『PIZZERIA BEL SORRISO(ベル ソリーズ)』トッピングのバランスとピッツァ生地は本場お墨付き[下総中山]
かむたびに小麦の香りが広がるもっちりとした生地なのに軽い!「北海道の江別製粉の小麦粉を主体に湘南の古代小麦を加えて香りを強め、重くならないように時間をかけて発酵させています」と、店主の小倉裕幸さん。2023年のピザ世界大会創作部門で2位に選ばれた「ベッカフィーコ」は、同名のイタリアのイワシ料理をヒントにしたアイデア、オレンジの利かせ方、生地まで高評価を受けた一品。
『PIZZERIA BEL SORRISO』店舗詳細
『船橋 蔭虎』鶏白湯のクリーミーでマイルドな味はヤミツキ[京成船橋]
深いコクとマイルドな後味を兼ね備えたフカヒレ姿煮のソースが体に染み入るおいしさ。ベースは、鶏ガラや手羽先を8時間ほど煮出してからひと晩寝かせるという鶏白湯だ。同じスープを使ったラーメンも名物のひとつで、『浅草開化楼』特製のもちもち麺とも相性抜群。2021年の開店時は値段が高いとも言われたそうだが、じわじわ口コミが広まり、予約必須となったのも当然の成り行きだ。
『船橋 蔭虎』店舗詳細
『ロビンズインドキッチン』インドで経験を積んだ自慢の料理が勢揃い[下総中山]
南インド・ケララ州出身の店長・ロビンさんを筆頭に、東インド・オリッサ州出身とコルカタ出身の3人が集まって、2022年11月にオープン。北から南まで豊富なメニューが揃うが、一番人気はビリヤニ。ソースやお肉を重ねながらバスマティライスを蒸し上げるダム・ビリヤニと呼ばれる製法で調理しているという。パラパラふっくらとした仕上がりとライスに染み込んだスパイス使いのバランスはお見事!
『ロビンズインドキッチン』店舗詳細
『ECURIE(エキュリー)』ほれ込んだ佐助豚を多彩な調理法で味わい尽くす[京成船橋]
オープン前に店の目玉を何にしようか考えていたときに出合ったという岩手県産の佐助豚。「細部までバランスよく入った脂の甘みが上品で、これだ!って思いました」とは、オーナーシェフの渡邊浩一さん。ヒレのローストはきめ細かい肉質でやわらかいだけでなくかみ応えもあり、じゅわ~とにじみ出る深いうまみがたまらない。さまざまな部位の粗挽き肉で作ったハンバーグをドーンと入れるスープカレーにもファンが多い。
『ECURIE』店舗詳細
『+naturi(プラス ナチュリ)』旬野菜と発酵調味料で体の中から元気に![京成船橋]
もともとは弁当店。2023年から看板商品だった腸美人弁当を御膳スタイルで味わえるようにした。旬の野菜をたっぷり使い、体へのやさしさを考えて作られたレシピは発酵調味料がポイントだ。野菜や果物の塩糀マリネ、ちりめんじゃこと青梗菜の醬油麹炒めなど、どれも自然な風味を生かしたやさしい味わい。船橋で有名な平野農園から仕入れる小松菜の料理が食べられるのもうれしい。
『+naturi』店舗詳細
取材・文=井島加恵 撮影=原 幹和
『散歩の達人』2024年3月号より