旅行の記事一覧

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岡田美術館・特別展『The SAMURAI ―サムライと美の世界―』を開催中
岡田美術館(神奈川県箱根町 館長・小林忠)では、特別展『The SAMURAI ―サムライと美の世界―』を、2022年2月27 日(日)まで開催中だ。同展では頼朝・義経など源氏のヒーローたちや、勇壮な馬追の祭礼、凄惨な合戦の様子など「武士を描いた絵」を中心に、渡辺崋山や歌川(安藤)広重など「武士階級の画家が描いた絵」、武家・武芸に関わる屏風など、武士をテーマとする絵画と工芸品を合わせて約 30 件展示する。
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山梨県大月市 ~行く先々で富士を愛で、桃太郎伝説に興味津々~
鉄道でも車でも、都心から1時間半ほどの距離にある山梨県大月市。江戸時代の五街道の一つ・甲州街道が現在の市域を東西に貫き、12もの宿場が置かれたという。JR中央本線の駅がある鳥沢、猿橋、大月、初狩、笹子はいずれも宿場として栄えた地で、現在は富士山の眺望を誇る山々への起点として親しまれている。加えて、気になるのが桃太郎伝説だ。戦前発行の絵本や童話でも取り上げられた伝説は、今では地元女子大生を中心としたグループ「モモハナ」がプロデュースする愛らしい桃太郎一行のキャラクターに受け継がれ、地域おこしに一役買っている。
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クリーニング店は80年代風キャラクターの宝庫である
商店街を歩くと、実にさまざまなキャラクターに出会うことができる。それは既存のアニメのキャラだったりすることもあるし、もちろんそのお店独自のキャラもいる。こうしたキャラを見ていく中で、ある傾向に気づいた。それは「特にクリーニング店に、魅力的なキャラが多い」ということだ。どのような点において魅力的なのかと言えば、クリーニング店のキャラはなぜか、どれも80年代風の懐かしい感じがするのである。80年代の小学生であった自分にとっては、愛用していたファンシーな絵柄の付いた文具や雑貨を思い起こさせ、感慨深いものがある。なぜクリーニング店で80年代風の傾向が見られるのか、その原因を探ってみたい。
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朝ドラ『おかえりモネ』ロス、菅波ロスのあなたに捧ぐ。清原果耶が演じたモネと歩く東京都中央区と気仙沼【朝ドラ妄想散歩】
NHKの朝ドラ第104作『おかえりモネ』は、震災という重たい問題をテーマにしながらも、実に爽やかで心地のよいドラマだった。久々にヒロインのモデルがいない完全オリジナル作品だけあって、モネの妹の未知、父の耕治、母の亜哉子らモネの家族はもちろん登場人物のキャラクターたちもしっかりしており、モネの目線を通し視聴者はいろんなキャラに自分を投影したはずだ。今回はその『おかえりモネ』の舞台となった東京都中央区と気仙沼を妄想散歩。モネと一緒に歩いてみると、ときめきと切なさ、さまざまな想いで胸がいっぱいになるはず。
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話の枕を生み、故郷の味を呼び起こす……スナックの夜を彩る「突き出し」のはなし
酔うと歌いたがる人、いますね。でも泣いたり怒ったりするよりよほどマシですよね? 日頃カラオケボックスで気心知れた仲間と歌うのを好みながら、他方、見も知らぬおじさんたちに緊張混じりに交じって「ワインレッドの心」を眉間にシワ寄せて歌ったり、ママさんと「銀座の恋の物語」をうっとりデュエットするのもまた好むワガママ中年男もいるようですが。知らない人たちと歌で心が繋がり、突如結成される赤の他人カラオケユニット。永久に再結成叶わぬ偶然の歌謡団がもたらす奇妙に調和した一夜が忘れられず、博打打ちが放られたサイコロの転ぶ先から目線を切れないように、中年男も夜のとばりに我が身を投げることをやめられない。夜な夜なギャンブルのごとき気持ちで身を投じる先こそが、「スナック」です。このとき、予想不能の夜を盛り上げる重要な演出装置が、「突き出し」なのです。ポンと出された瞬間おおっ、となるスナックはもう、間違いない。一見のお店でも一瞬で身体のこわばりが解かれ、必ずいい歌が歌えます。
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富士山や都心部を望む絶景尾根歩き、景信山から陣馬山【東京発日帰り山さんぽ】
『散歩の達人 日帰り山さんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。高尾山から続く奥高尾ともいわれる尾根は、三頭山から続く笹尾根の一部。景信も陣馬も展望が素晴らしく、登るのも比較的楽なのでいつもハイカーで賑わっている。<東京 八王子市・神奈川県 相模原市>
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日本いかにも土産物考~よくわからない置物編~
もらっても困る土産物を、かつてみうらじゅんは「いやげ物」と呼んだ。そのもらって困る土産物の最たるものが、「よくわからない置物」ではないだろうか。日本各地で生産される置物は、時に民芸として評価され、最近では郷土玩具愛好家も多い。しかし一方で、そういった評価もできないような置物が土産物店に鎮座していることも、また事実なのである。
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茨城県結城市 ~悠久の時が刻む伝統と次世代の感性が交錯~
茨城県西端に位置し、栃木県小山市に接する結城市。その小山の豪族で、源頼朝に仕えた朝光(ともみつ)はこの地を与えられ、結城家家祖として町の基盤を築いた。鬼怒川の流れが育んだ肥沃な結城の地は桑の生育に恵まれ、かねてより養蚕が盛んであったという。産業として保護された「結城紬」は江戸期に花開き、今なお地域の代名詞的存在として君臨中だ。今回の立ち寄りスポットがJR水戸線北側に多いのは、城下町として栄えた面影が色濃く残る点が大きい。界隈では傷んだ蔵や空き店舗を再生し、新たな活動拠点とする若い世代も増えつつあり、興味は尽きない。
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富士山を眺めながら尾根歩き、富士見の山、石割山【東京発日帰り山さんぽ】
『散歩の達人 日帰り山さんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。富士山周辺の山はほとんどが富士山展望の山。この石割山もそうだが、縦走もちょっと楽しめ、稜線からはいつでも富士山、という特徴がある。<山梨県 山中湖村・忍野村>
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東京湾を望む低山の名峰、千葉県・鋸山へ。【東京発日帰り山さんぽ】
『散歩の達人 日帰り山さんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。正式名称は乾坤山。それがいつしか鋸山となった。1980年代まで山で石を切り出していたので、岩が露出して形が鋸の歯のようになったのだ。そのギザギザ頭の上に立ってみた。<千葉県 冨津市・鋸南町>
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歩きがいのあるロングコース、御岳山から大岳山、御前山【東京発日帰り山さんぽ】
『散歩の達人 日帰り山さんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。秋川流域にある奥多摩主脈には日本二百名山の大岳山や御前山、御岳山などのピークがある。日本山岳耐久レースのコースでもあるその一部を走らずに歩いてみる。<東京都 奥多摩町・青梅市・檜原村>
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【後編】空撮で見る、横浜の臨港線廃線跡と海上築堤。
前回は横浜港の臨港線を紹介しました。今回は桜木町駅と横浜駅までの廃線跡を上空から紹介します。空撮日は2021年7月12日と9月7日です。
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日本いかにも土産物考~湯呑み編~
各地の観光地に見られる土産物のうち、前回このコラムで取り上げたスノードームと並ぶ「重くて割れる土産物」、それが湯呑みではないだろうか。古くからの土産物店には、必ずといっていいほど土産湯呑みが陳列されている。しかし旅の途中で立ち寄った場合、なかなか購入しづらい。理由はただ一つ、重いからだ。
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上野駅が終着駅だった頃~『あゝ上野駅』『津軽海峡・冬景色』『暦の上ではディセンバー』の舞台を歩く【街の歌が聴こえる】
上野駅が始発・終着駅だった頃、東北地方から上京してきた若者たちは、このホームに到着した夜行列車を降りると、コンコースから真っ直ぐに歩いて改札を出て、東京の第一歩を踏みだした。そんな彼らの心情を唄った『あゝ上野駅』が発売されたのは、昭和39年(1964)5月のことだった。
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【前編】空撮で見る、横浜博覧会後の臨港線廃線跡
遠い記憶の彼方の話になります。横浜港で開催された「YES’89・横浜博覧会」に、家族で訪れたことがあります。おぼろげなのですが、仮設の駅からディーゼルのレトロ車両に乗って、鉄橋や高架橋を走っていきました。その鉄道は横浜博覧会用の輸送列車で、1986年に廃止となって間もない横浜港の臨港線を使用したものでした。走っていた車両は三陸鉄道へ譲渡され、ミャンマーへ渡ったのち、いまはどうなっているか存じません。横浜博覧会後の臨港線廃線跡は1997年に「汽車道」として整備され、現在は手軽に散策できます。今年4月にはヨコハマエアキャビンというロープウェイも開業し、ゴンドラからドローンと同じような高さで汽車道を観察することができます。
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ほっこり温泉山、三頭山から槇寄山へ。【東京発日帰り山さんぽ】
『散歩の達人 日帰り山さんぽ』より、旅先で気軽に楽しめる散歩コースを紹介。歩行時間や歩行距離も明記しておりますので、週末のお出かけにご活用ください。東京の西奥に檜原村があるが、その奥に都民の森がある。森は200haもの広さで、そこにはブナの原生林もある。東京都と山梨県の境界を歩き、温泉へと下りるコースを。<東京都 檜原村>
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栃木県栃木市 ~栄華の名残り色濃い北関東の商都~
京から日光東照宮へ参向する勅使(例幣使=れいへいし)の宿場町として開かれ、巴波(うずま)川の舟運による江戸との交易で栄えた商都・栃木。戦禍を免れたことから、往時の栄華を偲(しの)ぶ蔵や街並みが今も残り、北関東随一の「蔵の街」として人気を集めている。代々家業を継いできた旧家だけでなく、新たな担い手たちが食や風土などを通じ、この地の魅力を積極的に発信する様子も頼もしい限りだ。近隣町村との編入合併を繰り返し、面積が広がった現栃木市だけに、地域ごとの魅力も多彩だが、今回は市街中心部プラスαに的を絞り、気になる地や人を訪ねてみるとしよう。
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桜田門外への道程と水戸藩士たち ~渋沢栄一と仲間たちの足跡をたどる③
「これで打合せはすべて終った。明朝、六ツ半までに愛宕山上に勢揃いする」<吉村昭『桜田門外ノ変 下』(新潮文庫)より>「桜田十八士」のリーダー、関鉄之介のこの言葉を合図に、作戦会議は終わり、酒が運び込まれた。成功しても失敗しても死は免れない今生との別れの宴だ。決行前夜、やがて夜半には雪がちらつきはじめる──。日本史上、最も著名な暗殺事件といっていい、桜田門外の変。実行犯は水戸藩を脱藩した浪士17名と、薩摩藩を脱藩した浪士1名。彼らの大半は東海道の一つ目の宿場町、品川宿で前夜を過ごしている。その品川宿を起点に、彼らが実際に歩いたルートをたどってみたい。『青天を衝け』では第9回で桜田門外の変が描かれている。暗殺された井伊直弼のライバルが水戸藩主・徳川斉昭。栄一の飛躍のきっかけを作った慶喜や昭武の父だ。直弼との政争に敗れ、蟄居を命じられた斉昭の無念を晴らすべく、水戸藩士達が立ち上がったのが桜田門外の変だ。20代前半だった栄一は、地元・血洗島で江戸への思いを募らせていた頃だ。
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伊豆への観光特急列車・サフィール踊り子に乗りたい! 心が海に溶ける、極上の3時間
2020年3月14日、伊豆への観光特急列車として颯爽(さっそう)とデビューしたサフィール踊り子。全車両グリーン席という列車に乗り込むと、頬緩みっぱなしの優雅な旅が待っていた。
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東京・台北フンイキ比較〈増量版〉~現地に行けないなら台北を東京に引き寄せる~
台湾を代表する大都市・台北と東京の中心部を地図で見比べてみると、ほぼ同サイズであることに気がつく。さらに高密度な街で、多様な種類性格の場所が組み合わさっている点も、東京と台北は似ている。ならば……と似ている場所をざっくり比較して、『散歩の達人』2021年7月号の「東京台湾散歩」特集で比較マップを掲載した。思いのほか好評で、台湾人の皆さまからも些少ながら反響を得たので気をよくし、ムダに増量してみたのが今回の記事である。相応するGoogleマップの場所を貼り付けておくので、ぐりぐり動かして仮想散歩で確かめて頂きたい。制作に関しては東京留学経験のある台北の若きバッグデザイナーS氏、台湾にホレこんだ末、三軒茶屋に滷肉飯の名店を開くに至った日本人店主Kさん、華語(台湾中国語)を教えるかたわら不動産業に携わり、東京台湾双方の土地と美味に精通しているW老師といった、事情通な方々の協力も仰いだ。もちろんといいましょうか、異論はおおいに認める。東京と同じ目線で散歩できる台北⇔台湾に興味を持つきっかけになったり、台湾ロスの同朋にツッコミ・ネタを提供できたりすれば、あたしゃ幸せである。※站=中国語で駅の意
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