麺屋 胡座』

ゆずが香る、濃厚つけ麺(並)980円。
ゆずが香る、濃厚つけ麺(並)980円。

JR総武線両国駅から徒歩4分の場所に位置する『汁麺屋 胡座』。

濃厚つけ麺980円は、一見とても濃そうだが、ゆずが入っているのでさっぱりといただける。他には、魚介塩つけ麺や、その時折の季節を楽しめるさくら鯛の塩そば980円などが人気を博す。基本的には店長の西山さん1人で営業をしているが、店のSNS運用や外国語のメニュー作成など、常連さんが好意で行うほど愛されているお店だ。味はもちろん、西山さんのファンになる常連さんも多い。お酒の提供も行っており、濃厚な香りとコクが特徴のブラッドオレンジを使用したサワーなどが楽しめる。

常連さんに長く愛されている『汁麺屋 胡座』の外観。
常連さんに長く愛されている『汁麺屋 胡座』の外観。

『汁麺屋 胡座』店舗詳細

住所:東京都墨田区両国4-35-1/営業時間:11:30~15:30・ 18:30~21:30(土・祝は12:00~15:30・18:30~21:30、日は~15:30)/定休日:水/アクセス:JR総武線両国駅から徒歩4分

お一人様も大歓迎!『ちゃんこ霧島 両国本店』

陸奥部屋直通ちゃんこ鍋、霧島味3520円。
陸奥部屋直通ちゃんこ鍋、霧島味3520円。

JR総武線両国駅から徒歩1分のところに位置する『ちゃんこ霧島 両国本店』。2024年には創業26年目を迎え、今では「両国でちゃんこといえば『霧島』」と言われるほど、ちゃんこの名店となっている。

開業者は霧島一博さん(元大関・霧島)で、九州出身であることから、スープに豚骨と柚子胡椒を使用しているのが最大の特徴だ。鶏をメインに使用する一般的なちゃんこ鍋に比べ、霧島味と名付けられたスープは豚骨の旨味が濃厚に広がり、他にはない味を楽しむことができる。一人で来店した場合に限り、一人前の注文も可能なため、気軽に立ち寄れるのもうれしいポイントだ。また、霧島さんが惚れ込んだ牛すじ煮込みや、ちゃんこの意味に由来する鮭といくらのおにぎりなど、ちゃんこ以外にも充実したメニューを味わうことができる。

元大関・霧島の大きな写真が目を引く。
元大関・霧島の大きな写真が目を引く。

『ちゃんこ霧島 両国本店』店舗詳細

住所:東京都墨田区両国2-13-7/営業時間:11:30~14:00LO・17:00~21:00LO(土・日・祝は11:30~21:00)/定休日:月・火/アクセス:JR総武線両国駅から徒歩1分

江戸東京野菜を贅沢に使った絶品イタリアン!『SiCO ITALIAN RESTAURANT Ryogoku 』

牛バラ肉と江戸東京滝野川ごぼうのラグーソース1200円。
牛バラ肉と江戸東京滝野川ごぼうのラグーソース1200円。

JR両国駅から徒歩8分の場所に店を構える『SiCO ITALIAN RESTAURANT Ryogoku』では、江戸東京野菜をふんだんに使った絶品イタリアンがいただける。

都から“とうきょう特産食材使用店”として認定を受けていることからも、この店の野菜へのこだわりがわかるだろう。ランチタイムに特に人気なのは、サラダ、スープ、自家製フォカッチャ付きのパスタセット。サラダのドレッシングやフォカッチャを含め、提供されるメニューは全てイタリアでの修業経験もある敏腕シェフのお手製。メニューは頻繁に変わるが、いつ来ても何を食べても、心身が満たされるボリュームランチを堪能できる。授乳室も完備なので、子連れ利用もおすすめ。

江戸東京野菜を楽しめるイタリアンを創り出す、シェフの三井さん。
江戸東京野菜を楽しめるイタリアンを創り出す、シェフの三井さん。

『SiCO ITALIAN RESTAURANT Ryogoku』店舗詳細

住所:東京都墨田区緑1-19-9 シグマ光機東京本社ビル 1F/営業時間:11:30 - 14:00LO・17:30〜21:00LO/定休日:日・月/アクセス:JR・両国駅より徒歩8分

緑を眺めて癒しの時間を。食と空間から季節を体感できる『両国テラスカフェ』

グリルチキンのマディラソース 根菜のフリット添え(週替わりランチプレート1280円)。
グリルチキンのマディラソース 根菜のフリット添え(週替わりランチプレート1280円)。

両国駅から徒歩6分。旧安田庭園の隣に、開放的なテラス席が広がるカフェレストラン『両国テラスカフェ』がある。薪窯で焼かれた風味豊かなピッツァや旬の食材を使ったパスタ、多彩なアラカルトメニューが楽しめる。特に人気の高いランチメニューは週替わりランチプレート。季節や気候、客層を考慮した上で、毎週キッチンスタッフが毎週考えている。いつ行っても新しいメニューとの出合いがあるのがうれしい。

広々としたテラス席では、春先からはBBQ、冬は掘りごたつで鍋など、季節に合わせた楽しい体験を味わうことができる。庭園の横というロケーションの良さを生かしたパーティーへの使用やウェディングイベントへの使用も人気。人生のさまざまな時間に寄り添ってくれるカフェレストランだ。

開放感あふれるテラス席。
開放感あふれるテラス席。

『両国テラスカフェ』店舗詳細

住所:東京都墨田区横網1丁目12-21/営業時間:11:30 〜14:30LO・17:30 〜20:30LO(土・日・祝は11:30〜20:00LO)/定休日:不定/アクセス:JR総武線門両国駅から徒歩6分

構成=ASTER  取材・文・撮影=杉井亜希、村田幸音、SUI、濱田美枝、古澤椋子