【お得なガッツリランチ】
揚げたてとんかつ&ルーにもこだわるカツカレー『とんかつ福与志』
秋葉原の路地裏にある人気店『とんかつ福与志』の人気ナンバーワンメニューはカツカレー。刻みキャベツを枕に全身をルーの海に浸したとんかつからは、そのカリカリ、熱々具合が伝わってくる。
そのおいしさ、変わらぬ人気の秘訣は「揚げたて」へのこだわり。そしてお皿のフチのぎりぎりまで注がれたカレールーへのご主人の探求心。
とんかつはどんな混雑時でも常に注文があってから揚げられ、必ず揚げたてが提供される。カレールーも注文のたびに小鍋に移され、しっかりと温められる。つまりすべてが熱々。お客さんはそんなご主人の心意気を感じながら、アフアフと熱々カツカレーを平らげる。
持ち帰りの販売でもやり方は同じ。お客さんが何時に店に取りに来るのかを聞き、その時間に合わせてカツを揚げ、できたてを渡せるようにする。ほかにも生姜焼きやエビフライなど、食欲を直撃するような豊富なメニューがある。
『とんかつ福与志』店舗詳細
超重労働の男たちの腹を満たしたデカ盛りランチ『ごはん処あだち』
秋葉原駅の電気街口を出て、中央通りを渡った路地裏にその店はある。テレビを始多くのメディアで取り上げられ、ネットでも話題の『ごはん処あだち』だ。今ではデカ盛りの店として名をとどろかすが、そもそもはやっちゃ場で先代が開いた市場食堂が始まり。1969年の創業というから、秋葉原で半世紀以上の歴史を刻む。
昭和の終わりまでアキバに、やっちゃ場と呼ばれた神田青果市場(東京中央卸市場神田分場)あった。『ごはん処あだち』はそこで働く大卸(おおおろし)の人たち、市場関係の人たちが通った店だった。今は2代目の安達政則さんが営むが、先代の時代には市場に仕出し弁当も配達していたという。
やっちゃ場時代は市場の男衆相手の早朝営業だった食堂も、移転後は電気街で働く人たち相手のランチに加え、夜営業も始めた。時代とともに移り変わる秋葉原を見つめながら、ここで働く人々の胃袋を満たしてきた。もともと市場めしとして男衆にたっぷり食べさせていた白米を、今やデカ盛りの店として看板に掲げている。
『ごはん処あだち』
並んでも食べたい、生にこだわる特選海鮮丼『秋葉原漁港 快海』
秋葉原駅から昭和通り沿いに徒歩3分、のぼりやポップのない『秋葉原漁港 快海』の目印は、ランチ時の行列。
並んでも食べたい特選海鮮丼は、魚のプロである石居社長が厳選し、毎朝豊洲市場から届けられるとびきりの鮮魚を、店で仕込んで提供している。種類も豊富な刺身が大きな丼を埋め尽くす圧巻のビジュアル。普段食べているお手頃な海鮮丼とはまるで別物の味わいは、特選の名にふさわしい豪華さだ。
現在、日本橋にも店舗を構える『快海』は、もともと鮮魚店を営んでいたオーナーの「こんなに新鮮で旨い魚を、もっともっと多くの人に食べてもらいたい」という熱い思いから誕生した。
「銀座の割烹の料理と同じとは言わないけれど、近いものを低価格で味わってほしい」と語る店長。生にこだわりながら低価格を維持するため、頭やアラ、カマなども、徹底的に生かす。そこから生まれる超目玉の裏メニューは、不定期の公式Twitterでキャッチしよう。
『秋葉原漁港 快海』店舗詳細
何種類もの味変でもりもり食べ続けられる名物スタミナ丼『昭和食堂』
JR秋葉原駅すぐ近く、ボリューム満点、コスパよしの『昭和食堂』には、秋葉原で働くビジネスマンたちが足繁く通う。デカ盛りグルメでも知られており、メディアの特集で取り上げられることもしばしば。
店の名物・スタミナ丼は、盛り盛りのご飯にニンニクと特製ダレで炒めた豚肉がたっぷり! 一口頬張ると、濃い目の味付けでかなりパンチのきいた味わいだ。
ある程度まで食べ進んだら生卵をかけて、卵かけご飯にするのがお店のおすすめ。卓上には数種類の調味料があって、卵かけご飯以外にも味変の提案をしてくれている。たっぷりのご飯も、味変で飽きることなく食べ進められる。
ニンニクたっぷりでボリューミーな見た目はまさに“男メシ”だが、がっつり食べたい系の女子にもおすすめ。スタミナ丼を食べて元気をチャージしよう!
『昭和食堂』店舗詳細
【ラーメン食べたい!】
肉汁麺にのった山盛りお肉で白飯をかきこむ『肉汁麺ススム 秋葉原本店』
地下鉄銀座線末広町駅から3分、ジャンク通りにある『肉汁麺ススム 秋葉原本店』。「お肉を山盛り、ご飯もラーメンもと、欲張りに食べたい人の心をつかみたいと思い、そこで浮かんだのはご飯がすすむラーメン“肉汁麺”というアイデアでした」と店主は語る。
片栗粉をまぶしてカラッと揚げた豚バラ肉を、甘辛い特製だれをからめながら中華鍋で炒める。それを鶏、豚、カツオの濃厚なしょうゆスープとモッチモチの中太麺を合わせたラーメンの上に乗せ、最後はバーナーで肉の表面をあぶり焦げ目をつける。
甘辛く味つけた豚バラ肉はもっちもちでコシがある全粒粉入りの中太麺とよく合う。「肉や麺をご飯と一緒に食べてみてくださいね」と、店主。濃い味の肉とご飯のコラボがこれまたいい。ランチにはもってこいだ。
どんぶりを肉が覆い尽くすダイナミックな肉汁麺は見るからにハイカロリー。だが、今日だけはそんなことを忘れて思いっきり頬張ろう。
『肉汁麺ススム 秋葉原本店』店舗詳細
海鮮にこだわったラーメンと日替わりの丼も魅力『JAPANESE FISH NOODLE ウミのチカラ』
2019年にオープンした蔵前橋通り沿いにある『JAPANESE FISH NOODLE ウミのチカラ』。
コンセプトは“近海の旬の魚と海鮮にこだわったラーメン”で、メニューは真鯛のスープ、海老の白湯スープ、三種の貝出汁がベース。多加水のストレート細麺との相性もバッチリだ。
一番人気は淡麗 特選真鯛そば1150円。スープに使用するのは愛媛産の真鯛のアラと塩のみでそこに真鯛から取った油とドイツ産の岩塩などを入れたシンプルなスープだ。しかしながらまるで真鯛の塩焼きをそのまま飲んでいるかのように身や皮、それぞれの部位の旨味が立体的に感じられる。そして加水率高めで喉越しのいいストレート麺がスープをよく持ち上げる。
さらにサイドメニューは日替わりの旬の魚の漬け丼やそのほか釜揚げしらすや明太子、チャーシューなど秀逸な丼メニューがそろう。丼ファンのお客さんも多く、主力のラーメンは食べずに丼だけ食べに来る常連もいるという。
『JAPANESE FISH NOODLE ウミのチカラ』店舗詳細
最高級小麦で作る喉越しのよいラーメンとセットかつ丼で満腹!『らーめん紬麦』
秋葉原駅昭和通り口を出て昭和通りを渡り、左折してすぐのビル地下1階にある『らーめん紬麦』。食への探究心が強い店主が、自分好みのラーメンを作ろうと試作していたところ、さぬきうどんのために作られた香川産高級小麦粉「さぬきの夢」に出合いその味に感動。ラーメン屋として生きていく決意をしたという。
その小麦粉で作られた麺は、華やかな香りと跳ね返すような弾力がありながら、つるんとした喉越しがサイコー。
スープは丸鶏とサバ節などの魚介系がバランスよく重なり合って、醤油がキリッと効いた昔ながらの和風味。そこに噛むたびに甘味や香りが増す太めの麺が素晴らしくマッチする。
ラーメンだけでは物足りないという人に人気なのが、麺類とセットのカツ丼500円。ご飯が見えないくらい大きなトンカツはボリューミーで食べ応え充分。午後からの仕事もはかどりそうだ。
『らーめん紬麦』店舗詳細
カップ麺でも販売された、煮干と担々麺を融合させたラーメン『志奈そば 田なか 明神下店』
JR秋葉原駅から徒歩約4分、昌平橋通り沿いにある『志奈そば 田なか 明神下店』。鴨と煮干、煮干と担々麺を融合させた独創的なラーメンを堪能できる。
おすすめのにぼたん880円は、セメント系と呼ばれる濃厚な煮干の味が前面に出て、後から辛さ痺れがやってくる。しっかり煮干味の担々麺だ。煮干は千葉九十九里、トッピングに千葉八街のピーナツと千葉の食材を使っている。
麺は、店主の奥さまの実家の製麺所で作ってもらっている特注麺。すべての麺をスープに合わせて店主が調合して発注している。
もう少し麺を食べたい人のための追い玉も用意されている。それも鴨、担々、煮干、ペペロンと味違いで4種類。イタリアン出身の店主ならではのペペロン味をにぼたんに合わせてみると、食感といい味といいイタリアンの王道ペペロンチーノそのもの。にぼたんのタレに絡めて食べると風味が増してさらにおいしい。
『志奈そば 田なか 明神下店』店舗詳細
超濃厚なのに後味スッキリ! キレ味のいいラーメン『秋葉原ラーメン わいず』
蔵前橋通りとジャンク通りが交わる角にある『秋葉原ラーメン わいず』。トンコツ、鶏ガラ、昆布をぜいたくに使い、店主曰く「ビールでいうところの一番絞りのような」臭みがなく濃厚でかつキレのあるスープに仕上げている。
麺は全国の有名ラーメン店で使用されている三河屋製麺と共同開発した特製麺。一番人気ののり玉ラーメン1090円には中太のちぢれ麺が使われる。もちっとして喉越しのいい麺が、濃厚でクリーミーな豚骨醤油のスープによく絡み、不思議と後味はスッキリ。トッピングには、ほうれん草、チャーシュー、海苔、ネギと家系の定番が乗る。
一方、豚そば990円はコシの強い極太麺が使われ、厚くて大きなチャーシューが2枚とスープで煮込まれたキャベツともやしが山になる。スープ、麺、チャーシューすべてからモーレツなパンチだ。アキバ系男子を中心に話題になり、ファンも多い。
『秋葉原ラーメン わいず』店舗詳細
すっきりしてるけど食べ応えがある、高級食材も使った贅沢ラーメン『麺処 ほん田 秋葉原本店』
JR秋葉原駅中央改札口からヨドバシカメラの前を右に曲がってすぐ、JR総武線のガード下にある『麺処 ほん田 秋葉原本店』。2020年、東十条から秋葉原に移転した人気店だ。
看板の醤油のラーメンは、鶏や豚、煮干しが効いた中に、貝の旨味がじんわり。出汁を重ねた旨味に、醤油のキレもよいスープだ。ハマグリや牡蠣など高級食材も使われている。
店の奥の製麺室で製麺専門のスタッフが作るこだわりの自家製麺がスープの味をさらに引き上げる。少し強めの醤油の塩味は自家製麺の国産小麦の甘みと相まって、ほどよいバランス。
鶏と豚3種のチャーシューと味付け濃いめのおつまみにも最適なメンマ、味玉、しっかり弾力ある麺。食べ応えのある一杯だ。
『麺処 ほん田 秋葉原本店』店舗詳細
もう少し食べたい人には、具や味のある追加の麺“和え玉”がおすすめ『饗 くろ㐂』
秋葉原と浅草橋の間にある『饗 くろ㐂』。自ら生産地に足を運び、生産者の想いを汲んで食材の魅力をラーメンにこめて伝えてきた店主は、開業以来何度もメニューをリニューアルしてきた。
2022年7月のリニューアルのテーマは、“きれいすぎない一杯”。岩手鴨や丹羽黒どり等の旨味あふれるスープに自家製手揉み麺の塩そば1100円。
トッピングのチャーシューは通常で3種類。ガリシア栗豚の豚バラ焼豚と鶏胸肉、もう1つは国産豚の稀少なしきんぼ(モモ肉)を小麦の藁で焼き燻製にしたもの。1週間かけて戻して味付けする太メンマはやさしい和出汁の味わい。
もう少し麺を食べたい人のための具や味のある追加の麺“和え玉”も用意されている。低加水細麺に丹波黒どりそぼろ、九条ねぎの千切り・ソースなどを絡めて食べる、具だくさんの和え玉だ。ほかに名物の焼売1個180円もぜひ注文したい。
『饗 くろ㐂』店舗詳細
塩分と脂を控えてもしっかり感じるコクや深み! じんわりおいしいラーメン『中華そば 糸』
秋葉原駅昭和通り口を出て左折して徒歩5分、白いのれんが目印の『中華そば 糸』。主力メニューはあっさり塩の淡麗な白糸中華そばと、濃口醤油がキリリと利いた黒糸中華そばの2つ。トッピングや期間限定品もある。
コンセプトは“体にやさしいラーメン”。店独自の調査によれば、現在はスープを全部飲んでも塩分濃度0.78%にまで実現。ただ薄いだけでなく、コクや深みを出すために開発にはかなり時間をかけたという。目指したのはおでんの残り汁みたいなスープなのだそう。
鶏ガラとトンコツを丁寧に炊き、かえしのあさりと白しょうゆで味を引き締める。麺は小麦の豊潤な香りがする全粒粉麺。トッピングはしっとりした鶏と脂少なめの豚肩ロースのチャーシュー2種と素揚げのレンコン。あっさり淡麗系のスープによく合っている。
透明でキレイな低塩分のスープは罪悪感なく飲み干せるのもうれしい!
『中華そば 糸』店舗詳細
中華そばと焼きめしの名物セットでリーズナブルに空腹を満たせる『新福菜館 秋葉原店』
“京都ラーメンの原点”と言われる老舗『新福菜館 本店』の真っ黒なスープ×山盛りネギの中華そばをいただくことができる『新福菜館 秋葉原店』。JR秋葉原駅昭和通り口から5分ほど歩いたところにある。
お品書きは、いたってシンプル。麺類は中華そば、ご飯ものは焼きめしがメインで、中華そばは小・並・肉なしの並、焼きめしは小・並・大と、どちらも量で選ぶ。できるだけ安く空腹を満たせるように、京都の本店にはないリーズナブルなセットメニューも用意されている。
秋葉原店のお得な中華そばと焼きめしのセットは、それぞれの小または並を自由に組み合わせることができる。おなかがペコペコだったら並・並1150円のセットで。少食の方は小・小1000円の組み合わせで。
気になる中華そばの黒いスープのお味は見た目に反してとってもまろやか。ネギとチャーシューがたっぷり盛られ、並でもかなりのボリューム感だ。
『新福菜館 秋葉原店』店舗詳細
ワイルドな100g超の肉塊“武仁肉”の破壊力!『麺屋武蔵 武仁』
秋葉原駅昭和通り口から徒歩2分の『麺屋武蔵 武仁』。麺屋武蔵といえば、都内のみで展開し現在14の姉妹店があるが、それぞれに独自の味を提供しているのが人気の理由のひとつだ。
メニューは大きく分けてつけ麺、ら~麺、まぜそばの3つがある。定番のつけ麺は、濃厚の度合いにより3段階から選べ、そのほか辛いスープの辛チーノつけ麺が揃う。
スープはトンコツ、トリガラ、モミジ、ゲンコツ、豚足、カツオ、サバ、煮干し、昆布などをメインにとっているスープ。もちもちしながらプリッと歯切れの良い太麺は、最後までできるだけおいしく食べられるよう、伸びにくくなっているそう。
100g超の豚バラ肉を醤油などで甘辛く味つけられた武仁肉は、箸で切れるほど柔らかくあっさりとしている。
とろみのある濃厚なスープ、力強い太麺、旨味の塊の武仁肉と合わさることにより、超絶クセになるうまさが脳に刻み込まれる。
『とんかつ福与志』店舗詳細
『麺屋武蔵 武仁』店舗詳細
替玉2玉まで無料! 『とんこつラーメン 博多風龍 秋葉原総本店』
秋葉原電気街を走る中央通りにある『とんこつラーメン 博多風龍 秋葉原総本店』。価格がリーズナブルなうえに替玉2玉無料のサービスで人気だ。
メニューはとんこつラーメン650円のほか、焦がしニンニク入りの黒マー油とんこつラーメン730円、チョイ辛の辛味噌とんこつラーメン&ピリ辛の辛ラーメン(共に780円)がある。
スープは豚骨特有のにおいやドロッとした感じがまったくなく、むしろさらっとしていてクリーミー。麺は食べ進めるうちに硬さが徐々に変わっていき、おいしさも変化していく。
博多産明太子ご飯は単品で200円。明太子のプチプチ感と青ネギのシャキシャキ感がいいコンビ。
替玉を頼む時は、卓上に用意されている「替玉札」を使用する。卓上の辛子高菜や紅生姜などの無料のトッピングで味変を楽しむのも博多ラーメンの醍醐味だ。
『とんこつラーメン 博多風龍 秋葉原総本店』店舗詳細
骨付き鶏もも肉が丸ごと1本のった鶏白湯ラーメン『鶏王けいすけ 秋葉原店』
JR秋葉原駅電気街南口を出て総武本線の高架沿いを御茶ノ水方面へ歩いて4分のところにある『鶏王けいすけ 秋葉原店』。この店の最大の特長は、ラーメンの上にドーンッと丸ごと1本鎮座する骨付き鶏もも肉。濃厚系の鶏王らーめん(鶏白湯)830円、淡麗系の鶏そば(鶏清湯)790円、ピリ辛系の鶏王担々麺930円など、どのラーメンにものっている(期間限定商品は除く)。外はパリッと中はしっとり。
とろっと濃厚なスープは口あたりがまろやかでクリーミー。鶏の旨みが舌全体にじわじわと広がっていく。
麺は自家製で、ツルツルッとのど越しがよく、鶏白湯スープがよくからむ。
ほぐしたお肉をスープに浸していただくのもいいし、ご飯の上にのせてスープをちょっとずつかけて食べるのもおすすめ。平日11~15時はサービスで半ライスが無料なので、ぜひお試しあれ。
『鶏王けいすけ 秋葉原店』店舗詳細
背脂中毒たちの胃袋をわしづかみにする『超ごってり麺 ごっつ 秋葉原店』
JR秋葉原駅の昭和通り口に出て、高速道路に沿って上野方面へ歩くこと5分ほど。真っ赤な看板とのぼりが見えてきたら、そこが『超ごってり麺 ごっつ 秋葉原店』だ。
“こってり”どころではなく“ごってり”した背脂チャッチャ系ラーメン。たっぷりもやしの上に山盛りのねぎ、大判チャーシューがドカッとのっかり、スープの表面が背脂で覆いつくされていて、強烈なインパクトを放っている。
背脂の量は、控えめの“さっぱり”、多めの“ごっつ”(これがこの店の普通)、超多めの“ごてごて”から選ぶ。スープをひと口すすると背脂が口の中で溶けて、まろやかな甘みとコク深さが一気に広がる。濃厚で“ごってり”しているだけでなく、豚骨や野菜をじっくり煮込んだスープは深い味わいだ。
麺の太さは、細麺・中太麺・超極太麺の3種。中太麺と合わせると“ごってり”感を満喫できる。
『超ごってり麺 ごっつ 秋葉原店』店舗詳細
麺もつけ汁も食べ方自由!味変しながら楽しむ『つけ麺屋 やすべえ 秋葉原店』
JR秋葉原駅の電気街南口を出てすぐのビルの地下1階に店を構える『つけ麺屋 やすべえ 秋葉原店』。店独自に開発した太麺、自家製調味料で作るつけ汁、バリエーション豊かなトッピングと、三拍子揃った店だ。
つけ汁は4種類あり、つけ麺860円、辛味つけ麺860円、みそつけ麺960円、辛味みそつけ麺960円。醤油ダレをはじめ味噌・ラー油・鶏油など、調味料はすべて店のオリジナルで、店舗で仕込んでいる。
麺は小盛180g・並盛220g・中盛330g・大盛440gがあり、どの量を選んでも同じ値段(小盛にはトッピングが1品付く)。
トッピングは、無料のつぶし生にんにく、いりごま50円、野菜150円など多彩なラインナップ。卓上の削り節や刻み玉ねぎ、酢やコショウでつけ汁の味を変えてみるのもいい。自分好みにカスタマイズできるので、つけ麺1杯で何通りもの味を楽しめる。
『つけ麺屋 やすべえ 秋葉原店』店舗詳細
無骨で純粋なあっさり淡麗系の中華そば『中華そば専門 田中そば店 秋葉原店』
地下鉄銀座線末広町駅から徒歩3分、ジャンク通りにある『中華そば専門 田中そば店 秋葉原店』。喜多方ラーメンをイメージしたというオリジナルの中華そばは万人に愛される味だ。
麺は多加水の中太ちぢれ平打ち麺。喉越しがよく、適度な弾力があって食べ応えもある。スープは豚のゲンコツなどをコトコト煮込んだ澄んだスープ。淡麗でキリッと清々しいスープを塩だれで味を整えている。
分厚くて大きいチャーシューは、豚バラ肉を特製の醤油で煮込んでいる。噛み締めるととろけるような脂と赤身部分のコントラストがいい。
半分くらいまで食べたら、無料の背脂と卓上の香唐(しゃんとう)で味変がおすすめ。背脂をレンゲに一杯、香唐をスプーン1杯入れてみると味が劇的に変化。あっさりスープにコクが出て、唐辛子のいい香りが食欲をそそる。
『中華そば専門 田中そば店 秋葉原店』店舗詳細
【写真映えもするおしゃれなお店】
カレーを通じて面白い文化を発信するカレー店『カリガリ』
2019年の神田カレーグランプリで優勝した超人気店『カリガリ』は、ただ単にカレーを提供するだけでなく、カレーを通じた面白い活動をどんどん発信し続けているカレー店。種類豊富なメニューは、見た目にも楽しい。
お店の定番であるカリガリカレーは、銀座の老舗クラブで出されていたカレーがルーツとなっているそう。ココナッツベースでありながらとろりと濃厚で日本のお家のカレーに近い食感で、1度食べたらクセになる味わいだ。
一番人気メニューは、2色がけカレーに人気のトッピングをのせたアキバ盛りカレー1。ココナッツベースのカリガリカレーと、20種類以上のスパイスを使った本格インドカレーの2色がけに人気のトッピングを盛り合わせたボリューム満点の一品。
著名人とコラボカレーやオリジナルレトルトカレーも手掛けるなど新しいことに次々と取り組んでおり、今後も目が離せないカレー店だ。
『カリガリ』店舗詳細
厳選された素材で作られるミラノピッツァ『キオッチョラ・ピッツェリア』
JR秋葉原駅電気街口から駅前広場を隔て徒歩約4分。秋葉原を代表する建物のひとつ、秋葉原UDXビルの1Fにあるイタリアンレストラン『キオッチョラ・ピッツェリア』。一歩店内に足を踏み入れれば、まるでヨーロッパの古い教会を思わせるような厳粛な雰囲気さえ漂うきらびやかな異空間が広がる。
生地、トマトソース、チーズすべてにこだわったミラノピッツァは大人気。薄いパリパリ生地で、直径約32㎝のビッグサイズ。一瞬その大きさにたじろぐが、女性でも楽々完食するとのこと。
お店のコンセプトはフルシチュエーション・イタリアン。つまりどんな設定でも楽しむことのできるイタリアンのお店。そんな思いにこたえるように、この店を訪れるお客さんは、1人、2人、大人数、そして男女さまざまな組み合わせで来店し、それぞれが楽しみたいスタイルで料理と店の雰囲気を楽しんでいく。カジュアルな値段もうれしい、なんとも心が豊かになるイタリアンレストラン。
『キオッチョラ・ピッツェリア』店舗詳細
ハンモックで癒やされお値打ちランチに名物スフレを楽しむ『カフェアサン』
御徒町駅から秋葉原駅間の高架下にあるショッピングモール2k540 AKI-OKA ARTISAN内の『カフェアサン』。2k540 AKI-OKA ARTISAN開業とともに2010年12月10日オープン。都内でも珍しいハンモック席があるカフェで、ふわふわのスフレホットケーキがテレビや雑誌で取り上げられ話題となった。アニメーション制作会社が運営することから、アニメコラボの創作スイーツやグッズ販売などコンセプトカフェの顔も持つ。最近は、静岡のお茶屋コラボ、洋菓子店とのコラボ、酒造メーカーとのコラボなど、一般的なコラボも開催している。
フレンチにも精通した元パティシエが手掛けるランチが、500円からとリーズナブル。本格的な料理は、「ボリュームがあっておいしい」と毎日のように通うサラリーマンが増えたとか。ランチやスイーツでお腹が満たされたあとは、ハンモックに揺られてのんびりうたた寝するもよし。お1人様はもちろん、ファミリーでも、カップルでデートにもぴったりな癒やしのカフェだ。
『カフェアサン』店舗詳細
ベルギークラフトビールと一緒に楽しみたいグリルランチ『ウルビアマン』
秋葉原駅前の秋葉原UDX1階にある『ウルビアマン』は、80種類ものベルギークラフトビールが味わえるお店。店内に入ると、まずオープンカウンターにずらりと並ぶ生ビールのタップに目を奪われる。
ビールに合うフードメニューも豊富で、メインは、ビールに合わせたお肉料理。ランチタイムも、お肉中心のメニューとなっている。人気のランチは2種類のお肉が楽しめる若鶏のグリル&豚肩ロースのグリル1100円。パンorライスが選べて、日替わりスープ付き。
若鶏は皮が香ばしくパリパリに焼かれていて、中はジューシー。豚肩ロースは絶妙なやわらかさで、噛みしめると肉の旨味が口の中に広がる。
店の前にはテラス席が並び、開放的な雰囲気。屋根があるので雨の日でもOK。つい昼からビールが飲みたくなってしまいそうだが、周辺で働くビジネスマンにも人気のランチだ。
『ウルビアマン』店舗詳細
じっくりと旨味を引き出したしっとり柔らかローストビーフ丼『遊食家Boo』
2010年12月、秋葉原駅と御徒町駅を結ぶ高架下に誕生した2k540 AKI-OKA ARTISANにある『遊食家Boo』は、『STUDIO UAMOU』との兄妹コラボがきっかけでオープンしたキャラクターカフェ。UAMOUとBooがいっぱいの店内は、絵本の中に迷い込んだような夢空間になっている。
カフェメニューは本格的で、じっくりと旨味を引き出したローストビーフ丼は、しっとりとして柔らかい逸品。その原点は、東京会館のローストビーフで、和の薬味や自家製ポン酢との相性も素晴らしい。
さまざまな人とコラボしながら、お互いに新しい魅力を引き出し、ものづくりの楽しさを伝えるオーナーが手掛けるイベントにも注目したい。
『遊食家Boo』店舗詳細
ジャンルにこだわらずワインもラーメンも楽しめるおいしいもの食堂『nico』
JR秋葉原駅昭和通り口を出て約4分。『nico』昭和通りから脇道に入ったすぐ、十数メートルのところにある『nico』は、お昼時にはラーメンが人気のちょっと不思議な“noodle+ワンバル食堂”。元レストランの料理人と元ラーメン屋さんの2人でやっている店。
ランチ一番人気は塩ラーメン。スープは白湯風スープなのだが、やや洋風のクリーミーな味も感じる。「ラーメンはラーメン屋の味ではなく、あくまで洋食屋さんが出すラーメンというものにしています」とご主人。ランチでは月替わりのパスタなども食べることができる。
ワインバルを名乗ってはいるが、ワイン、ピザ、パスタだけでなく、とにかくお客さんに喜んでもらえる国籍、ジャンルを超えた料理が提供される自由度抜群の洋風食堂だ。
『nico』店舗詳細
取材・文・撮影=京澤洋子、丸山美紀(アート・サプライ)、夏井誠、大熊美智代、松本美和、パンチ広沢、コバヤシヒロミ
アットホームな町中華『生駒軒』──
らーめん、カレーライス、ニラレバイタメ…and more!! ざっと40前後あるメニュー群に、もし迷ってしまったなら「五目チャーハン」を!
クラシカルな店内で、お店のおばさまの接客にほっこりしつつ、がっつりエナジー補給できるかと思います。
秋葉原 炉ばた 石くら。
秋葉原電気街の一角にある、お店。たくさんあるメニューに悩みつつも、「天ぷら定食」をいただいた。
たくさん食べたい人には嬉しい「ご飯大盛り無料」の文字。もちろん「ご飯大盛り」で(笑)
昼食に天ぷらなんて、豪華だなぁ…と思いつつ…
ピーマン、ナス、かき揚げ、エビ、白身魚の天ぷらと、切り干し大根、漬物、お味噌汁。栄養満点な定食。
サクっとする天ぷら。大きなナス、白身魚、エビ。どれもみんな美味しかった。