その他の記事一覧

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「労働者諸君!」という寅さんのセリフ全シーンとその時代についての考察
全国の「労働者諸君!」ファンの皆様、お待たせしました!『男はつらいよ』が封切られて50余年、ついについにあのシーンだけに焦点を当てた記事が発信される時がやって参りました!そう、帰宅した寅さんが裏の工場の従業員に向かって、「労働者諸君ー!」と、からかう定番シーンです。労働者こそ『男はつらいよ』シリーズの名脇役、労働者こそ社会の主役! 資本家、経営者、けっこう毛だらけときたもんだ! 読め万国の労働者~!イラスト=オギリマサホ(第5作の「労働!」ポーズ)
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【田舎者の上京ブルース2021】東京に暮らす地方出身者たちよ、ここに集え!
地方出身のみなさん、このお正月は帰省できそうですか? こんな状況だから我慢する……という方、かなり多いんじゃないでしょうか。家族や親戚で集うことも、幼馴染や旧友たちと飲み明かすことも、愛しのローカルグルメにありつくこともできない年末年始。郷愁の思いは尽きませんが、ここはひとつ、上京した頃のことを思い出してみましょう。というわけで、「田舎者の上京ブルース」第2弾! 今回も、田舎者たちの滑稽で哀しいエピソードの数々をご紹介します!
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【劇団ハイバイ主宰・岩井秀人インタビュー】流行を憧れつつも引いて眺める“小金井目線”とは?
傑作『て』などで知られるハイバイの主宰・岩井秀人さんは生まれも育ちも小金井。引きこもり時代、格闘家を目指してサンドバッグを蹴りに来た小金井公園の話など、小金井の街との関わりや思い出も伺いながら、その劇作について話を聞いた。
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2020年の「サンポマスター本」まとめ! 散歩好きにぴったりのおすすめ本12冊【読書は冒険だ】
『散歩の達人』本誌では毎月、「今月のサンポマスター本」と称して編集部おすすめの本を紹介している。2020年も年の瀬にさしかかり、いよいよそれを一斉公開する時が来たと言えよう。ひと月1冊、選りすぐりの12冊を年末年始のお供に加えていただければ幸いである。
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一度食べたら忘れられない、渋谷『元祖 うな鐡』のうなぎ串焼
渋谷で仕事や遊びの帰りにちょっと時間が空いたなら、うなぎで一杯飲むのはいかが? 1957年創業の『元祖 うな鐡』は、普通のうなぎ屋とは一味違う。定番の蒲焼やうな重ももちろん旨いが、イチオシはおつまみにぴったりなうなぎ串焼だ。ひれ、くりから、かしらなど、耳慣れない串焼きの数々は、一度食べたらやみつき間違いなし。
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廃線跡の聖地を巡礼する・安比奈線その①~廃なるものを求めて 第6回~
全国津々、廃線跡はたくさんあります。道路になった場所もあれば、人を寄せ付けない山中にひっそりと存在する場所もあって、廃線跡と言ってもその形態は千差万別です。私はまだ訪れていない廃線跡も多々ありますが、いままで出会ってきたなかで、これは聖地に値するなというところがあります。川越市にある、西武安比奈線です。今回はボリュームも多めに、二回に分けて紹介します。
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きっとあなたも本染めの「さんたつ手ぬぐい」が欲しくなる。伝統の注染で染め上げる「旭染工」の技術
手ぬぐいと聞いて「お百姓のおばあちゃんが頭にかぶってるやつね」と思ったあなたは古い。いや、そんな方はさすがにいないのだろうか。タオルやハンカチに比べて乾きやすく、かさ張らず、工夫次第で用途もさまざまとあって、近年にわかに人気が高まっている手ぬぐい。雑貨屋やみやげ屋でもよく見かけるようになり、筆者も愛用しているが、“染め”にこだわって選んでいる方はどれほどいるだろう。小粋なオリジナルグッズを用意することと相成ったこの秋、「さんたつ」編集部は、人形町『戸田屋商店』の協力のもと本染めの手ぬぐいを制作。染めの工程は足立区花畑にある「旭染工」で行われると聞き、その技術を見せていただくべくお邪魔した。
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検証! 寅タコ闘争29番勝負~その原因と結果、必殺技、凶器。されど武者小路実篤について
武蔵と小次郎、信玄と謙信、項羽と劉邦、ピーターパンとフック船長、山口組に一和会、野村沙知代と浅香光代……。古今東西、名勝負に好敵手あり。「男はつらいよ」シリーズで繰り広げられる寅さんとタコ社長のケンカもまた映画史に名を残す名勝負。原因は? 勝敗は? 必殺技は? 今回は全29回におよぶ“寅タコ闘争”を検証してみた。イラスト=オギリマサホ
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【看板猫がいるお店】城ヶ島『かねあ』のミーコちゃんとハナコさん
今回の舞台は三浦半島最南端の城ヶ島。猫が多い事でも有名な城ケ島ですが、私がここに来たのはおよそ二年ぶり。二年の間にコロナ騒動もあり猫たちはどんな暮らしをしているのか。そんな事を思いながら車を停め周りを見渡すと、以前来た時よりもどことなく静かに感じます。港がある城ヶ島は猫にとっても住みやすい環境のようで、釣り客のおこぼれをもらうためなのか、以前は猫の姿を港でよく見かけました。
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知っていますか? 日本橋三越本店本館のホールにある「天女像」と、彫刻家・佐藤玄々のこと。
東京・日本橋のすぐそばにある日本橋三越本店本館。その中央ホール吹き抜け部分に何が置かれているか、パッと答えられる人はどれだけいるだろうか。正解は、全長10.91メートル、重さ6750キロの巨大な木造彫刻「天女(まごころ)像」だ。いつでも建物の中心に極彩色の巨大な像がそびえたっているのだ。
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新宿ピカデリー、交通博物館、キャピトル東急ホテル……2006~2009年に姿を消した施設たち【東京さよならアルバム】
日々、街の表情が大きく変化する東京。2006年、私はふと思い立って、消えていく風景を写真に納めることにしました。「消えたものはもう戻らない。みんながこれを見て懐かしく感じてくれたらうれしいな」とそれぐらいの気持ちで始めた趣味でした。そんな、東京から消えていった風景を集めた短期連載「東京さよならアルバム」。今回は第5弾として、時代をさかのぼり2006年から2009年に消えていった風景を紹介します。写真・文=齋藤 薫
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町田に根付いて75年! 街の本屋さん『久美堂』の地元愛がすごい
生まれ育った街にある本屋さんは、長く記憶に残る。毎週買った漫画雑誌、受験のときの赤本、発売日が待ち遠しかった漫画の新刊。たとえ街を離れても、帰ってきたときにあると安心する店。町田『久美堂(ひさみどう)』はそんな場所だ。
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【水島新司引退に寄せて】野球の素晴らしさを教えてくれた最大の恩人は水島新司先生です
あれは僕が中学生の頃。TBSの朝の帯番組はNHKから独立したばかりの草野仁さんが司会をしていた。その番組では毎朝8時過ぎ、月から金まで同じゲストに来てもらい、生放送で10分ほど喋ってもらうコーナーがあった。いま考えると、いや当時から無茶な企画だった。そのコーナーに手塚治虫が出演したことがあった。おなじみのベレー帽。はみ出た後れ毛。メガネの奥の充血した目。アホで観察眼のまるきりない僕から見ても、手塚が毎朝完徹でスタジオ入りしているのはわかった。その中でこんなやり取りがあった。草野さんが質問をした。「手塚先生は描いてないマンガのジャンルはあるのですか?」手塚は一瞬言い澱んでからこう答えた。「まあ……野球ぐらいですかねえ」手塚はこの数年後に亡くなる。
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再開発によって激変した晴海と豊洲に埋もれる貨物線の跡 ~廃なるものを求めて 第4回~
今から30数年前の東京臨海部。倉庫群の脇に線路があるのを見たことがあります。何の線路か分からなかったのですが、後に東京湾の埋立地を結ぶ貨物線だと知りました。戦後の高度成長期、東京湾の臨海部には貨物線が張り巡らされていました。この貨物線は「東京都港湾局専用線」。最盛期の1960年代には、汐留〜芝浦埠頭・日の出埠頭(芝浦線、日の出線)、汐留〜築地市場、越中島〜豊洲埠頭・晴海埠頭(深川線、晴海線)を結び、臨海部の貨物線網が形成されていました。その路線群はトラック輸送にバトンタッチして昭和末期に使命を終え、1989年には全面廃止。1990年代に入ると線路のほとんどが剥がされていきました。
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町田市が「神奈川県町田市」と間違われてしまう25の理由。もはや「神奈川県」と思わないほうが不自然?
地理的にも商圏的にも、東京の都心部より神奈川県の相模原市や川崎市、横浜市などと近い関係の町田市。今や「町田は神奈川県」という勘違いはネタ化されているが、そう勘違いされる理由を街も眺めて探してみた。
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新習志野駅からはじめる谷津・船橋散歩~干潟・バラ園・港町・寺町と見どころ満載さんぽコース
ラムサール条約登録湿地である谷津干潟で自然観察を楽しんだあとは、世界のバラが咲き誇るバラの名園へ。船橋競馬場を横に見て、住宅街の坂道を行けば、古社寺や史跡が点在する成田街道沿いのエリア。港町情緒が漂う海老川水門あたりの風景も心に残る。
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野良猫さんぽ・どう撮るか? ~エキスパート直伝! 撮影のコツ 夜の野良猫編~
野良猫撮影は忍耐が必要です。私の場合、過去に野良猫を見つけた場所や、野良猫がいそうなエリアをひたすら歩き回ります。その日一度探して、猫がいなかった場所も、時間を変えて再び訪れると猫がいる事も多々あります。なので同じ場所を何度もぐるぐると歩き回るのです。猫を見つけるとじっくり観察し「なんかいい写真が撮れそうだな」という勘が働くと、より良い瞬間を狙ってじっと待つ事もあるので撮影には時間がかかります。夕方前から撮影を始めて、気付けば日が暮れている事もしばしば。そんな時はついでに夜の野良猫も撮ってみましょう。
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サンキュータツオ・牟田都子・小国貴司が選ぶ、40代のための30冊【読書をめぐる同世代座談会】
40代が集まって本のことを語り合った「読書をめぐる同世代座談会」。サンキュータツオさん、牟田都子さん、小国貴司さんの3人がそれぞれ持ち寄った本を、コメントとともにご紹介します。
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【座談会/サンキュータツオ、牟田都子、小国貴司】40代による40代のための読書案内~格差や世界を知り、自分の視野を広げる~
中国の『論語』には、「四十にして惑わず」とある。不惑の40代。だが実際の40代は、迷いと焦燥の連続だ。日々の生活、人間関係、仕事の進め方、世界との関わり方——自分の進む道はどこなのか。暗中模索のなかで、本はどんな存在なのか、どんな支えになっているのか、3人の読書家と話した。
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朝ドラ『エール』ロスのあなたへ。窪田正孝が演じた裕一と大正の福島、昭和の国立競技場を歩く【朝ドラ妄想散歩】
朝ドラ102作目、『エール』は新型コロナウイルスに敢然と立ち向かった素晴らしい作品だった。放送開始直後の4月には緊急事態宣言が出され撮影がままならず、6月の終わりには放送休止、さらには10話ほど放送内容を縮小……と異例づくしであったが、昭和の名作曲家・古関裕而(こせき ゆうじ)をモデルとした作品はコロナ時代を生きる我々へのエールとなり、窪田正孝、二階堂ふみらの演技が多くの人の心を掴んだ。今回は『エール』の舞台となった大正時代の福島と、昭和の国立競技場を妄想散歩。今現在の街の景色と合わせ紹介する。
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