【散歩コース】
スタート:浅草駅は地下鉄銀座線で上野駅から6分・180円。地下鉄浅草線で新橋駅から13分・220円。つくばエクスプレス、東武スカイツリーラインの利用もできる。
地下鉄銀座線・浅草線浅草駅→(1分/0.1㎞)→雷門→(すぐ)→仲見世→(6分/0.4㎞)→浅草寺→(2分/0.1㎞)→浅草神社 →(6分/0.4㎞)→隅田公園→(8分/0.5㎞)→待乳山聖天→(4分/0.3㎞)→今戸神社→(19分/1.3㎞)→江戸たいとう伝統工芸館→(2分/0.2㎞)→浅草花やしき→(すぐ)→ホッピー通り→(11分/0.7㎞)→地下鉄銀座線・浅草線浅草駅
ゴール:浅草駅からの交通は、スタート参照。
今回のコース◆約4.0㎞/約1時間/約5400歩
みやげやグルメなどの店舗が並ぶ「仲見世」
雷門から宝蔵門まで、約250mの浅草寺参道にある商店街。創立は元禄から享保年間(1688~1735)頃で、日本で最も古い商店街ともいわれている。石畳と統一された電飾看板など、日本的な情景は外国人にも喜ばれている。古くから続くみやげ店やテイクアウトグルメなど、約90店舗が並んでいる。
「仲見世」詳細
毎日がにぎわう都内最古の寺院「浅草寺」
推古天皇36年(628)開創という都内最古の寺院。檜前浜成(ひのくまのはまなり)・武成兄弟が、隅田川で観音様の尊像を発見し、持ち帰って祀ったのが始まりという。「浅草観音」とも呼ばれ、年間3000万人が訪れる。
「浅草寺」詳細
三社祭は江戸三大祭の一つ「浅草神社」
浅草寺の本尊を発見した檜前浜成・武成兄弟と、その像を安置した土師真中知(はじのまなかち)が祭神。三社様とも呼ばれ5月中旬には三社祭が行われる。3代将軍徳川家光が寄進した社殿は国の重要文化財。
「浅草神社」詳細
水戸藩下屋敷跡に広がる桜名所「隅田公園」
徳川8代将軍吉宗のはからいにより植えられた隅田川沿いの桜並木は約700本あり、シーズンには見事な花風景を見せてくれる。夏には隅田川花見大会で多くの見物客が訪れる。
「隅田公園」詳細
何やら色っぽい大根と巾着のお供え「待乳山聖天」
正式名称は本龍院というが、歓喜天(聖天)を本尊とすることからこの名で呼ばれる。境内には、健康と良縁、夫婦和合の意味がある大根、商売繁盛を表す巾着の彫刻などが見られる。寺の西側に池波正太郎生誕の地碑が立つ。
「待乳山聖天」詳細
お参りをして縁結びの御利益を「今戸神社」
康平6年(1063)に京都の石清水八幡を勧進したのが始まり。招き猫発祥の地といわれ、多くの招き猫が祀られる。縁結びの御利益で知られ、縁結びのイベントも開催している。
「今戸神社」詳細
職人の技術を伝える工芸品を展示『江戸たいとう伝統工芸館』
下町の歴史と風土の中で育まれた伝統工芸品を紹介。江戸すだれや東京桐タンス、江戸指物など、約50業種・250点を展示。手軽な価格で購入できる工芸品も販売している。
『江戸たいとう伝統工芸館』詳細
2023年、開園170周年を迎えた『浅草花やしき』
嘉永6年(1853)に開園した日本最古の遊園地。日本現存最古のローラーコースターは、「最高時速たったの42km/h!落としたボルトは数知れず(←ウソ)」がキャッチフレーズ。
『浅草花やしき』詳細
昼からホッピーをちょっと一杯「ホッピー通り」
浅草寺の西側、大衆酒場が軒を連ねる一角は「ホッピー通り」や「煮込み通り」と呼ばれ、昼から酒が飲めるスポットとしてにぎわっている。軒先まではみ出したテーブルでホッピーを楽しもう。大きな豆腐がのった牛煮込みが名物の『正ちゃん』、モツ煮が旨い『赤とんぼ』などで、はしご酒を楽しむのもいい。
「ホッピー通り」詳細
【浅草グルメを堪能!】
浅草芸人たちから愛されている洋食店『ヨシカミ』
1951年創業。看板の「うますぎて申し訳ないス!」のとおり、自慢の洋食がメニューに並ぶ。濃厚なデミグラスソースが味の決め手のハヤシライス1600円は限定40食。
『ヨシカミ』店舗詳細
店頭では、香ばしい焼きたても『浅草満願堂 オレンジ通り本店』
厳選された上質なサツマイモを使った芋のきんつば、芋きん1個152円が看板商品。焼いたサツマイモを裏漉しした芋餡はほっくりとした食感で、やさしい甘さだ。
『浅草満願堂 オレンジ通り本店』店舗詳細
取材・⽂・撮影=アド・グリーン
『散歩の達人 歩きたい人のための 東京散歩地図』より






