施設の記事一覧

61〜80件(全1543件)
noimage
【JR東日本×散歩の達人 駅からハイキング】山手線環状運転100周年記念。渋谷駅から池袋駅にある異文化の路地を歩く、世界を感じる散歩道
2025年10月4日(土)から11月3日(月・祝)まで、山手線環状運転100周年を記念した「つながる山手線フェス」が開催される。さまざまなイベントが行われるがその中で、JR社員と『散歩の達人』編集部が考えた「駅からハイキング」スペシャルコースをご紹介。今回は渋谷駅から池袋駅にかけて、世界各国の異文化を楽しめる散歩道を歩く。「駅からハイキング」コーススポットに加え、コース付近の『散歩の達人』編集部おすすめスポットも紹介する。
noimage
【東京散歩コース】石神井公園・大泉学園~石神井公園から牧野記念庭園に続く緑の散歩道~
石神井は、文字どおり石神井公園を中心に開けた街。武蔵野の自然の中に三宝寺池と石神井池が広がり、周辺には文化施設や寺社が多い緑豊かな地だ。大正4年(1915)、武蔵野鉄道(現・西武池袋線)の開通後は、日帰り行楽地として観光開発が進み、旅館が開業し、三宝寺池に隣接して100mプールもできた。1955年にプールは閉鎖し、後に水辺観察園として整備されたが、もし、プールが残っていたら現在のような豊かな自然は得られなかっただろう。大泉学園は、朝ドラ『らんまん』のモデルとなった牧野富太郎博士の終の棲家があった地で、旧宅跡は記念庭園として公開されている。
noimage
【東京散歩コース】中野・新井薬師〜カオスでオタクな中野から新井薬師の門前町へ〜
中野駅前から続く中野サンモール商店街を歩いていくと、「中野ブロードウェイ」が大きな口を開けて立ち、歩行者をのみ込んでいく。1階通路がまるで街路のようになっているのだ。これほど街と一体感があるビルは珍しい。中野ブロードウェイといえばサブカルの聖地。リーダー格の『まんだらけ』だけでも30店舗を超し、全体では100店舗以上の不思議な店が集まっている。この魅力にはまったら抜け出すのが大変だ。中野の魅力は、この混沌としたところにある。中野の喧騒を離れ、「新井薬師」に参拝すると、静かな境内に身が引き締まる。毎月第1日曜は歴史ある骨董市、8の付く日の縁日も楽しみだ。
noimage
【東京散歩コース】目黒・白金〜個性的な寺を巡る目黒、名建築と自然に触れる白金〜
目黒という地名の由来には諸説あるが、江戸の町にあった目黒、目白、目赤、目黄、目青の五色不動のうち、この地に「目黒不動尊」があったことに由来するというのが一般的。この「目黒不動尊」周辺は寺町となっており、たこ薬師に多幸を祈る「成就院」、禅僧が十数年の歳月をかけて彫りあげた羅漢像を安置する「五百羅漢寺」、おしろい地蔵の「蟠龍寺」、目黒駅近くには石仏群が圧巻の「大円寺」がある。白金まで足を延ばせば、アール・デコ様式の建物そのものが芸術品といえる『東京都庭園美術館』があり、都内とは思えないほど豊かな自然が残る『国立科学博物館附属自然教育園』が隣接する。白金の二大スポットは、美と自然に癒やされる。
noimage
【東京散歩コース】武蔵小山・戸越銀座~2つ合わせて総延長2㎞超えのロング商店街~
武蔵小山という地名はない。品川区と目黒区にまたがり、下町と高級住宅地が合わさった不思議なエリア。武蔵小山駅周辺は再開発され、近年はタワーマンションも多く立っている。駅前から中原街道まで続く「武蔵小山商店街パルム」は、都内最長の800mのアーケード商店街に約250店舗が軒を連ねる大ショッピングゾーン。中原街道を渡るとすぐに「戸越銀座」の商店街が始まる。戸越銀座商店街商栄会、戸越銀座商店街、戸越銀座商店街銀六会の3つからなり、全長約1.3㎞にも及ぶ。武蔵小山商店街パルムや戸越銀座の商店街には、庶民的で親しみやすい個人商店が多い。一度住んだら引っ越せないという人が多いのも納得!
noimage
西国分寺にある日本最大級の雑誌アーカイブ「東京マガジンバンク」へ! 約1万9000タイトルの雑誌がここに
『東京都立多摩図書館』では、雑誌の特性を生かした「東京マガジンバンク」というサービスを行っている。デジタル全盛の時代、紙の雑誌だからこそ伝わってくる魅力と、その活用法を紹介しよう。
noimage
多彩な魅力にふれられる北斎専門の美術館。特別展で北斎の美人画にうっとり【江戸時代に隆盛した文芸・美術『すみだ北斎美術館』編vol.1】
江戸時代中期になると、江戸の町は人口100万人を超える世界有数の大都市になった。その頃の江戸の町を舞台にした2025年の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は、主人公・蔦屋重三郎(蔦重)が、浮世絵の版元として成功するまでの物語だ。主に当時の浮世絵師を代表する葛飾北斎と弟子たちの作品を収蔵・展示する『すみだ北斎美術館』。今回は学芸員の山際真穂さんに『すみだ北斎美術館』の概要と、2025年9月16日(火)から11月24日(月・休)まで開催されている特別展『北斎をめぐる美人画の系譜~名手たちとの競演~』の見どころについてお話を伺った。TOP画像=『すみだ北斎美術館』提供、撮影:尾鷲陽介。
noimage
生粋の京都人写真家が教えてくれた、京都でゆっくり紅葉を見るなら4選
インバウンドで活況の京都。人気スポットには観光客が集中し“わびさび”を求めて訪れた人には、期待どおりとならないことも。特に秋の京都、紅葉を見たいという憧れはありつつも、あまりの混雑ぶりに躊躇している人も多いのでは。ゆっくり紅葉を楽しむには、京都市街地から少し離れた場所や、あまり知られていないスポットへ。早朝や夜間の拝観を狙うのもいい方法だ。生粋の京都人写真家が、魅力的な隠れた紅葉スポットに案内します。
noimage
【東京散歩コース】池上・蒲田~池上は日蓮聖人ゆかりの地、蒲田は黒湯と羽根付き餃子の街~
池上は池上本門寺の門前町。そもそも東急池上線は、「池上本門寺」の参詣客を輸送するために大正11年(1922)に開業した池上電気鉄道が前身だ。参道には名物のくず餅を扱う店が数店あり、池上本門寺の周辺には日蓮聖人ゆかりの寺が軒を連ねて寺町を形成する。蒲田はJR京浜東北線、東急池上線・東急多摩川線、少し離れて京急本線・京急空港線が乗り入れするビッグタウン。駅周辺には大型店が立ち並び、駅前からアーケード商店街が延びる一大繁華街だ。蒲田の代名詞になっているのが黒湯と呼ばれる温泉。周辺には黒湯銭湯も多い。食では『你好(ニーハオ)本店』が発祥といわれる羽根付き餃子が有名だ。
noimage
『旅の手帖』11月号、特集「美味しいニッポン旅」は10月10日発売!
いまや都市部では世界中のものが食べられて、ネットではお取り寄せができる。でもだからこそ、旅に出て、土壌や人や空気を感じながら、その土地の料理を食べることがいかに貴重なことか。各地では地域の力が見直され、その場所でしかできない食体験が生まれている。旅だからこその食体験へ。特集2はご当地牛乳。その土地ならではの個性が光る、さまざまな牛乳を案内。
noimage
【東京散歩コース】代官山・中目黒・恵比寿〜大人に人気の洒落た街〜
代官山は、昭和初期に同潤会の代官山アパートメントが建てられた頃は雑木林に囲まれていた。1980年代後半のバブル期以後は、新ブランドを発信するファンションタウンへと変貌していった。「なかめ」とも呼ばれる中目黒。桜の名所としても知られる目黒川が流れ、川沿いにはファッションや雑貨、飲食店など、個性的な店舗が点在。恵比寿は、行きたい街や住みたい街の上位に登場する人気のエリア。大人に愛されるショップやレストランなどが立ち並ぶ。街のシンボルでもあったヱビスビール記念館は、2023年末に「YEBISU BREWERY TOKYO」に生まれ変わり、この街に新たな魅力が加わった。
noimage
浅草『曙(あけぼの)湯』がリニューアルオープン! 新たな風が吹き込む老舗銭湯から、日本の文化を沸かす起点へ
のれんをくぐろうとすると、湯上がりの女性がすれ違いざま「いい湯だったよ」とうれしそうに教えてくれた。この『曙湯』は、唐破風(からはふ)屋根を覆う藤棚で知られる1949年創業の老舗銭湯。後継者不足から廃業の危機に瀕していたが、銭湯の企画・開発を手掛けるスタートアップ企業・株式会社yueと縁がつながりリニューアルプロジェクトが始動。2025年6月末に一時閉店し、8月9日からのプレオープンを経て23日にグランドオープンを迎えた。
noimage
看板猫に会いにいこう! 重要文化財「黒き猫」修理完成記念「永青文庫 近代日本画の粋―あの猫が帰ってくる!―」が11月30日まで開催中
近代日本画コレクションのなかでも不動の人気を誇る、菱田春草(ひしだしゅんそう)の代表作「黒き猫」。その修理完成を記念した「永青文庫 近代日本画の粋―あの猫が帰ってくる!―」が、東京都文京区の『永青文庫』で2025年11月30日(日)まで開催されている。TOP画像=重要文化財 菱田春草「黒き猫」(部分) 明治43(1910)年 『永青文庫』蔵 ※前期展示。
noimage
ピンチの連続を乗り切れ! 鈴木のりたけ「大ピンチ展!プラス」が10月8日~12月7日、立川『PLAY! MUSEUM』で開催
鈴木のりたけ氏自らが考案・制作した「ピンチ・エンターテインメント」で絵本の中を巡るように遊べる、鈴木のりたけ「大ピンチ展!プラス」の巡回展が2025年10月8日(水)~12月7日(日)、東京都立川市の『PLAY! MUSEUM』で開催される。TOP画像=(C)鈴木のりたけ/小学館。
noimage
国立は鳥の住処だったのか!? 「鳥」と名の付く地を巡ってみると……
国立の街を歩いていて、ふと気がついた。鳥の名の付く店や施設が多くない? それは「鳥」や「小鳥」だったり、さまざまな鳥類だったり……。そんな街なかの“鳥”たちを探し巡ってご紹介。この現象は偶然なのか、必然なのか?
noimage
古民家カフェにリノベーション横丁、山梨県韮崎市で出合った意欲に満ちた注目スポット【徒然リトルジャーニー】
四季折々に表情を変える山並みが迫る山梨県北西部の韮崎(にらさき)市。アクセスに恵まれ、登山拠点としても知られる地だ。これまでは山あいの地方都市と認識していたが、深掘りすると、意欲に満ちた面々が集う注目度の高いスポットであることに気づいた。
noimage
長野県小諸に広がるヴィンヤード。実りの丘に造り手集う“千曲川ワインバレー” 
川沿いにワイナリーやヴィンヤード(ワイン用のブドウ畑)が点在し、近年話題の“千曲川(ちくまがわ)ワインバレー”。その主要地の一つ、計十数軒が集まる小諸(こもろ)で里山のテロワールを感じる旅へ。里山だけでなく町なかにも楽しい変化が!
noimage
現地の写真を作品とともに展示する特別展「日本画聖地巡礼2025―速水御舟、東山魁夷から山口晃まで―」が11月30日まで、広尾『山種美術館』で開催中
2023年に開催され好評を博した「日本画聖地巡礼」展が2025年版として帰ってくる。作品と画題となった土地の写真を合わせて展示する特別展「日本画聖地巡礼2025―速水御舟、東山魁夷から山口晃まで―」が、2025年11月30日(日)まで、東京都渋谷区の『山種美術館』で開催されている。TOP画像=速水御舟 《名樹散椿》重要文化財 1929(昭和4)年 『山種美術館』蔵。
noimage
国立公園にある憧れの『奥入瀬渓流ホテル by 星野リゾート』で錦繍の絶景を! 大自然に包まれた空間で、心ほどける贅沢&癒やしのひととき
十和田八幡平国立公園を流れる奥入瀬(おいらせ)渓流沿いに立つ、唯一のリゾートホテル『奥入瀬渓流ホテル by 星野リゾート』。「渓流スローライフ」がコンセプトで客室、温泉、アクティビティなど、あらゆる角度から自然の美しさを感じられるのが魅力。この秋は日常をちょっと離れた国立公園の中で、心をときほぐす贅沢なひとときを過ごしてみたい。
noimage
庶民の町として発展した江戸の下町・深川で、山東京伝、松平定信らの足跡を追う。大河ドラマ『べらぼう』ゆかりの地を歩く【其の七】
都心のビジネス街は指呼の間(しこのかん)。日中はビジネスマンらしき出で立ちの人々も多く行き交う深川は、それでもどこか昔ながらの下町情緒が漂っている。ここは徳川家康が江戸の町づくりを進めていた慶長年間(1596〜1615)、摂津国(現・大阪府と兵庫県の一部)からやって来た深川八郎右衛門が隅田川河口を埋め立て、深川村と名付けたのが始まり。この地は明暦3年(1657)に起こった「明暦の大火」以後、日本橋や神田にあった貯木場が深川やその東側の木場へと移ってきたことに加え、大川(隅田川)と中川(旧中川)を結ぶ小名木川や仙台堀川などの運河による舟運ルートが確立し、大きく発展。そして膨れ続ける江戸の人口をのみ込んでくれた。今回はそんな深川で、この地と縁が深い『べらぼう』登場人物の足跡を追ってみることにしたい。江戸時代は庶民の町であった一方、郊外には風光明媚な風景が広がっていたことから、粋な人たちが別荘を構えた地でもあった。そんな面影も同時に追ってみよう。
PAGE TOP トップへ PAGE TOP 目次へ